もう一人の自分と会話することはありますか?
それは、自分自身との対話であり、独り言ではありません。
もう一人の自分、それはハイヤーセルフとも言います。
私達それぞれの意識の中には、自我を認識しない意識があり、自我を認識する意識があります。
そのため、自分の中に別人格があるような、別の自分がいるような、本当の自分がいるような、エゴがいるような。
ここでお伝えしたいのは紛れもない別の意識であり、別の自分、しかし自分であるハイヤーセルフです。
そんなハイヤーセルフと繋がる方法をお伝えし、もう一人の自分との関わりにある意味と理解の一助としてお役立ちできることを願います。
それでは、ハイヤーセルフと繋がる方法を見ていきましょう。
Contents
もう一人の自分はスピリチュアル

もう一人の自分とは?
ハイヤーセルフのことです。
Higher self(高次の自分自身)と英語です。
自分の中の信念体系の一つであり、魂としての意識の一つです。
もう一人の自分と言うと、自分の中に複数の人格があるような言い方のようですが、多重人格や別人格とは違います。
心の声と頭の声と肉体の声の違いとは別、本当の自分やエゴの自分とは別。
魂に含まれるもう一人の自分の意識のことです。
それが次元をまたいだ別次元、さらに今の自分より高次元であるのがハイヤーセルフです。
ハイヤーセルフとは自分の目標となる、在りたい最高の姿
ハイヤーセルフとは自分のことです。
ですが、今“自分”だと認識している自分とは別です。
今存在する私達は個々の意識を持って生きています、それが“自我意識”です。
そして、その自我意識を持って生きる上での次元概念があります。
地球は3次元と言われていますが、これは物理学の理解ではなく周波数としての宇宙の次元概念であり、意識状態にて一人一人の次元認識は変わります。それをスピリチュアルでは魂レベルとも言います。
地球に居ても3次元よりも高い意識を持ち、次元の周波数に合わせて高次の4、5、6次元…として存在する人がたくさんいます(私の理解では12次元まであります)。
自分の意識状態に合わせて、現状の自分より高次として存在するもう一人の自分がハイヤーセルフです。
次元が上がることは認識も概念も価値観も何もかもが自分の領域を超えます。
「越えたらどうなるの?」という感じですが、次元が上がることで俯瞰性が高まり、より広範囲で物事の認識が可能となり、余裕が生まれます。
それに伴って人間性としては、柔軟性・寛容性・自分の理解・他者の理解・物事の意味の理解が深まります。
それらによって起きる共通のことは“愛”が強くなることです。
愛とは自分や他者を俯瞰して余裕を持つことで抱く敬いと尊重、それによる成長への意識と共有にて育む気持ちのことです。
ハイヤーセルフは現状の自分では経験したことのない次元領域に居るため、想像できない愛としての温かさや優しさの敬いがあり、俯瞰性からの知性も知恵もあります。
それは今の自分が望む、未来の自分の在りたい姿、紛れもなく憧れる最高の自分です。
※ハイヤーセルフの詳細は、ハイヤーセルフとは何ものか?│守護霊とは違うアイテム的な姿の自分 をご覧ください。

ハイヤーセルフと繋がる方法

ハイヤーセルフと繋がるとは?
そんなもう一人の自分と繋がる・・・繋がる?!
「どういうこと?!」とだいぶ奇怪な話のようですが、次元が違えども、周波数が違えども同じ自分であることに変わりありません。
ハイヤーセルフは己の自我意識を持って別の人生を同時並行で生きています。
それは地球ではないかもしれませんし、別次元の地球かもしれません。
宇宙にある平行世界と時間と空間のない周波数域の認識にて世界が広がり、そこで同時進行で生活しています。
※次元域次第で認識も何もかもが違う人それぞれの生活があります
繋がるという表現は、魂の中で繋がることを意味します。
魂とは次元毎の自我意識を全て統括し、顕在意識や潜在意識、さらにワンネスの超意識とも繋がった“自分”です。
今生きていると、魂以上に肉体や脳の思考、そして心を主体に物事を認識しますが、その自分を大きく包むように魂に内包されている前提があります。
その魂の中には同じようにハイヤーセルフの自我意識も含まれるため、魂の中では常に繋がっています。
そのため、ハイヤーセルフと繋がるとは魂と繋がることを意味します。
そんな繋がる方法として、この内容の主旨を始めましょう。
ハイヤーセルフと繋がる感覚を知る
「ハイヤーセルフはあくまで自分」という前提理解がとても重要になります。
その自分は最高の自分ですので、「こんな私最高だね」と心から想える状態になっている時がハイヤーセルフと繋がった感覚になります。
あくまで感覚であることがポイントです。
繋がった時は自分が魂と繋がっている状態を意味しますので、魂の中に居ると認識する感覚があります。
その感覚は今の肉体と脳と心によって物質概念を生きている時には体感しにくいものですが、常に魂の中に内包されて私達は存在しているために普段から繋がっています。
魂とはワンネスと繋がる宇宙の一体化としての自分でもあり、魂と繋がっていてもそれを物質概念として認識することはできません。
そこで“心”があることで体感感受として自覚することができます。
わかりにくいので要約します。
ハイヤーセルフとの繋がり(魂との繋がり)は常にあるが自覚していない状態が今。
今の自分で自覚するために“心”を使用することで体感感受として、「こんな私最高」という感覚からの気持ちがある。
こういう具合です。
心は魂と繋がる通路の役目があり、さらに繋がりによる感覚を“心地良い、心地悪い”という気持ちに変換する機能があります。
ハイヤーセルフと繋がる感覚は必ず“心地良い”もの、ホワッ、フワッ、プニュ、ハヒ的なものです。
感謝を抱きたくなる感覚
ハイヤーセルフと繋がる感覚の心地良さは、魂との繋がりによる心からの体感がありますが、同時に自分の領域を超えた俯瞰性による、敬いの愛を持つハイヤーセルフを感じるためでもあります。
自分には考えられないような強い愛を持っており、わざわざ次元の低い自分と繋がってくれることには同じ自分としてのハイヤーセルフからの敬いがあります。
その敬いからの愛を感じることで、感謝を抱きたくなる感覚を認識することになります。
そのため、ハイヤーセルフと繋がる感覚には感謝を抱く気持ちがあります。
それではここから、ハイヤーセルフと繋がる方法の詳細を見ていきましょう。
ハイヤーセルフと繋がる方法①自分を確立する
ハイヤーセルフと繋がる方法は自分の確立です。
「この自分が自分かな?」と自問自答して、はっきりと一切の迷いなくYESの場合、既にハイヤーセルフと繋がっています。
しかし、自分ではない余念があれば繋がっていません。
言い方を変えると、自分のことを自分で認識することで繋がります。
しかし、自分のことを他者と区別・区分けして見出すことで認識する場合には、はっきりと「これが私だ!」とはなりません。
それはエゴの状態を表し、エゴがあることでハイヤーセルフとの繋がりを邪魔します。
エゴと自分を明確に区分けすることが繋がる方法です。
※エゴの詳細は、エゴが強いとはどんな感じ?│状態と特徴からわかる邪魔で大切な自分 をご覧ください。

ハイヤーセルフと繋がる方法②自分に嘘をつかない
二つ目の方法は、自分を確立するために必須のことでもあります。
自分に嘘をつかないことは、今の存在を一人にすることでもあります。
嘘をつくことで、自分の中でありのままに生きることに抵抗を作り、別人格で多重人格のように何人も作ってしまいます。
自らの意志を持ってあえて別人格を装ったり演技することは、遊びや楽しみでもあり、自分に嘘をついていないので何の問題もありません。
しかし、人によって関わり方を変え、キャラを変え、性格まで変え、家に帰ったら一体どれが本来の自分かわからないという場合には意志なく偽っている状態ですので、自分が何人にも分散されていきます。
ハイヤーセルフと繋がるためには魂の中に居る状態ですので、そこで存在するために自分の次元の自我意識は一つに明確にすることが大切になります。
ハイヤーセルフと繋がる方法③愛を理解する
「愛とは何でしょう?」と言われてわかる場合にはハイヤーセルフと繋がることができます。
愛とは自他を敬う気持ちでして敬いの気持ちです。自分を愛することや他者を愛することは心の認知が必ず伴い、経験にて体感することで愛を理解することができます。
誰かを愛することができる場合は、心を使用して人と関わることができることを意味しますので、その気持ちを持って自分を大切にすることでハイヤーセルフと繋がることができます。
ハイヤーセルフとは自分のことですので、自分を大切に愛することが方法になります。
※自分を愛する方法は、自分を愛する方法はスピリチュアルな自己中心|自分勝手とは違う認識 をご覧ください。

ハイヤーセルフと繋がる方法④内向的喜びの癒し
上述のように自分に愛を与えることでハイヤーセルフと繋がることができます。
その“愛を与える”とはわかりにくいものですが、自分を大切にするための効果的な方法が“癒し”です。
自分を喜ばせたり楽しませることも大切ですが、癒しやリラックスの心地良さを与えることが、ハイヤーセルフと繋がる感覚にとても近いです。
癒しとは内向的な喜びを意味します。私達人間には内向的な人と外向的な人がいます。
内向的とは自分の心の内側を広げて理解しようとする人間性を表し、外向的とはその反対で外側に向けて(他との関わりにて自分を)理解する人間性を表します。
内向的であることは心を理解し、自らのことを自ら認識することを求め、そのために刺激ではなく“癒し”を好みます。
癒しによってより自らの内側を探求するように理解を広げる意味があり、より魂の認知を知ることができるため、癒しにて自分を喜ばすことでの心地良さを感じる時にハイヤーセルフと繋がることができます。
心地良さを感じる状態が魂と繋がる心の体感感受ですので、その状態を頻繁に作ることでハイヤーセルフと繋がる状態になり、あとはそれをどのように認識するか次第です。
ハイヤーセルフと繋がる認識
癒しにて心地良くなっても、その時にハイヤーセルフと繋がっているのかどうかを認識しなければ、ただ心地良く終わります。
認識の方法は五感を使用する人もいますし、ひらめきや直感の人もいます。洞察による紐解きの人もいます。
「スイッチカッチーン、繋がった!」というものではないので、感覚の心地良さをキープして、あらゆる五感や感覚を静かに研ぎ澄まします。
私自身の理解からしかわかりませんが、五感として人物像が見える人もいますし、声が聞こえる人もいます。
さらに、においにメッセージや紐解ける理解が潜んでいたり、直感として何か伝えられたり、自分の認知方法が一人一人にあります。
私を例にすると、瞑想の際には日常会話のように己の中で話します。しかし、それ以外の実生活では思考認知による洞察として、ハイヤーセルフのメッセージやサインを紐解きます。
例えば、オレンジ100%ジュースを夜11:49に飲んだ時に、「あ、そういえば朝起きた時間は49分だった」となり49の数字の意味を調べているとyoutubeを開きたくなり、これまで見たこともなかった動画がおすすめとして出てきたので観てみると、今の私に必要な情報があったりします。
その際のオレンジジュースが100%であるかどうか、会社名や、ボトルラベルの色や文字など、あらゆる自分が認識したものに意味があり、物事の流れと意味から紐解く受け取り方もあります。
瞑想にて直接アクセスすることでメッセージをもらうことができますが、浮遊霊や低次に取り込まれたり、思考的に擬人化された思い込みのハイヤーセルフが作られることがありますのでおすすめはしません。
ハイヤーセルフとのコンタクトは周波数を変えることでも可能ですが、一人一人に自分の意識状態とチャクラの開きが関与するので、自分の確立や愛を知ること、癒しを与えることがハイヤーセルフと繋がる方法のおすすめです。
ハイヤーセルフと繋がるためのもう一人の自分

もう一人の自分と会話する
ハイヤーセルフと繋がる方法として私が思う最も効果的な方法があります。
それが、「もう一人の自分と会話する」と理解することです。
自分の中でそのように認識します。私は別の私と話すと。
「あんまり仕事しないでお金とか稼ぎたいよね~、何でそう思うのかな?」
「それは、やっぱそういう人間だからでしょ」とこれは自分と自分の会話、独り言です。
頭の声と心の声が会話することではなく、自分の中で自己解決や悩み解消するための思考巡りではなく、天使と悪魔の会話ではなく、偽りの自分としての会話ではなく。
完全に別の人と話すように会話します。そのためには自分を確立するという上述の状態が必要不可欠です。
その上で、「あんまり仕事しないでお金稼ぐにはどうすればいいかな?」
「それだったら自分の中で決めちゃえば良いよ、いくら欲しいか」
「なるほど、そうだね、チョコボール買えるだけあれば良いから、¥70×30日で¥2,100」
「いや、やっす!それだけでいいの?!」となれば自分の中での会話です。
ハイヤーセルフは自分の領域を超えた高次の概念であるため、押し付け、干渉、執着、思い込み、決め付けなどあらゆるエゴがありません。敬いと愛を持って接してくれるので、人それぞれですが私のハイヤーセルフだとこうなります。
「¥2,100ね、それだったら一日¥70円分お金が入ってくれば良いんだから、自販機の下でも散歩がてら除けばいいよ」と真面目に言ってきます。
またはお金の入ってくる流れや仕組みを私にわかるように、「それなら¥70円分の価値を自らの認識にある能力や知恵や情報から出してみて、はい今すぐはい」と言って、価値をお金に変換する方法などを教えてくれます(自らの口で発言していますが私の理解にないことを言います)。
高次の領域からあらゆる認識や過去と未来を把握した上で意見を言ってくれるのがハイヤーセルフですので、今の自分のことを理解した上での意見、考え、知恵、メッセージ、必要なことを伝えてくれます。
全く別人と話しているように一人で会話することで、ハイヤーセルフと繋がる方法になり、繋がるための認識を広げる練習にもなります。
実際にやってみるとわかりますが、できる人とできない人は明確に分かれます。
自分で受け答えを予想して思考しながらでは自分の中での独り言と同じですので、全く別人に話しかけるようにして会話が成り立つかどうかが大切です。
えぇ、ただのヤバい奴ですので、気楽にやってください。
ハイヤーセルフと繋がる目的を持つ
ハイヤーセルフと繋がるためには、「なんのために繋がるの?」への答えを持つことが大切です。
実際に心地良く癒されたとしても、「アへアへ~ハイヤー、何それー、何でもいいや~」と私はなってしまいます。
そのためにも、事前にどうして繋がりたいのかの“目的”を明確にします。
ハイヤーセルフとは自分の未来も過去も全てを理解していますので、現状の自分にとって必要な行動も熟知しています。
もし、「未来を教えて」と思っても、未来とは同時並行的に無限の未来があるので、今この瞬間の未来を教えてもらっても、1秒後の自分にとっての未来は同じとは限りません。
ハイヤーセルフは何でも知っています。何かの答えを求めた際は無限にある答えの中の一つを教えてくれているので、自分の認識や目的が揺らいでしまうと、あらゆる答えも未来もその瞬間に全て揺らいで全く別ものに変わります。
そのため、目的ややりたいこと、意志と信念を明確にすることがとても大切です。
その際は自分に嘘をつかず、「モテる方法を教えてくれ」と言ってやりましょう。
何でもいいんです。ハイヤーセルフとは自分ですので、どんなことにも否定や拒否をせず、敬いを持って関わってくれます。
ただ、エゴがあったら繋がれませんので、それをお忘れなく良い関係を持たれてください。
スピリチュアルなもう一人の自分 ハイヤーセルフと繋がる方法 まとめ

もう一人の自分であるハイヤーセルフは常に魂という統括的な自分の中に存在します。
それは、今の自分自身と同じようにです。
チームを組んでいるように宇宙に存在する私達一人一人の魂。そんな魂もワンネスという全ては一つである意識に半分顔を突っ込んでいます。
それはまるで私達一人一人がお空の星々のようであり、星々は宇宙の一部であるようです。
星々として個々が確立されることで、己の星という概念(自我)がなくなり、星である自分が宇宙になり、宇宙の中に小宇宙が誕生し、お互いが繋がり合います。
その宇宙の中にはもう一つの宇宙があり、それがハイヤーセルフです。中宇宙ですかね。
そのように、全てが繋がる中で周波数や次元の違いから見える範囲や認識する幅が変わるのが私達の世界であり、スピリチュアルな理解です。
一人一人の区切り、一部屋一部屋の壁はない地球という一つの空間に居て、区切りや壁を認識するのは一人一人の認識次第で自由。
区切りも壁もないと思えれば、もう一人の自分であるハイヤーセルフと繋がり、そこは既に完全なる自分である魂の中であることへの気付きとなります。
そんな不思議で楽しくおかしな世界が広がることにハイヤーセルフとの関わりがあり、もう一人の最高の自分と出会う機会があります。
もう一人の自分との会話、誰にも聞かれないようにお気をつけください。最悪病院に連れて行かれますので。
では、ハイヤーセルフと良い時間をお過ごしください。