対処・解消法

【悪口ばかり言う職場の特徴と対処法】言いたくなる心理と環境を知ると気楽

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嫌悪、恐れ、危惧、不安。悪口を言う人が周囲に多いと、なにかと心地悪く違和感を感じます。

特に職場は悪口を言う場所と言わんばかりのコミュニティ。悪口達者が人気者にまでなります。

私自身、職場では悪口を多用していた時があります。不思議なことに人が集まってきて楽しみます。

その後、一切悪口を言わなくなった私は気づきました。悪口を言わないと周囲に人が減ります、ポツーンと。

このことから理解したのは、職場には悪口を言う仕組みがあり、言いたくなる心理があること。

これらを知ることで関わりの対処ができますので、仕組みの詳細を見ていかれてください。

悪口にうんざりしている方へ向けて、改善するための一つのご参考になれば幸いです。

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悪口ばかり言う職場の特徴と心理

悪口ばかり言う人とは

悪口ばかり言う人には明確な特徴が見られます。

  1. エゴ
  2. 集団帰属への執着
  3. 恐怖への対処が独りでできない
  4. 自己受容と自己肯定ができない
  5. 承認欲求が強く、他者によって自分を見出す
  6. 自分を正当化して存在認知するために他を下げる

上述全てに共通するのは、「自分で自分のことを認識できない」特徴です。

悪口とは他の否定。起きるのが自分と他の優劣区分け、差の見出し、正否判断、良否評価、比較による空想ゲーム(良い悪いという空虚なルール浸かりの責任放棄)です。

比較することで自分が評価・判断する側になり、否定すれば自分が上の立場にいる気分になります。

自分と他を悪口にて区分けすることで自らを正当化して自己評価を保持し、他の存在によって利益(納得や満足)を得て、承認欲求を満たします。

自分を自分で認識しない原因を自覚しないように他に焦点や責任を置き、自分がなければないほどに悪口に走ります。

見方を変えると、自分があるのに抑制していればいるほどに悪口にて他責、自意識過剰、自己防衛過多に向かいます。

悪口とは他を下げて己を見出す生きる術であり、誤魔化して自らの所業を自覚しない方法。人間ならではの苦しみの対処と言えると思います。

悪口ばかり言う人とは、苦しみの対処に他者を利用する自分がわからなくなっている人。

 

悪口ばかり言う人が多い職場の特徴

職場に悪口ばかり言う人が多いと、自分のことしか考えない人が多い職場の可能性があります。

「自分のことしか考えない」とは、自分を知らないのに知ろうとせず、他と区分けすることで対処する様であり、二つに意味に分かれます。

  1. 他責で自己主張が強い人
  2. 他責で他律で自立がない人

集団環境で自分のことしか考えないのは、職場を自分のために利用している意味になります。

と言っても、過去の私がそうだったので一つ大事なことを理解しています。

悪口は独りで生きられない人にとっては、重要な苦しみの対処です。

強い人は独りでも集団でも生きられますが、弱い人は集団に限られます。

悪口を癖のように多用する人や、悪口に敵意や攻撃性を込めて相手を下げることにフォーカスしている人ほど、驚くほど脆く、自分を強く見せようとします。

※相手に恐怖を与え、その様を見て喜ぶために悪口を言う人もいますが別枠です。弱くはないのに弱い振りをし、危険思想を持つ傾向があります。

悪口ばかり言う人は脆く、孤独を恐れます。この苦しみの緩和になるのが職場です。

 

悪口を言いたくなる職場心理がある

仕事である企業や組織はコミュニティやユニットなど集団結束にて一つを構成するため、集団帰属が基本ベースとしてみな一様に集結します。

職場は集団帰属。孤独を恐れる人にとっての安泰場となります。

集団によって成り立つ環境であればあるほど、規律や規範を主張できる環境であればあるほどに集団であることは利益となります。

人間の営みを作る上で大切な環境となり、安息の地にもなります。

喋り場は悪口場、結束の仲間作り場、しもべを作る自己主張場。

集団帰属の巣窟たる場所は、自分がわからなくなっている人にとっては苦しみを対処する最適な環境です。

 

悪口ばかり言う職場とは仲間づくりの場

悪口は独りで生きられない人の苦しみの対処になりますが、特に着目したい意味が別にあります。

仲間をつくれることです。

悪口を言う程度ですと集団帰属。

悪口ばかり言うと集団帰属の中で主導権(または居場所の確保)が確約されます。

悪口とは集団生活の中ではおそらく自然な行為。人の意見を聞いて寛容に受け入れられる人は少数ですので、悪口を言うか否かは集団での恩恵を得るか、個人として生きるかを分ける選択にもなります。

 

職場で悪口を言うと人気に、悪口を言わないと孤独になる

私の経験では、少しばかし口達者だった時、悪口やトゲトゲした話をすると人が多く集まってくれました。みんな楽しそうに参加してワイワイしていました。

しかし、一切悪口をやめると起きたのは孤独。明確に起きました。

集団帰属への恩恵に喜びを感じなくなり、孤独を好み、悪口にも参加しないので周囲からすればつまらない人だったと思います。

両者の合意がないので関わりがなくなるシンプルで明確な現象でした。

集団である職場ではおそらく悪口を言うのは自然です。

※悪口の効力については、悪口を言わない人の心理と友達が少ない関係性│無関心と怖さは特定の人を離す をどうぞ。

 

悪口バロメーターが表す心理

悪口をどれほど使用するかによって、集団と個に対するバロメーターが変わります。

悪口バロメーターと称します。

悪口バロメーター
  1. 悪口を言わない…個を尊重して集団とバランスを取る
  2. 悪口を言いたくない…個を主張して集団帰属がなくなる
  3. 悪口を言う…集団帰属を主体にし、個の認識を学ぶ
  4. 悪口ばかり言う…集団に執着し、個では生きられない

※悪口を言う・言わないで、[個:集団]の認識割合に影響が及ぶ

職場以外の環境では話が変わりますが、集団帰属地での心理が働くために、「悪口を言いたくない」が職場では最も浮く状態と考えられます。

おそらく学校で教わる道徳とは違うことを言っていますが、悪口は私達人間という未完成で成長を育むことで構築されていく生物にとっては、重要な共存方法の一つという見方です。

 

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職場で悪口ばかり言う人の対処法

対処ポイント

対処で最も重要なことは、「悪口ばかり言う人の何が嫌なのか?」の明確化です。

悪口ばかり言う人の嫌な点
  1. 人の悪口を言いたくない自己ルールへの反発による嫌悪
  2. 悪口を言いたい自分が出てくることへの反発
  3. 悪口を聞かされることでのトゲトゲ痛、心苦しさ
  4. 自分が悪口を言われる可能性への危惧、不安

人それぞれに嫌な点があると思います。

明確にしたい理由は、自ら悪口への嫌悪を作っていることで苦しむ場合があるためです。

ルールNo,1 「悪口を言ってはならない(言いたくない)」

このルールがもしある場合、撤廃をおすすめします。

撤廃すると上記、【①人の悪口を言いたくない自己ルールへの反発による嫌悪】【②悪口を言いたい自分が出てくることへの反発】は解消されます。

悪口を言う人に「悪口やめろ」と言うのは、羊に「雑草食うのやめろ」と同じ意味を持ちます。

悪口ばかり言う人の対処は、相手を変えるのではなく自らを変えます。

対処ポイントは、如何に悪口の影響を受けないか。

言うか言わないかは別として、「悪口は悪いものではない」という認識が自分のためになります。

これを前提に対処法を見ていきましょう。

 

悪口ばかり言う人の対処法①:俯瞰して内側を観る

対処法の一つ目は、悪口を聞くだけで感じる痛み苦しみの解消です。

悪口を言う人の中には攻撃性を持って敵意剥き出し、他を否定し悪、負、下、劣にする狙いを強めます。

悪口ばかり言う人は対象を誹謗するだけにフォーカスしているのではなく、周囲に聞かせることに意味があります。

聞いているだけで周囲に嫌悪を与える影響力があります。

この悪口に対して心苦しく感じる人は悪口に対する免疫がなく、防衛方法がわからない状態。人一倍苦しくなり心の痛みを伴います。心が綺麗な人の特徴です。

この対処は俯瞰した目線を持つことです。

悪口ばかり言う人の詳細、自己喪失者、自分を見出すために、苦しみの対処のために、独りで生きられないために悪口を言うと把握すると、自然と線を引いて対象を捉えるようになります。

俯瞰して観るのは悪口を言う人の内側、内情、心理です。

悪口を言う人の目的に合わせないために、悪口を言っている顔、感情、エネルギーなどの外側に表現している情報は認識しないようにします。

外側は無視して内側を観ます。内情にある孤独や苦しみの対処や心理にフォーカスを向けると、相手の目的を交わすことができ、悪口から受ける痛みや苦しみはなくなります。

※愚痴ばかり言う人の詳細理解は、【愚痴とは無知】愚痴ばかり言う人のスピリチュアルと心理 をご覧ください。

 

悪口ばかり言う人の対処法②:相手の影響に飲み込まれない

二つ目の対処法は、自分が悪口を言われることへの危惧、不安に対してです。

方法は悪口を言っている人々に飲み込まれない、影響をもろに受けない状態にします。

「私も悪口を言われているかも」と不安になる場合、既に相手の影響に飲み込まれている合図となります。

「私も悪口に参加しないとかな?」となる場合、自分が瞬く間になくなってしまいます。

相手の影響に飲み込まれないためには、はっきり線引きして自分を持ちます。

仕事場は仲間作りの場ではありませんので、悪口ばかり言う人々の存在が良き影響として、自分との区分けをさせる材料になります。

※悪口を気にしない方法は、【悪口や陰口を気にしないメソッド3選】一瞬で気にならなくなった体験談 をどうぞ。

 

悪口ばかり言う人の対処法③:同情と共感理解

上述の対処法②の自他を区分けする実践となるのが、同情と共感の理解です。

同情すると相手に飲み込まれます。
共感すると自分を明確にします。

対処法は共感することです。

同情とは悪口を言う人の感情に自分をシフトし、自らを他の空間に入れ込める状態。相手と同調するので自分がなくなります。

共感は自らを保持したまま相手を認識するので自分がなくなることはなく、相手と自分の区分けを作りながら相手に近付きます。

共感するためには自分のパーソナルスペースと相手のパーソナルスペースを共に理解することが重要で、他者を含めると不快に感じる領域を把握すると役立ちます。

共感しながら悪口を多少なりとも挟むと、個と集団のバランスを作ることができます。

※同情と共感の詳細は、エネルギーを奪う人の特徴と真意│人の幸せを奪うこと をどうぞ。

 

対処の重要点

重要点は同調影響を受けない工夫です。

悪口を言う人に飲み込まれるのは、自分がない人に飲み込まれる意味ですので、集団を盾にした保身に乗ってしまう可能性があります。

悪口を用いる影響力は、「集団である優位性(仲間外れにできる力の誇示)」「いつでも否定できる恐怖の揺さぶり」「独りでは生きられないでしょ?」という心理による同調狙いです。

これに揺さぶられる人は、悪口を自らも使用しながら、共感を学ぶ機会として関わりを活用すると自己成長に繋がり、いずれ何の揺さぶりも受けなくなります。

対処の重要点は、同調影響を受けないための自己の確立と、相手を理解する俯瞰性です。

※職場の嫌いな人の対処は、職場の嫌いな人には話さない?対応は無視以上に距離感創作がおすすめ をどうぞ。

 

悪口ばかり言う人の職場 まとめ

私達の住む日本は、集団帰属意識がとても強いと思います。

集団帰属を重んじると規律や規範を守るために、敬語や年功序列や上下関係が大切なルールになります。

そんな国でさらに集団にて構成されるのが職場です。

集団帰属はとても大切ですが、もし偏ってしまうと起きるのは自己喪失、他律、他責、敬いのない執着。集団を利用する人が現れ、仲間作りをするために集団心理と意識から派生するように悪口を使用します。

悪口を多用する見失いの暴挙にもなり、苦しみの対処となる集団維持法でもあります。

悪口とは大切なものですが、悪口ばかり言う人はバランスを崩した状態です。

個の認識がなくなると集団へのすがりが生きる術になってしまうので、悪口を如何に理解して活用するかが、個と集団のバランス創作に繋がります。

悪口は悪いことではない理解をし、職場での関わりに応用できれば、人それぞれに見合ったバランスと対処法になります。

どれだけ社会という集団の中で生きていようと、前提として個々に生きている状態があるので、両方を忘れないためにも悪口を活用していきましょう。

そんな考え方が対処にお役立ちできれば幸いです。

悪口ばかりの職場に喝。
だけど職場に悪口は付き者。

バランスですね。

それでは、職場で悪口ばかり言う人の対処についてのお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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