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【報われない人生に疲れたからこそわかる】頑張って報うか報わないかの違い

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完璧な社会、崇高な人間、華麗なルール。

欲望満ちるどぶ川、ポンコツの域を超えた生態、良心的な破滅のルール。

何が真実かわからない、ギャップが広がる私達の認識。その一つにこんな言葉があります。

「努力は必ず報われる」

どれだけ真面目に頑張っても成果がでず、疲れ果ててしまうことがあると思います。

報われない人生に疲れた時、実は真実を知るチャンスかもしれません。

それは、頑張ったからこその特権であり恩恵。

ここでは、頑張っても報われない根本的な原因と、報われる仕組みを見ていかれてください。

  • 頑張っても報われないのはなぜ?
  • 報われない人と報われる人の違いとは?
  • 報われない人生に疲れる利点とは?

これらを紐解き、「頑張るからこそ頑張らないことができるんだ」と知っていただく内容となっております。

報われない詳細は、人生を謳歌するための本当に重要な理解だと考えます。

認識を深めるための一つの考え方となれば幸いですので、自己内部の洞察を始めましょう。

報われない人生に疲れた

頑張っても報われない原因

努力や頑張りとは定義が難しいもので、何を持って頑張っていると判断するかが、理解を深めるポイントになります。

自分以外の他との比較

これしか判断する方法がありません。

「私はあの人より勉強した」「社会の常識と比べれば努力している」「他国とは違って真面目にやった」

この瞬間に、あることが決定します。

頑張った自分を報いることができるのは、自分のみ。

頑張っても報われない原因と考えられるのは、自分以外の他によって報われようとしているからです。

 

報われる信仰

努力や苦労に見合った成果を得て報われる時、「期待が叶った」と思うかもしれません。

反対に報われない時、「期待したようにならない」と思うかもしれません。

報われるかどうかが他次第の前提では、努力が実るために期待します。自分がどれだけやってきたかを自負して、利益を待つスタンスができます。

知らぬ間に信仰が始まります。

現実として起きるかどうかは事前にわかりませんが、「常識では、決まりでは、ルールでは、通念上は、これまでは」と信じる材料を集め、「報われるものだ」と思いたくなります。

例えば、私が会社員だった時、給料を上げたくて真面目に働いていました。

ある国家資格を持っていると手当が付く。会社は資格取得を推奨しました。

私は一人で勉強して資格を取得しました。が、手当てが付くのは役職者のみ。

役職者は弁護士付きの勉強会まで設けられ、業務中であるにもかかわらずそちらに何度も参加。

結局私は何の手当もなく、勉強会も参加させてもらえず、資格登録して利用だけされて終わり。

私には報われる信仰がいつの間にか起きており、自負して、他に期待して、思ったようにならないので憤っていました。

信仰は人それぞれに大切なものですが、気づかずに信仰していると、無意識に他への期待と言う名の執着が生まれ、あることが起きます

自分軸だと思える他人軸

自己世界と現実のギャップ。見ているのは現実ではなく、自己都合の世界になります。

他の常識やルールや社会性に従って利益を得る場合、根本的に報われるかどうかはその他次第となり、利用やコントロールされたり、好き勝手に翻弄されてしまう可能性が高まります。

※真面目な人が報われない理由は、【日本的真面目さの落とし穴】真面目な人ほど損をして報われない仕組み をどうぞ。

 

「頑張り=頑張っていると思いたい」に変化

自分の思っている(思いたい)世界と、実際に存在する世界にギャップが増えると、二つの道が表れます。

  1. 他に従う道
  2. 目的を見失う道

①は、「これだけやれば、これだけの成果が与えられる」「これが上、高、勝、優」という他の価値観やルールに基づく活動。

「1日16時間勉強すれば努力と呼ぶ、それだけ頑張れば他者よりも優れた恩恵がある」と誰か他者、社会、文化、習わし、噂に従う状態。

ルールに則り、真面目に言われた通り以上のことをして、頑張っていると思えるようにする行動。

大切な行動規範ですが、頑張っていると思う(思われる)ことが活動目的に成り変わる可能性があります。

知らぬ間の待ちスタンス、他人軸です。

 

他に従う頑張りを続けると、目的を見失って疲れる

他のルール枠「上・高・勝・優」を狙うために頑張り続けると、いつの日か目的を見失っている自覚が起きます。

他を基準に比較して自らを見出す頑張りは、行動すればするほどに他人軸が強固になっていき、自己世界と現実のギャップはどんどん広がります。

思考と行動にもギャップができ、なんのために頑張っているのかわからなくなる可能性もあります。

自己内部のギャップによって自分がわからないと自覚する時です。

非常に疲れます。

燃え尽き症候群にも似た感覚があり、喪失感もあります。

自己内部のギャップは、アイデンティティクライシス(自己不一致)とも言い、疲れた場合には休息が必要です。

 

『自分を知りたい方へ』

自己理解は知識の習得だけでは本質になりません。
経験と実践を含めて理解がより深まるため、機会をここに提示します。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※自分を本当に変えたい方のみご活用ください。

頑張っても報われない人と報われる人の違い

頑張っても報われない人と報われる人の決定的違い

違う点は一つ。

「自分で報いる(報う)か否か」

  • 報われない人は、自分で報わない
  • 報われる人は、自分で報いる

※[自分で報いる=他をしっかり認識する]という意味が潜みます。

 

報われる人は自分で報いる

自らの努力や苦労による成果を自らもたらす」のが、報う行為です。

他者との関わりで生きている私達は、成果を得るためには価値を与え、他から見返りや対価を貰うのが基本ベースですので、自らを報いるのは困難です。

しかし、自らを報いることは、努力や苦労の自覚を意味し、報いることができます

「私は何をどれだけしてきたか知っている」

「私はさんざん努力してきたんだぞ」という自負ではなく、行為の目的と結果を理解して認めていることです。

「年間100万円貯金するために、毎月83,334円貯める」
「今月は貯まったぞ。今月は500円足らなかった」
「金融系の国家資格を取得して、チームのみんなが困らないようにマニュアルを作る」
「マニュアルは作ったけど、あまり使い勝手がよくなさそうだ」

自分を報いる人は自らを行動させる目的、行動によって起きる結果を随時認め、着々と次へ進んでいきます。

目的と結果を認めることは、プロセス、変化、失敗、成功など、起きたことと向き合って、明確な経験と記憶にする意味です。

素振りを一日1000回するプロセスで、「これだけやるとこれだけ疲れるんだ」「ここに筋力が付くんだ」「腕が重くて、逆にバットコントロールが難しくなるなぁ」などと理解します。

自分を報いるためには、自分が何をして、何をもたらし、何を得ているかを認識する必要があり、頑張って報われる人は行為の自覚を無駄にしません。

 

報われる人は他をしっかり認識する

自らを報いるためには、自己行為の自覚だけではなく、さらに重要なことがあります。

他の認識です。

自己行為によって起きるのは、自分の変化だけでなく、他者に与える(または与えられる)反応、価値、影響です。

例えば、部署内で誰よりもノルマを達成するために頑張るモリ子さん。

あれよこれよと仕事をこなし、同僚や部下の仕事までもササッと片付けてしまいます。

この時、仕事を手伝うことで同僚や部下に変化を与えます。

もしかしたら、「ちぇ、仕事なくなって暇になっちゃった」と思っている部下がいるかもしれません。

「ラッキー、あの人がいれば楽して仕事できる」と怠惰に浸かる人、能力退化する人、逆に手伝わないと愚痴を言うようになる人、すごく感謝する人、いろいろな人がいます。

一人だけ仕事が早いことでチーム内の統率ができず、上司から嫌がられたり、会社としての業績を上げる価値になったり、頑張る結果として何が起きたかはしっかり他を認識して初めてわかります

素振りを頑張ったのに全然ヒットにならないので、次はピッチャーを理解して練習するのと同じで、自らの成果を得るためには自分だけでなく他も理解する必要があります

頑張りが報われる人は、自他両方に起きる行為の結果をしっかり経験として認め、記憶にします。

頑張って成果が上がらなければ失敗を認め、周囲に影響がなく、価値になっていないことを理解し、改善するために工夫を加えて、再度目的を明確にして行動。

これを鍛錬と言います。

「ここで仕事を手伝うと、課長は仕事しずらそうになっているな、部下が怠けてしまったな」と他を認識。

頑張る意味や方向性を随時見つめ直し、微調整を繰り返し、失敗と成功を繰り返しながら努力し続けた時、最終的に報われます。

 

報われる人は頑張らない

「他の認識」が特に重要になる、自ら報いる方法。

認識が自分だけ、または他に従って無自覚の場合、自分で報いることが難しくなり、報われるかどうかは宝くじに当たるかどうかと似てきます。

認識が内にこもると、頑張る行為は猪突猛進になりやすく、改善を加えて価値を変えたりと、頑張り方を見直しにくくなります。

頑張りが、「頑張っていると認めて欲しい」と主張する形になることもあり、具体的に何を作り、何を得て、何のために頑張っているのか、目的を見失います。

報われる人は認識がフワッと広がって内から外に飛び出し、「どれだけ他に影響や価値を与えられている?何が価値になる?どれだけ同僚に、部署に、会社に、社会に役立つ?」と他がフォーカスのメインになります。

思い込みではなく他をしっかり捉えるために、軸を持った上で目を向け、他側の立場や思考になり、気持ちを配慮し、寄り添うようになります

鍛錬によって失敗、調整、失敗、調整を何度も何度も繰り返した暁に、頑張るスタイルが自分ではなく他をメインにした目的となり、せっせと汗をかくとは違う、「相手、社会をどれだけ理解して、価値を作れるか」という頑張りになります

たくさん業務をこなすのではなく、ポンッとスイッチ一つ押せば全て片付く、なんてことが努力や頑張りの形で、楽している印象となります。

自らを報いる結果、これまでのように頑張らないことが報われる要因になります。

 

報われない人生に疲れるからこそわかる大切なこと

頑張ってから頑張らないと報われる

頑張れば報われる、日本ならではの精神美徳。

素晴らしい価値観であり、理想を目指すための道しるべになると思います。

しかし、実際に自らを報いるのは自分でありたい、というのがここでお伝えしたい考え方です。

自らを報いるためには、目的と結果をしっかり認める自覚が重要であり、他に与える影響や価値、他から与えられる変化など、他の認識を深めることが方法になると知っていただきました。

これは、「努力の成果とは、自らが他にどれだけ価値を与えているかである」を把握し、より価値を与えられるように失敗を活かして調整することを意味します。

頑張りが報われるポイントは、どんな価値を誰にどれほど与えているかの自覚。

価値を貰うのは他なので、認識する矛先は自ではなく他です。

他をしっかり捉えるために、捉える基盤である自を知る必要があります。

自を知らずに他を捉えることもできます。しかし、これほど脆いものはありません。

一時的に報われることはあっても、遅かれ早かれヒビが顕著になり、不利益や恐怖心への免疫がないと他に執着するようになり、自を知るのが遠ざかります。

報われる頑張りとは、頑張って疲れるほどの失敗と調整の繰り返し、の先にある頑張らない頑張りです。

頑張らない頑張りのためには、猪突猛進で頑張り続け、人生に疲れるほどの経験が物を言います。

こんなに重要な経験を活かさない手はありません。

 

これまでの頑張りを活かす方法

経験を活かしましょう。

方法は、自分を報いる(報う)。

報いるためには、これまでの頑張り(経験)をしっかりはっきり認識し直すことが大切です。

頑張ってきた努力を労います。

どれだけの行動をして、変化を作り、影響を与え、価値となり、貢献し、恩恵となったか。

行動はどんな意味があり、どんな目的があり、どれほど目的に近づけたか自覚し、苦労した自分に感謝し、慰労します。

自分を報いるために活用的な材料が、失敗経験です。

「目的なく、言われたままに頑張っていたから、どんな価値になっていたかわからない」となっても、これこそが価値になります。

これまでの行動に価値がなければ、違う頑張りに方向を切り替えられます

「自分が頑張ったと思うだけで、周囲には全く評価されてなかった」とわかれば、そのやり方では影響や価値にならない、と他を認識する経験になります。

あらゆる経験には時間と空間の概念がありません。

考え方や捉え方を変えるだけで、50年前の記憶でも今の自分のために活かせます。

※頑張り癖の活用方は、自分を追い込む癖は使い方次第で最高。我慢癖と頑張り過ぎのアイテム化 をどうぞ。

 

報われるための最重要ポイント

過去の頑張った経験を活かす自分の報い。

最も重要なのは、あらゆる経験をプラスの利益だと認めることです。

失敗した経験を思い返して、「あぁ、なんて無駄な時間にしてしまったんだ」ではなく、「あの失敗があるから今こうして調整する目線を持てるんだ」

「あんだけ頑張って試験に落ちたから、こうして違った見方を培えたんだ」

これはポジティブ思考になるのではなく、自分軸です。

自分軸は自分の意見を持たせてくれます。

自分の意見とは、他の常識やルールに従った価値観縛りではなく、完全に自由な物事の理解であり、認識から溢れる表現です。

「私の腕からコーヒーの香りがするのは、小さい頃に頑張って檜風呂に入り続けたからだ」

「学校の授業がつまらなくて、いっつも紛らわしに考えていた数字遊びが、私の計算能力を高めた」

「文字がチリ毛に見えるほど勉強したから、今ではゲシュタルト崩壊しないんだ」

「頑張ったおかげで今がある」ことに利益を見出せると、過去の経験を活かした自分の報いが加速します。

後は調整して再度行動し、失敗して調整することを繰り返すと、今あるもので価値を作り、他に価値を与える頑張りになります。

これが、頑張らない状態です。

頑張る経験があるからこそ、「本当にこれだけでいいの、楽過ぎじゃない?」と思えるほど気楽な人生作りが進んでいきます。

 

頑張っても報われない人生に疲れた まとめ

私が海外を旅していた約五年間、あらゆく国々のさまざまな人々と関わる機会がありました。

「仕事しないでも旅してられるよ」
「一日数時間パソコンカタカタすれば、お金は入って来るよ」
「好きなことしかしないけど、結構自由に生きられるよ」
「この旅も仕事みたいなもの、なにしてもいいんだ」

色々な人がいました。

たくさんの経験を経て、何度も失敗を繰り返しながら調整して、頑張りが報われた人もいれば、報われない経験を知らず、お金を得る仕組みを作って気楽に生きている人もいました。

報われない経験をしているか否かは、関わるとはっきりした違いがあります。

自分があるかないかです。

自分がいなくなるような、目的を喪失する報われない経験をしている人は、改善によってはっきりと自分を見出す過程を経ていました。

自分がなくなるほど頑張った人だからこそ、自分をはっきり認知する段階を経る。

他に従ってでも何でも、無我夢中で頑張ることは、自分をはっきり捉えるための前段階です。

人生に疲れるほどの頑張りは、今のやり方では歯車が合っていないことを表します。

経験した記憶は、考え方次第でいつでも利益や改善材料になります。

休息した後に、頑張ったこれまでの利益を自ら認め、認識を他に向けると良い塩梅です。

価値を与える努力は必ず報われます。

なぜならば、価値を与えられるとお返ししたくなるのが私達人間の心であり、精神だから。そんなシンプルな仕組みです。

報われない原因を知り、改善へ向かう一つの考え方となれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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