『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
・専門的に人を癒し、サポートしたい方
著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※本気で人生を変える方専用。
「すまぬ、許せ、ズバッ」と切り去る200年前。
現在では口を結び、切るものは精神的繋がり、シーン。
怒って暴れる人をこの世ではサルと呼びますが、知性を持つ人は怒りを自分なりに変換して使います。
そんな使い方の一つが、無視。
無視を選ぶのは優しい人。
優しい人がどうして怒ると無視するのか、理由があります。
ここでは、怒ると無視する『優しい人』に焦点を当て、内情理解に迫ります。
- 優しい人が怒った時に無視する理由を知りたい
- どうして優しい人は切り捨てるのか考えたい
無視する内情を紐解き、「この優しさとは〇〇なんだ」と知っていただく内容となっています。
一つの人間理解としてご参考になれば幸いです。
Contents
優しい人が怒ると無視する理由4選
優しい人が怒ると無視する理由①:切り捨てる
一つ目は、切り捨て御免。
切り捨てると決めた時、無視します。
スパッと行くので怒らせたら終わり、もう関わることもありません。
相手に期待も興味もなく、関わる意味も必要性もなくなった、もはや迷惑とも思えてきて、無視。
プンプンではなく無、スー、シーン。
「どうでもいい、もう、いいんだ、フフ」となんだか穏やかな顔。
「この人に私を、知性を、エネルギーを、利益を、与える必要性も意味もない」
堪忍袋の緒が切れた状態であり、怒るに至るまで長いストレスや我慢の積み重ねがあります。
切り捨てるのは消費と浪費、裏切られや不信を抱く出来事が積み重なっており、静かに怒らず見守り続けていたプロセスがあります。
相当我慢し続けており、待ち続けており、忍び続けており、自らの時間や労力を消費してきたにもかかわらず、ちゃぶ台を返された暁に怒ります。
「もう、これだけやってきたのになんなんだよ!」ではなく、「へー、そうですか、スー」
この優しい人は思いやりがある人とは違い、断れない性格、自分も他者も傷つけたくない、流れに逆らえない結果人と関わることが多いです。
一方的に利用される、我慢ありきの関係性、常に優しい人が損をしているなど、関係性が一方通行の傾向があり、我慢の限界が来たら無視して切り捨てます。
※切り捨てる詳細は、【優しい人が縁を切る明確な理由】切らなければならない条件付き人間関係 をどうぞ。
優しい人が怒ると無視する理由②:許せないけど許したい
二つ目は、怒って許せなくなると無視します。
離れるのは数日、数カ月、または数年かもしれません。
切り捨てる人の優しさと同じですが、違うのは、より怒った相手を大切だと想っており、許せない気持ちを抱きます。
許せない気持ちは怨恨や呪いにもなる悪の気持ちです。
怒りの発散とは違い、怒りの発散は攻撃、排他、支配といったエゴの意図。例えば、怒鳴って怖がらせて言うことを聞かせるように、発散することで相手を自分の思うようにします。
「許せない」となる場合はエゴではなく、悪、いわゆる愛です。
※愛とは悪も含めて成り立つ
悪とは強烈な拒否したい気持ちであり、怒らせた相手を突き放したくなります。
しかし、そこは優しい人。
相手を傷つけてしまうので突き放さずに自ら離れ、許せない気持ちを対処して昇華するために、自分のことは放っておいて欲しくなります。
結果、無視します。
一時的に一人の時間を欲したり、離れて全く連絡を取らなくなりますが、許したい気持ちがあるからこそ切り捨てず、放ってもらうことで自己対処し、戻れる日を待ちます。
戻る時間が短い人ほど、知性豊かで自己対処が上手、自己制御できて忍耐力の強い特徴があります。
優しい人が怒ると無視する理由③:怒る自分が嫌い
怒りそのものが苦手であるために無視する人もいます。
過去の傷、トラウマ、コンプレックスに起因し、生育環境や育ちの経験がシコリになっています。
そんな怒りを自分が生み出して発するなんて、冷蔵庫に100年間置き忘れた饅頭を喜んで食べるような、妖怪になってしまう気色悪さを感じます。
なんとしても怒りたくないので、怒る自分がいれば見て見ぬふり、「いない、こんな私はいないんだ!」
怒る自分を存在させたくない気持ちがあり、怒る自分がいれば自分の顔や腹を殴って抑えようとするなど、自虐的な一面を持ちます。
目を瞑って、「違う違う、これは私じゃない、いないよ、夢だから」
これは本当の意味での無視。
怒らせた張本人がいても綺麗さっぱり、まるで存在していないかの如く自分のことで精いっぱい。
しかし、優しい人ですので全くそんなつもりはなく、自分に集中しすぎて認識が狭くなり、無視になります。
心がとても繊細で、感受性も鋭い、とっても温かい心を持っていますが、人間嫌いや人間不信になりやすい優しい人です。
ちなみに、怒る人そのものが嫌いであるため、目の前に怒る人がいればそれも見たくないのでいないものとするか、「変な顔してる」などと別の点に着目してはぐらかす傾向があります。
優しい人が怒ると無視する理由④:ふてくされ
最後の理由は、ふてくされて無視します。
実際は優しくありませんが、無視する一つの例として挙げておきます。
自己表現をしない(=真意を隠す)ことでかまってもらえる観念があり、演技による無視を使って注意を引きます。
子供に多く、精神未熟、メンタルの弱さ(育んでいない)が目立ちます。
気に入らない、思い通りにならないから怒ることが多く、自分でなんとかするのではなく他者になんとかしてもらいたいので、無視を主張してプンプンとほっぺを膨らませてどや顔します。
他責で依存心が強い。
周りがなんとかしてくれる、機嫌をとってくれる、甘えさせてくれると思っており、人そのものの内面をしっかり見ず、外面ばかりを気にする環境で育つとこうなります。
幼稚な印象を持たれやすいですが、本人は嫌なことをされた認識があり、「わかって欲しいのに誰も私をわかってくれない」という葛藤もあり、ナルシシズムが暴れている表現でもあります。
本質的に心は愛で満ちている素敵な人ですが、誰かに満たして欲しいエゴ意識が強く、メンタル保護と損害回避狙いにて控えめに主張する、「無視してるよ、かまってよ感」が方法になります。
人との関わりは常に演技がかっている人。
メンタルが弱く、思い通りにならないと攻撃的になり、人間関係は利用し合いが主体となります。
相手が自分の思うように動いてくれれば、自分も相手を喜ばせてあげようとする気持ちが強く、さらに控えめで公衆では優しい人を演じます。
ちなみに、結婚する(逃げられない条件がある)とモラハラや人を顎で使う人に豹変するタイプです。
以上、優しい人が怒ると無視する理由でした。
※無視する心理は、怒ると無視する人の心理と対処法│感情表現の孤独さと独りよがり をご覧ください。
優しい人が怒ると無視する真意
怒ると無視する人の優しさとは?
怒りとは強い発散エネルギーであり、攻撃性と影響力がある
怒りの性質
怒りは発散エネルギーであり、[動、発、凸]の性質がある。
これは男性性質と同じ。
発することに意味があり、活力にも循環にも、躍動の火種にもなります。
大いに怒鳴り散らす人ほど、怒りのエネルギーを自分のために使うことができ、周囲に迷惑をかける副作用が後付け。
怒って無視する場合、怒りの性質は全くもって活きません。
むしろコロします。
性質を抑え付けると、「自分のため」はなくなりますが、「周囲への迷惑」もなくなります。
周りへの配慮、迷惑をかけない、否定されないといった防衛意識は、自分の喜びやポジティビティ以上に、不利益を与えない“お控え”を優先します。
損害回避とも過剰適応とも言い、人によっては律儀と義理でもあります。
誰か対象を想った思いやりとは違い、他者に迷惑や不利益を与えない優しさです。
全人類共通で最も愛する対象は自分であるため、遅かれ早かれ疲弊やストレス、精神圧迫やメンタル崩れが起こり、「これ以上は無理だ」となったら無視することになります。
故障した飛行機が墜落する前に、「ここまでがギリギリだ!」とパラシュートで脱出、ピュー。
そんな怒りの性質に着目すると、無視する優しい人にはいくつかの性格が見られるので、自己理解にお役立てください。
怒ると無視する優しい人の性格①:無にする
物事をなかったことにできる性格。
怒りを発散せずに留めることは、自己犠牲(または自己撲滅=)の精神を意味します。
上手に昇華する必要があり、それができない場合はシンプルに病気になります。
優しい人は昇華している人もいると思いますが、多くは在るものを無くすことで対処しています。
[在る→無い]にする働き、存在抹消の力、ブラックホールです。
ネガティブな捉え方では、否定、批判的、非賛同、Noが多い、嘘付き、誤魔化し癖。
ポジティブな捉え方では、想像力、演技力、自己世界、執着しない、切り替え上手。
無にすることは使い様で良いも悪いも変わり、嘘が人を笑顔にも悲しくもさせるように、物事の良悪を調整する力を意味します。
何かを始める際の機動力にはなりませんが、物事が始まってから不要物を取り除いたり、精査することに発揮されます。
ちょっと怖いですが、人を取り除くことも可能でして、人の力を無にしたり、心を無にするのも可能です。
※優しい人の類稀な力は、本物は『知る』│本当に優しい人は傷つけ方を知っている をどうぞ。
怒ると無視する優しい人の性格②:こだわりが強い
普段は温厚で柔和でも、曲げられない信念でありモットーがあります。
職場で部長から言われようが社長からであろうが、自分を貫き変えません。
ひん曲げるような干渉、決め付けや強制をされれば、瞬く間に怒り無視しますので、特定の人には聞く耳を持ちません。
しかし、公けに態度を表さず控えめに貫く傾向があり、本人の前では「はいはい」言って、全く言う通りにしないなんて具合です。
徹底した意志を持つのは優しい人ならでは、強い精神力を持つ人ほど他者に優しくすることも、不利益を与えず迷惑をかけないこともできます。
怒ると無視する優しい人の性格③:立場が弱い人を守る
耐え忍ぶ力が強い人ほど精神力があります。
精神力がある人ほど[優しさ=守る強さ]として表れます。
優しい人ほど律儀で義理難く、正義心を持ち、守る力が象徴的。
立場が強い人に屈せず、立場が弱い人を守ってくれます。
寡黙なヤンキーのリーダーにはこういう人が多く、信頼される優しい人です。
※戻ってこない優しい人については、【初めから決まっている】優しい人が戻ってこない理由8選 をご覧ください。
怒ると無視する優しい人の性格④:常に周りを見ている
「周囲に迷惑をかけない」「嫌な気持ちにさせない」といった配慮があるため、「めんどくさー」と思っていても地域の町内会に参加します。
常に周りを見ており、周囲からの排他をなくし、個を持ちながらも際立たせはせず、調整してその場に適応させます。
この性格によって察しがよくなり、物事に気づきやすく、頭の回転も上がります。
一方で、精神が未熟な場合にはかまって欲しい気持ちが強まり、メンタルが弱まり、控えめすぎて何もしなくなり、ラッキーや神頼みの待つばかりになる可能性もあります。
実際に優しくできる人は耐える力がある人ですので、この性格は人を見極める眼力になり、知性を高める効果があります。
※怒らない人が怒った時の危険性は、普段は静か。怒らない人が怒る時は走って逃げた方がいいという話 をどうぞ。
最後に:優しい人は怒ると無視する
「優しさ」と「無視」の両極。
と思いきや、この「優しさ」は[在る→無し]にするため、無視と相性がよかったりします。
迷惑をかけず不利益を与えない活動は、不要物を取り除くフィルターであり、バランスをはかる調整役。
日本ではなくてはならない存在だと思います。
切り捨てはやりすぎ感が否めませんが、知的な人ですので事前の兆候やサインを幾度と出しています(わかりにくいのが難点)。
シンプルに無視するのではなく、怒りという発散エネルギーを抱えながら無視するのは至難の業です。
そこには自己犠牲や奉仕の精神が隠れており、何が真意かを考える大切さがありそうです。
そのためにも、人間理解を深める一つのご参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。
はじめまして。
私のことが書いてありました笑
切り捨て御免。スパーーーーン!
すごく面白かったです。
ありがとうございます♪
どういたしまして、何よりです♪