心理

【待てる人と待てない人の特徴と心理】強さを表すたそがれる人

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どうしてあなたは待てるの?

私の長年の疑問は、待てる人の人間性を知った時に答えがわかりました。

誰かを待つ、行列で並んで待つ、返事を待つ。

そこには未来という未確定なことに、時間を消費する気がして仕方ありませんでした。

しかし、待てる人は実は待っていないという。

ここでは、待てる人の内部を紐解くとわかる、奥深い“待つ”真実を見ていかれてください。

  • どうして待てるの?
  • どうして待てないの?
  • どうすれば待てる人になる?

これらを紐解き、「待つとは、自分と他の割合なんだ」と知っていただく内容となっております。

強さも表れる“待つ”行為。

意外にも人間性の核が見られますので、一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

待てる人の特徴と心理

なぜ待てるの?

「いや、実は待っていないんですー」

そんな待てる人の特徴を一言でお伝えするとこうなります。

待てる人は時間の概念がない。

“今この瞬間”に対するフォーカスが強く、過去と未来に執着しません。

「待っている」という認識ではなく、「この時をどう生きるか」という認識をします。

行列に並んでいる際、「早く餃子食べたいな」とは思わず、待ち人数が残り1、2名の時にそのモードに入ります。

モード前は全く違うことを考えていたり、もはや行列に並んでいる目的を忘れていたりします。

これは最強パターンでして、多くの方は該当しません。最終形態だと思ってください。

実際に、今に集中して過去と未来に執着しないことはとても難しく、待つという行為は未来に対する期待や願望達成があり、“自分の喜び”を求める目的があります。

恋人を待つのは再度一緒になれるという期待、その際の自らの喜びがあるので、利益を得る対価として待つことができます。

しかし、利益を得られる確証がないのが“未来”という、現実ではない先の空想妄想物語。

確証がない利益にどれほど着目しているかどうかにて、待てる人と待てない人の明確な違いが表れます。

 

待てる人の大きな特徴

時間の概念がない最終形態は、自分の利益への執着がないことを意味します。

これは悟り系ですので若干別概念。置いておきましょう。

私達一般的には、「自分の利益に執着しながら、どれだけ相手の利益も配慮するか」に待てるかどうかの人間性があります。

待てる人は、自分の利益を考えながら、待たせる相手の利益も考えます。
※利益とは喜びや満足など自分にとってのプラス

自分の喜びと同時に相手の喜びを求める、この割合によって待てる時間が変わります。

  • 相手の喜びを多く求める場合、待てる時間が長くなります
  • 自分の喜びを多く求める場合、待てる時間が短くなります

「どっちが大事かな」と天秤にかける状態。

ですが、まざまざと現実を目の当たりにする認識をあまり私達は好みませんので、無意識や一瞬の判断で天秤の偏りを把握してシュッと終わります。

待てる人の大きな特徴は、天秤にかけていようが割合が何だろうが、自分と他者の両方の喜びを忘れないことです。

 

待てる人の愛は自他両方

例えば彼氏を待つ人がいます。

海外転勤3年間。でも待つ。

そこには、転勤が決まった彼の現実をそのまま受け入れ、3年後にどうなっているかわからない未来(=他者から与えられる利益)ではなく、転勤が終わった時も彼を好きでいる自信(=自分で見出す利益)があり、己だけでなく彼の利益も見る敬いがあります。

3年後に再開する時の自分の喜びを忘れない認識があり、相手のそのままを認めて受け入れる敬いがあり、自他共に向かう愛になります。

自分も相手も忘れず、共に大切にする認識があることで、待てる人になります。

これは、自分も相手もそのままを認める勇気を表し、意志の強さを物語ります

※意志とは、自らを喜ばす勇気と覚悟

自分をどこまでも喜ばせたいからこそ、認識を自から他に広げて、他者を大切にすることも自分の喜びにする。

創作的に喜びを生み出し、大きい愛を幅広く使える人と言えるかもしれません。

 

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待てる人は強い

待てる人の強さは、現実認知力

男性でも女性でも、待てる人とはそのままを認められる強さを持つ人です。

言い方を変えると、現実にあらがわず、リアルに直面して目を逸らさない人

現実である起きること、そのままをそのままに捉えられる人は、現実認知力が高いです。

私達人間は現実直視を怖れ、自己都合の認識を挟み、今ではなく過去や未来を見て物事を把握することが一般的かもしれません。

知らぬ間に認知は歪みます。

「不安で怖い」。それならばと、認識の修正と対処をしやすい脳内(思考や記憶)に入り、捉えられる現実だけをフィルタリング、自己都合に精査してから、恐る恐る見る。

このさまがない待てる人。

意志と信念があり、誰しもに嫌なものである“恐怖”に打ち負けない強さです。

勝つことではなく、あくまで打ち負けないことに強さがあり、現実認知力は類まれな意志力、人間力の賜物です。

※待てる人の強さの内訳は、【本当に芯が強い人はおっとり穏やか・実は芯が強い人はマイペース】をどうぞ。

 

待てる人の恋愛事情

そんな強さを持つ待てる人、現実をそのまま捉える勇気は、好かれる要素にもなります。

モテる。

ですが、恋愛に興味のない人が多いです。

「好き嫌いの恋事にあまり興味がない」という大きな特徴があります。

待てる人は恋愛をすればお祭り騒ぎでワンサカ金魚もピョンピョンですが、好きよ嫌いよ私利私欲、己の利益に他を利用する人間模様に興味なし、ズバッと切り裂きどっか行け。

待てる人は恋ではなく、愛に興味がある人が多いかもしれません。

恋と愛は大きく異なります。

  • 恋とは好き嫌いの一方通行による娯楽、遊び
  • 愛とは双方が共に自他を敬う本気の関わり

愛が本気の関わりなのは、自らの一生をかけても良いと思えるからです。

自他を敬う関わりは共に成長を求め合う関係性になるため、酸いも甘いも恋とは比べ物にならないほど大きく発生するからです。

 

現実認知力が高い人は、物事の認識が鋭い

待てる人は人間を見極める力があり、愛を持つ人かどうかを無意識に理解していると考えられます。

待てると言って、「やっぱ無理だったー」という場合、意識も認識も愛も強さも人間性も何もかもに天と地の差があります。

待てる人はどんな状況でも待つ余裕があります

認識が深く、一つ一つをしっかり捉え、自分を理解し相手を理解し、自分を敬い相手を敬い、柔軟で俯瞰した人間性があります。

少し上から全体を観ているような人で、目の前のことしか見えない忙しなさがなく、要領がよく、「ゆっくり作業しているのに仕事が早い!なぜ?」と思われるタイプです。

外側から見た自分を知らず、謙虚で自己否定する人も中にはいますが、待てる人とはとても精神性の高い人です。

※恋愛に興味がない人の詳細は、恋愛に興味がなくなった時に切り替わる世界│人生が始まるスピリチュアルな話 をどうぞ。

 

待てない人の特徴と心理

待てない人のタイプ

待てない人と言っても、大きく二つに分かれます。

待てない人のタイプ
  1. 他者を巻き込む癖がある待てない人
  2. 自分が大切過ぎて待てない人

順番に人間模様を紐解いていきましょう。

 

①他者を巻き込む癖がある待てない人

何かを待つ状況になると、「待たされている」と認識します。

「自分の時間を使われている」に変化していきます。

時間を私物化して、ルールに縛られています

時間とは誰しもに平等に与えられているものですが、「待たされる」と解釈することで他者から奪われている捉え方になり、その時間を別のことに使う認識に変わりずらくなります。

自分のために生きているのではなく、常識や世間体などルールのために生きている可能性があり、待つ状態を自分一人のものと思わず、相手がいることで待つ状況を作られている、すなわち、他によって自分の存在意義を見出す認識です。

他者によって何もかもを見出してもらうことになり、喜びも怒りも悲しみも楽しみも、あらゆることが他の存在に起因します。

これに該当する場合、待つとイライラし、怒ります

他によってイライラ、怒りが作られている状態です。

鎮めるのも他に責任を取ってもらい、納得や喜びを与えてもらうことで成し得ます。

[待つ=待たされる、待っている時間、時間をもらった]など、どう捉えるかは自由な中で、“待たされる”を選ぶタイプです。

 

②自分が大切過ぎて待てない人

二つ目のタイプは、待てないからといってイライラや怒ることはありません。

自分を敬い愛する人間性を持ち、待つ時間があればその場からいなくなっちゃいます。

友人と待ち合わせ、約束の時間を5分超えても来ないし連絡もない。

もう、自分の時間としてどこか行ってしまいます。人によっては他の友人に連絡を取り、遊びに行っちゃいます。

事前に連絡があり、「10分ほど遅れそう」となれば、「それじゃあ10分後にどこどこに来て」と別の集合場所を作ったり、待っている時間は待たされる時間ではなく、自らの時間として工夫・創作します

自分の利益を尊重し、自らの理解と認識にて生きているため、待たされることに嫌な気持ちはせず、他を巻き込みも他に生かされることもありません。

自立の表れであり、自らが自らを律する確立度が高いです。

自己責任の概念が強く、あまり他に干渉しません。押し付けや決め付けもなく、柔軟に俯瞰して物事を捉え、自分への愛を強く持つ傾向があります。

大きな特徴として、待てないのですが人を待たせることがあります。

待たされることにイライラも何の否定も批判もしないため、同じように待たせても、「自分の時間にしててね」という具合です。

南米や常夏の島人のように気楽で、待たせる待たされるという良悪概念を挟まず、「待つ=来るまでの自分の時間」となります。

※せっかちで待てない時は、【せっかちを直すのんびりアップデート】短気な急ぎをやめたい時の方法 をどうぞ。

 

待てない人の特徴:タイプ別

そんな待てない人の特徴を一覧にまとめます。

他者を巻き込む待てない人の特徴
  1. 自分のことしか考えていない
  2. 自分が他者によって見出される
  3. 刺激や娯楽を求め、ストレス過多、生活習慣に乱れ有
  4. 考えることが多く、思考過多で悩みを抱える
  5. 待たされると被害者意識を持ち、イライラする
  6. 完璧主義で自分の正当化に忙しない
  7. 他者を否定・批判して責める
  8. 他を支配しようとすることで心配性になる
  9. 損得勘定が激しい
  10. 人を待たせない
  11. 沖縄ルールが嫌い、南米の人なんてまず合わない
自分が大切過ぎて待てない人の特徴
  1. 現実にあらがわず、起きることを自分のために活用する
  2. せっかちで同じ場所に留まれず、直ぐに行動していたい
  3. 頭の回転が速く、現実を捉えながらも思考とのギャップに差がある
  4. 他へのこだわりや執着がなく、他から喜びを貰うことを求めない
  5. 己へのこだわりや執着が強く、自ら喜びを作ることを考える
  6. 意志と信念を持ち、貫く強さを持つ
  7. 常識やルールに囚われず、柔軟で切り替えが俊敏
  8. 他への愛を持つが、それ以上に自己愛が強い
  9. 結論を先に欲し、自らへの支配がある
  10. 内向的でリラックスや一人の時間が好き
  11. 人を待たせることもある

自分が大切過ぎる待てない人の大きな特徴は、自己愛です。

他人軸ではなく自分軸であり、内向的な面もあり、意志と信念からの強さも持つため、待てる人と少し似ているところがあります。

しかし明確な違いとして、自己への愛があっても他者への愛を忘れてしまうところがあり、天秤が他者側になかなか傾かないのが特徴的です。

※待つ精神にある幸の仕組みは、人生がうまくいく人、いかない人の精神的違い「実は全てうまくいくようになっている」をどうぞ。

 

①他者を巻き込むタイプの心理

待たされる自分の状態にフォーカスします。

「待たせる悪行、何たるろうぜきか。この時間にどれほどの価値と利益が生み出せたと思っておる!」とお代官風に責め立てます。

私がそうでした。周りが全く見えていません。

被害者意識を持ち、自らを正当化して否定されない生き方をするため、「自分は正」と思い込んでやまない。

「あ~れ~、お許しを~」
「だまらっしゃい!見てらっしゃい!」

待てない人は人を待たせることがないため、相手の立場になる機会がありません。

待つことを良しと思わない固定観念があり、思い込みと決め付けの激しい心理。

自分のことしか見えない特徴には、内側からの理解ではなく外側からの見られ方理解であるため、失態や失敗にて他に醜態を見せず自己評価を守ろうとする心理があります。

根っこには恐怖にあらがい、現実を直視しない認識があり、他者の目や反応が大切なために評価を気に掛ける観念があり、他を考える余裕がありません。

 

②自分が大切過ぎるタイプの心理

このタイプは、実際に待ってくれる人がいることでいつでも気づき、変わります。

気づきは、待てることの恍惚さと、精神性の高さ

自己愛を持つことには、人生を良きものに加速させ成長を求めて行動する力強さがあります。

他を含めて自らの利益を求める自己中心性、わがままや自分勝手になることはなく、あくまで自らが自らのために利益を作ります。

「人を待てない、返事を待てない、反応を待てない、結果を待てない」のはネガティブなことではなく、せっかちなありのままの自分が表れる時です。

何も悪いことも苦しみもなく、ただ素の自分が出て、「待ってる時間があるなら何か自分のためにしよう」というせっかちさん。

“待てない状況”によって自らをコントロールできない現実が露呈し、反射的に何かをしようとする表れ。

自らをコントロールして、自らを支配する心理の表れです。

待てる人と待てない人の違いは、自らを支配しているかどうかです。

※待てる人になるための成長理解は、人として成長するために必要なことは知ること|事実は常に裸を見せる をご覧ください。

 

待てる人になるために まとめ

最後に、私のわかる少しばかしですが、待てる人になるために必要なことをお伝えして終了します。

時間の概念を超越すると、3年も20年も同じになりますが、そこまでなるのは困難ですし、必要有無が分かれます。

時間の概念を超えずとも、人との関わりを本気に捉える“認識”があれば、待てる人になります。

損得勘定や私利私欲の我にまみれた人生はなくなりますので、快楽や刺激を外的に求めるパーティー的欲求満たしや、他によって生かされ認めてもらう生き方がなくなってしまうことを覚悟しなければなりません。

待てる人になるかどうかは考えようです。

「そんなもん必要ない」と思う場合には、人との関わりを本気にするために、あらゆることを認める強さが大切になります。

私自身の体験では、待てる人を知ることで、待てる人の認識に近づけます。

私の場合、気づいたのは自らの認識には希薄さがあり、物事を理解しているようでしていないことでした。

人や物を本気で捉えて理解しようとしていない私が潜在的におり、行列に並ぶ際には時間が消費されているような思い込み、自らの認識でしか物事を見ようとしない自分。

待てる人になるためには、現実を現実として見るために自分の認識は後回しにします。

自分の目、鼻、口、耳、肌、頭で捉えてしまうとフィルターを通した見方となり、過去の記憶にて作ったルールの中で見る現実になってしまいます。

しかし、物事を認識する以上は少なからず自分ルールが入ります(無意識な潜在意識があるため自覚なく現実を自らの解釈で創ります)。

そのため、自らの認識がなくなることはないのでとにかく後回し、もはや最後か、要らないところまで追いやります。

自らの認識を持ちながら、他者へ向ける認識を増やすと、精神性が高まります。

精神性とは我慢や忍耐ではありません。瞑想を極めることでも欲を無くすことでもありません。

常識や線引き、物事の見方を作るフィルターやルール設定、脳内プログラミングを如何にフラットにするかです。

固定観念をゼロにすることであり、物事の見方を作るルール設定を何もかもなくせるようのすることです。

それが俯瞰性であり柔軟性、支配のない自由。

沖縄の小さな島にプロがたくさんいます。南米にもたくさんいます。

夕方時が狙い目です。道沿い、畑の中、海の砂浜にいます。

( ゚ ρ ゚ )ボー

ほえー

スーン………

たそがれ。。。

待つという概念はなくなります。しかし、あの人達まで行かずとも、自らの認識を押し付けず、現実をそのままスーン。

「おじいちゃん、もう夜ごはんだよ、帰りましょう」

「ほえっ、アメリカとの運動会は終わったのか?あいつは帰ってきたかなぁ」

「おじいちゃん、それは80年前のことでしょ」

‥‥。

待てる人と待てない人の大きな違いは、自分と他者をどれほどの割合で敬うかです。

自分100%、他も100%が待てる人。

過去の歴史から見える社会の礎は、先代の価値観と生き様の継承により、大切な知恵と幸せの源として、待つ力を育む理解を教えてくれます。

待つ力の奥深さを知っていただく、一つの考え方となれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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