意味

試練の多い人生に魂との約束│逃避か対処か対峙か、選択は常に自分。

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なんだか辛いことが多い気がする。

苦労の絶えない人生はまるで試練のよう。

時にそんな人生を歩む人がいます。

「どうして試練が多いのか?」

試練の多い人生に意味をもたらすための、スピリチュアルな理解がここにあります。

ここでは、私の試練体験を題材にして、人生の試練にあるスピリチュアルな理解と意味についてをお伝えしたいと思います。

意味を知ることで終わりを自ら作ることに繋がり、ドアを開く音と共に道が見えてきます。

試練を自分のために活用する一助となることを願います。

試練が多い人生のスピリチュアル

試練とは

人生には不自由な環境での生活や人間関係、不幸な出来事など、さまざまに過酷なことが起きます。

辛く苦しい出来事や経験には、「乗り越えるか否か」の道が毎回ありますが、乗り越えることができない過酷なものがあります。

それが試練。

乗り越えられるものは試練ではなくなります。

乗り越えずとも逃げる道もありますが、試練の場合には遠回りしても舞い戻るという不思議なことが起き、「乗り越えなければならない」と無意識に認識していたりします。

試練とは意識的でも無意識的でも乗り越えようと思っている壁がありながら、乗り越えられない状態を意味します。

 

試練とは恐怖との対峙の受け入れ

生きていれば他者との関わりがあり、自由とはかけ離れた環境があり、耐え難い出来事が起きますが、そこで逃げてしまえば試練だと思うことはありません。

辛く苦しいものであれば逃げることができます。逃げるとは現実逃避でもありますが、傷の回復時間確保、または鍛錬のための一時回避でもあります。

逃げても逃げても逃げられないこともあるので、最後は目を瞑る、誤魔化し、偽り、見ない、なかったことにする。

逃げ続けていれば試練だと思うこともなく、現実を疑似現実やバーチャル世界に変えることも可能です。

いずれにしろ、逃げる策はたくさんあります。

逃げることが表すものに、対峙できない何かがあり、起きていることを受け入れられない何かがありますが、それは“恐怖”です。

恐怖との対峙が起きた時、それを受け入れて乗り越えようとすることで試練になり、受け入れないと現実を目隠しすれば試練にはなりません。

「乗り越えられない」「恐怖と対峙する」が合わさった時に、試練になります。

そのため、「試練かどうかは自分が決める」と捉えられます。

試練とは誰しもにありますが、乗り越えるための出来事が起きた時になかったことや見ないことにする、または恐怖を持たない人の人生には認識されにくくなります。

 

試練が多い人生とは

試練が多い人生は、乗り越えられないと思えるほどの恐怖との対峙が多いことを表します。

試練とは自らが認識する必要があるので、乗り越えられない辛く苦しいことが多ければ多いほどに、恐怖と対峙するバトルのようなものが起きます。

自分 vs 自分

ここで明確に線引きしておきたいのは、試練だと思うか、苦しいと思うかは全く別物ということです。

試練は自らが受け入れて認識されるので、そこには乗り越えよう=現状の自分を超えようとする意志があります。

乗り越える意志を持つ人は試練が多くなります。

「嫌いなお肉の入った給食を完食しなければならない」
「両親がいないから、自分の力で生きなければならない」

試練の状況は多岐にわたり、人に協力を得たり、国の制度を受けたり、辛いと思う価値観を変えたり、過酷さに慣れたりと、試練のレベルを変えることができます。

もちろん、逃げることもできるので、試練だと思わないこともできます。

試練が逃げられない状況や辛い状況であればあるほどに、恐怖を乗り越える意志が強いことを意味します。

ですが、このように認識を作る心理的な要因以外にも、辛く過酷なことが何故か、そして謎に、そして明らかに多いでしょ、ということもあると思います。

そこにはスピリチュアルな理解があります。

 

試練が多い人生のスピリチュアルな理解

「周囲の人と見比べてみると、明らかに辛く過酷なことが多いような…」

人生とは常に試練のようなものかと思いますが、そうは思わない人もいます。試練など存在しないと思う人もいるかもしれません。

人生で何が起きるかはわかりませんし、未来のことは誰もわかりませんが、スピリチュアルな認識では、生前に試練内容を決めてくる考え方があります。

生育環境や周囲の人、土地柄、文化・風習、風土・気候にて、何を辛いと思い、何を幸せと思うかのおおまかな価値観が作られるため、生まれた時の環境が試練を作るとも考えられ、それらの環境も決めて生まれてくるとスピリチュアル的には言われます。

特に大きな出来事や乗り越えられない過酷さを生前に設定することには、輪廻転生とカルマ解消の理解があり、自らの魂に基づいています。

魂が決めた試練内容、試練が多く、辛いことにはある意味があります。

恐怖を乗り越えることでの成長と学び。

スピリチュアルな生前理解には、試練が多い人生には、恐怖と対峙して乗り越えることで自分を成長させる意味があります。

 

乗り越えられない試練は設定しない

試練が魂に基づいて決められることから、自らの範疇にないことは生前にわかり得ません。

魂とは過去の全ての記憶庫のようなもの、過去世もカルマも顕在意識も潜在意識も含めた自分の記憶です。

あらゆる記憶の統括であるため、何ができて何ができない、乗り越えるための頑張りや許容、我慢や忍耐力、精神力も強さも、何もかもを含めて理解しているのが魂、自分の源です。

成長であるために、これまでの自分を超越するように設定する意志が大切になりますが、わからない(乗り越えられない)ことを設定することはしません。

それは、自らへの敬いでもあります。

どれほど辛くても決められた以上、それを乗り越えるだけの潜在的な力があります。

それを見出すことも試練の意味であり、自分を知ることが試練による恩恵です。

 

試練は自己の成長をもたらす魂の成熟機会

人生における試練の多さ、過酷さには、魂として自分を成熟させる機会としての見方があります。

恐怖を克服することで自分を見出し、人としての成長をもたらします。

魂の成熟によって人として成長しますが、成熟とは“受け入れる許容を広げる”ことでして、それは“愛の認知を強める”ことを意味します。

  • 自己の成長とは → 魂の成熟(魂レベルを高める)
  • 魂の成熟とは → 受け入れ許容を広げる → 愛の認知度を高める

自己の成長となる試練には上記のような意味がありますが、全てに共通することは“自分を知る”ことです。

 

試練とは約束と結束

自分を知るために試練として逃げられない過酷なことが、自分の意志によって起きます。

魂が決めたことであれば、どれだけ逃げ続けても越えなければならない壁が舞い戻るように対峙を強いられます。

「もう勘弁してくれよ」と思うこともありますが、魂が決めた内容であれば、潜在意識よりも深い超意識と言われる領域にて認識し、無意識に自覚なく対峙しようとします。

そこには意志の強さが表れ、どれだけ過酷でもその状態に身を置き続け、試練にて自らを知る学びを求めます。

人生に試練が多い場合、自己の成長を求めて恐怖と対峙する“意志が強い魂”を持っています。

少しわかりにくいニュアンスですが、目の前の試練を乗り越えることを約束した、“自分と自分の結束の強さ”を意味します。

試練にて恐怖を活用し、自分を知ることで成長を促します。
成長は魂の成熟となり、魂レベルを高める意味があります。

※試練は魂レベルを高める意味がありますので、魂レベルの高い人と低い人の特徴|愛の距離感は口が悪くても意識が高い をぜひご覧ください。

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試練が多い意味 まとめ

これまでの内容を振り返ると、試練が多いことは自己の成長を望む理解とそのための意志が強いことを表します。

辛く苦しく過酷で耐え難いことは自らを向上させ、魂として成熟させる材料になり、試練の必要性を物語ります。

スピリチュアルな理解では、良いも悪いもなく、善も悪も真理にはありません。

この世のルール設定ではあると思いますが、一人一人が存在して物事を自分として認知する自然な様にはそのようなルール設定はなく、あるのは自分の記憶を統括する“意識”です。

意識は魂の記憶を使用することで自我を持ち、自らを自分、私、我と認識する基となります。

この世のルール設定のように、外部情報を主体に物事を認識することで、自らではなく他者を主観にして自分、私、我と認識することが多くなり、良い悪い、善悪を強く設定します。

すると起きることは、試練を試練だと認識しない状態、逃げて誤魔化すことが起きます。

試練が多いことにはこのように意識としての理解も含まれ、いくつかの意味がありますので、一覧でご覧ください。

試練が多い意味一覧
  1. 他者を主観にせず、自分を自分で認識する意識が強い
  2. 恐怖を乗り越えることで自分を知る目的が強い
  3. 魂の認知する潜在的な自分を知る意欲がある
  4. 成長と成熟を求める意志が強い
  5. 恐怖を活用して受け入れる許容を増やし、愛の認知度を高める魂の認知が強い
  6. 魂が決めた試練を全うし、魂との約束を破らない信念がある
  7. 精神性が高い

試練が多いかどうかは、自らの意志による逃げない様、魂の認知を基にした自我意識と目的遂行への認識が強いことを表します。

ですが、魂に基づくために自覚が難しく、実際に辛いことが起きた時に、意志や信念など魂の認知の強弱が見られます。

これらを統括して、精神性・精神的自立度の高さを物語るのが、試練が多い人生から見える意味です。

精神性が高いことで我慢や忍耐力があるため、限界を超えてまで無理してしまうこともあり、あえて試練を課すようなことも起き、人によっては逆境での強さを身に付ける特典もあります。

※精神性のスピリチュアルな理解は、波動とはスピリチュアルな精神性│波動が高いも低いも自分次第 をご覧ください。

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試練が続く時、終わる時

試練を乗り越えるために必要なこと

試練に付いてまわるのが“恐怖”です。

恐怖とは不安に恐れ、苦痛に危険。見たくないこと、認められないこと、対処できずに自分を見失わせる大きな力、闇です。

闇があれば光があり、恐怖があれば愛がある。これが二極化の一元化です。

試練は闇を活用して光を出すことではありません。
闇を知って闇を受け入れることです。

すると、闇と光が一体であることが見えます。それが受け入れる許容を広げることでして、物事の認識を広げて俯瞰性を持つことに繋がります。

言い方を変えると、恐怖を受け入れることで愛が裏側にあることがわかる。それは、恐怖を乗り越えたことで自分を知り、見えていなかった部分が見えるようになったという具合です。

試練を乗り越えるために必要なことは一つだったりします。

恐怖を受け入れる。

恐怖との対峙には、肉体の強さでもメンタルでもなく、物事をそのまま受け入れる心の許容が大切です。

恐怖に打ち勝つ必要はなく、ただ飲み込まれて自分を見失い、誤魔化し現実を曲げる偽りをしない=負けないことが第一です。

負けないことで強さを持ち、恐怖をそのままに受け入れることで試練を終えます。

しかし、試練を終えても続くことがあります。

 

試練が続く時に知りたいこと

試練が続く時は、試練が終わっていないことを意味します。

一難去ってまた一難。
実は一難は終わっていない。

ここで明確にしておきたいことは、試練を乗り越えたのか、対処したのかの違い。

恐怖に打ち勝つことは対処です。

勝ったのに、です。

魂の認知には過去の勝ち負けの記憶はあっても、魂として良い悪いがありません。魂は成長と学びに必要なことを組み込んでいるだけ。それはプログラミングです。

思考力向上や能力UP、知識量増加や対処法理解などの成長はありますが、自分を知り、魂を成熟させ、受け入れ許容を広げて、愛の認知度を高めることに試練の意味があります。

対処して魂の成長にも学びにもならなければ、同じように試練をもたらします。

「やめてくれよ」と思うほどにどんどん組み込む。プログラミングなので終わるまででてくるように試練が続く。

試練を終えたかどうかは、恐怖を受け入れたかどうかです。

怖いものは怖いでいいんです。怖いんですから、それ以上もそれ以下もありません。

ですが、怖いことを嫌がり打ち潰すように勝つことは、既に恐怖に飲み込まれています。

恐怖はいくらボコボコにされてもへっちゃら、こちらが疲れてしまい、対処として誤魔化し、偽り、決め付けてなかったことに、解決したことに思い込めば、試練は終わっていないので続いてしまいます。

試練を乗り越えるためには、自分を知り、信じ、認め、受け入れることが重要です。

※辛い人生のスピリチュアルな詳細は、辛い人生とは一体なにか│スピリチュアルは愛の勉強会を設ける をご覧ください。

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試練となる事故とトラブル

試練は事故やトラブルとしても起きます。

試練と事故には大きな違いがあります。

  • 試練とは事故やトラブルが起きた際の自分(恐怖)を受け入れることでの成長がある
  • 事故とは出来事や現象を受け入れることで行動修正したり、自分を見つめ直す機会となる

事故やトラブルには守護霊が大きく関わり、出来事や現象を受け入れることにも成長があり、魂レベルを高める意味があります。

成長機会として、守護霊のサポートによって事故やトラブルが起き、出来事や現象を見ない振りして逃げると、不思議なことが起きます。

「トラブルが続く」

ちょっと怖いですね。

事故やトラブルにもスピリチュアルな意味があり、守護霊が関わっていることから、受け入れることをしないと立て続けに起きます。

しかし、事故やトラブルを受け入れることで自分の行動修正となり、見直しとなり、成長ともなるため、「事故が起きて良かった」と思える恩恵や利益がその後にあったりします。

※事故とトラブルのスピリチュアルな詳細は、事故やトラブルにメッセージが聞こえる|厳しくて優しい気づきのサイン をご覧ください。

事故やトラブルにある気づきの機会|厳しくて優しい守護霊のサイン事故はいつでもどこでも起きる可能性があります。 常に突然起き、予想や予測では抑えられないことがほとんど。起きたからには現象が起き、...

 

試練が終わる時とは

試練が終わる時には鐘がなるように、魂との繋がりを感じることがあります。

終わった感と言いますか、自分を受け入れて知った瞬間、自分の愛であり光を見る成長が伴った瞬間です。

わかりやすくなれば幸いですので、私の試練が終わった一例をご覧ください。

メキシコを旅していた時です。

バス移動中に荷物が盗難されて、ズボンポケットに入っていた携帯と小銭以外が全てなくなりました。

バスが何も知らない、誰も知らない街へ着いた時には、どうしたらいいかわかりませんでした。

試練の始まり、闇の時間、恐怖を知る時間のスタート。

寝床も必要ですし、ご飯も食べる必要がある。しかしお金がない、頼る人がいない…とほほな試練でした。

初めは見たくない自分ばかり。恥ずかしいですし、認めたくない現実が常に目の前にあり、恐怖です。

ですが、嫌だと言っている暇も余裕もなく、あらゆる現実を受け入れることで試練は加速していき、いろいろなことがありました。

たくさんの人と出会い、0スタートを1、2と増やすために一生懸命。物売りして、パフォーマンスして、クオリティを上げていくように形を変えていく日々。

数か月後には突如の絵描きになり、自由に資金稼ぎをできるようになっていました。

最終的にはパスポートも再発行し、資金面の問題はなくなり、荷物は貰い物で旅を再開できるまでになりました。

試練終了です。

「終わった!」という肩の荷が降りた感覚があり、明らかに自分の成長が伴い、恐怖を恐れない強さが身に付いていることを実感しました。

さまざまな試練がありましたが、試練の終わりは常に軽く爽快、以前と自分の違いが明確に自覚でき、恐怖との関わり方に余裕があります。

それは俯瞰性。物事を遠くから余裕を持って見る状態になっています。

それが、自分を知った合図、試練の終わりの時です。

※問題が続く時の解決方法は、【負の連鎖を止める】次から次へと問題が起こるスピリチュアルな紐解き をご覧ください。

 

試練が多い人生のスピリチュアル まとめ

人生には常に試練が付きものかもしれません。

試練と思うかどうかは人それぞれに自由で、試練のスピリチュアルな意味として、乗り越えることで恐怖を持たない自分が標準であることを教えてくれます

今、試練の真っ最中である方は、ぜひ試練の理解として、“恐怖を知る”と“自分を知る”ことを認識してみてください。

逃げることも大切です。逃げることはエゴを増やし、その後の試練を乗り越えた際の自分の理解幅を広げる作用もあります。

そのため、逃げることは問題を後回しにする覚悟と共にあると自分のためになります。

全てのことには意味があります。恐怖を知ることで、対峙する意志があるかどうかの自分を把握します。

準備ができていなければ恐怖と対峙することはできません。

それはまだなのかもしれませんが、それが自分を知ることでもあります。

試練を乗り越えるために必要なことはただ一つ、“自分の意志”。
魂との約束は信念と強さを表します。

強さとは打ち勝つことではなく、そのままを受け入れる懐です。

恐怖を受け入れる許容を広げることが魂の成熟度を上げ、愛を強く持つ人としての成長に繋がり、自分を明確に理解していきます。

全ては自分の意志にてこの世をどう生きていくかが決まりますので、ご自身の理解と認識にて、試練の捉え方が見出されることを願います。

それでは、人生にある試練のスピリチュアルな理解についてのお話は終了です。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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