人生の任務、役割や目的と言われる“使命”。
自分の使命が何なのか気になるものです。
やるべきこと?
やりたいこと?
やらなければならないこと?
自分の使命を知るにも、見つけるのか、探すのか、気付くのか、何のか…。少しわかりにくいものです。
ここでは、詳細を見えやすくするためにスピリチュアルな解釈を活用し、自分の使命を知るための理解をお伝えします。
使命を知りたいと思う際には、理解と気付きが大切になりますので、使命の意味と自分の使命を知る方法をご覧ください。
使命の理解が広がることを願います。
Contents
使命とは スピリチュアル

使命とは?
使命とはミッション、人生の任務と言われます。
役割や目的や天命など言葉はさまざまにありますが、大切なポイントは一つ、人生における自分の意味を成すことです。
「自分の意味を成す」
少しわかりにくい表現ですが、人生を過ごす上での生きている意味や、存在する意味をまかり通すための行為が使命です。
使命とは人生の意味を成す行為。
任務でも役割でも目的でも何でも、人生の意味を成すための行為が使命です。
「人生」となるとスケールが大きそうですが、大きいか小さいかは本人にしかわかりません。
その大小を知る基盤の自分を知ることで人生に話が向かうため、「使命とは自分と人生を物語る彩り」という具合で捉えるとわかりやすいと思います。
使命とは自分を知り、人生を知ること
使命を知っているか否かにて、人生の指標・軸が見えているか否かが変わります。
目指す先や目的、するべきことややりたいことなどがわかると、動機を見出して行動する理由がはっきりするために迷いや不安が減り、喜びや満足を得るための熱を持ちながら人生を突き進むことができます。
これらは全て、人生の時間の使い方や生き方を明確にするものとなり、言い方を変えると人生の意味がわかることです。
そのため、『使命とは人生の意味(理由を理解している中身)』という解釈ができます。
使命を知りたいとは、人生を知りたいこと。それは、自分を知りたいことをも意味します。
言葉上は任務、ミッションのことですが、人生の指標や悩み解消、目的や生きる意味、行動動機や理由、自分がしていることを自ら理解するための軸です。
そのため、リアルな生きている現実に対しては、人生を知ることを表します。
以上から、使命には二つの解釈が存在します。
使命の捉え方
- 人生を知るための材料でありツールとして使命がある
- 人生を知ることがそのまま使命となる
使命とは スピリチュアル
スピリチュアル的に解釈すると、捉え方に内訳が加わります。
スピリチュアルな認識では、私達一人一人は意識でありエネルギー、魂として記憶を保持して自分という自我を持っています。
スピリチュアルとは全てのことに意味をもたらす哲学だと私は思っているので、生まれてくることにも、生まれた時の姿・形にも、現状の姿・形にも意味があり、使命や役割や天命を生まれてくる前に決めてくるとも言われます。
事前に決める際には、あらゆる過去の記憶を駆使して定め、魂として過去の記憶を総動員させて未来のミッションを決めます。
いわゆる、過去を基に未来を決める行為です。
もちろん決めていたとしても自由に生きる意志があることで、未来はいくらでも変えていくのが私達人間です。
ここで着目したいのは、「使命をどうして事前に決めるのか?」です。
事前に決めることに何の意味があるのか?・・・使命の意味がわかる
本当に決めているのか?・・・自分の使命を知る方法がわかる
スピリチュアルを活用することで、これらの疑問から使命の意味と、知る方法がわかります。
スピリチュアルな使命は過程を重んじる
事前に決まっていたとしても、今世で起きることは、「その使命知りませんけど…?」です。
自分で定めたのに未来のミッションを知らないことで、人生の意味を今世を生きながら見出すことになります。
スピリチュアルな捉え方は、人生の意味を見出すことそのものです。
言い方を変えると、使命を見出すことが使命。
成すためには、まず見出すことが先決で、一連は既に使命の内という具合です。
これは、人生の意味を人生の意味は知るもの?見つけるもの?探すもの?気付くもの?加えるもの?理解するもの?超越するもの?…もはや何もしないこと?
何が正解なのか、理解の幅が広過ぎるように思えますが、人生の意味を探りながら生きる過程を経験することで、見出すことができます。
スピリチュアルな使命には、人生の意味を見出すための過程=行動と経験と理解が必須です。
スピリチュアルな使命に種類がある
事前に決めたにもかかわらずそれを知らないことで、過程を経験しながら使命を見出すことが既に使命になります。
「人間は成長するために生きている」と聞くことがあるかもしれませんが、それは使命の一連であり人生の意味でもあり、成長、学び、経験、影響作りにて記憶を増やすことで、魂を向上させることができます。
打って変わって、使命が生まれた時からわかっている場合、インドの有名な人のように、生まれて間もなく天に指を示して、「天上天下ゆいがむにゃむにゃ」と人間離れしたことをするかもしれません。
その際には使命を全うする段階へ進み、意味が少し変わります。
事前に決めた使命を知っているか否かにて、使命を見出すための過程の要否が変わり、種類が見られます。
- 使命を見出す過程・・・成長の使命
- 使命を全うする・・・影響の使命
人生の意味であることから、使命を見出すか全うするか、または両方かによって、人生の意味を知るか、人生の意味を掘り下げるかが変わります。
ですが、共に人生の意味となる使命であることに変わりはありません。
種類それぞれの詳細を見ていきましょう。
①使命を見出す過程
一つ目の種類。
使命を得るまでの道中でありながら、これも使命です。
目的は明確に成長、自分が成長するための学びや経験が主体となります。
言い方を変えると、如何に自分を知り、人生の意味を理解するかが使命です。
使命を見出す過程とは、成長によって自分を向上させることです。
②使命を全うする
二つ目の種類。
具体的に使命の詳細を理解した上での使命です。
この場合には人生の意味を理解している前提があり、自分と人生の意味をより深く知り、そして人によっては他者の人生の意味を知る目的を持ちます。
最終的にはワンネスという全体の認識となっていき、自分の使命ではなく全体、それは他のため、人のため、環境のため、地球のためとなっていきます。
明確に影響を作り、自他に与えることが目的です。自分だけでなく他者への影響を含めた発信力・影響力があります。
使命を全うするとは、自分を活かして影響を作ることです。
使命のスピリチュアル まとめ
これまでの内容をまとめます。
人生とは自分でもあるので、自分を知ることが自然と紐づき、理解が伴うことで使命を知って全うすることになります。
同時に、自分を知り人生の意味を理解するための使命があります。
二つの種類によって、自分を活かして影響を作る使命、または自分を向上させて成長する使命に分かれます(または両方)。
このことからわかるのは、使命とは人生の意味そのもの。自分を知り、人生を知る一連であり、知った後も続く人生の意味を成す行為です。
人生とは一人一人が持ち、自分が認識する主観です。全ての中心に自分が存在して、人生をどのように見て、捉えて、感じて、思うかは自由です。
そのため、人生の意味を知るのか、気付くのか、加えるのか、創るのかは本人にしかわからず、意味を成すとは本人のみぞ知ります。
人生の意味を知る前であれば、成長にて経験と記憶を増やすことが意味を成す基盤です。
人生の意味を知った後であれば、影響にて経験と他との関わりを増やすことで意味を成していきます。
使命とは、自分にとっての人生の意味を成すこと。
俳優やスポーツ選手、アーティストや芸術家など、価値を認められることも大事ですが、大事なことは職業や肩書と言った外部情報や他の反応ではなく、行為が本人にとっての人生の意味を成しているのかどうかです。
そのため、人生の意味を知ることが先決で、見出すためにもがき、彷徨い、一生懸命になることも重要な過程としての使命になります。
ここから、自分の使命を知る方法をお伝えしてより詳細な話になりますので、読み進めてみてください。
※人生の目的については、人生の目的はスピリチュアルがおすすめ│終わらない魂に生涯の遊び方 をご覧ください。

自分の使命を知る スピリチュアル

自分の使命を知るために知っておきたいこと
自分の使命を知る = 自分の人生の意味を成す行為を知る
使命を知るためには自分の人生を知る必要があります。
それが、過程であり道中、経験による成長です。
使命を知ることで人生の目的や生きる熱を得るように、迷いなく突き進むことができます。それによって不安や恐怖、苦痛のない状態、または納得や安泰を得やすい状態になれます。
人生の兆しが見えることには、あらゆる利益があるために使命を知りたくなるものだと思います。
ですが、一つ明確に知りたいことは、使命は与えられるものではなく、自ら見出すものです。
使命は自分の中にしかありません。
自分の外側で探す=他者から与えられる、他から得る場合には、現状のあらがいに対する利益や納得という別物になります。
そのため、自分の使命を知るためには内側、それは現状の不満や苦痛など目先の対処ではなく、自分を知る目的が大切です。
使命を知るための目的を明確にすることが大切。
そのためには他者主観ではなく、自分を主観にして理解する意志(喜びを自ら作る動機)が重要ポイントです。
使命には大それたも些細もない
もう一つ知っておきたいこととして、使命にレベル分けはありません。
見出す過程も使命であることから、あらゆる自己の成長や、他者との関わりでの経験や学びは使命になります。
そこに大それたも些細もなく、人生の意味を成すことは目的を果たし、役割を持って行動し、意味を理解し、自分を伸ばす経験となり、才能開花や能力向上、アイデンティティに気付き、パーソナリティを創りと、さまざまです。
人それぞれに言葉としては、役割、使命、目的、天命以外にも、生きがい、やりがい、熱意、集中、楽しい、嬉しいなどになります。
- 人によっては子供を産むことが使命の人もいます
- 結婚することかもしれませんし、結婚しないことかもしれません
- 家が貧乏であれば、貧乏を脱却することかもしれません
- 家が金持ちであれば、金持ちを脱却することかもしれません
- 何も考えない人間性であれば、考えるようになる経験が使命になります
- 考えすぎる人間性であれば、考えないようになる経験かもしれません
使命を見出す過程にあらゆる成長機会があり、必要な時間になります。
使命を全うする段階になることで、成長に影響が追加され、発信的に他との関わりが深まります。
その際には、他が加わることで使命に対する価値が付きやすくなりますが、価値とは他者が見出すものですので、自分では何ともできません。
どちらにしろ、全力で自分を知り、成長し、影響を与えるという”喜びを自ら作る意志”が大切になり、使命のレベル分けや価値に眼中なし。ポイッと放りましょう。
それでは、実際に使命を知る方法を順番にご覧ください。
自分の使命を知る方法①:敬いの信念
実際に使命を知る際、明確に知らせる合図があります。
それは魂からの合図、信念です。
信じ貫く心、絶対に曲げられない意志、絶えない火。使命であれば何があっても心は折れず、壊れず、貫く信念を感じます。
スピリチュアルな理解として、事前に使命を決めていることが本当なのかを確認する方法となり、同時に自分の使命を知る方法になります。
信念は魂の意志との繋がりにて体感する気持ちであり感覚、それは熱です。
魂の意志として事前に決めている使命に触発することで、「そのために生まれてきたんだ」と無意識ながらも絶対に曲げられない気持ちを抱きます。
信念を感じさせる気持ちによって自分の使命を知ることができます。
その気持ちは使命の種類によって変わるので、詳細を見ていきましょう。
成長のための使命には、自分への敬いがある
使命の種類の一つ目は、自分に対する敬いが信念に含まれます。
敬いとは自分を許す、尊重する、受け入れです。
敬いの形は人それぞれに変わります。
- 人によっては強い気持ちで頑固になる人も
- 優しくほがらかになる人も
- 継続する動力と気持ちを持つ人も
- 負けない気持ちや、恐怖に飲み込まれなくなる人も
- 他者を蹴落としてでものし上がろうとする人も
- 攻撃的で排他的、自己防衛を強めて激しさを増す人も
さまざまな形がありますが、全てに共通するのが自分への敬い、信念を敬うからこそ無茶をして、強くなり、恐怖に負けず、時に他を排他し蹴落とし、熱を持ってまっしぐら。
または、楽しく嬉しくなることを尊重し、自分としてあらがわず、行為を全うする。
自分への敬いによって、したいことややりたいことにフォローする意志をも感じ、喜びや嬉しさ、楽しさや満たしをもたらすので、その気持ちを感じるか否かも使命を知る方法になります。
特徴はあくまで“自分”であることです。着眼、焦点の矛先は自分のみです。そのため、時にわがままで嫌悪を周囲に与えます。
ですが、それでも曲げられないのが信念です。
影響を与える使命には、他への敬いがある
使命二つ目の種類は、他に対する敬いの信念が合図になります。
この場合、自他への敬いが共にある信念です。
影響を作り、与えて他と関わるため、自他への影響を自ら発信する使命となります。
したいことややりたいことなど、行為には他に対する敬いがあり、人のため、動物のため、自然のためなど、思いやりや尊重、居場所を作ったり社会的な差別をなくしたり、他のためです。
しかし、他を変えたり、変えさせるのではなく、影響を与えることで他自身が自ら変わるサポートや一助をすることに、敬いからの使命が見られます。
曲げられない信念でもあるために、必ず自分への敬いを忘れていないことが前提にあり、自己犠牲で嫌々他者だけ助かるというものとは違います。
自分も喜び他者も喜び、常に主観は自分でありながら、常に他者のためとなる行為が自分の使命で、他を敬う信念があるか否かを確認することが自分の使命を知る方法です。
自分の使命を知る方法②:違和感とカルマ
二つ目の方法は、カルマの解消が使命になる場合です。
前世を含めた魂の記憶があることから、あらゆる因果が人それぞれにあり、解消するべくカルマが積まれています。
カルマの解消は自己の成長に直結します。そのためには、現実や起きたことを認める必要があります。
カルマは本当に人それぞれにさまざまですが、自分が認められないことがあれば解消するべくカルマの可能性があります。
違和感や不調和など、自分らしくいられないことでの拒否、否定があり、その違和感と認められないことの合致がある場合にはカルマ解消が使命になり得ます。
例えば、家系のカルマはとてもわかりにくく、自分が起因していなくとも因果応報に絡まることがあります。
家系で代々続くこと、みんな離婚している、アル中続き、男の子しか生まれない、女の子しか生まれないなどなど、その際にはそのカルマを止めることが解消になり、違和感や強い拒否があれば使命となります。
※わかりにくいと思うのでカルマの詳細は、自分のカルマを知る方法|知るだけか解消するかが分かれる意志がある をご覧ください。

自分の使命を知る方法③:主体性を持つ
三つ目の方法は、主体性を持って人生を生きることです。
自分の人生である確たる認識を持ち、自らが現実を創造する立場として主人公の自覚をします。
大切なことは他を介入させないこと、自らが喜びを作ることです。
他者の使命や生き方と比較して自分を見るのではなく、喜びを与えてもらう、利益を貰う、安泰を待つのではなく。
自らを見て、自分の意見を持ち、感情を表現し、気持ちを認識し、喜びを作り、利益を生み出し、安泰を掴みにいきます。
主体性を持って受信ではなく発信し、消費ではなく生産し、止まるのではなく行動することで、自分の使命を知る方法になります。
※使命が見つからない際には、やりたいことがない、けどやりたくないことはある場合に知っておきたいこと をご覧ください。

自分の使命を知るポイント
これまでの内容から、自分の使命を知るポイントがいくつかありますので、まとめます。
- 人生の意味を知ること
- 喜びを作る意志を持って自分を知ること
- 自分を知り、人生の意味を理解する過程で使命が見つかる
- 自分に対する敬いの信念の有無が使命を教える
- 他者に対する敬いの信念の有無が使命を教える
- カルマ解消の嫌な仕事的使命もある
- 主体性と創造意識が重要
以上のポイントで大切なことは、敬いを持って自分を知ること。そして、信念を知ることです。
人生の意味が使命であるため、今使命がわからずとも、自分や信念の理解が深まる過程で使命を知ることができます。
自分の使命を知るスピリチュアル まとめ

自分であることを尊重し、そのままでもあるがままでも自分を許し受け入れることは、愛して大切にする意味です。
すると、目の前のことを大切にし、一つ一つの出来事や人との関わりに意味を見出す気持ちをもたらします。
それはそのまま自分を知り、人生の意味を知ることとなります。
人生の意味がわかることで、人生の意味を成すことができ、その際の行為はそのまま使命になります。
自らが喜びを作る意志を持つことで、使命を見出す過程の経験や学びの成長が使命そのものとなり、その中でも曲げられない信念や気持ちを抱くことで、さらに詳細に使命を知ることがスピリチュアルな方法です。
同時に、他者への敬いを持つ中で信念や気持ちを認識することで、詳細に使命を知ることができます。
使命とは人生の意味であることから、喜びを得て活力的な行動となる人生の指針にもなりますが、カルマや成長も使命であることから辛いことの克服や改善も含まれます。
利益習得のツールとして使命を見出すこと以上に、自分を知り、敬いを持って生きることが使命そのものとなり、さらに詳細な使命を知ることに繋がる。
そんな使命の話です。
スピリチュアルな解釈によって使命の意味の内訳がわかり、さらに信念という魂の意志からのブルった熱を活用することで、自分の使命を知る方法になりますので、ぜひ参考になれば幸いです。
ではさようなら。