心理と特徴

【支配か成功】自己中心的な人の末路は二つ│自己中は大切な土台

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わがままで自分勝手になりがちな自己中心的な人。

性格が悪く、嫌われ、孤立し、妬まれ、誹謗中傷の的にもなります。

自己中で社会に適合しないと末路はどうなるのか?

少し気になるところです。

末路は二つ。

支配による自己制御の逸脱。
自己を貫き能力と才能を抑制しない成功。

極端に違う結末が待っています。

ここでは、自己中心的な人の末路の詳細を一つの考え方としてお伝えします。

心理と意識から紐解く自己中心的なさまは、危険性と大切さの両方が組み合わさるものだとわかります。

  • 末路が分かれる理由とは?
  • 自己中心的な人とは何者?
  • 自己中心の大切な意味とは?

これらを知っていただき、自己中心的な人によってわかる人間の忘れてはならないことを明確にする一助となれば幸いです。

自己中心的な人の末路

自己中心的な人の末路は二つ

末路は、[支配 or 成功]

二つある理由は自己中心的な在り方が二つあるためです。

自己中心的な人の末路
  1. 支配…自己中心を主張する人
  2. 成功…自己中心をそのままにする人

主張かそのままかの違いは、自己中心にしたい欲があるか、自己中心が当たり前だと思っているかです。

主張する欲がある場合、思考を使用し、行動し、他者を利用し、すがり、執着し、依存し、自己中心の心理があります。

欲とは大切なものです。しかし自己中心的な欲は我欲(エゴ)となります。

自己中心をそのままにする人はわざわざ主張せず、我欲を持たず、他者への干渉がなく、興味がない人もおり、自己中心の認識があります。

自己中心が心理か認識かによって我欲の有無が変わり、末路が極端に変わります。

一つずつ詳細をご覧ください。

 

①自己中心を主張する人の末路は支配

思考と行動は常に自らを中心にする考え方と働き。

自らを中心にする我欲を持ち、自分以外の他を捉える概念がなく、自分が中心でしかない認識を作ります。
※我欲とは他によって自らを満たし、不満足や不納得をなくそうとする欲

「自分が中心でありたい」「見て、認めて、褒めて、愛して、必要として」と自らの存在と価値の見出しを求め、自己愛を感じるために主張します。

自分が中心であると思えるように、感じられるように、認識できるように、他者を変えることで自らを中心にします。

他者が注目してくれれば
権利や名誉を持てば
愛されていると思えれば
人に囲まれていれば
世間的に高評価な状態であれば
独自性、特別感を見出してもらえれば

他者を利用し、自らを主張するように誇示、干渉、押し付け、強要します。

 

自分が中心になれていないから自己中になろうとする

暴れて言うことを聞かせ、そっぽ向かれないように騒ぎ、気まぐれで独自性を表現し、正当化してルールを作り、思い込んで世界を作り、他者も入れ込み、存在価値と意義があると決め付け、貫き頑固になります。

自分が中心ではないからこそ、中心だと思うために主張と誇示が激化します。

そうは思わないためにも見栄やプライドを固め、事実を見ないための装飾を増やし、嘘をついて誤魔化します。

 

他者を見ない認識

自己中心的な人は認識が特徴的。他者を認識できません。
※認識とは、見て・考えて・感じて・想って・判断して・評価して

自分が中心以外の概念がない(または思い込む)ため、他者は既に自分の世界の補佐となり、しっかり認識できません。

他者はあくまで我欲を満たす脇役です。

 

変化しなくなる

我欲を基に自らを中心にする働きに勤しむと、「自分」は他の常識やルールや人や環境や社会でのみ構成され、自分自身で自分のことを認識できなくなります。

常に他が必須。他者がいなければ存在価値も意義も見出せず、自分が何をしたくて、何のために生きて、何をしているのかもわからなくなります。自覚の喪失です。

これを拒むためにも自己支配にてルールを作り、自己中心性バイアス(他者を自己都合で理解する)が起き、中心だと思い込めるように自他を支配し、思考によって作った自己中心であろう認識(そうあって欲しいと願う世界)から出られなくなります。

認識に制限が付き、自覚がなく、知らぬ間に自らが自らに飼われて檻かごに入り、生きる世界が限りなく狭くなります。

変化しなくなります。

人間としての自然なさまの変化がなくなると、人間性を疑われるようになり、嫌われ、孤立します。

 

末路は支配による自己制御の逸脱

末路は認識や思考の支配によって起きる結果です。

嫌われ、性格が悪い自覚がなく、歯止めがつかず、改善や対処ができず、現実を見ず、哀しみを感じないように誤魔化し、本人も誰も認めない人生になってしまう可能性があります。

空虚を見ない空虚。乾ききった我欲を満たす自他の支配。

事実を見れない在り方が定着し、他者との共存が困難でありながら孤独を受け入れられず、ジレンマと矛盾を抱き続ける末路は渇望の飢えです。

自分が中心だと思える自己愛が欠乏しているためにあえて主張するか、「自分が中心」以外の概念がないかの真意が人それぞれにあり、幼少期の環境、自尊を傷つける関わりや愛不足の経験が関わると考えられます。

 

②自己中心をそのままにする人の末路は成功

もう一つの末路は全く異なります。

自己中心を主張せずにそのままにする人は、自分が中心であることが当たり前、他者に興味のない人が多いです。

他に干渉せず、他を変えようとせずに自分を変えます。
「なぜならば自分が人生の主人公であり中心だから」と答えが明確です。

自らを認識の中点として物事を捉え、自分自身を見ず、他者に興味がないので外面や見られ方を一切気にしなくなる人もいます。

 

自律があり、自らに正直すぎる

このタイプは他者が見えていないことによって自己中になっているのではなく、自分を認識の中心にして他者を見る気がないために自己中になります。

自意識が強くあり、自と他を明確に区分けし、物事の見方も捉え方も自分の思考や感受を基にします。

自律があり、他によって自分を認めたり見出す認識がありません。

自らに正直すぎる、めんどくさがりの特徴があり、自分に嘘や誤魔化しをすると明確にわかってしまうため、我慢せずに嫌なことは嫌、だるいと思ったらそれまで、だるいからやらないんです。

※勉強しない人の末路は、【もったいなさすぎる末路】勉強しない社会人は本当に勉強したほうがいい をどうぞ。

 

嫌われても気にしないために個の能力が高くなる

自らの在り方を優先するため、今以外の過去と未来に対する責任が希薄になりやすく、約束事やスケジュール行動に対する責任を持てない傾向があります。

信用や協調性がなく嫌われる理由となります。

そんな自分を肯定しているために自己評価や自己肯定感が高く、能力と才能を抑制する抵抗がなく、個の力を発揮できる基盤を自ら作る人です。

何かを成し遂げ、価値を作り、経済的な利益を上げるなど、物事を達成して成功しやすくなります。

一人で何かを完成させることは苦手ですが、達成の起爆であり機動力があるために、他者のサポートがあると物事を完成させて価値を作ることができ、周囲に力をうまく使える人や、リーダー的存在がいると飛躍的に成功する人です。

 

成功する末路には条件がある

サポート在りきでの成功の形が主体となり、成功の末路には条件があります。

自己中心を貫くことが条件。少しでも妥協してはなりません。

貫くことには意志があります。
※意志とは自らが喜びを作る覚悟

覚悟があればあるほどにサポートの必要性の理解や受け入れができ、自己中心だからこそ自分のために責任を持ち、他を許容し寛容し、何でもできるようになります。

「自分のため」と喜ぶために自らを変えることができるのが、自己中心だからこその在り方です。

 

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自己中心的な人の末路にある危険性と大切さ

自己中心的な人の末路が変わる理由

上述の二つの末路には二つの「自己中心」の在り方があります。

言葉は同じですが、全く別物です。

 

自己中心的とは自意識と認識力のなさ

心理に[自己中心性:Egocentrism]という言葉があります。

自己中心性は自分と他者が区別できず、他者など自分以外の認識理解がないことを言います。

ここから派生した自己中心的の意味は、自分と違う価値観を理解できず、自らの利益や権利や主張を優先することです。

わがままで自分勝手、気まぐれで人任せ、自分のことにしか眼中がなく、承認欲求に自己顕示欲、独自性欲求に押し付け、強要にマウント、支配欲に独占欲‥‥。

ネガティブな印象が強くなり、自意識のなさと他者の立場や目線や状況で物事を認識できない認識力の低さがあります。

自己中心を主張する人は典型的な自己中心性を持つ人で、末路は認識力のなさにて自他を支配したことでのさまとなります。

※偉そうな人の末路は、【偉そうな人の末路は二つ】特徴と心理にある末路の分かれ道 をどうぞ。

 

成功する人は認識の中点を自分にする自己中心

自己中心をそのままにして主張しない人は、自意識があり、他者の認識もできますがする動機も理由もないのでしない人です。

自己中心の意味が、認識の中点を自分にすること。

他者に興味がなく、めんどくさがりで協調性がなく、わがままで自分勝手な印象を周囲に与えます。

自己中なさまは似ていますが、人としての中身や在り方や人間性は全く異なるために、末路も極端に変わります。

 

自己中心的とは

認識力がない自己中心を主張する人には共通で我欲があります。

自らを自らで認めないため、他である人や物や事にて認められるようにします。

その結果、他者に不利益を与えることが多く、他者利用や執着など嫌われる理由となります。

自己中心にて他が見えない盲目状態。認識は自らを中点に置けておらず、「自分の土台がない」可能性があります。

 

自分を知らないと自己中心的になることが生きる術になる

土台がないと自立はもとより、自律も自責も自力も何も主体性がなくなり、常に他にすがり、執着し、そんなことはないと誤魔化し、プライドで隠します。

土台がないのは「自分」という存在に対する認識に主体性がなく、主観が自分ではなく他になっている状態です。

主観が他になると自意識があってもなくなり、自責がないので他の存在なくして生きられず、孤独は完全NGになります。

心身に余裕がなくなり自己防衛過多となり、不安や恐怖の内包が蓄積し、自分にフォーカスを絞って自己中心になることが生きる術になります。

主観が他になると自分を知ることができず、認識力の成長がドロンと消えます。

 

自分の土台がなく、自己愛を求める欲が強いと自己中心的になる

自分で喜びを作ること、悩みの改善や自己対処ができず、誰かに従い、言われたことをして、責任を持たず、自覚がなくなります。

ここに自己愛を強く求めるさまが追加されると、主張してわがままや自分勝手になります。

自己愛の主張は自尊の抑制と抑圧による反発を表し、自らが自らを愛したいのに愛せていなければいないほどに愛を欲し、求め、誇示します。

自分の土台がないと主観が他であるために自らを愛することはできず、「よし、自分を愛するぞ」となった時の自分が他であるために、「それじゃあ、あなたが私を喜ばせて」と他者によって喜ぶことが本人の自然になります。

土台がないことに起因して自己中心的な人になり、根底の原因には、自分を認識の中点にする自己中心がないと考えられます。

少しややこしいのですが、自己中心の認識がないから、自己中心的な心理状態になるという考え方です。

※性格が悪い人の行く末は、【自滅か幸福】性格が悪い人の末路は極端│始まるも終わるもない人生 をどうぞ。

 

自己中心(心理)ではなく、自己中心(認識)が大切

自己中心の認識は大切な土台です。

中心にしないことで自己中心の心理となり、自己中心性が高まると自分を認識の中点にしているようで全くしていないために、他への干渉が激化します。

自分を中心に物事を認識するようになると、土台が作られて自己認識を高める成長へと向かうことができます。

 

自己中心の認識によって自己認識(他者認識)を育むことができる

誰しも子供の時は自己中心の認識を持ち、人それぞれに自分の内側、外側、外側からの見られ方、全体の見方を学び、自己認識力を高めて自分を理解していきます。

自己中心がないと自らの価値や意義を見出す主張や誇示へ向かいやすく、我欲を満たすことに時間を費やすと自己認識力の育みがなくなります。

認識力の高まりにて自分を知り、他者を知り、社会を知り、全体を知れます。

自己中心を消さない人は自尊を持ち、過剰なうぬぼれにはならず、自己愛を持ち、土台があるために自分の明確度が高まります。

 

自己中心的な人の末路 まとめ

自己中心の主張には悲しい末路が待っています。

自分を認識の中点にする自己中心から限りなく離れてしまったために自己認識力の育みがなく、自分も他者も知らない状態となり、末路を作ります。

自己中心の意志(自ら喜びを作る覚悟)があることで成功の末路が見出されます。

自己中心の認識は自らを明確にし、能力や才能発揮の抵抗がなくなり、「自分のため」を貫く意志によって自らを変え、許容し、行動でき、成功しやすくなります。この状態では成功しない理由がないほどです。

自分の土台があるかないかは変化の度合を大きく作ります。自己中心の認識を持つと自責が強いため、めんどくさがりになりやすいですが、やる時はやるのが自己中心そのものの姿です。

動かなければならない時、変わらなければならない時、変革、改革、ターニングポイント、あらゆる行動のタイミングが来れば行動する人は自己中心の認識がある人です。

末路によってわかるのが自己中心の大切さ。自らを中心にするか、他を変えて自らが中心だと思えるようにするかの違いは、「自分」の認識を意味し、自己理解度合を表します。

主張する自己中心的な人が周囲にいる際には、自己中心の認識から最も離れた人だと思ってください。

どれほど自己中心が大切かを知る存在として見ることができますので、末路の詳細がご自身の認識を深める一助となれば幸いです。

自己中心の心理ではなく、自己中心の認識でいきましょう。主観は常に自分です。

自らを中心に理解を広げ、自から他者、他者から社会、社会から全体へ向かい、自己認識力を高められてください。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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