心理

【人によって態度を変える人のタイプ別心理】内情を知る保育園児

「えぇそうですか、いつもありがとうございます~、ニコニコ」

「はっ、そこ置いといてよ!わかんでしょそんなの、チッ」

人によって態度が変わる人には、自覚がない人と自覚して故意に態度を変える人がいます。

誰しも人によって態度を変えると思いますが、「なんのために、どうして変えるのか?」に対する答えはタイプによって違い、態度を変える大切さも迷惑も兼ね備えます。

ここでは、態度が変わる人のタイプ別心理を見ていかれてください。

  • 人によって態度が変わる人のタイプと心理とは?
  • 人によって態度を変える人を知る体験談とは?

これらを紐解くと、誰しも人によって態度を変えており、変える目的や意味が違うことがわかる内容となっております。

心理を知ると、態度が変わる人との関わりで対処が楽になりますので、一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

人によって態度を変える人の心理

人によって態度を変える人のタイプ

初めにお伝えしたいのは、私達ほとんどは人によって態度を変えていることです。

礼儀や仕来り、文化や風習、社会性や常識が観念体形に含まれるため、関わる人によって自然と態度が変わります。

  • 宅急便やスーパーの店員さんには、「ご苦労様」と丁寧になる
  • 社長に居酒屋のノリで、「な~んで給料そんなに安いのよ、ねぇ」とは言わない
  • 天皇陛下に会えば、「Hey what’up」なんていつものようにしなくなりそう

人それぞれ、誰に、どんな状況で、瞬間的か、相対的か、態度の変わり具合は違います。

ここにタイプの違いがあります。

大きく四つに分けてみます。

態度を変える人のタイプ
  1. 相手に合わせる人
  2. 相手を騙す人
  3. 社会的ルールに合わせる人
  4. 相手を尊重する人

タイプによって態度を変える目的と意味と心理があります。

個々に見ていきましょう。

 

①相手に合わせて態度を変える人の心理

ここでお伝えする主旨はこのタイプ、相手に合わせる人。

「相手に合わせる」の意味はとても幅広く、あの人にはこう、利用してくる人にはこう、良い人にはこう、社会環境ではこう、という具合で人によって変わります。

「態度を変える目的は自分の利益のため」です。

ここで明確にしておきたいのは、上述の四タイプは全て、「自分のため」に態度を変えることです。

  1. 自分のために相手に合わせる人
  2. 自分のために相手を騙す人
  3. 自分のために社会的ルールに合わせる人
  4. 自分のために相手を尊重する人

態度を変えるのは自らの行為ですので、目的は自分のためです。
※「自分のため」にプラスして「他のため」がタイプによって追加

「自分のため」の中身がタイプによって変わり、相手に合わせる人の目的は、他者によって自分の利益を得るために態度を変える、と考えられます。

他者によって、が特徴となり、心理が表れます。

このタイプはさらに三つに分類され、これまた個々の心理があるので、詳細は後述します。

先に他の心理をサラッと見てしまいましょう。

 

②相手を騙すために態度を変える人の心理

「偽りの仮面を被り、他者を騙して自らの利益を得る」と目的を持って態度を変えます。

意図して企み、計画を実行するタイプ。騙すために優しさや思いやりの上っ面演技が有効的となり、イメージは優しそうで本当は怖い人です。

優しいニコニコ仮面だけでなく、怖い鬼仮面、悲しい涙仮面などたくさんあります。

人によって騙すための態度は違いますが、共通しているのは、同情・同調させて自分の世界に引き込むことです。

人によっては○ゲゲの鬼太郎のねずみ男みたいになり、ゴマすりへこへこして、利益を得たらとんずらピュン。
人によっては笑○セールスマンのように、煩悩を引きずり回し、自分という存在を明確にさせてあげてドロン。

それぞれ自分にとっての利益があり、他者を利用して手のひらコロコロします。

認識力のある頭がいい怖い人、サイコパス気質の人も多いです。

 

③社会的ルールに合わせて態度を変える人の心理

「こういうものだ」と認識して自然と態度を変えます。

自覚のない当たり前の行為になっていき、態度を変えない人に違和感を感じる人もいます。

社会の常識やルールに則り、仕事場であれば年功序列、先輩には礼儀を持ち、後輩には威厳を見せ、年配者には丁寧な口調で、子供には優しい口調などなど。

「みんなと同じ、みんながしている、学校で教わった」とルールを記憶し、ルールに従います。

文化や慣習や仕来りもあり、場所や環境によって常識として態度を変えるので、本人には違和感がありません。

態度を変える行為は、従順で調和しないことでの不利益を得ない目的であり、常識に則る自分を作ることでの納得や満足、または不納得や不満足のなさと考えられます。

例えば、友達と話している時と学校の先生では態度がゴロッと変わります。

先生に友達のように話すと怒られたり、非常識に思われて周囲から排他されるなど不利益があるので、先生に相応しい態度に変換し、常識に則り目的を果たします。

社会的で適応力が高い人はルールを記憶して従うことで、さまざまな非常識による弊害や不利益をなくします。

 

④相手を尊重するために態度を変える人の心理

自らの意思で物事を認識し、他者を尊重する目的を持って態度を変えます。

「相手に合わせることしかできない、合わせてしまう」ではなく、相手のために合わせる人です。

目的が自分のためでありながら他者のためでもあり、敬いを持って自らも他者も共に大切にする心理があります。

「なんのために先生に態度を変えるのか?」を自らの考えで理解しており、「先生に勉強を教えてもらっているんだ、ありがたい」「さまざまなことを経験して先生になっている、すごい人だ」など、対象をしっかり捉えて、思いやり、敬い、親切にするために態度を変えます

尊重する目的があるため、ルールにただ従うために態度を変えることはなく、自分で見て、感じて、考えて、決める特徴があります。

愛のある自己理解が深い人です。

※態度が出てしまう心理は、嫌いな人にあからさまな態度が出る人、出てしまう人の心理と改善 をご覧ください。

 

相手に合わせて態度を変える人の心理詳細

ここからは、上述の①タイプの心理を詳しく紐解きます。

相手に合わせて態度を変える人の分類

このタイプはさらにいくつかのタイプに分類されます。

さらに分類
  1. 下になりたくない我欲
  2. 自意識過剰
  3. 個の確立

一つずつ見ていきましょう。

 

①下になりたくない我欲

相手に合わせて態度を変える際、「恐怖心を味わいたくない」という明確な目的があります。

方法は、我欲を他者に押し付けて自分だけ利益を得ることです。

  • 職場の上司にへこへこし、後輩には横柄になる
  • 友人の前では急に奥さんに偉そうになる
  • 旦那さんの給料が安くなると急に上から目線になる

へこへこしてもねずみ男のように利益を得てとんずらしません。利益が恐怖を味わわないことであり、「自分は下ではない」と思いたい心理があります。

 

上下・勝負・優劣比較する

人を上か下かで見ており、[上=得、価値、利益大]と認識し、比較することで自分の存在意義や価値を見出そうとします。

特徴的な心理は、「下になりたくない」という欲が強く、上になりたいわけではないことと、恐怖心に対する自己防衛ではなく欲であることです。

自分に存在意義がない、価値がないと、自らが認識することを怖れ、恐怖を味わいたくない欲を満たそうとします。

上には歯向かわずへこへこし、現状より下にならないように接待的関わりをこなし、とりつくことで、「自分はそこまで下ではない」と思える認識を作ります。

自分より下だと思える人を明確にするために比較を多用し、物事は常に上か下かに見て、価値があるかないかを見ます。

 

身分に対する執着が強い心理

仕事場では後輩や仕事ができない人など、自分より下の身分だと思う人に横柄な態度をとり、指示や命令をして利用し、こきつかおうとします。

自分が上になること以上に、下になりたくない欲を満たすために、上との関わりで下ではないと思えるさまを自己暗示し、下との関わりで下ではないと思えるこじ付けをします。

下だと思っている人に否定されることを強烈に嫌がる特徴があります。

上下の身分に価値認識があるため、[身分への執着が強い=自らが下になりたくない(価値がないと思いたくない)心理]が表れます。

自分で価値を高めて成長するのではなく、他を下げることに追力する道を選んだ、と言えるかもしれません。

自己防衛による身を護る術とは違い、我欲を満たすための行動であるため、満たされなければ満たされないほど下に対する態度の急変と扱いは激化し、DVやパワハラやモラハラに繋がる可能性があります。

※このタイプの心理詳細は、【偉そうな人の末路は二つ】特徴と心理にある末路の分かれ道 をどうぞ。

 

②自意識過剰

無意識に人に合わせて態度を変え、合わせすぎてしまうことも。

気を使い、自分を抑え、誰の意見にも賛同して、自分の意見を言わない傾向があり、自己防衛に基づいて態度を変える状態です。

「自分がない」ことに納得できないために自分へのフォーカスを強め、気づかぬ内に他者を利用します。

  • 当たり障りないことを言って現状の安泰保持・維持
  • 自分の意見を言わず、否定されないように恐怖回避
  • 恐怖を感じない利益を得つつ、孤独は嫌なので他者と関わる利益取得
  • 気を使って優しい口調で、自らに嫌なことが起きないように対処

自らの存在意義や価値など、アイデンティティを穢されたくない意識があり、他者から否定されたり、詮索されることを怖れます。

自分で自分のことを認めておらず、恐怖や不安など嫌だと思うことであればあるほど、拒否して自らを認められなくなるので、恐怖心は誤魔化すか逃避します。

否定されたくない」という防衛意識が強く、自分の存在意義や価値を見失わないためにも、「嫌だ」と思うこと(恐怖心)と向き合わずに自己防衛過多となります。

恐怖心に対するフォーカスが強く、自己防衛とアイデンティティ認知欲求を基に、否定されず、自分の価値を見出せるように態度を変えます。

根底には自意識を抑圧している反発として、主張する過剰状態があると考えられます。

 

攻撃性はなく、誤魔化しが強い

自らを下手にして目立たず、否定されず、価値を喪失せず、自分を認めないで誤魔化せるようにします。

自らが自らと向き合いたくない心理。自分を認めたくないけれど他者から認めて欲しい、他に欲求解消を求める意識が強まります。

被害者意識や自己憐憫性など、自らを下にして目的を求めます。

 

目的は否定されず、肯定してもらう

誰に対してもいい顔をする都合のいい人になりがちです。

「あの人嫌いだね」「うんうん、そうだね」と言った次の日には、その嫌いな人と、「あの人嫌いだね」「うんうん、そうだね」と言っていたりします。

他者側の目線で物事を捉えず、「自分がどうなるか?」が認識の主体、目的へのフォーカスがとても強いです。

そんな自分を認めないため、見たくないことは見ないようにして、物事を流していきます。

 

③個の確立

最後のタイプは、自分の利益を尊重する人です。

人によって態度が変わるのは当たり前だと思い、他者との関わりでは自らを主体にして、態度を変えながら利益を作ります。

個の意識が強く、個人として確立した自立者です。

他者を騙したり、攻撃したり、誤魔化したりせず、自らの認識に正直に向き合い、「この人には謙虚にした方が無難」「あの人はちょっと強めに行くと言うこと聞く」など、自分が利益を得やすいように態度を変えます。

悪意も誤魔化しもなく、他者との共存環境にて如何に自らを喜ばし、苦しまないかを主体的・能動的に考えて行動する生きる手段であり、自責です。

個の意識が強いので、個が確立していない人が関わると翻弄され、まるで自分勝手で人を利用しているように思う人もいますが、責任を持った人の行動であり利用とは全く違います。

個が確立していない人から嫌われる傾向がありますが、生き方や認識は人間として、一人の存在としての常識そのものだったりします。

 

利益は自ら作る

他者に肯定や認めてもらう以上に、「如何に目の前の人との関わりで自分を喜ばせられるか?」を考え、態度を変え、工夫して自らの在り方を変えます。

騙しも誤魔化しもしないので、本質的に人を尊重する心があり、個の意識が強いので対等で等価交換が基本ルールです。

  • 利用してくる人には、利用し返すこともする
  • 誤魔化して関わる人には、誤魔化し返しもする
  • 尊重して関わる人には、尊重して関わる

自分で考えて行動する人ですので、相手を相手としてしっかり捉える認識力があり、人を見る目があります。

時に敏感過ぎて苦しむことも、人を嫌いになることもあります。まずは自らを大切にし、その後に他者を尊重する、そんな流れに乗っている人と考えられます。

 

人によって態度を変える人の心理が見える体験談

心理がわかりやすくなればと思いますので、態度を変える人の違いを知った体験談をご覧ください。

私が保育園の時まで遡ります。

どうしても苦手な先生がいました。人によって態度を変える女性です。

相手が子供だと上から目線になる人がいます。年上だと敬われる存在だと思い込んでいる人がいます。先生は権力者だと思っている人がいます。

子供は直ぐにわかります。

「なんでこの人偉そうなんだ?」

肩書きやルールにて自らを上にして、他を下にする先生でした。

私はこの先生と一言も話したことがありません。無言を貫き、卒園式の時に発したのが唯一交わした言葉、「さようなら」

この先生、下である私が言うことを聞かないので嫌い、明らかに口調が汚い。しかし、私の母親が迎えに来ると、ヘラヘラして笑顔でバイバイと言ってきます。

私は無言で、「なんだこの人?!」と思いながらジーっと見ていました。

この先生、言うことを聞く生徒には物凄い笑顔になります。

「私は下ではない」と思える確証となったのが、従っている生徒だったのだと思います。

下になりたくない我欲は攻撃的で態度がコロコロ変わり、私を攻撃的に罵倒する時もあれば、急に優しい口調にもなります。

無理矢理に私と関わり、なんとか下にしようと頑張っていましたが、最終的には諦めてくれました。

毎日のように声を荒げて怒ってきましたが、全く怖くないのが当時は不思議でした。今ならよくわかります。

 

相手を尊重するために態度を変える先生

保育園で私は別の女性の先生と常に一緒でした。

私にだけよく怒っている先生から私を守ってくれたのが、その先生でした。

光景はおそらく異常です。子供たちが外で遊んでいる時に、私一人だけ怒鳴り散らされてヒステリックになっている先生がいる。

「ちょっと何しているんですか!」と止めに来てくれました。

助けてくれた先生は人によって厳しく、優しく、声が男性のように太くなる時もありました。

人によって態度が変わり、相手のためである思いやりと配慮がありました。

下になりたくない先生と、相手を尊重する先生。

尊重する先生は尊重したくない人にはドーンと行きます。見ていて清々しいくらい、「ちょっとあんたね、ムンムンムン」と同僚に怒ります。

私はこの先生が大好きでした。

子供だからといって上下で見ておらず、意思を持って物事を理解していたのだと思います。

自らを尊重する前提があるため、尊重したくない人には合わせず、尊重する人には相手に合わせて態度を変えます。

「同じ態度が変わる人でも、こうも違うんだな」と思う体験でした。

※人によって態度を変える大切さは、「人によって態度を変えるのは当たり前」と思う大切さ。変える・変えないのメリット をご覧ください。

 

人によって態度を変える人の心理 まとめ

心理にはタイプがありますので、態度が変わることには良いも悪いも両方の捉え方があります。

人によって態度を変えるのは当たり前ですので、私達は日常的に多少の頻度は違えど変えていると思います。

どんな心理なのかが人によって変わり、目的と意味がそれぞれにあり、何が自分のためなのかの中身が違います。

迷惑や不利益になる可能性があるのは、下になりたくない人と、自意識過剰の人、そして相手を騙す人です。

もし関わりが職場や家などである際は、心理を把握して対処にお役立てください。

人の内情をなんとなくでも把握しておくと、どこぞの冷めた保育園児のように、ジーッと観察することもできます。

観察に自己理解を追加すると洞察ができ、距離感を作ったり、自らを我慢や自己犠牲させない工夫もでき、個を確立して自分の利益を尊重する人のようになることができます。

相手を尊重するためにはまずは自分を尊重するのが基盤となりますので、ご自身の利益を作ることが大切だと思います。

態度を変える心理理解にて、人との関わりが気楽なものとなれば幸いです。

それでは、人によって態度を変える人の心理のお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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