悩み

直ぐに別のことを考えてしまうのは自然【集中できない原因と改善】

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あれっ、本を読んでいたはずなのに全く内容が入っていない。

作業したいのに、頭の中をチラつく思考があってはかどらない。

人の話を聞いているはずなのに、全く別のことを考えて聞けない。

別のことを考えてしまうために注意散漫、集中できず、認識に偏りができます。

人によってはよくあることかもしれません。

ここでは、別のことを考えてしまい集中できない時の考え方をお伝えします。

  • どうして別のことを考えてしまうの?
  • 別のことを考えてしまう時の特徴とは?
  • どうして一つに集中できないの?
  • どうすれば集中できる?

私自身、日常茶飯事です。水風呂に入っていたはずなのに気づけば一時間考え事。ご飯を食べていたはずなのに気づけば映画を観ている。もうお米はカピカピです。

ADHDや発達障害の症状にこのようなさまがあると言われますが、ここでの内容は症状かどうかは抜きにして、集中できる時もあればできない時もある方に向けて、一つの考え方としてお役立ちできれば幸いです。

集中できない鍵を紐解いていきましょう。

別のことを考えてしまう

別のことを考えてしまう癖

一つの行為をしている時に別のことを考えてしまう私自身を内観すると、ある特徴がわかります。

別のことを考えるのは認識に制限をかけていないから。

例えば、人の話を聞いている時に、「この人は○○を話している」と認識します。

相手の話を理解するためには会話に集中し、相手の意見の真意や感情、相手の立場や思考に沿って物事を捉える理解力、傾聴力を要します。

相手の言動に集中しながら、自分の認識力に集中する状態です。

これは疲れます。認識力がなければないほどに、「相手を理解しよう、会話を理解するための自分に集中しよう」と許容を越えてまで頑張ることすら起きます。

このように、「あえて認識しよう」と意図する場合、自らの聞く、考える、知る、理解する、感じる認識は制御されます。

極端に言うと、人の話を理解するために、聞くスタンス(または相手の立場に立つなど)に絞って自らを縛り付けます。

自己抑制・制御をかけて認識を縛り付ける行為が苦手、好きではない人は、これを解放させます。

我慢や忍耐が嫌で、自分を変えられるのが耐えられない人が典型です。

相手が嫌いで人の話を聞けないとは別で、自らの認識を縛り付ける気がない人は自然と別のことを考える癖になる可能性があります。

 

別のことを考えるのは認識を縛らない自然なさま

自らが感じ・考え・想いの認識を優先する場合には、一つの行為中でもポッと出てきた認識に自然とフォーカスが向きます。

歩いていたら右手後方のビルがドガーンと爆発したのでクルッと見ることと同じです。

これを自分の外側だけでなく内側に対してもクルッと見てしまう状態が、別のことを考えてしまう時です。

自分の認識を優先するつもりはないのですが、認識に縛りを設けないとクルックルッとあっちこっち向いてしまうことも起きます。

 

思考に終着点を作らないと考え途中の思考が散漫する

認識の解放は制御のない中で行動を作る状態を意味します。

本能的、性質的、潜在的になり、自覚してするのではなく、「気づいたら別のことを考えてた」という行動です。

目を閉じて瞑想すると、あらゆる思考がパッパッと終わることなく出て来るイメージです。考えに目的がなかったり、未回答で思考を終えた内容、納得や満足なく思考を巡るなど、終着点のない思考が多いと、気づいたら考えている思考の種が脳内に溜まります。

過去に思考した際に何かしら自分が納得できる終着点を作らないと、思考が散漫して別のことを考えやすくなります。

「See you next week!」とちょうど面白いところで終わったアニメの続きを見たい時、願望や思考は脳内に蓄積して潜在的に残るように、終着点のない思考は脳内認識にモクモクの小さな雲のように漂い、パッパッと出続けます。

終着点のないモクモク雲は、認識解放の脳内では好き勝手漂い、ふとした時に出て来て考えてしまいます。

 

別のことを考えてしまう時の特徴9選

別のことを考えてしまう時の自分の内側がわかりやすくなればと思いますので、特徴を順番にご覧ください。

1,始まりと終わりの区分けがない

物事のメリハリを作る意識が薄れている特徴です。

 

2,自らの行為の自覚がない

自らの思考と行動を自ら把握しなくなっている特徴です。

自覚がないと制御や抑制する意識へ向かいずらいため、頭の中がはっちゃけると言いますか、好き勝手な状態になります。

 

3,認識する目的がない

自らの感じたり、考えたり、想ったりという認識に対して、動機がない特徴です。

「どうして今それを考えているの?」
「今考えることに利益は?」
「何が目的でこのタイミングでそれを考えるの?」

これらの答えがなくなっている状態です。

 

4,客観性がない

客観性がないと自覚しにくく、無自覚で事が起きて事が過ぎていきます。

 

5,疲れやストレス過多

疲労や憤りによってストレスが溜まり、本来の在り方で過ごせていない特徴です。

エネルギーチャージの優先度が高い、またはエネルギーを消費し過ぎている別の行動があり、認識の解放を制御できなくなります。

 

6,他の情報過多

情報が多過ぎて自分の意思がなくなり、自らの頭と体と心で認識するのではなく、他の情報によって自らの意見も認識も決められる状態です。

スマホやSNSなど他の情報に翻弄され、自らが理解するのではなく、理解させられることが増えると他に従い、他の評価や体裁を気にして自らの在り方が決まります。

 

7,電気が心身に溜まっている

人それぞれの体質が関わり、電気を体内に溜めやすい人は電化製品の使用頻度が高いと、注意散漫になりやすいです。

土や自然と関わることで電気は自然と還元されるので、土や自然との触れ合いが減っている特徴でもあります。

 

8,酸素吸入量が少ない

脳内エネルギーが減っている特徴です。

空気の吸入量が少ない、または吸排気のバランスが見合っていない可能性があります。

感覚感受の認識が少ない特徴でもあり、私は見ている、聞いている、触っている、嗅いでいる、味わっている、感じているという自覚が減っています。

 

9,自責がなくなっている

最も大きな特徴は、自責意識の衰退です。

自責とは自らの思考と行動を自ら認識することです。

自信や自尊や自立に大きく関わる在り方であり、自信がなかったり自己肯定や自己受容が少なくなる傾向です。

以上が、別のことを考えてしまう時の特徴でした。

※別のことを考えて人の話が聞けない時は、【脳内洞察内容】人の話が頭に入らない原因と改善策。をどうぞ。

 

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別のことを考えて集中できない原因と改善

別のことを考えて集中できない原因

別のことを考えて集中できないのは、瞑想に集中できない状態と似ています。

フォーカスが一つに向きにくく、向いても継続できず、集中力が続かない。

座って目を瞑っても、思考が出てきて考え始め、瞑想をしている認識がなくなり、「お風呂入っている時と同じだ」などと理由を作ってやめる。

私達人間は一つのことをしたら一つのことしか考えられません。これが心理学にて知られる人間の基本認識です。

同時並行で作業や思考ができる人は切り替えの速度が速く、一つに集中して一つをし、もう一つに切り替えて集中して一つをし、この動作をパパパと素早く繰り返し続けてマルチにしているように見えます。

瞑想していても出てきた思考に集中し、手放すか熟考するか、目的如何で決めて行動します。

目的がないと行動へ向かいずらいため、別のことを考えてしまいます。

この状態が顕著に表れるのが、何かを話している時に話しが飛び、元々話していた内容に戻れないことです。

自らの行為に目的の自覚がないと、別のことを考えて集中できなくなりやすいです。

 

目的は認識のフォーカス意識によって自覚する

行為の目的といっても、一回一回いちいち自覚している人は稀だと思います。

目的とは動機であり動力源、欲に基づいており、わざわざ自覚しようとしなくても自覚しています。

例えば、ご飯を食べる目的は身体が欲したからであり、空腹を感じたからであり、生きたいと願うからであり、食べたいと思うからであり、本能的にも顕在的にも性格的にも認識します。

「今日も生きたいんだ、生きてやるぞ!」と明確に自覚している人は、とてつもない集中状態でご飯をムシャつくことでしょう。

「今日も大切な一日を過ごすぞ!」と自覚している人は、自らの思考も行動も明確に捉えて、一つ一つの行為を大切にして集中します。

「時間を無駄にしないで今日も喜ぶぞ!」と自覚している人は、別のことを考えている自分を自覚して、「うん、自由でいいぞ」と肯定して目的に沿った時間をたくさん作ろうとします。

目的という終着点を見ているか否かによって、何にフォーカスして、何のためにフォーカスしているかの意思があり自覚があり自責が見出されます。

  • 何のためにこの人の話しを聞いているのか?
  • 何のためにこの内容を読んでいるのか?
  • 何のために本を読んでいるのか?
  • 何のためにSNSでいいねを押したのか?

目的の認識は集中する理由を作ります。理由がないと集中の継続が難しくなり、別のことを考えた時に集中がピョンと飛んでいきます。

 

原因は自らの認識に統率者がいないこと

自覚がなくなったり薄れてしまう大きな原因が二つあります。

別のことを考えて集中できない原因
  1. 意思の有無
  2. 他の情報過多

意思の有無によって目的の自覚有無が作られます。

他の情報量の多さによって終着点のない思考の種が増え、別のことを考える頻度を高めます。

この二つがあると、自分の認識の統率者がいなくなる可能性があります。

「何のためにこの人の話を聞いているんだ?」という自らの現状の不確かさと、「そういえばあの人はあんなことあんなように言っていたな」という自己理解していない他の情報のインプット。

意思がなくなると他の情報を理解するのではなく記憶する状態となり、思考の終着点を作りたくても作れなくなり、小さな雲が脳内に溜まります。

情報を自らの意思を持って理解したか記憶したかによって、情報の整理整頓具合が変わり、自らの認識を自らがコントロールできるか否かが変わります。

改善はこの二つの解消にアプローチしていきます。

※考える力がない改善策は、【自分で考えられない人の改善策】思考を深くするための考えない理論 をどうぞ。

 

集中できない時のおすすめ方法

これまでの内容に思い当たることがあれば、おすすめしたい方法を見ていただき、活用できそうなものがあればご参考にされてください。

1,昼寝

お昼寝は自らの意思による行動であり、心身を休息できます。他の情報の多さがあっても整理整頓する時間にもなります。

 

2、瞑想

瞑想でなくてもマインドフルネス(今を感じる)にて、五感や呼吸を意識するだけでも効果的です。

瞑想する人は瞑想の方が断然効果的です。瞑想によって終着点のない思考を終着させることもでき、脳内に蓄積した違和感を自らの意思と行動によって解消できます。

思考が落ち着いたら深い瞑想に入り、自己認識を潜在的に把握しての集中力ややる気向上があり、自己理解を高めることでの効果はたくさんあります。

 

3,グラウンディング

自らの土台を構築します。

認識の解放によってふらつきが起き、無自覚の自分に好き勝手される場合には、安心感が大切です。

自らに軸をもたらすように地球と繋がる意識を持ちます。

姿勢を正し、呼吸を整え、足の裏側から地球に繋がっているイメージをしながら、毎日数分間スーハーと呼吸を繰り返します。

自意識を高め、自己認識における責任を自覚する力になります。

 

4,土を触る

土いじりをすると必ず五感の認知があり、他の情報をなくした自己創作の時間になります。

「土をいじって何をするか?」の意思も含めて土を触ることで認識の自覚が増えます。

電気を地球に返すアーシングにもなり、溜まった電気を流す効果があります。

グラウンディングを裸足で土の上でされることもおすすめです。

 

5,植物を育てる

土も触れる一石二鳥が植物との共生です。

植物という命を自らが管理して育てるため、目的が明確化しやすく、行動の自覚も自然となされます。

植物だけでなく野菜もおすすめです。自らの育て方、水やり、そのための勉強、学び、理解の時間が全て集中へ繋がる育みになります。

 

6,別のことを考えている状態の自覚を増やす

最後の方法は、「あ、今別のことを考えている」と考えている最中に気づけるようにします。

客観性の育みがあり、自己認識の高まりがあり、自覚による自責の高まりになります。

自覚できた時には、別のことを考えているさまに良い悪いの評価・判断はせず、自らの行為として認識します。

「別のことを考えるのはなぜか?」と原因を探り、自ら特定すると自己認識の統率は大いに明確化します。

以上が、集中できない時のおすすめ方法でした。

 

別のことを考えてしまい集中できない まとめ

他の情報が多い世の中ですので、毎日毎日多くの情報をインプットすると、別のことを考えてしまうのは自然です。

大切なことは自らの意思を持って他の情報を理解したか、理解しようとしたかです。

他の情報はスマホやパソコンで手軽に気楽に簡単に得られますが、良いも悪いも危険性が含まれます。

便利さに脳内ホルモンにて幸福感を感じたり、心地良い刺激を含めると中毒にもなるのが情報というものです。

この情報も見極めてください。他の情報を理解するというのは外側ではなく中身、必ず意思が要ります。

意思があることで自己認識があり、自覚があることで客観性があります。

これらがあると集中する動機があり理由があり、自らが集中を作ることができます。作ると継続するか否かは自分次第です。

これがわかりやすいのが「楽しい遊び」です。

遊んでいる時は自らが遊びに集中しようと作り、継続させます。

自ら集中を作って人の話を聞いているのか聞かされているのか、聞く意味を理解しているのかなんとなく聞いているのかによって、集中力も継続力も全く変わります。

他の情報とは上手に関わりましょう。飲み込まれないように制御と防衛をしてくれるのが自己認識の自覚、自らの意思です。

ご自身の在り方は全てが大切であり意味があります。別のことを考えてしまい集中できない時には、自分を見て・感じて・捉えて・認めましょう。

現実をまずは認め、その後に改善や解消のための行動へ移ると、明確な自己理解と意思、目的を持ったご自身がいることと思います。

集中しすぎると10時間絵を描き続けて体が大変なことになっても気づかないという奇妙な人もいます(私です)。適当にバランスを見て、集中力を育んでいきましょう。

そんな一助となれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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