対処・解消法

【かっぱえびせん的内情】余計なことを言う人の特徴と心理と対処法

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誰しもが承知のことを自分の意見かのように言い、必要のない一言を付けたし、発言と存在を際立たせ、その場を唖然とさせ、静かにさせる。

人間関係に不利益や時間の無駄を作り、無用なことをする人。

通称、余計なことを言う人がいます。

関わりのアクセントになり過ぎるため、違和感や心地悪さを作り、共有空間をぶち壊す力を持ちます。

その力、みんなのために使えればいいのですが自分のために使うので、周囲にはストレスをもたらす不調和の素になりかねません。

そこで、余計なことを言う人の特徴と心理を紐解き、対処法をお伝えします。

私がそうなのですが、余計なことが口から出てしまう時が今でもあり、過去はひどいものでした。

やめたいのにとまらない、かっぱえびせん的な心理があるため、余計なことを口走ってしまう方の心理や内情理解の育みとしても、ここでの内容がお役立ちできれば幸いです。

内側の詳細分析にて対処に役立てると共に、人間の内側理解をご覧ください。

余計なことを言う人 特徴

余計なことを言う人の特徴一覧

余計なことを言う人の特徴
  1. 気が強い
  2. 負けず嫌い
  3. 比較癖
  4. 自分の世界に他者を入れ込む
  5. 思い込みが激しい
  6. 正当化意識が強い
  7. 正義を振りかざす
  8. 上下関係が人との関わり
  9. パーソナルスペースの認識がない
  10. 警戒心・危機感がない
  11. 人を許さない
  12. 生真面目
  13. 余計なことを言っている自覚がある

詳しく見ていきます。

 

余計なことを言う人の特徴13選

1,気が強い

気を張っているというニュアンスが近いかもしれません。

気を強く持とうとする動機が過去の記憶によってあり、自らを強く保とうとする意識が強い特徴です。

 

2,負けず嫌い

「負け」状態をとにかく嫌い、何事も勝負換算して「勝ち」状態や状況を見出そうとします。

 

3,比較癖

自分と他者を常に比較し、上下、勝負、優劣をつけて評価・判断します。

ゲームをしているかのように何事にも比較して負けない状態を求めますが、現実的な限界があることを理解しているため、自己ルールを決めてなるべく勝ちを作る在り方をします。

 

4,自分の世界に他者を入れ込む

「自分自分」「私は私は」と自分の認識が世の中の中心だと思う特徴です。

他者は自分の世界の中で生きていると思いたい、主導権を欲します。

自分ルールの中で生きているため、「会話の最後の一言は私が発言して終わらせるのが勝ち」などと他者を勝手に負けにする自己認識に沈み込みます。

 

5,思い込みが激しい

人によってはとても頑固な特徴ですが、誰しもではありません。

根底には思い込みの激しさがあり、自分の世界に閉じこもるようにしながら物事を認識し、他者への干渉や決め付けを癖のようにする特徴です。

 

6,正当化意識が強い

「正しい間違っている」「良い悪い」「男は女は」などのルールを多用して物事や人を見ます。

 

7,正義を振りかざす

「これが正義なりー」と槍をブンブン振り回すような特徴があり、社会性にある大きなバックアップとなるルールに身を投じ、自信を強引に持とうとします。

自らの意見かのように正義心を持ちながら、自律だと思い込んで社会性をあくまで後ろ立てにするところが特徴的です。

大きなバックアップに潜むことで正当化するのではなく、あくまで自分の意見に社会性が付いてきているように振舞います。

 

8,上下関係が人との関わり

人間関係に対等な意識が希薄な特徴です。

損得、恩徳、上下、勝負、優劣などの行き交いによる利益換算があり、何も持たずに人間関係を作らず、何も得ずに人間関係を終わらせません。

 

9,パーソナルスペースの認識がない

「他者の許容空間?知らない」と言わんばかりにズカズカと侵入してきます。

パーソナルスペースと境界線の概念がない人もおり、他者認識の欠如が表れる特徴です。

 

10,警戒心・危機感がない

偏った見方を正当化しているために、「何が世の中なのか、何が社会なのか、何が共存なのか」という認識に多角的な見方がありません。

すると、警戒心や危機感がない特徴が表れ、事が起きてから文句や悪口を言います。

 

11,人を許さない

嫌なことをされた記憶への執着を意味する特徴です。

何年も前のことを昨日のことかのように言い、否定や非難や悪口を言います。

 

12,生真面目

常識や規制や規律を重んじる特徴です。

思い込みと正当化が組み合わさると、ルール順守=大正解100点満点になり、他者にとても厳しくなります。

 

13,余計なことを言っている自覚がある

自覚ありです。

やめたくてもやめられない、一言余計に口から出てしまう、どうしても止められず言った後に後悔する人もいます。

改善に努力すればするほどにストレスを溜めてしまい、結局余計なことを言う自分を正当化してしまう人が多いです。

以上が、余計なことを言う人の特徴でした。

 

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余計なことを言う人 心理

余計なことを言う人の心理

心理には自己顕示欲が一つあります。

自分という存在を周囲に知ってほしいためにアピールを強めて主張し、「これが私」「私はここにいる」「私を見て、認めて、褒めて」と他者に向かって自らを見出すための欲求を持ちます。

独自性欲求でもあり、「自分にしかない意見」「私だけの能力」「私独自のもの」という状態、認識、他からの反応、評価を欲します。

心理を一言で表すと、「かまって」です。

 

支配欲と上下認識

かまって欲しい心理に関わるのが、プライド、我の強さ、上下関係で勝ち負けにこだわることです。

すると気を強くしようとすることが起き、支配欲、マウントをとろうとする関わり方をします。

社会性の常識や正義をバックアップにした状態が加わると、年功序列や男女の固定観念など、多くのルールを用いて自己価値向上を試みます。

この心理には人を上下に見る見方があり、自分を基準に下か上、下を作って己を高める支配、マウントが激化します。

言葉遣いが上下で全く異なり、下だと思えば明確に態度を変えた関わりをして、「お前が、あんたでも、こいつが」という言葉をあえて使います。

上だと思う相手には敬語、尊敬語、謙譲語、あらゆる敬いの言葉を使い崇め奉る、スネ夫的な感じになります。

 

スネ夫的心理は自分を許したい

言葉使いは「上」と判断した人を敬っているわけではなく、己の利益取得のためです。

上の人間に対する適切な対応・思考・行動ができていると認識すれば、自己価値を見出す自己ルールに該当し、物事の行動は常に「自分を見出すため」になります。

他への執着によって自分を許そうとする状態があり、満たされない状態になると誰かに話しかけたくなり、一方的に会う場を設けようとする行動が起き得ます。

自己支配の過激さと考えられ、自らを縛ると自己ルールの中でしか喜びを見出せなくなる可能性があり、他者との関わりは自分を見出すための機会でもあるので、余計なことを言いたくなくてもやめられなくなり得ます。

他に執着して己の利益を得るさまは、他の存在を利用して納得する行為でして、余計なことを言う人の決定的な心理が表れます。

自覚しないように物事を認識する、『自分への誤魔化し』です。

 

余計な一言をやめられない

生真面目で正義心を重んじる人間性があるため、誤魔化しはバチバチと自分の中での戦いを勃発させます。

「空気を読まず自分のために言いたいことを言う事実」vs「自分のために他者を利用しているわけではないと思いたい誤魔化し」

誤魔化さなければ自分のためにはならないとルール作っているために戦いが起き、余計なことを言った後に後悔しますが、余計な一言をやめられない状態が起きます。

 

余計なことを言う人の心理一覧

余計なことを言う人の心理
  1. 自己顕示欲、独自性欲求が強い
  2. かまって欲しい
  3. 他者によって自分を見出し、価値を得ようとする
  4. 支配欲やマウントによって自己の存在を高めようとする
  5. 他者との関わりは常に「自分のため」
  6. 自信を自ら見出さず、他者を下にしたり社会性に執着して見出す
  7. 自らを認識する真面目さがあり、自覚できる
  8. 自己支配が強いため、自覚を誤魔化そうとする自己内戦勃発
  9. 余計なことだとわかっていても利益になるのでやめられない

※余計なことを言ってしまう心理は、余計なことを言ってしまう時に知りたい【自覚者の直し方は一つ】をどうぞ。

 

えびせん心理の核

えびせん心理と勝手に名前を付けましたが、「やめたいけどやめられない」という変化しないさまを表す内情でして、自分を許せない原因が潜みます。

許したい気持ちと、許したくない気持ちが両方あり、自分を正当化しようとする気持ちが強いと自分を許さない状態になります。

余計なことを言う人には二人の自分が内在し、自分を許さない結果を作る戦いを常に勃発させます。

  • 正義心のある戦士が一人
  • 自分を誤魔化して納得(利益)を得たい負けず嫌いが一人

勝ち負けを重んじる認識を持つために勝負が起き、許せない自分を誤魔化すために内側で戦いを起こし、不納得の自分を一時的に解消しようとします。

勝つのは常に誤魔化して納得を得たい負けず嫌いの自分、納得するために余計なことを言います。

しかし、正義心のある自分がいるため、誤魔化して一時的に納得する状態から目を逸らさずに自覚します。

自覚すると自分をさらに許せなくなるため、また戦いが起きてしまい、戦いに慣れていきます。

慣れると戦いにて一時凌ぎするのが当たり前となり、心理を変えることがなくなり、余計なことを言うさまを変えられず、やめたい気持ちはあるけど、納得という利益が得られるのでやめられない。

ジレンマに慣れてしまい、やめたいけどやめられない、言わないようにしたいけど言ってしまう、変えたいけど変えられない、そんなえびせん心理になります。

※余計なことに翻弄される場合は、一緒にいるとイライラする人の特徴と対処│いつの間にか自分を変えられている をどうぞ。

 

余計なことを言う人 対処法

対処法ポイント

対処法のポイントは、如何に相手を理解して関わるか。これまでの内容がお伝えしたい主旨です。

対処法となるのはえびせん心理の理解による対応。

おさらいがてら、心理から見出されるさまを見てみましょう。

頭の中での戦い、ルール過多、自己世界に身を置く、他者を己の世界に入れ込む、支配欲、かまって、主導権、自覚と誤魔化しのジレンマ‥‥。

全て自分の世界から抜け出さない状態です。

対処ポイントは、自分の世界から抜け出していないことを自覚してもらいます。

周りが見えていない自己認識のみの世界に他者を入れ、利益を得ようと余計なことを言って他を巻き込んでいる自覚の誤魔化しで終わらせない

「ちょっと待って、自覚して」という具合です。

 

余計なことを言う人の対処法①:リピートand聞き直し

自覚材料の提供です。

「あぁそれね、はいはい、知ってるよ」に対して、
「はいはい、知ってるよ」

ひねくれや嫌味ではなく、ただ単にリピートします。

「あの人、髪の生え方微妙だけど頭良いよね」に対して、
「髪の生え方微妙だけど、ね」

みんなでワイワイしている時の、「あそこのツッコミは微妙だったな」に対して、
「あそこのツッコミは微妙だったなって言ったの?」

リピートだけだと不自然な時もあるので、聞き直すのも効果的です。

目的はあくまで自覚するための材料提供で、感情を含めずにそのまま伝えてあげることで、自覚して正義の戦士寄りに向かってもらいます。

 

余計なことを言う人の対処法②:勝ち負けルールを先に言う

二つ目の対処法は、「こういうことで勝ち負けの認識を持つ人っているよね?」と遠回しに自覚を促します。

「会話の最後の発言が欲しい人って、それが勝ちだと思ってるんだって」
「人を上下に見て、勝ち負けで判断する人ってどんな人だろうね?」
「年齢聞くと負けず嫌いになる人いるよね」

余計なことを言う人は、自分を勝ちにするだけでなく負けにして納得する人もいます。

勝ち負けを意識した状態があることを一般論として伝えると、自覚して勝ち負けルールを押し付けた発言が減少します。

※トラブルメーカーの対処については、トラブルメーカーの内情心理に自覚がない?!│対処は工場奥のお菓子メーカー をご覧ください。

 

余計なことを言う人の対処法③:無反応でジーッと眺める

これは私がよくやる対処法です。

「だからさ、」
「あなたはいいよね」
「私はこんなんだからさ」

などの余計な発言をした際に、何も反応せずにジーッとその人を眺めます。

もちろん悪意も否定も何もなく、余計なことを言った時だけ無言でジーです。

これをすると、「今の発言になにかあったのかな?」と自ら見直す機会作りになります。

「結構きまずい」という感じもあると思うので、相手に何を思われても気にしないような方におすすめです。

余計なことを言わないように、かなり意識的に気を付けてくれます。

 

余計なことを言う人の対処法④:余計な発言に感謝する

「それはいいけど、私だったらそれじゃあ微妙だからしないね」に対して、
「なるほどね、これじゃあ微妙だからしないという考えもあるのか、自分を見直す機会になったよ、ありがとう」

ズキューン。

そんな音が相手の心から響くかもしれません。

「自分を見直す機会になったよ、ありがとう」

この発言は、私の経験ではかなり有効的です。

心理をブルンブルンさせ、相手がまさに求めている状態を実行する披露となるため、余計なことを言わない自分になるための起爆や刺激にもなり、相手の改善のためにもなります。

自他共に向上できる対処法です。

以上が対処法でした。

 

余計なことを言う人 まとめ

「余計なこと」

自分のこととして空間や時間を支配しようとするさまには、主導権や正当化、他の反応によって自らの価値や意義を見出すアピールがあります。

他者の立場や状態で物事を認識する余裕のなさがあり、常に頭はルール照合にて駆け巡り、利益という名の納得を得るための自己支配回避を求める行動が見られます。

余計なことを言うと、その場を凍り付かせるようにツーン、黙らせるようにツッコミできない状態をスーンと作る空気を読まないパワー。

頭の中の戦士は常に休戦を求めながらも、生きる術として戦いをやめないえびせん心理に突き進みます。

納得を求める欲求は自己支配の中の自己解釈なので終わりがありません。

しかし、自分に正直で正義を持って己を貫こうとする、真面目だからこその姿が垣間見え、自覚しようとする正義の戦士。内なるもう一人の自分がいます。

そんな自分を全面に出してあげられるようにすることが対処法の主体であり、自他共に向上と変化による成長を得られる方法です。

余計なストレスや心地悪さ、思考稼働による疲れや煩わしさが解消されることを願います。

それでは、余計なことを言う人の内側理解、えびせん探求を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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