意味

会った瞬間の追憶。初めて会った気がしない人の心理とスピリチュアル

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ビビビ、ピピピ。

初めて会ったにもかかわらず既にどこかで出会っていたような、懐かしい、身近な感覚。

親近感があり、心の距離感が近く、不安や恐怖を感じず、安心感を与える人は、「初めて会った気がしない」と言われることがあります。

関わらずとも会った瞬間に、「どこかで会ったことがある」と感じる場合もあり、親近感以外にも追憶との繋がりがあります。

ここでは、初めて会った気がしない感覚の正体をお伝えします。

初めて会った気がしないと言われた意味は?
どこかで会ったことがあると感じる心理とは?
どうして既に会ったように感じる?

私自身の経験に心理とスピリチュアルを含めた詳細にて、これらの疑問点の解消にお役立てできればと思います。

一つの考え方として、事実をご自身の中で整理するご参考となれば幸いです。

初めて会った気がしないと言われた

初めて会った気がしないと言われる理由

心に壁を作る必要のない人には、初対面の抵抗や反発や不安を感じず、「初めて会った気がしない」と抱きます。

「親近感」

身近で、安心でき、心地が落ち着き、不安や恐怖を感じない人には距離感の近さがあり、初めてではないような気持ちになります。

「初めて会った気がしない」と言われるいくつかの理由が、親近感によって生まれます。

 

夢中に生きていた時の懐かしさを感じる

子供の頃は一切の恐怖を感じずに心から夢中になることが多かったと思います。

成育と共に責任が増え、自覚が増え、自己防衛が自然と発達し、不安が多くなるために恐怖を感じない子供の感覚から離れていきます。

大人になってから子供の時の感覚を感じさせてくれる人がいると、とても貴重な時間であるため、「なんか嬉しいな」と抱きます。

懐かしさを感じる人であり、恐怖を感じずに一心不乱に生きていた時を思い出させてくれる雰囲気や情動や思想を持っている人は、「初めて会った気がしない」と言われます。

 

赤ちゃんの時を思い出させてくれる人

思い出せない過去の記憶に触発する人には、懐かしさと落ち着きを感じます。

特に赤ちゃんの時の記憶を思い出させてくれる人は、「初めて会った気がしない」と言われます。

赤ちゃんの時の記憶とは、善も悪も良いも悪いもない、ルールによる縛りも制約も誓約もない、完全なる自由であり何をしてもいい抵抗のなさ。どこにも何にも偏らない認識、感覚があります。

「こうしなきゃダメ」「こういうものでしょ」「常識でしょ」「当たり前じゃない」「それがルールなの」

このような認識がない人と一緒にいると、自由にしてもいいと許された感覚になり、赤ちゃんの状態が自然と戻ります。

一切気を使わず、緊張せず、心配が要らず、不安がなく、恐怖がなく、危険もなく、否定も縛りもない。

何もかもを受け入れてくれる人は、「初めて会った気がしない」と言われます。

優しい親や里親、おじいちゃんやおばあちゃんのように思われる人は言われやすいです。

※初めてとは思えない懐かしさは、突然の懐かしい気持ちに追憶の仕組み。実は赤ちゃんになっている?! をご覧ください。

 

初めて会った気がしない心理

親近感、懐かしさ、落ち着きを感じ、受け入れる許容がある人には、「初めて」という壁を取り払いたい心理があります。

情報化社会が進むと思考が発達して情報量が増えると同時に、自然と増えるものがあります。

不安と恐怖です。

不安(心配・悩み・焦り・迷い)や恐怖(危険・苦痛・恐れ・拒否)は心では作れません。脳で作ります。

思考にて作り、思考にて自己防衛を働かせて対処するのが私達人間の脳です。

情報が増えれば増えるほど、初めて会った人に対しての不安と恐怖は増え、身を護るスタンスが増えていきます。都会や雑多な環境であればあるほど、自己防衛にて陽気になったり演技したり、対処の過激さが増していきます。

そこで不安や恐怖を感じない存在、心を開き、対等な関係を求め、気を使う必要もなく、素の自分で関われる、一切の抵抗も反発もない人間関係を築くスタンスの人に出会うと、プラスの意味付けをしようとします。

出会えたことに嬉しい気持ちになり、相手を喜ばせたい気持ちにもなり、「初めて会った気がしないよ」と言いたくなります。

相手を喜ばすセリフとして使用する人もいます。

相手のためか自分の利益のためか使い方は人それぞれですが、「初めて=壁」だと認識していればいるほどに、不安と恐怖を感じさせない人には初めて会った気がしなくなります。

「この人を受け入れたい」「出会って嬉しい」と思える人には、「初めて」に付けた自己ルールを取り払い、初めて会った気がしないと思うことで心を開く心理があります。

 

会った瞬間に初めて会った気がしない人

関わらずとも出会った瞬間、見ただけで、「はっ、会ったことがあるような?!」と感じる人がいます。

私が海外を旅していた時の出会いでは、思い出せるだけでも8人います。

会った瞬間に初めて会った気がしないのは不思議な状態です。

見ただけなので、「会ったも会ってないもない」と考えるのが一般的だと思いますが、会った瞬間に感じる場合、明確なことがあります。

思うのではなく感じる。

思考で考えるのではなく、感覚感受です。

 

初めて会った気がしない不思議な感じ

この「感じ」を体感した人は、このことに心当たりがあるのではないかなと思います。

「どこかで会ったことがある」と思わせる感じ。

不思議な感じです。思考ではないので具体的な答えがわからない。しかし、明確に会ったことがある感じがする。

私の場合を例にしますと、チリとインドで出会った二人は見た瞬間にビビビ、ピピピ。

「あれ、知っているぞ」

知っている訳はありません。初めて行ったチリの田舎町。チリ人の友人の友人として紹介された姉妹の妹さん。

出会った瞬間につい口が漏れてしまい、「どこかで会ったことがあるよね?」と聞くと、「私もそう思ったの」と言われました。

インド人はインドを旅していた時の夜行列車の途中駅。三時間停車するインドの列車事情にて時間が空き、名も知らない町を夜にブラブラしていたら、路地裏でたまたますれ違った女性。

すれ違っただけですが、「あっ?!」と振り返ると、女性も同じように振り返ってお互いに凝視。

「同じことを思っている」と思っている私と女性は長い間見合い、私は凄く嬉しい気分で笑顔で会釈すると女性も笑顔で会釈し、お互いにスタスタ離れました。

私は話したかったのですが、「この人には今関わるべきではない」と感じたために離れました。

両者との出会いには、「二人を繋ぐ感覚」があり、どこかで会ったように思わせる感じがあり、頭から離れなくなります。

この状態を内観しますと、あるのは「繋がりの感受」です。

 

繋がりの感受は必要な気づきを与える機会

繋がりの感受には嬉しいような寂しいような気持ちがあり、頭から離れなくなります。

喜と哀の気持ちが含まるのは陰と陽の両方がある状態、両方がない状態をも意味します。

どちらでもない情動と頭から離れないことは、過去の記憶からの感受であり、どこかで出会っている感覚を思い出した瞬間の気持ちが、「繋がりの感受」です。

「どこで出会ったの?」

出会っていません。

これが不思議にさせる所以。

「出会ったと思わせる感じ」という曖昧だけど確実な感じ。相手ではなく自分にフォーカスする意味をもたらします。

現状の自分に必要な気づきを与えるための存在が、初めて会った気がしない人であり、繋がりの感受によって気づく機会となる意味があります。

 

初めて会った気がしない「繋がりの感受」の体験談

私の例を参考にしていただき、一つの考え方としてご自身と照らし合わせてみてください。

私がニュージーランドで出会った男性がいます。会った瞬間の感受はなく、少し関わった時に、「初めて会った気がしない」と感じます。

男性には安心感と懐かしさを思い出させる追憶があり、不安と恐怖を一切感じない自分になれる心理がありました。

ここに繋がりの感受はありません。良き出会いであり、彼は私の親友です。

インドとチリで出会った女性には、会った瞬間の繋がりの感受がありました。

出会った時に感じたのは、「現状の自分の確認」の意味でした。

 

自分を確認するための存在に「会ったことがある」と感じる

出会った時の私は成長と自己理解を深める経験を増やしている時。旅を活用していました。

インド人と出会った時に感じたのは、「今じゃない」「この人に追いついていない」というものでした。

当時の私にとっては痛烈で明確な意味。自分自身の理解度、認識力、自己認知、人間性、成長度合、意志、精神、意識。

「私はもっと成長する必要がある」「このままではまだまだ足りない」と明確にさせてくれる出会いでした。

何も話していません。ただ目が合い、お互いに見合い、何かを感じ、別れる。

自己満足でしかない情景ですが、強烈に自己確認の意味を知らせる感覚として、「会ったことがあると思える感じ」を感受します。

 

大切なことに気づかせてくれる存在に「会ったことがある」と感じる

約2年後のチリ人女性との出会いの時は、「成長できた」と思える自分でした。

出会った瞬間に仲良くなり、大きな繋がりを感じる人。しかし、関われば関わるほどに相手の良さ、志、覚悟、強さを感じ、普段は人と比べることなどしないのに自分と相手を比較していました。

自分と似ている人だったために一緒にいるのは楽しい。お互いにお互いを同じように見て、感じて、考えて、想う。同じだからこそ自分の未熟さが露呈する人。

最後のお別れの時には、両者共に同じ事を考えていました。

「お互いにもっと成長して、もっと頑張ろう」でした。

甘んじていた両者。個人的に努力して行動して頑張ったと思えた両者が、同じ認識を持っていた時に出会い、同じ影響を与え、大切なことに気づかせ、それぞれの道を歩み続ける力を与え合う。

現状の自分の確認と同時に、出会った時の自分にとって大切な気づきを与えてくれる存在が、会ったことがあると感じさせてくれる人です。

 

初めて会った気がしないスピリチュアル

初めて会った気がしない人のスピリチュアルな理解

どこかで会ったことがあると思える感覚は、捉え方を変えると魂の追憶です。

魂の認知を感じると、奥深くに存在する記憶の情動や感情を感じます。

魂の記憶の思い出しは顕在的に自覚できる領域から、潜在意識や超意識という無自覚の領域に入り、思い出す記憶に触発すると、内容は思い出せませんが初めてではない感覚を感じます。

 

過去世で出会った人や場所や物や事には初めての気がしない

スピリチュアルな魂や霊魂の概念では、私達は輪廻転生を繰り返し、過去世を幾度も繰り返しながら現在に至ります。

過去さまざまな場所で生まれ、育ち、経験し、役目を持ち、使命を果たし、カルマを作り、解消し、成長を目指します。

過去世で関わった人や場所と出会うと、「初めてではない」「懐かしい」と魂の追憶によって抱く感覚となります。

過去世の記憶があると、今世ではないために自覚して思い出すことはできず、何か過去世に触発する人や場所や物や事によって思い出します。

「なんかこの人知っているんだけど思い出せない」という感受であるために具体的な内容をイメージできず、魂の記憶を思い出していると考えられます。

 

ツインソウルやソウルメイトと出会うと初めて会った気はしない

双子の魂の片割れと言われるツインソウル。出会った瞬間に「初めて」という感覚は皆無です。

一切ないために、他者とははっきりと線引きできる感覚であり、「初めて会った気がしない」と思うことすらない人もいます。

お互いの意思疎通に会話が不要な特徴があり、相手の考えがわかり、相手がわかっていることもわかる関係で、自分と関わっているような気持ちになる人です。

ソウルメイトはお互いに成長意志を持ち、使命を持って今世を生きる個々の存在であり、お互いに協力し支え合うサポート関係になります。

私の場合ですと、上述のインド人とチリ人は共にソウルメイト。出会った時に繋がりの感受があり、お互いの成長に繋がる意味をもたらす出会いとなり、両者に意味を成します。

ソウルメイトは魂の記憶を共有する仲であり、グループソウルと言われる同じ魂レベルの集団の一員であり、魂としての関わりが多く深いため、見た瞬間や少し関わっただけで、家族のような心の距離感が近い関係性になる特徴があります。

※運命の人と会った時の詳細は、一緒にいると眠くなる人の不思議な特徴│魂に入る懐かしい眠気 をどうぞ。

 

初めて会った気がしない人とは?

初めて会った気がしない人の意味をまとめるとこのようになります。

初めて会った気がしない人とは
  1. 親近感があり心を開いて関われる
  2. 懐かしさと落ち着きを与えてくれる
  3. 不安と恐怖を感じさせない
  4. 自分を確認させてくれる
  5. 現状の自分に大切な気づきを与えてくれる
  6. 過去世で関わった魂の追憶を感じさせる
  7. ツインソウルである魂の片割れ
  8. ソウルメイトである成長を求め合う仲間

 

ソウルメイトに出会うと初めて会った気がしない感覚になる

心理からの感情や感覚を抱く出会いをスピリチュアルで表現すると、ソウルメイトと言えるかもしれません。

ソウルメイトであるかどうかは重要ではありませんので、言語表現は自由に解釈していただければと思います。

ソウルメイトとの出会いは明確に、「初めてではない」「会ったことがある」と感じ、人それぞれに大切な意味と気づきを与えます。

「自分の確認とは?」
「大切なこととは?」
「気づきとは?」
「出会いの意味とは?」

答えは千差万別ですが、家族や仲間のように関われる人柄や心理、出会いによって自己確認や気づきを与えてくれる人は、「初めて会った気がしない、どこかで会ったような」と感じます。

現状の自分にとっての大切な意味をもたらすのが、「繋がりの感受」であり、「会ったことがあると思える感じ」です。

※初めてとは思えない落ち着く人の詳細は、一緒にいて落ち着くのはなぜ?特徴と【ほっこりフィーリング】の紐解き をご覧ください。

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初めて会った気がしないと言われた まとめ

不思議な感覚であり捉え方はさまざまですが、本人にとっての感覚が全ての答えですので、一人一人に明確な答えがあります。

「初めて会った気がしない」と言われたあかつきには、安心感や懐かしさを与えることから、記憶の触発からもたらす意味まであります。

共通することは、何かしら意味をもたらす感覚を与えており、人として大切な感情・感覚・気づきの影響を与える意味深い人ということです。

懐かしい気持ちとはスピリチュアルな感覚でもあります。善も悪もない陰と陽に偏らない感覚であり、赤ちゃんの時を思い出させる楽しさと寂しさの共存であり空。

何もないけど全てがある真理の感覚。人としての根本を思い出させ味わわせる影響力を持つ人は、変化・向上・成長・気づきと人間に欠かせない働きをもたらし、絶対的に重要な存在です。

初めて会った気がしない人は大切であり、言われた場合には自信をもたれてください。

人間は知らない所で影響を与え合います。知っている人は知っています。気づく人は気づきます。

知らぬ間に人間の本質であり根本に影響を与える。フワッと与えるために心地良さを与え、好かれます。自信を持つと慕われ、尊敬されるようにもなります。

無自覚に大切な気づきを与える影響者。

これが、初めて会った気がしない人の正体であり、言われる所以です。

そんな理解がご自身や出会う人を知る一助となれば幸いです。

それでは、初めて会った気がしない人の心理とスピリチュアルなお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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POSTED COMMENT

  1. より:

    はじめてあった気がしない人、います。会えなくなって何年も経ちますが、あ、と思って振り向いたら相手も同じだった事や気まずかった日、気持ちが行き交った事、節々の出来事を昨日の様に思い出します。お互いがお互いをどう思っているのかなんて話したことないまま別れました。でも、私は今でもとっても愛しています。私は家族を持っていますが、それとはまた別の気持ちです。記事を読んで考えましたが、未熟でなんにも解ってない自分に何かを気づかせてくれる相手だったと思います。また会えるなら会いたいな。

    ごめんなさい、ただの片思いの話です(笑)文にして書かせてくれてありがとう、
    いつもありがとうございます。

    • 北斗 より:

      いい出会いですね。
      記憶が自分を作りますからね。良い記憶があるといいもんですね。

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