「なんだか仕事がうまく運ばれない、ミスばかりで周囲に迷惑をかけている」
そんなことを思う時、一体何が起きているのでしょうか。
自分の内側?外側?他者?会社?
この紐解きをすると、明確な原因がゴツゴツと現れます。
原因を自覚できれば対処が見えてきますので、紐解いていきたいと思うのですが、一体何を紐解きましょう?
意識。
こういうスピリチュアルな話をしていきます。
私自身も何をしても仕事がうまくいかない経験がありますので、その際の気付きと共に、私のわかることが何か役立てば幸いです。
奇妙な話ですので、思い当たる所だけを参考にされてください。それ以外は戯言としてスーっといきましょう。
Contents
仕事がうまくいかない時に起きていること

仕事がうまくいかないとは?
そもそもの話から進めていきましょう。
「うまくいかない」
これはどういう意味なのか?
二つに分けたいと思います。
- 仕事ができない、迷惑をかけるなど、成功状態のない様
- 突然ミスが増え、結果を出せなくなるなど、流れが悪い様
仕事がうまくいかないとは、能力不足や理解不足などで仕事自体ができないのか、突然これまでとは違うミスや結果が起きてしまうのか、に大きく区分けできます。
仕事ができない①には、心理や仕事に対する認識を紐解きます。
流れが悪い②には、スピリチュアルも含めて紐解きます。
それでは、初めに仕事ができないことでのうまくいかない話からいきましょう。
仕事ができないためにうまくいかない時
成功状態がなく失敗続き。
ミスが多く、評価も下がり、周囲に迷惑もかけてしまう。
この状態では、どうしたらいいかわからない彷徨いが起きてしまうので辛いですね。
起きていることとして考えられるのは、仕事場での自分の役割や立ち位置がわからないこと。
「この会社(部署、店など)で私ができることは何か?」の答えがわからない状態です。
すると、仕事内容をしっかり把握できず、ノルマや制限時間など、「しなければならない」という認識にフォーカスしてしまうかも。
さらに、先輩や上司に質問攻めしたり、業務の意味自体の理解がなかったり、目先の片付けなければならないことに集中し、次から次へと仕事が舞い込みてんてこまい。
許容オーバーです。
ここにあるのは自己理解や業務理解のなさ、連携や共有や調和のなさ、組織としての自分ではなく、組織の中で孤立した自分である可能性が。
するとミスが起きやすく、迷惑かどうかの周囲の目を気にかけ、居場所がなくなる。ですが、これらは後付けで重要ではなかったりします。
ここで着目したいのは、会社の一員として目的を持って目の前の業務に向かっているか否かの認識です。
いわば、「あなたは誰?その仕事をする目的は何?」が不明確かもしれないという話です。
仕事がうまくいかない時の状態
「仕事をうまくこなせない場合にはこうすればいいよ」という内部に入ったアドバイスはたくさんあります。
時間の概念を変え、質問する時の焦点を変え、周囲の業務を把握し、休息や気分転換、連携強化や報告の仕方の工夫、自信や自尊を養い、プライドの見直し、感情表現に自己表現の活用、コミュニケーション時の着眼などなど‥‥。
どれも重要ですが、仕事がうまくいかない時にまず確実に把握しておきたいのは、『仕事場での自分の確立度』かもしれません。
新人など業務の覚えたてであれば、自分の居場所が未だ曖昧なので先輩や上司に付くことで確保したりします。
それが嫌であれば仕事をバリバリこなして結果を残し、自ら居場所を作る人もいます。
自力でも他力でも居場所の確保は最優先。それがないと、仕事に取り掛かる前の準備が整いずらくなります。
いわば、本領発揮できない。
そして、自分のできることがわかりずらくなり、業務理解や連携、他者のサポート活用などに向かわず、ノルマや時間にフォーカスして余裕がなくなり、追われる立場になって焦りがでます。
すると自覚せずとも心身は硬直して、力の半分も出ていない。
思考が定まらず泳ぎだし、脳内の整理整頓に手間取り、ストレスも疲労も溜まりやすく、さらに成功体験に繋がらず自信や自尊を仕事にて培う機会もなくなる。
空回り、クルクルです。
仕事がうまくいかない時のキーワードは、自分の居場所の確立です。
居場所があるかないかではなく、自らが作り認識し把握しているかどうかの話でして、自己満足や勝手な理解でも確立することで、自分のできることや仕事への向き合い方、関わり方がわかり、全体を見る余裕が少しでもできます。
それは、焦りがなくなる状態となり、随分と気楽な心持ちで、他者との連携や業務理解も容易になります。
※仕事の意味の理解は結構大事ですので、スピリチュアル的な仕事の意味│命がけの暇つぶしは良いこと尽くし をどうぞ。
仕事がうまくいかない時の心理要因
これまでの話をまとめながら、仕事ができないことでうまくいかない時の心理を一覧にします。
- 仕事場での自分の居場所が曖昧
- 自分の確立度が低く、空回り
- 他者と比較している
- 業務内容の意味(本質)を知る癖がない
- 集団帰属意識が低い
- 焦りが潜伏して仕事場に安心や安全がない
- 会社の一員の認識が薄い
- [自分+他=自分]の社会的自立の欠如
- 個の主張(または個の抑制)が強い
仕事がうまくいかない時は、会社や組織という集団の中で自分が存在する認識を持っていない可能性があります。
個人経営者でも同様でして、顧客となる他者との関わりの中で存在する己がいないと、歯車が合わないので空回り、クルクルしやすくなります。
そのため、会社の一員としての自分に合わせた在り方を見出し、「会社のために何ができるか」を把握して仕事することが重要だったりします。
仕事がうまくいかない時のスピリチュアル
流れが悪くて仕事がうまくいかない時
お次はもう一つのパターンを進めていきましょう。
突然ミスが増えたり、結果が伴わなくなったなど、流れが悪い状態です。
ここには上述の、「会社の一員としての自分の確立度」も関わり、確立度が低くなればなるほどに自分の内情や他との関わりに変化が起き、仕事がうまくいかなくなり得ます。
そして別の理解となるのがここでの主旨、流れが悪いというエネルギー概念によるスピリチュアルな見方があります。
流れは「気」とも言いまして、エネルギーのことです。
物事や人間には流れが常にあり、流れの停滞や詰まりや未浄化があるとエネルギーストップ。
これまで流れていた状態がストップするという意味での変化が起き、これまでとは結果が変わります。
この流れに関係するのは、自分自身のエネルギー、職場の人々のエネルギー、職場のエネルギー、土地のエネルギーや磁場、業務に関わる社会的エネルギーなどがあります。
突然流れが悪くなった場合に考えられるのは、人自身から発されるエネルギーの変化。いわゆる自分か職場の人々のエネルギーです。
自分だけ仕事がうまくいっていないのであれば、自分のエネルギーに何らかの変化が起き、仕事が不調になります。
同時に同僚や上司や部下との反発も起き得るので、人間関係にて会社での自分の確立度が下がって支障をきたすというものです。
ここでは、自分のエネルギーの流れが悪くなった場合の紐解きをメインにします。
仕事がうまくいかないスピリチュアルな原因

一体何が起きているのでしょうか、自分に、内側に、心理に、精神に。
流れが悪いのは不調によるもので、「角、生えてますけど…」ということです。
パワプロで言う絶不調、ちょっと黒目がかってヒーヒーしている状態。スルーしてください。
この不調に考えられるのは、肉体的な不調、心理的な不調、精神的(スピリチュアル)な不調です。
肉体はイメージがわきやすいと思いますが、ストレスや疲弊、食生活や健康管理です。
心理的なものは、自分らしく仕事ができていない様でして、上述でお伝えした心理から考えられる仕事がうまくいかない状態。自分の確立度や集団帰属意識、焦り、許容オーバーなどがあり、仕事との関わり方と自分の在り方の調和がずれた状態です。
そしてポイントとなるのが精神的(スピリチュアル)な不調。
一覧でどうぞ。
- エネルギーの心身停滞
- エネルギー循環がない
- 流れがない時期
- 流れに反発する意識状態
順番に見ていきましょう。
仕事がうまくいかない原因①:エネルギーの心身停滞
これは自己表現がない意味、特に感情表現のなさに基づきます。
この紐解きは、自己抑制と自己支配と自己概念の多さに繋がります。
- 自らを抑制して嫌々我慢する
- 自らの縛り付けとなる、気を使う行為や自らを隠したり誤魔化す自己支配
- 思い込みや決め付けにて自分ルールを多く持って貫く自己概念
これらがあると、無意識の場合もありますが自己表現にひと演技が必ず入ります。
すると不納得や拒否が蓄積しやすく、心身のエネルギー循環に障害を作る原因となります。
特に感情はエネルギーを流す役割をも担う大切なエネルギーそのものでもあるので、怒りや悲しみ、憤りや苦しみなどを抑制したり我慢したりすると、未浄化のエネルギーが蓄積して淀みが心身に作られます。
ネガティブなものだけでなく、ポジティブなものも抑制すれば同じように淀みを作り、流れを悪くします。
仕事がうまくいかない原因②:エネルギー循環がない
原因となるのは流れを止めるものだけでなく、循環がないことも大きく関わります。
循環は姿勢の崩れや体の冷え、血管収縮など血やリンパ液の流れが遅くなるようなイメージで、自然な状態ではなくなった時に流れなくなります。
言い方を変えると、自分がありのままの状態ではない時=力が入り過ぎ(自分らしさへの抵抗が多い)状態です。
自分の見失いや彷徨い、他者との比較や優劣を付けて自他を見る認識など、自分のことを自分で認識しない様があればあるほどに循環がなくなります。
そこにあるのは安心や安全のなさでして、職場環境にて安心感がなくなったり、排他的で攻撃されるような人間関係などがあると、他の影響にて自分の内情が変わり、仕事がうまくいかない精神状態になります。
仕事がうまくいかない原因③:流れがない時期
流れが悪くなる原因には、一人一人が持つ時期の関係もあります。
私達はこの地球という陰と陽の三次元世界に生きているため、陰があれば陽があり、上昇すれば下降し、下降すれば上昇しと、波のように上下行ったり来たりを繰り返します。
下降すれば上昇の変換点まで落ちていくのは自然ですので、流れが悪くなる時期というのが誰しも人生で一度以上あります(人によって波の周期や範囲が違います)。
停滞期や大殺界など、言い方はさまざまにありますが、これは上昇のために必要な時間でもあり、学びを増やしたり成長への前準備、または冬眠的な休息だったりと、考え方は人それぞれに用いることができます。
だいぶスピリチュアルな話になりますが、自らの意識状態を上げると三次元概念に対する揺さぶりをなくすことも可能でして、上に行ってもありのままの自分、下に行ってもありのままの自分と、差をなくすように自らを上下自由に移動させると、波のブワブワに影響されることはなくなります。
いわば、意志と信念を明確にして自分が人生を創造する意識状態です。
仕事がうまくいかない原因④:流れに反発する意識状態
最後の原因となるのが、最も改善に繋がる理解です。
流れに反発することは、上述の原因③で下降している時に、「下降すんなーコノコノ」と止める状態です。
これは、仕事への関わり方や失敗や不満足などに対する現実逃避や拒否、誤魔化しや偽りのことでして、リアルに起きている結果を受け入れず、見ないように拒否すると、あえて流れに反発を作って物事を悪化させる可能性があります。
流れとは川のように自然に動くものなので、自然な様を壊すにはその後の影響を含めた覚悟と責任を要します。
私達人間は仕事でも何でも必ず失敗します。
そのため、反発が悪いなんてことはありません。反発するからには自然の摂理を壊す意味となるので、その後の仕組みや流れは自らが作り続けることを前提理解すると、自分のためになります。
失敗を如何に自分の流れに追加し、反発させないかが大事な認識となり、流れを止めなければ、グワンとその後の上昇の波に乗って加速されていきます。
失敗を見ないのではなく、まじまじと見る。とこれは結構大変かもしれないので、うっすら見るにしましょう。
大切なことは誤魔化さない、拒否しない、現実をなかったことにしない。
もし流れを壊したとしても、その事実を自分のために受け入れて、修正や工夫にて自らの在り方を変えると、再度自然に流れ始めてくれます。
※仕事に対する考え方は、仕事は適当がいいけど難しい│少しでいいので気楽にする方法 をご覧ください。
仕事がうまくいかない時にひと工夫
仕事がうまくいかない時に起きているスピリチュアルな理解をまとめると、こうなります。
- エネルギーの流れが悪い
- 自己抑制、自己支配、自己概念によるエネルギーの停滞
- 自己表現(特に感情表現)がない
- ありのままの自分と離れた状態によるエネルギー循環のストップ
- 自分のことを自分で認識しない(他者にて認識する)
- 安心や安全を感じていない自分や職場環境
- 停滞期や大殺界など、流れがない時期
- 流れに反発する誤魔化し、拒否、現実逃避が多い
これらの原因から理解したいポイントがあります。
自分や環境など、現状をどこまで認識して行動しているかによって、うまくいくか否かの結果が作られます。
言い方を変えると、現状の自分や周囲の人、会社の環境など、自分を含めた身の回りの認識度(幅)を高めることが、仕事をうまくこなす方法になります。
根本となるのが、「会社の一員として自分のできることを把握しているか否か」
自分を抑制したり、解放したり、何が自分らしいのかは場所場所の環境で常に変わります。
仕事をしているのであれば、その会社だから、その部署だから、そのお店だからこその自分らしさがあり、それは日によっても同じ仕事をする仲間や雰囲気によっても変わります。
そこにいるのは、会社の一員としてのありのままの自分です。
仕事を誰から貰っているのか、誰のために働いているのか、なんのために働いているのか、何を目的に働いているのか、契約なのか遊びなのか、給料をもらっているのは誰からなのか、自分の働きの価値は、利益は、誰が喜ぶのか…。
企業や組織に属す場合には働く土台があるので、その場での自分という存在は、[自分+会社(従業員や顧客など関わりがある他)]になります。
この認識にて自分の確立度が上がり、仕事への成果やモチベーションにも繋がり、他者との連携や自分のできることを一生懸命にする様を作れます。
会社の中で、「私は私」という在り方をしても何も悪いことはないのですが、損するのは本人になってしまい、「会社の一員」という意味の深さをスルーしかねません。
どれほど自分を知り、環境を知るか。
仕事とは独りでは基盤も価値も利益も作れないので、目の前の仕事一つするにしても、全体的に認識して“自分”という存在を確立させ、他(人や会社や社会や仕組み)を考慮して敬う気持ちを含めると、会社の一員、または社会の一員として仕事をうまくすることに繋がります。
意識の話が大事。
そんなスピリチュアルです。
※仕事で悩む場合の大切な話は、悩みがあるから良い。スピリチュアルな悩み相談に大事なこと をご参照ください。

仕事がうまくいかないスピリチュアル まとめ
仕事ってなんなんでしょうね。
お金をもらう契約履行?言われたことをする従順?ステップアップの足かせ?他者との出会いの場?成長や学びの修行?遊び?
「もう、命がけの暇つぶしでしょ」なんて思ったり思ったり。
他者との関わりだけでなく、集団に属して自らの価値が見出される。そんな環境での自分という意識は、普段の生活とは変わります。
意識とは日常的に自覚しているものではないので、他の環境が変われば影響し、流れが変われば結果も変わり、エネルギーが変われば不調も起き、気付かぬ内にいろいろ起きていたりします。
仕事のことを考えると行き着く先は、「自分って何?」という哲学だったりします。
そんな話はチョー長いのでどうでもいいですが、ここでの内容から、仕事がうまくいかない時には自らを、周囲を、会社を、環境を見直す機会になると考えられます。
自らの在り方を見つめ直し、心機一転流れに逆らわず、会社の一員として流れに乗る働きができるとなんとも心地良い。
そんな一助になれば幸いです。
それでは、今日はクレープ売って、明日は駅のトイレ掃除、明後日は経営して雇用作り、明々後日は絵描きかー。
いろいろやると仕事の意味がよくわかるー。ってホームレスのあの人が言ってたっけ。
ってかー。