心理と特徴

【男女で変わる】達観している女性と男性の特徴12選

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動じないあの人、今日も明後日の方角を見てゴニョゴニョ言っていた。

絶対数が少ない達観している人、理解が難しく、一体何を考えているのかわかりにくい。

トレンドやテレビの話題を振っても、丁寧に合わせてくれるが、明らかにどうでもいいのだとわかる次元の違い。

悟り系?聖者?それとも陰を極めし者?

実は達観している人とは、メンタルにおいて無用なものが少ない、そんなシンプルな人だったりします。

ここでは、達観者のメンタル理解として、一体どんな人なのかをお伝えします。

  • 達観している女性の特徴を知りたい
  • 達観している男性の特徴を知りたい

達観に潜むのは[時間的余裕]、いわゆる概念に縛られない精神、次元の超越。

そんな理解の紐解きを始めます。

考え方の一つとしてお役立ちできれば幸いです。

達観している女性の特徴12選

初めに、女性の特徴を順番にご覧ください。

※[女性=女性性の割合が多い]を意味します。

1,他者と比較しない

初めにお伝えしたいのは、比較によって自分を見出さない特徴です。

他者と自分の差を作り、[勝負、優劣、高低]という他が決めたルールや概念によって自分の存在(意義や価値や理由)を認めるのではなく、自らが自らを認めます。

比較すると達観したくてもできない(達観したと他を基に思い込むことしかできない)ので、一つの線引きにしていただければと思います。

 

2,主観が自分以外にない

絶対的なほどに自分が人生の主人公である特徴です。

何があっても欠如も欠落もしない領域におり、当たり前すぎて自覚すらしません。

自然とメンタルが強く、周りを気にせず、気にならず、自分がしたいことであれば行動して、自らつかみ取ります。

悩みの相談をすれば、「やりたいならやれば」と答えはシンプルかつ速攻返ってくるため、他人に興味がないと思われることも多々。

今していることも、これからすることも、やりたいからやるのが達観している人です。

 

3,強固な自分軸、偉そうに思われる

正否ルールに翻弄されず、常識や固定観念に縛られません。

「これが答えだ」といった時空概念に囚われた縛りもなく、根底には断固たる基盤や信念の基があり、ブレない自分軸を持ちます。

自尊心や根拠のない自信が溢れます

自然に堂々たる態度、まるで答えを知っているように他者の話を聞き、さも受け入れてあげるさまとなり、まるで上から物を言われている錯覚を他者に抱かせます。

時と場合によって偉そうに思われ、嫌われやすい特徴にもなります

日本の場合、地位や名誉を得れば周囲の態度は一変して楽になります。

※嫌われる詳細は、本当にメンタルが強い人の特徴と嫌われる理由【嫌われるからこそのメリット】をどうぞ。

 

4,敵も味方も作らない

自らの在り方を信じて貫くため、一人でいることが多いです。

ずるさがない特徴でもあり、「一人が寂しいから誰かに依存しよう」「自分を優位にするために相手の弱みを握ろう」などと他を巻き込んで自己利益を得ようとしません。

敵も味方も作らず、自らの道を歩み、進み続けます。

人間関係では肩入れせず、ひいきや差別をせず、どちらでもない立場から物を言います

「おいおい、あなたは一体どっちの見方なんだい?」とどちらからも攻撃される最も苦労の多いポジションですので、精神的強さがありながら、社会的には損が多くもなります(本人は気にしない)。

 

5,所有概念が少ない

自分軸があるために意見を明確に持ちますが、自分のものだと思い込む所有概念の少なさが目立ちます。

「私の意見、私の子、私の服、私の家、私の金、私のもの」とならない。

冷たい印象を持たれることもありますが、際立つのは頓着しないさま+自立です。

 

6,平等を重んじる、人間関係が希薄

「達観してるなぁ」と思われやすい特徴の一つが、目上でも目下でも関わり方が同じ。

平等を重んじる人間性があり、上下区分けの概念に重きがありません。

国王でも、社長でも、子供でも、老人でも、動物でも同じ。

他者に興味がないと思われやすく、思い入れの差別化が少ないため、人間関係に浅いも深いもなくなります。

深い中を要したり、相手の欲求を主体に考えてあげる恋愛には興味を持ちづらく、人間関係は希薄化しがちです。

 

7,冷静な受け入れスタンス

起こった現実を主観的、かつ合理的に受け止め(または抗っても意味がないという態度)、あるものをあるままに受け入れようとします。

例えば、人の失敗を責める以上に次回のために繋げる成長を促したり、一度失敗したら即刻才能がないと諦めさせる。

諦め、解放、放っておく受け入れ方。

「しょうがない」「そういうもの」「まぁなんとかなる」「諦めよう」の使用が多く、切り替えが早く、粘っこさがなくスッキリした性格です。

 

8,今を大切にする

達観している女性ほど、今目の前のご飯を噛みしめ、美味しさを味わい、喜びをじっくり感じようとします。

「うわーなにこれーサイコー!」と大げさに表現することはなく、静かにどっしり感じ、噛みしめるように「はぁ~」と笑顔。

誰かと一緒だからより喜べる、一人だから喜び半減にはなりません

外部情報による上下や影響受けなく、真に自分を持って今というリアルをしっかり噛みしめます。

※中身の詰まった女性については、中身がある女性に共通する「ある一つ」│ギュウギュウに詰まる身とは?をどうぞ。

 

9,毎日を味わおうとする

一日一日を疎かにしない特徴です。

どんな日でも毎日をしっかり感じ、味わうさまは、絶対的自分主観の人生を物語ります

達観している人は今に余念がなく、時間概念に縛られないので心にゆとりがあり、後悔することがなく、死ぬ際も笑顔で幸せです。

 

10,欲が少ない

達観者の大きな特徴は欲が散らからず、一つに集約されていることです。

女性の場合、欲の矛先は他者(家族や友人など大切な人々)との関りや、他者を成長させるサポートでプラスの影響を与える傾向があります。
※男性の場合は後述

他者との関りに欲(愛、好き、喜び、欲しい、~したい)の重きがあります

それ以外の欲、例えば食欲や金銭欲、顕示欲や支配欲、物欲や所有欲などに重きがなく、必要な分が必要な時にあればよし、余計や余分が出ません。

 

11,継承を考える

今後の未来、それは自分の未来ではなく、家族や家系、社会や地球の未来を考えます。

継承の考え方に特異性があり、良いも悪いも関係なく、客観的ではなく主観的な特徴があります。

主観的になると見る範囲が狭くなるため(といっても既に広い)、身近な家族や子供、自分の所属するコミュニティや会社、地域のために自分のできることを継承します。

狭いことに良い悪いはないので、自分の後のことを考える認識の広さが注目したい点です。

 

12,死を怖れない、生きるのが楽しい

特に達観している人の特徴です。

死生観とは違い、生と死をそのまま受け入れる在り方でして、生死に対する抗いが少ない特徴です。

大概のことは大きな問題ではなくなり、家がぶっ飛べば「ははっ」と切り替え、会社が潰れれば「次っ」と別の事業を始めます。

死を怖れないことは現実に起きていない未知と幻想に翻弄されないさまであり、焦りや迷いがありません

シンプルに今起こっていることに着目し、やることは明確に「生きる」

人生を楽しもうと謳歌し、好きなことをして生きていきます。

以上が、女性にフォーカスした特徴でした。

 

達観している男性の特徴12選

次は男性です。

※男性(=男性性の割合が多い意)

1,物静か

男性の場合、あまり話しません

話すのは気心知れた人や、同じように達観している人同士の時。

基本的に聞くスタンスが多く、「なるほど、ふ~ん、へ~、そうなんだ、たしかに」をよく使います。

ちゃんと聞いているけれども反応は薄いです。

 

2,賛同も否定もしない

自分の意見があってもほとんど話すことがなく、話すのは「この人には必要だ」と思った時、または講演会や人を喜ばせるためのエンターテインメントくらい。

聞くスタンスを主体に、賛同も否定もせず、中立の立場にもなりません

わざわざ仲介する気がなく、「あなたの意見はそれ」「一方あなたの意見はそれ」「よくわかりました」で終わり。

人の意見とは結局誰かしら過去に存在した他のもの(またはそれらの組み合わせ)であるため、実際には意見そのものに興味は持ちたくても持てず、どうしてその意見を持っているか、どこから見出したのか、何と何を組み合わせているのか、などの内情を聞いていたりします。

 

3,個々の尊重が絶対的

絶対的であるため、「私は個々を尊重している」と表すことすらありません。

それそのものとして受け止め、跳ねのけも受け入れもせず、そのまま博物館の透明ケースに入れるイメージです。

「その考え危ないよ」と思っても止めず、失敗して成長する姿を見守り、必要に応じてサポートします。
※女性の場合を手を差し出す温かいサポートが多く、男性の場合は厳しさや挑戦させる試練与えが多い

この特徴の根底には自分という個の尊重があり、軸となる信仰や思想、在り方や生き方を明確に持つのが達観している人です。

※達観している人の優しさは、【他人に期待しない人の優しさは本物】他人に興味がない人と違う優しさ をどうぞ。

 

4,本質を見抜く

物静かに本質を見るさまは、まるで知性を武器化したように鋭く、それを本人も自覚しているがために発言を控えます。

真実によって人を傷つけがちなところや、そういった失敗を経験しており、発言する際は言葉を選びます

言葉選びは批判を怖れるためではなく、相手を傷つけないためであるのが達観している人、頭の中に随分と余白を持って話します。

 

5、冷たい印象を与える

達観している男性は女性以上に冷たく思われることがあります。

虚壁のワンダーランドで脳を誤魔化すため、邪魔ものの排他や破壊をし続ける行為を見なければならない世界に私たちはいます。

物事の本質や真実を捉えることは、時にサングラスでは隠せないほどに目を腐らせます。

例えば、地球の自然は既に人間の影響を受けているので、山々の見栄えに野生味はありそうですが実際はワイルドではありません。

そういった前提も含めて現実を見るため、「都会の明確な自然破壊と、田舎の自然破壊した上で自然破壊していないかの如く自然を使うさまの何が違うんだ?」なんて見方をしたりします。

人間の歴史がとれだけ動物的で、壊滅的で、無思考で、先見がないことを熟知しており、そんな人間の一人であることも自覚しています。

達観しているからこそ多くの部分を諦めることとなり、時に絶望し、時に無関心に収まろうとし、死を欲することもあります。

理解者が絶対的に少ないため、他者に心を開いて聞いてもらうことができず、冷たさがにじみ出る人もいます。

 

6,他者の言動に影響しない

倫理や道徳観が明確にあり、他者の言動に影響しません。

上下左右で物事を捉えず、比較しないためにエゴ(他と自の差づくり)がなく、自分のことは自分で認めるため、周りを気にするネガティブメンタルがありません

迷いや彷徨いがなく、悩みは苦しみではなく楽しむ材料となり、物事を知る探求を深めます。

確固たる自分が存在しており、軸や信念を持って一つを極める人が多いです。

ちなみに、理論を信仰した場合、エゴを増やし、自己理念に固執して他を否定する(一時的に自己を見失う)場合もあります。

 

7,欲が少ない

男性も女性同様に欲の散らばりがなく、一つに集約されます。

男性の場合、欲の矛先は知的欲求や好奇心になる傾向があり、「知りたい欲」に集約されることが多いです。

物欲や名誉欲や他者承認欲求など他に執着する欲がなく、名前や肩書きには興味すらない人もいます。

大層な賞を得ても会場に行くのが面倒だったり、肩書によって“知る欲”を衰退させる邪魔になる場合、当然のように辞退します。

※欲がない達観者の詳細は、欲がない人は地球には存在しない|欲が絞られるスピリチュアルな意味 をどうぞ。

 

8,知的好奇心が強い

「知る」ことへの欲求が強く、何か一つを理解すればさらに深信を極めようとします。

探求や研究や冒険、思想の探検も含めて奥へ向かい、細部のミクロに入っていきます。

達観している人は知性豊かで、先見性があり、洞察力もあり、聡明で博識な人もいますが、特徴的なのは知るために感性や直感を活用すること

何かに限定する縛りが少なく、知性だけでなく感性も用いて、感覚的な知性を持ちます。

頭の使い方だけでなく体の使い方も上手く、基本動作やスポーツが得意な人も多いです。

 

9,見えない世界への興味

達観者は見えない部分の理解が主です。

科学では無知のダーク系が96%と言われているように、この世のほとんどは見えない、理解できていないことが主です。

例えば、科学の発明の裏には宗教の思想があったり、哲学思想の裏には自然の循環システムがあったり。

商品のデザインや模様は花や虫の模様がモチーフだったり、アニメの創作の裏には部族の生活や価値観があったり。

表で活躍する理由の大部分が裏で支える奥さんのおかげであるように、見えない領域には物質的な不可視があり、過去の歴史があり、見たくないと排他してきたタブーがあり、達観している人はそういった本質理解を主にします。

 

10,継承のことを考える

先を見据えます。

自分だけの領域を超えて、自分以外の未来を見据えて継承する気持ちがあります。

特徴的なのは、理解できたことを伝え残すさま

女性と違うのは、継承の範囲が狭くて広い両立。

知恵や経験である個の見出しや特化によって得た理解が材料であるため、時に家族間のみの慣習で伝えられ、時にレストランの秘伝のタレとして後輩に伝えられ、時に発明や文明の発展として人類に継承されます。

 

11,変人

達観者は変人が多いです。

何を考えているのかわからない人でして、独自の価値観や生き方が根強い

本人はわかってもらおうと表現を増やしませんので、一生わかりません。

例えば、海で一緒に泳いでいたはずの達観さんが見当たらない、キョロキョロ。

あちらで泡がプクプクしているので潜ってみると、水中で白目を向いて今まさに浮いて来る、手がビロビロ。

「!!?」救助して浜に連れて行って頬をパンパパン。

「海の底から上を見上げるとキラキラして綺麗でしょ、意識を失う寸前で見たらどれだけクリアで美しくなるか知りたかったんだ」だそうです。

※変人男性については、【男性編】変人の特徴12選|思考から面白みが出る奇怪な意識 をどうぞ。

 

12,死を怖れず、恐怖を活かす

男性の場合に特化しているのは、死を怖れないだけでなく死に含まれる恐怖心を活かして楽しもうとする点です。

死に対する恐怖は根付いた観念であり、本能的な拒否でもあるので、誰しもが大なり小なり抱きます。

達観している人はこれを知っており、実際に死に近い体感を経験している人もおり、恐怖心を「知る」ために活かそうとします

例えば、地球が破壊されて人類が滅亡的になったとしても、ボロボロの街から街を静かに旅して周り、人や食料の発見、破壊された原因捜索、残骸の中で野生動物と戦うなど起こることを味わい、自然や生態の経過や人生のサバイバルを謳歌する、なんて具合です。

柔軟性とも言えそうですが、達観者にとっては人生を謳歌するための恐怖の活用がニュアンス的に近く、人生は儚く終わるので、できる範囲のことを最大限行って人生を全うする働きです。

以上が、男性にフォーカスした特徴でした。

 

まとめ:達観している女性と男性の特徴

初めに自分が在り、全体も先も含めて見通し、見極め、物事を受け入れます。

その先に女性であれば広く空から見る捉え方になり、自己の認識を基に全体を広く見渡します。

男性であれば深く細部に入る捉え方になり、自己の能力と才能を基に深遠を極めます。

これらを要約すると、

達観している人とは、作られた人間(社会)構造を受け入れて、自分の得意を基にできる範囲の中で好きなように人生を謳歌する人と言えるかもしれません。

いわゆる、達観している人とは諦めている人。

諦めは社会的にはネガティブな捉え方もありますが、本質的には手放しです。

ネガティブもポジティブもなく、真っ新で何も重荷のない軽い自分に戻る最たる方法。

余計なことを考えず、余分なものを持たない。それは目に見えるものではなく、見えない領域である性格、価値観、欲、メンタル、精神構造、社会との縮図…。

今あるものをしっかり見定め、できる限りのことをできる範囲で行う、そんな自己の最大化状態が達観。

人生は悔いのない解放的なものになることと思います。

そんな男女の在りよう、一つのご参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

POSTED COMMENT

  1. ちっち より:

    かれこれ私の20年来の友人が、この達観してる女性です。
    年齢は私より上ですが、良い距離感で繋がっています。
    似たもの同士のなので私も無意識に、世の中を ”達観”し
    眺めてるのかもしれません。

    • 北斗 より:

      関係性の深い達観者、同様の波動。
      ちっちさんも、同じ領域で見てそうですね。

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