心理

壁があると言われるのは気づきの機会│壁を無自覚に作る心理と改善

自分を護り保つための自己防衛。その一つに心の壁があります。

自己防衛は無自覚の内に発動され、本人も気づかぬ内に壁を作っていたりします。

すると、「壁がある」と言われます。

壁とは相手に対しての壁でもありますが、自らに対する壁をも意味します。

知らぬ間に自らに壁を作ることには心理があり、明確な理由と原因があります。

壁があると言われる場合でも、誰しもが同じ壁を作っているわけではなく、人によってタイプがあり、壁にも種類があるとわかります。

ここでは、無自覚の内に壁を作り、周囲に壁があると言われる方を対象に、壁がある人の特徴と心理と改善をお伝えします。

壁があると言われる際には、とても大切な改善方法の考え方がありますので、お役立ちできれば幸いです。

壁があると言われる気づきの機会を、ご自身のために活用していきましょう。

壁があると言われる

壁があると言われるのはなぜ?

「壁がある」と言われる理由は違和感を周囲に与えるためです。

「私は壁を作っていますよ」と堂々な人だけでなく、自覚なく壁を作っている人もいます。

違和感とは、自然ではない様です。

自らの内側と外側にギャップを作る“自己矛盾”によって、違和感を作ります。

壁があると言われるのは、自己矛盾を作って自然ではない違和感を与えるためです。

 

自己矛盾は自分自身に対する抵抗や拒否

演技や嘘、体裁を気にして、気を使って、距離感を考えて、思考的に当たり障りない誤魔化しをして、取り繕います。

これらの行為は不自然では全くありません。生きるためにする大切な行為であり、自己防衛であり、人間関係での対処や改善、コミュニケーション方法です。

これらの行為を認めない拒否があると、自己矛盾となり違和感になります。

自分の行為に対して誰も認めない状態です。

どれだけ演技や嘘があっても、自らが認めていれば自然な様として相手に伝わりますが、誰も認めない場合は行為の動機や動力の基がいるのにいなくなり、矛盾を作ります。

この様が相手に伝わると、「関わりたくないのかな?」「心を開きたくないんだ」「自分らしさを見せたくないんだ」などと解釈されて壁となります。

自己矛盾は自ら進んでするものではないため、壁を作っている自覚がありません。

心の壁とは相手に対して作っているのではなく、自らに対する壁を意味します。

 

壁がある人の特徴14選

1、自己防衛意識が強い

防衛に対するフォーカスが強く、自らの危険や苦痛、恐怖対処の意識を張り巡らせます。

 

2、情報量が多い

周囲に意識を向けることが多く、自然と情報量が多くなる特徴です。

疲労しやすく、ストレスを作ります。

情報の整理整頓に慣れてくると頭の回転が速くなり、記憶力が良くなる特徴もあります。

 

3、脳の使用過多

脳を多用し、周囲に気配り、目配り、在り方を気にかけ、体裁や周りからの見られ方も含めて自分を作り、危険や苦痛回避への意識も絶やしません。

思考も多く、頭は常にフルスロットルで、頭の筋肉モリモリです。

 

4、思考・空想・妄想が多い

頭の活動はとどまりません。

過去の記憶を行き来して、未来への予想や予測にて空想し、想像して妄想することが多い特徴です。

 

5、我慢癖

自己抑制、縛りが多く、我慢を癖のようにし、我慢強いです。

一切我慢しない人もいます。我慢する必要性や概念を知らずに育つ環境があると、周囲に何でもしてもらえるために自らの行為の中身を作れず、事実を知られることを恐れて壁を潜在的に作ります。

 

6、自己否定癖

我慢を養っても、善しとしません。

自己肯定感が低く、自己否定する特徴です。

人によっては自己憐憫性があり、憐れみ可哀想だと思う自己防衛に向かう人もいます。

 

7、自分を愛していない

好きでもなく、「愛しているなんてとんでもない」と思うこと人もいます。

自己愛を否定する認識があり、自らを褒め称え、称賛し、可愛がり、慈しむ感情や思考が少ない(またはない)特徴です。

 

8、恐怖への根強い記憶がある

苦痛や危険や不安などを感じさせる恐怖への強い抵抗を持ちます。

根強い恐怖に対する記憶があり、当時の記憶を大事にするかの如く手放しません。

否定や拒絶されるなど、人間関係での恐怖を感じる可能性を毛嫌いし、人との関わりに距離感を作る特徴です。

 

9、演技と嘘を多用する

自らの人間性や在り方を意識的に作ります。

他者だけでなく自らにも演技と嘘を多用するのが特徴的です。

 

10、他者認識力が高い

他者の目線や立場で物事を考えたり捉えたりと、他の認識能力に長けています。

他者の気持ちやスペース配慮、テリトリーや状態理解が深く、本人以上に理解できている人もいます。

 

11、優しく思われやすい

他者認識力の高さ、距離感や気遣い、配慮に関わり方の工夫、常識的で社会的な様から、優しく紳士的に思われがちです。

歩き方や座り方、話し方や生活態度も気を使って構成しているので、綺麗で美しくも見られます。

 

12、笑っていない

笑う時や喜ぶ時など、ポジティブな影響を他から受けた時、心の壁がある人は一テンポの間があります。

面白いことを聞き→自分に戻って→笑う、という具合で、聞いたら笑うという一連に自分を入れます。

笑顔は口角だけで表情やシワや目の動きがなく、練習で作った笑顔になります。

 

13、人に興味がない

恋愛に興味がない人もいます。

人と関わることの利益のなさ、上っ面で関わられる意味を重々理解しています。

人と関わることに喜びがなく、外見はそのように見せませんが、実際には興味がない傾向です。

 

14、自分を評価・判断されると頑固になる

最も顕著に表れる特徴です。

外側ではなく内側の人間性や在り方を観察され、評価・判断されることを毛嫌いします。

頑なに拒否し、とても頑固になり、「二度と関わらない」と思うほどに拒否感を示すこともあります。

自分の内を他者に知られることを恐れる心理的特徴です。

以上が、心の壁がある人の特徴でした。

※心が冷たい人と壁を作る人の違いは、心が温かい人と冷たい人の特徴と違い│心の温度の仕組みに意志がある をご覧ください。

 

壁があると言われる心理

壁があると思われてしまう原因

心の壁とは相手に与える自己矛盾の違和感です。

壁があると周囲に思われるポイントは、「行為に対して誰も認めない」ことです。

認める人がいないと行為の意味や価値を見出せず、中身として感情や気持ち、真意や本音を入れなくなります。

自らの行為に意味も価値も認識していないと、空っぽの行為になってしまいます。

間接的に、「あなたには中身を入れた言動をしない」と相手に伝わり、壁になります。

 

自覚して壁を作る人は明確に心を開かない表現をしている

壁は自覚して作る人もいます。

「心を許したくない」
「真意を込めたくない」
「自分を知られたくない」
「見られたくない」
「注目されたくない」

「壁があるので関わらないでください」と無言に表現んする状態です。

明確な拒否、自己防衛からのはっきりした心を開かない壁を作ります。

自己防衛という名の攻撃。これまでお伝えした内容とは別物ですので、一線を引きます。

自己防御の結果、「壁を作ってしまう」「自覚なく壁ができている」というものがここでの主旨です。

 

壁を作る人のタイプ

壁があると言われる人にはタイプがあります。

心の壁のタイプ
  1. 自己矛盾による心の壁
  2. 自己防衛による心の壁
  3. 自己防衛を糧に攻撃する心の壁

 

①自己矛盾による心の壁

自己理解が希薄で、行動が無意識に壁という名の違和感を与えてしまうものです。

自ら壁を作っている自覚はなく、言動の行為に中身を入れない(入れられない)ことから、間接的に相手に壁を感じさせます。

肯定される経験の少なさによる自己評価の低さ、自己愛を抑制する愛への抵抗があり、自分を愛していないことによる無意識の壁です。

 

②自己防衛による心の壁

自らの心を守るための盾として、無自覚に壁を作ります。

心の傷やトラウマ、根強い恐怖記憶の停滞などに基づき、他者との関わりでは否定や批判されることを拒み、苦痛や危険にて自らを傷付けられたり、過去の記憶がぶり返されて自己対処できなくなることを防ぎます。

思考過多になり、物事の認識は感情や自らの意見以上に他の情報や社会性に則り、合理的で正否を重んじた従順主義になり、大衆的な正否意見を人間関係で優先します。

自分の愛し方が自らを喜ばせる方向ではなく、自らを保持・コントロール・抑制して、見たくないものは見ないようにする自己支配でもあります。

 

③自己防衛を糧に攻撃する心の壁

自覚してあえて作る壁です。

自分を護るスタンスが、相手を攻撃してコントロールしようとすることで、自ら仕掛けて関わりに制御やルールを作ります。

承認欲求や自己愛、見栄や自己主張にて他を見ない在り方が露呈し、触れられたくないことがあると激昂するかの如く、自己制御困難になります。

「これは嫌なの」と怒りを使用し、相手を抑圧してそれ以上触れさせない。

関わりに気を使わせたり配慮させるもので、怒りや悲しみ、愁いや涙、哀しくて虚しい、可哀想などの感情や社会性や常識を利用して、相手の言動を制御する関わり方をします。

根底には常に恐怖の記憶があり、人との関わりでは自らを変えるのではなく、他者を変えることで恐怖から逃れる対処をし、自己愛が強過ぎる特徴があります。

 

壁があると言われる人の心理

心の壁を作る心理には、タイプ毎に大きな核があります。

  1. 自己矛盾による心の壁は、他者認識があり過ぎて、自己認識がなさ過ぎる
  2. 自己防衛による心の壁は、他者も自己認識も共にあるけど少ない
  3. 自己防衛を糧に攻撃する心の壁は、他者認識力がなさ過ぎて、自己愛が強過ぎる

複合タイプもあります。

タイプによって違いはありますが、心の壁の心理は認識のバランスが崩れていると考えられます。

認識の偏りと欠乏によって、心の壁を自らに対して設けるか、他に対して設けるかが変わり、壁の厚さも変わります。

 

無自覚に壁を作ってしまう人は自分以上に他者を知っている

気づかぬ内に壁を作ってしまう場合には、自らに対して壁を作っている状態です。

自己の抑制や支配、我慢癖や自己否定癖があり、自分を愛していると認めない、自らの行為を肯定しない心理があります。

自覚が少なからずある場合には、恐怖と愛に対する記憶が心理の大きな要因となり、否定や非難された記憶、愛を貰えなかった(または自らの愛に応えてもらえなかった)記憶によって、自らの在り方を抑制したり、人間関係を持つことに比例して増える恐怖の可能性から心を開かない様が作られます。

無自覚の内に作ってしまう壁は、「自己認識以上に他者認識を重んじる心理」によって作られます。

自分以上に他者を知っている、知ろうとすることで、壁があると言われやすくなります。

 

壁があると言われるのは、過去の自分に壁を作っているため

壁とは拒否。

「認めない」という自らの見方、感じ方、思い方、考え方です。

自分に対して壁を作るので、自分という存在に対する拒否があり、自己認識がストップします。

拒否は今現在のリアルな自分ではなく、過去の自分を主観にするため、壁を作っている矛先は過去の自分です。

記憶に対して壁を作ることで行為の中身が入らなくなり、自己矛盾にて違和感を周囲に与え、壁があると言われます。

※心の壁を作る人の特徴と心理については、壁を作る人の特徴と心理【心の壁とは自分自身との兼ね合い】をご覧ください。

 

壁があると言われる時の改善

心の壁を作らないために

自分に対して作っている壁が、結果的に周囲に壁を作っている印象を与えてます。

過去の記憶にて構築された自分や、自らを認めたくない、拒否したい記憶が過去のものとして過ぎ去れず、今も前面に保持されています。

心の壁を作らないための根本の改善は、過去に生きない(過去に執着しない)で今を生きることが大切です。

これは記憶を辿って解きほぐす方法となり、読んで改善する内容とは違うため、ここでは考え方をお伝えしたいと思います。

考え方は記憶の停滞解放が改善になります。

 

壁があると言われる時の改善方法①:自分を許す

許せない相手や記憶。

記憶を思い出して紐解くと、最終的に許せないのは自分自身が対象になります。

自分を許せないと記憶を手放すことが困難となり、許す対象を相手にすると、自分を許す状態が遠くなってしまうので、まずは許す対象を自分にすることが大切です。

許すとは受け入れることを意味します。今の自分を大切にする意味でもあり、自らを受け入れていくことで壁は自然となくなっていきます。

 

壁があると言われる時の改善方法②:自分を知る

他者認識力が高く、自己認識力が低い状態が考えられるため、より自分の理解を深めることが改善になります。

自己認識力を高めるためには「欲」に対する意識を変えます。

ネガティブを味わわない状態ではなく、ポジティブを味わう状態を求めます。

自らを自らが喜ばす意識が必要となりますので、ご褒美を定期的にあげる習慣や、自らを我慢させずに解放し、少しずつ意識を変えていくと、壁がなくなっていきます。

 

壁があると言われる時の改善方法③:ネガティブな感情を認める

これは私が改善した時に大きな助けとなった方法です。

怖いと恐怖に苛まれ、周囲を気にし、逃げるために情報を常に集め、ネガティブを味わわない欲が強くなるため、これらを自覚します。

優しい振りは否定されないため、気を使うのは陰口を言われないため、心配して気に掛けるのは排他されないため‥‥。

「怖くて怖くて仕方ない」
「拒否されたくない」
「否定されたくない」
「批判は嫌なんだ、怖いんだ」
と、あらゆるネガティブな感情を認めます。

エネルギーを浄化して流す意味があり、心身蓄積の停滞を流して綺麗にし、認めることで自己支配が解かれ始め、壁を作らなくなります。

以上が改善方法でした。何か役立つものがあれば幸いです。

※心が汚れている場合には、心が汚れているのか脳なのか│心を綺麗にするには汚れの見極め要 をご覧ください。

心が汚れているのか脳なのか│心を綺麗にするには汚れの見極め要腹黒い、純粋じゃない、心が綺麗じゃない、目が死んでいる、清くない、子供心がない。 とんでもない穢れものは腐ったみかん、触れてはなら...

 

壁があると言われる際の心理と改善 まとめ

外側への壁を作り、自らへの壁も作ります。

気づきにくいものですので、誰かに壁があると言ってもらえることは、とても大切な機会となり、変化の合図となります。

行為の中身がないことで壁のように思われ、無自覚の内に心の壁になっていますが、自らの気持ちや感情や意見を抑制して縛る自己支配を意味します。

感情や意見を発散できれば心の壁は解かれまる。重要なことは、ネガティブな部分を認めてあげることです。

「壁があったっていいじゃない」
「ネガティブな感情があったっていいじゃない」
と、あるものをそのまま認めると、自己認識の育みとなります。

人間ですから常にさまざまな縛りがあり、解放を求めるからこそ人生は楽しかったりします。

縛りも自己矛盾も必要であるからこそ行為します。

ただ、自覚しないと自らにも違和感になり、周囲にも違和感を与えてしまうため、より自己理解を深めるようにご自身を知ることが重要な、壁の有無です。

壁があると言われるからには意味があり、自覚するチャンスです。

何もなかった地球の大地に、家と家の壁を作り、人と人の間に本来はなかったものを挟み生きています。

これが今の私達の生き方であり在り方ですので、壁とは身を護るためには重要です。

壁があると自覚し、自ら作っていると知ることが何より大切な気づきとなりますので、ここでの内容がお役立ちできることをお祈りいたします。

それでは、壁があると言われる時の気づきのお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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