雨が降り、水たまりに見惚れ、田んぼに水が張り、冷たい感覚が身体に伝わり、海や川で水に包まれる。
私達人間にはポケモンのように属性があり、水の性質を持つ人がいます。
水が好き、水に惹かれるという方は、水の性質を持っているかもしれません。
ここでは、水が好きな心理とスピリチュアルな理解をお伝えします。
- 水が好きな人の性格とは?
- 水が好きなのはなぜ?
- 水の性質となるスピリチュアルとは?
- 水好きに大切な理解とは?
水が好きな人の紐解きに陰陽五行説を引用し、心理とスピリチュアルの捉え方を知っていただく内容となっております。
私自身も水が好きな一人ですので、自身の体験も含めた理解を一つの考え方としてご参考にしていただければ幸いです。
それでは、水好きの世界へ入りましょう。
Contents
水が好き、水に惹かれる人の心理

水が好きな人の性格10選
水は現在の科学でも解明されていない不思議な物質と言われています。
水素結合にて大きさも重さも、遅さも速さも、淀みも温度も、純度も質量も、ミネラルも栄養素も何もかもが変わります。
固まって氷になったと思えば、熱くなり蒸発し、姿形が消えたりもします。
そんな水が結合すると水たまりになり、川になり、海になり、量によって大きな力になっていきます。
水が好きな人は実際に水に触れることが好きであり、泳いだり、川に足を入れたり、水との交わりに喜びを感じることと思います。
海を眺めている時間や、水の流れによる情景、雨音や水の滴る音など、水という物質が織りなす癒しや刺激のもたらしもあるため、水が好きと言うよりは水によってもたらされる癒しと刺激が好きという人もいると思います。
水そのものが好きな人は水との触れ合いを喜ぶ性格があり、いくつかの特徴的な性格が表れますので順番にご覧ください。
1,知的
知性を重んじる性格で、物事を考えることが好きな性格です。
2,理性がある
知性を基に物事を考え、自分なりの仕組みや法則やルールを作る理性があります。
理性があることは知性があるだけとは大きく異なり、自分なりの見方で物事を認識して考え、答えを導き出すことができる人です。
3,静かで穏やか
水が好きな人と混合されがちなことに、太陽が好きな人がいます。
太陽が好きな人は一部サーファーのように水と関わることでの中和に喜びがあるため、太陽も水も好きになりやすく、刺激を求めて活発で感覚的な人が多いです。
「水が好き」と単体で捉えると、水好きは穏やかな性格の傾向があり、刺激が嫌いなわけではありませんが、癒しをより好みます。
4,感情表現に積極性がない
感情を露わにしない性格です。
あえて露わにしない訳ではなく、「表す意味がなければしないよ」と、表現することに喜び(目的)がなければしないというものです。
大人しく思われ、喜怒哀楽が落ち着いています。
5,学ぶことに積極的
水が好きな人は興味のあることを習得する意欲があります。
机の上で勉強するのが好きな人もおり、実際に体験して経験して学ぶのが好きな人もおり、タイプが分かれます。
6,教えたり、育てる意識がある
学んだことを誰かに教えたり、役立てるために伝えようとします。
教育に対する意識があり、人の悩みを救済したり、人々の助けになる使命を持つなど、他者に教えたり育てることに強い想いがあります。
7,適応力と忍耐力があり柔軟
物事をうまく切り抜けるのが上手な性格です。
見方を変えると協調性があると思われる性格ですが、真意として協調性があるかどうかは本人が最も知っており、恐怖を味わわないために周囲に合わせることが多いです。
実際には自らの世界を重んじて自論を持ちます。しかし、適応力によって周囲に合わせて、自論を抑えるところがあります。
8,怒りとの関わりに問題点
怒りのコントロールが難しくなりやすい傾向です。
水が好きな人の陰陽のタイプによって異なりますが(詳細は後述)、陰要素が強い人が特に怒りとの関わりに問題を持ちやすく、突然怒ることがあります。
怒りに対して嫌悪やネガティブなイメージを持ちやすい性格です。
9、感受性が強い、繊細
エネルギー、意識、波動、質量。
この世の存在を認知する感受性が強く、繊細な特徴です。
中には過敏で共感性が高い人もおり、HSP(Highly Sensitive Person)やエンパスの人もいると思います。
感受性の強さは女性性の強さ(受容性)を意味し、HSPやエンパスは水の受容性質と同化することで一切の抵抗のなさ、一体感を覚えます。
10,他と一線を引く不思議な人
自らの世界を重んじる性格です。
自らの価値観や正義を持って自らに従います。しかし、現実社会では柔軟性や適応力によって自らの理論を抑え付けてしまう傾向があり、矛盾を抱えてしまう人もいます。
以上が、水が好きな人の性格でした。
水が好きな人の心理
水とは日常生活のあらゆる場面に存在するため、何を持って水が好きなのかの定義は難しいものです。
しかし、わかりやすいのは水があれば触れようとすることかと思います。
海があれば泳ぎます。泳がずとも足を入れたりします。
川があれば触ります。触らずとも水を飲んだり顔を洗ったりします。
水との触れ合いに喜びを感じるイメージです。
そんな「好き」に関わる心理には、満足や納得がもたらされるから好きになる理解があります。
人を好きになると同様で、「好き」とは「自分に喜びなどの利益がある」と考えられ、水との関わりに利益があるからこそ好きになります。
利益が明確であれば好き、不明確であれば惹かれます。
利益として考えられるのが、「水との関わりで自分と調和する」です。
自分と調和させてくれる水
水とは変幻自在の物質。水たまりに自分の顔が写っているさまに吸い込まれるような、海で泳ぐ際に触れ合う水が自分の一部になったような感覚があります。
この感覚でもたらされるのが、自分と調和する自己理解です。
「水によって自分を体感する」というものです。
完全なる自らとの向き合いがあり、自らに溶け込むように自分を知る体感があり、冷たさも熱さも、緩やかさも鋭さも、儚さも力強さも感じ、愛と恐怖の両極が同時に存在します。
愛と恐怖とは、受け入れと拒否を意味します。
水の中に入っている時に自らの受け入れがあり拒否があり、水に包まれるように愛も怖れも共に内在した空間に「何者でもない自分」が浮きます。
自分と調和した時、知性があり穏やかさがあり癒しを自ら作るありのままの自分となります。
この自分の体感があるために水が好きになり、水好きの性格と人間性がもたらすものだと考えられます。
性格以外にも人間性が水を好きにさせる理由となり、スピリチュアルな理解が潜みますので詳細を見ていきましょう。
※自然が好きな人の詳細は、自然が好きな理由にある性格と心理│ナチュラルは人間もナチュラルにする をご覧ください。
水が好き、水に惹かれるスピリチュアル
スピリチュアルな水の性質
水が好きになる理由には水の性質を持つ人間性が大きく関わります。
「水の性質とは一体何なのか?」についてを陰陽五行説を引用してお伝えしたいと思います。
陰陽五行説とは中国の思想であり、陰陽道でも使用されている思想です。
万物は陰と陽の二極化があり、さらに木・火・土・金・水の五元素に属する考え方です。
五元素の中の「水」に属する人がここでお伝えしている水が好き、水に惹かれる人のスピリチュアルな理解です。
水は陰陽の「陰」に分類され、水の中でも水の陰と水の陽に分かれます。
初めに、水が好きな人は陰の性質があると考えられます。
水の性質に陰と陽のタイプがある
水の性質の中でも陰と陽が分かれ、水の量と流れの有無によって分類されます。
- 陰タイプ
…雨や水たまりや水風呂など少ない水量と流れがない水との関わり - 陽タイプ
…川や海など多い水量で流れがある水との関わり
①陰タイプの水が好きな人の性質
陰陽素が強い人間性があり、水の量が少なかったり、流れのない水を好むと考えられます。
本を読む勉強など机上の学びを好み、多くの情報を蓄えて教えられる人です。
協調性があるように思われますが、実際には適応力と忍耐力による賜物で周囲に合わせてしまうことが多く、現実社会では自らを抑制しやすい傾向です。
知性にて自論や自らの正義を持てる人で、正義に反することや理想と現実の矛盾に憤りを抱くところがあり、自らを無意識に抑制していることも起因して突然怒ったり、突然怒りが収まったり、周囲には理解されにくく不思議に思われることもあります。
冷え性の人が多い傾向です。
②陽タイプの水が好きな人の性質
陽要素を持ち合わせ、水の量が多く、流れのある水を好むと考えられます。
学ぶことは机上以上に実体験などの経験測を基に知識を育む人で、自論を大いに用いて教えられる人です。
陰と陽は月と太陽のように[癒しと刺激]にも分けられ、水量や流れが増えるごとに刺激によって喜びや自分との調和があり、癒しを好むさまに刺激を好む割合が追加されていきます。
例えば、海が好きな人は水の性質の陽を持ち、雨が好きな人以上に刺激を喜び、刺激にて調和を感じる人間性があるというものです。
水の性質には知性、穏やかさ、育てる意識がある
陰陽五行説の水の性質は陰と陽にて多少の違いは表れますが、共に知性による考える力、落ち着きによる穏やかさ、教えや育てる意識があると言われます。
- 理論を持ち、自らの理性を重んじる頭の使い方をし、知的な性質
- 穏やかで落ち着きのある癒しを作る力があり、自己理解を大切にする性質
- 学ぶ意欲にて習得した知恵を教え、他者を育てる意識のある性質
陰陽要素はどちらかに偏る人もいますが、陰があれば陽があり、陽があれば陰があるようにバランスを図るものです。
陰と陽のタイプは両方を組み合わせて割合が人それぞれに変わり、陰寄りか陽寄りかにて性質に変化を作るという具合で、両方を併せ持つ中立である人もいます。
※太陽の性質については、太陽のような人の特徴と有難み【陽の力はエネルギー循環】をどうぞ。
水が好きな人に表れる人間性は「自論」
水の性質によって表れる性格がありますが、特に重要視したいのは人間性です。
人間性は気質であり生まれながらのものでもあり、自らの基盤となります。
そんな人間性としてピックアップしてお伝えしたいのが、「自論を重んじる」です。
水が好きな人は自論を重んじられる環境が精神をありのままにする
水が好きな人のスピリチュアルな理解は、これをお伝えすることが主旨です。
水の性質には水の流れのように柔軟で協調された抵抗のなさがあり、協調性や適応力として表れます。
しかし、忍耐力が組み合わさる場合には協調性ではなく適応と柔軟による妥協や、恐怖回避による自己抑制や忍耐になる可能性があり、性格として構築されます。
以前に、自らが考えて理性を大切にする始まりがあり、物事のスタートとなる自論を作れるさまと学ぶ姿勢があります。
水が好きな人の精神理解は、水という変幻自在に変わりゆく柔軟で協調された抵抗のなさ陰陽五行説の水の性質となる陰要素があり、陰であるからこそ穏やかに、学ぶ意欲を持ち、静寂の中で癒しを自ら作ることができ、知性と理性を育み他者との繋がりを持て、さらに陰と陽のタイプにてバランスを図ります。
水という不思議な物質を好むさまには、自らが水との関わりを求め、物事を知り学ぶ姿があり、自然と調和することでありのままの自分になれる時があります。
自然とはこの世の全ての基盤です。
あらゆる自然は陰陽の中立であり、陰も陽もどちらもバランスよく含めた基盤です。そんな環境では自らの陰が自分にとってのバランスとなります。
水がある環境では、ありのままの精神である水の性質を持って生きられ、水が好きなスピリチュアルな理解を体感されることと思います。
それが自論を重んじる人間性です。
水との触れ合いは水の性質をそのままに表す
水との触れ合いには一切抵抗のない自分が表れ、「これが本来の自分であり、水の性質が露になっている瞬間なんだ」とわかります。
水属性である自覚は自らの認知を高め、自分との調和を加速させます。
スピリチュアルとは自分を知る哲学です。
精神にある性質はかけがえのないありのままを表し、水とは真理であり宇宙であることを体感されるかもしれません。
適応力のある水の性質は、自論を抑えて周囲に合わせる性格にもなりますので、スピリチュアルな理解にて自らの真意に耳を傾け、水の中で過ごすように穏やかな時を日常生活でも過ごされてください。
※木が好きな人の詳細は、【木と同調する】木が好きな人の心理とスピリチュアルに自然なさまをご覧ください。

水が好き、水に惹かれる心理とスピリチュアル まとめ
以上が水が好きな人の心理とスピリチュアルによる考え方でした。
私は陰陽素が強く、水との関わりでは雨も海も好きですので陰も陽も併せ持ちます。
海があれば台風の時でも気が狂ったように泳ぎ、一度流されて死にかけましたが水が好きなことは変わりません。
温泉に行っても冷たい水が好きなので、基本的に水風呂に入っています。目を瞑って長いこと入るのでたまに心配されてしまいますが、「大丈夫、生きてますよ」と言っております。
水との融合はたまに宇宙を体感させる不思議なものでもあります。
現在の水の研究には量子力学が参入していると言われ、水とは宇宙そのものという奇怪な研究結果がその内に出るかもしれません。
そんな水はまさに自然そのものであり、水要素を強く持つ人の精神と心理を一切の抵抗なく表す機会を与えてくれます。
陰陽五行説には木の性質があり、火の性質があり、土の性質があり、金の性質があり、そして水の性質があります。
それぞれにさまざまな人間性があり、生まれた環境や他者との関わりや経験によって人それぞれの性格が育まれ千差万別の模様となります。
私達の基盤には陰と陽があり、さらに五行があり、性格によってもさらに陰と陽が組み合わさり、環境によって今の陰と陽が存在します。
「水が好き」と自然との調和に喜びを感じることには多くの人間理解があり、精神となるスピリチュアルな自己理解の基盤があります。
「好き」と明確に喜びを感じていなくても、「惹かれる」という無意識に満足や納得を認識している状態もあり、自分を知る材料を気持ちとして提示してくれます。
自論を重んじるためにも自然を重んじ、水を好きになり続けるためにも水を大切にする在り方を持っていきましょう。
水が好き、水に惹かれる方が、水との調和をより楽しむための一助となれば幸いです。
それでは、水が好きな人の心理とスピリチュアルなお話を終了します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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