スピリチュアル

【癒しと情緒に陰の顔】月が好きな人の心理とスピリチュアル

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夜空の星々と共に光を放つ月は、何もにおいがしない。

そんなことに気づいたある日、どうして月が好きなのかを考えてみました。

月が好きな人には何か共通の概念があるのか否か。太陽が好きな人と比較すると明確な違いが示されます。

陰と陽。

ここでは、中国の陰陽思想を参照し、月が好きな人の心理と精神(スピリチュアル)の紐解きをお伝えします。

月を使った占い、暦読み、儀式、詩を作り、音楽を奏でと、さまざまに文化・風習を作る国はあれど、日本ほど月と実生活の距離感を近づける文化はないかもしれません。

そんな日本人だからこその月が好きである詳細には、自ずと「心」の存在が不可欠となります。

「小さな頃からよく月を見ている、そんな時間が好き」と思う方へ向けて、月が好きであるご自身の内側を知る探求を始めます。

分析と考察が一つの考え方としてお役立ちできれば幸いです。

月が好きな人の心理

月が好きな人の心理

初めに心理として、ご自身の内側にある月を見る理由や動機を見ていきましょう。

満月はとても目立つために自然と目が行く人もいると思いますが、月へのフォーカスが強い方は三日月でも半月でも日中でも、月が出ていると自然に目が行くかと思います。

「歩くと月が付いてくる」
そんなことを言っていた幼少期は誰しもにあるかもしれません。

「好き」という心理には明確な目的が私達人間にはあります。

「自分の喜びがある」から好きになります。

何かしら自らに納得や満足の喜びがあり、それが多ければ多いほど「好き」になり、それが無自覚で気づきにくければ気づきにくいほどに「惹かれる」になります。

月が好きな人は、月から何かしら喜べる利益を貰っていると考えられます。

自覚できるわかりやすい利益が、「癒し」です。

 

月が好きな人は癒しが好き

月を見ていると癒される気持ちになり、ボケーッと縁側で眺める素敵な趣味になります。

お団子を備えて秋の収穫を感謝する「お月見」文化も日本にはありますね。

「どうして月が癒しなのか?」の答えは人それぞれの体感にあります。

ここで言う癒しとは、マッサージを受けて癒されるとは意味が全く異なります。

肉体のコリや疲れを除く毒流しや解消や脳の抵抗緩和ではなく、心が癒されるのが月

心の癒しは自分自身でしか見出せないものです。自らが癒しを作り、心に反映させ、心が心地良さや和みを感じて癒され、自らの心と調和している表れとなります。

月には心と通わせる影響力があり、自らの心と通わせられるから癒され、月から受ける喜びを認識して好きになると考えられます。

 

[月=癒し多&刺激少]

月は癒しでありながら刺激でもあります。

これは太陽が刺激でありながら癒しでもあることと同じです。

月と対極にある太陽は言うなれば刺激です。

「晴れが好き」「温かいのが好き」というものではなく、「太陽が好き」という人がいます。サーファーや自然に肌を焼くことを喜ぶイメージの人です。

太陽による晴れや温度による肉体が受ける恩恵によって好きになるのではなく、太陽そのものとの関わりを喜ぶ人は、刺激を欲する傾向があります。

そんな太陽を浴びると刺激ですが、じーっと見つめると癒しになります。ただ体感する癒しが強く、刺激の要素が強くあります。
※見つめると失明の可能性すらあり、刺激の強さは結構危険

そんな刺激パワーを反射している月。満月をじーっと眺めていると刺激になり、刺激も癒しも共に持ち合わせながら癒しを多く与えてくれます。

刺激とは如何にそのものの影響を受けられるかの感受や思考ルールに左右され、癒しとは如何に自らの内側で心と調和して作り出せるかの感性と知性が関わります。

月から癒しを感じる人は、自ら癒しを作るための感性と知性を兼ね備えていると考えられます。

 

月が好きな人は感性豊かで情緒がある

よく癒される人や、癒しを好む人がいます。癒し好きには二つのタイプがあります。

  1. マッサージなど癒されるのが好きな人
  2. 独りの時間など自らを癒すのが好きな人

月が好きな人は独りの時間が好きな人です。

「孤独」が好きという訳ではなく、自分の時間を大切にし、自らが癒しを作る意味です。

海を泳いでいる時に目の前に亀がスイスイ流れます。

この時に「怖い」と思うことも「楽しい」と思うことも「癒される」と思うことも可能です。

自ら癒しを作る人は亀や自分の状況を加味して、自らの意思である感性を基に情景を創作し、自らを癒しで喜ばします。

感性とは自らの目や鼻などの五感と、頭の思考と、心の想いを駆使して、目の前のものを「自分にとっての情報」とする基盤であり、他の思想や情報に飲み込まれない自分そのものの基盤でもあります。

感性があると自らの知性を育むことができ、感性がないと知性は他の情報をただ記憶して脳内にインプットする状態となり、他が主体の思考や価値観として癒しを作り出すことが困難になります。

自分の時間を大切にする人は、他の影響が多い時の処理や、自らの感性を潰さない対処をしながら、自らの意思であり感覚、価値観や観念を重んじる人間性があります。

感性だけでなく知性が加わることで、頭を使いながら癒しを作ることができ、生まれるのが情緒や風情です。

感性とは自らの基盤であるために「心」と捉えることもでき、心があって自らの意思や時間を大切にすることで心を主観に脳を使用する状態を作り、感性と知性を組み合わせて情緒という癒しを月から作ります。

月が好きな人は自らの感性である心がありながら、頭を使用する知的な人だと考えられます。

 

月が好きな人の特徴

心理の内容まとめと共に、特徴を一覧でご覧ください。

月が好きな人の特徴
  1. 癒しが好き(満たされないために癒しを求める場合もあり)
  2. 癒しを自ら作る
  3. 刺激少なめ、癒し多めが好み(刺激が嫌いな訳ではない意)
  4. 自分の感性と知性がある
  5. 感性に知性を組み込める知的さ
  6. 情緒を作り、感じられる
  7. 自分の時間を大切にする
  8. 心を主観に脳を使用する(脳に飲み込まれていない意)

※木が好きな人の詳細は、【木と同調する】木が好きな人の心理とスピリチュアルに自然なさま をご覧ください。

 

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月が好きな人のスピリチュアル

月が好きな人の陰陽思想

心理から一旦離れ、精神という意味でのスピリチュアルな理解へ入ります。

ここで参照したいのが陰陽思想です。

ポジティブとネガティブという言葉があるように、物事を二極化に分類し、対極した両面から捉える思想です。

陰は、死・闇・受・静・冷・暗・女性・心理精神的・抑制…
陽は、生・光・発・動・熱・明・男性・物理社会的・興奮…
Wikipedia 参照

対極でありながら常に背中合わせのように繋がり合う関係性であり、月は陰、太陽が陽となります。

月と太陽を日本の神々にあてると、ツクヨミノミコト(月読命)と、アマテラスオオミカミ(天照大御神)が古事記と日本書紀には記されます。

 

月の陰と人間の陰の共鳴

陰と陰(-と-)は共鳴します。

私達人間にも陰と陽があり、中国思想では女性は陰、男性は陽とされています。
※男性でも女性性があり、女性でも男性性があります

陰要素が強い人は同じ陰同士にて、月との共鳴が起きます。

女性が陰である要素は特に血が大きく関わります。血液量の分布は動脈が2~3割、静脈が7割と言われ、動脈が陽、静脈が陰です。

静脈が主体の血液量から、女性は血によって陰陽素がより強まります。

満月の日には潮の満ち引きが激しくなるように、月は水分に与える引力があり、肉体の水分や血の動きに月の影響があり、生理による肉体反応も女性にはあり、陰と陰が共鳴しているように思えます。

新月から満月に向かうにつれてエネルギーが増え、酸素や血流の流れが活性化して巡りが良くなり、満月は脳内の血管が開いて頭痛が起きやすいとも言われます。

月と人間の水分と血の関わりがあり、気や血の巡りの加速に比例して月が大きくなって目にする機会が増えるため、肉体内部での循環やエネルギーの循環を体感する、月からの見えざる恩恵があります。

陰と陰の共鳴(または引力の影響や、気や血の巡りの体感)が強い人は月との関わりが強まり、月を好きにも、怖いと思う原因にもなります。

 

月は陰要素を持つ人の心を開く

月を好きになるスピリチュアルな理解は陰要素による共鳴です。

陰同士の共鳴がなければ、気や血の巡りや活性化を感じながら、それに比例して月が出始めるために月を好む理由ができます。

しかし、ここでお伝えしているのは陰と陰の共鳴によって起きるある動きです。

月は目を惹き、心を開きます

太陽は感覚全体を惹きます。人それぞれに違いがあると思いますが、大きく捉えると太陽は感覚感受を引き出され、そこに喜びがあれば太陽を好きになります。温かいとか、ポカポカとか。

月は目に入ってきます。

目とは心と繋がる気管であり、心は目に表れます。

陰陽素があればあるほどに月を目に入れて、自らの心が開かれる感覚を感じます。

心が開かれると表れるのが明確な自分の陰の顔です。

ぼ~っと見ていただけなのに、いつの間にか見惚れて目が離せなくなっていたりします。

心が開かれると感性が溢れるような感覚があり、情緒を自ら引き出すように知性と組み合わせて風情に浸ることができます。

自分で癒しを作る時間です。

月が好きな人は陰陽素があり、上述の心理の特徴が組み合わさり、月を見ている時の心が開かれた時間の体感を感じながら、癒しを楽しむ人だと考えられます。

 

月との共鳴は陰との共鳴

満月の日には見惚れることがあるかもしれませんが、見惚れるかどうかは月が好きかどうかにそこまで関与していません。

月は一度見ると心が開かれます。

あとはその体感を認識しているか否か、癒しを作りたいか否かによって、月から受ける喜びを増やすかどうかの選択が人それぞれに分かれます。

見惚れる必要はなく、月によって自らの陰を引き出す心の開きを設けるか否かということです。

月を見る必要も実際にはなく、月があると一度認識すれば、あとは月を感じながらの時間を過ごすと月と人間の陰の共鳴が起き、情緒と風情を堪能する時間が無意識に進みます。

 

月に見惚れる人は陰要素が強い

月が好きな人は月と人間の関わりの中でも、月との見えざる共鳴を喜ぶ人です。

私自身を洞察して内観すると、月を見入った時には明らかな陰の顔が自分の内側から出て来ます。

急激に暗くなるのではなく、心が喜ぶ本来の自分の闇が出て来るイメージ。
「やった!」という感情や感覚は一切なく、静かに熱くなるように目の奥が真っ暗でギラギラする感じです。

これを内観すると気づいたのは、月に見惚れることであり、においを感じていないことです。

私事ですが、嗅覚が発達しているために何か物事を見たり触る時にはにおうのが癖です。太陽を凝視する時もにおいを嗅ぎます。においでなくても五感全体を使用し、太陽の感受から感触を捉えたりします。

しかし、月を見る時はただ視覚のみで見入ります。目に入ってくるというニュアンスの方が近く、勝手に目が月に行くという感覚がみなさんにもあるのではないかと思います。

見入れば見入るほど無自覚で見惚れ、心の奥から陰要素がグググと引っ張り出され、血の躍動を感じて陰に踊ります。

月を見入ってしまう魔力のような印象もありますが、実際に起きているのは目と繋がる心の開きです。

月が好きな人は月によって自らの心が開かれることに喜びがあると考えられます。
※月が怖い人は心を開くことや、開いて出て来る陰の自分に抵抗があるかもしれません

 

月が好きな人の心理とスピリチュアル まとめ

癒しを好むことは心理的な要因として、癒されない現状という可能性もあります。満たされず不安や悩みがあると、月を見て自らを癒そうとします。

ここに陰の精神が加わると、自らの陰が引き出された体感に満足や納得があればあるほどに月に惹かれる意識が見出され、心を開いた癒しの創作を楽しむ姿が表れます。

陰には心理や精神的な認識と知性があり、静かで穏やかな霊性があります。

月を見ながら情緒を感じ、風情を感じ、心の創作を楽しんでいる一時として、「月が好き」という認識が誕生します。

私は陰が大好きです。

月夜の躍動は静かなコンテンポラリー芸術となり、血液とエネルギーの巡る体感は自らの知覚と神秘を把握する楽しい時間。

ぜひ、陰寄りか否かを今一度ご確認されてみてください。

陰の世界は静寂なる心。情緒は雨音を心地良く、ひぐらしの声を歌唱とする日本の文化。

静かに心から楽しむさまに人間味を垣間見ましょう。

思い当たるものがあれば、ご自身を知る一助としていただければ何よりです。

ありがとうございました。

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