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【改善策は毒吐き】怒れない時に悲しくて泣いてしまうのは合図

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嫌われたくない、自分を露わにしたくない、みすぼらしい自分になりたくない、怒るとは悪いことである。

もしこのように思う場合、心の真横にあるものが住んでいる可能性があります。

いつから住み付いたの?

「ん~、結構前だよ」

随分と長い時間を“自分”という場所で一緒に過ごすと、怒れなくなります。

一体何が住んでいるのでしょうか?

ここでは、怒れないと悲しくなったり泣いたりする際の、改善理解を見ていかれてください。

  • 怒れないのはなぜ?
  • どうして怒れないと悲しくて泣くの?
  • 怒れない時の重要理解とは?

これらを紐解き、「怒らないではなく怒れない場合、精神圧迫しているんだ」と知っていただく内容となっております。

怒れなかった私の理解では、怒りの抑圧は精神をキュウキュウさせる行為ですので、改善行動へ向かうための一つの考え方となれば幸いです。

怒れないと悲しくなって涙が出て来る

怒れない理由は一つ

怒りたくても怒れない。

日本人の精神美徳に、自己犠牲と我慢があります。

怒るとは自らの醜態や鬼顔をさらし、知性や認識力がないさまの露呈ですので、慎ましやかに堪え、周囲を配慮して自制しながら、自己表現を工夫することが善。

自らの怒りを理解しながらコントロールして、怒る必要性や意味を統括して、怒るか否かを判断すると、なんだか大人。

しかし、怒りたいにもかかわらず我慢、イライラが収まらないのに発散しないなど、怒りをコントロールできない状態で美徳ルールや周囲を気にかける縛りを優先すると、全く異なる行為が生まれます。

自己抑圧です。

  • 怒っちゃいけない
  • 人前で怒るなんて恥ずかしい
  • 周囲からの評価を下げたくない
  • 醜態をさらして今後に支障をきたしたくない

「嫌われたくない、自分を露わにしたくない、周囲の目が気になる、ルールを守らないと、言われた通りにしないと」

怒りのコントロールができない状態で怒らない場合、意識的な抑圧が起き、次第に無意識な抑えつけが起きます。

怒りたくても怒れなくなります。

 

怒れない意味とは?

自己抑圧の原因は過去の記憶に遡り、幼児期や幼少期の影響が強いと考えられます

私の場合は父親から怒鳴られ過ぎて、子供の頃はとにかく抑圧し続け、怒りたくても怒れず、頭がピョンと遠くに飛んで行ったことがあります。

抑圧はすればするほど、コップを溢れる限界が来ます。

怒り方を知らないと抑圧の解放調整ができず、ドーン!

「なんだなんだ?爆弾か?!」と突発的な爆発が起きます。

激昂によるアウトオブコントロール。一体何をするかわからない危険な怒りです。

私の場合、抑圧によって怒れない状態が続いていましたが、限界を達して発散され、精神崩壊と共に解放へ向かいました。

その後は、すぐにカッとなって怒るようになり、怒りを一切コントロールできない沼にハマります

怒れない場合は抑圧を続けている、または続けられている状態だと考えます。

抑圧力が強く、我慢力があり、さらに精神支障をきたさないために工夫する思考力があると、怒れないままキープできます。

これらのさまに、怒れないとはどういう意味なのか表れます。

怒れないとは心を開けないことです。

私の理解でしかありませんが、自己抑圧を続ければ精神はズタボロですので、神経症やうつや病気となって、抑圧したエネルギーの異形した解放表現がなされます。

しかし、心を閉じて自己防衛に徹する選択をした場合、心を開かないことと引き換えに自己抑圧をし続けられます。

対価と見返りの等価交換です。

ここで浮上するのが、自己内部に住み付く存在です。

 

怒れないと心を開かない門番が住み付く

抑圧の継続は、自らを認めずに生きる生存戦略の一つです。

私達は生きる上で自らの思考に行動、そして自分自身を認めることで現実を認知し、作ることができます。

しかし、自分を抑え付けて、やりたくないことを強いている状態では、認めたくても認められません。

そこで、心をバタンと閉ざすことを認めると、心の前に青鬼っぽいのが門番として住み付きます

青鬼はもう一人の自分であり、自己愛の精霊みたいなものです。

心を閉じる選択を認めることは、自己防衛を強化して傷つかず、嫌なことを味わわず、向き合いたくないことを見ないと認める、不利益(または恐怖心)の抹消決意です。

自己愛があるからこそ喜ばす選択をする人もいますが、喜びを得るのではなく嫌なことをなくす選択も人によってはします。

心を閉じることで、[心を開く=喜びのための抑圧解放、自分に素直になる、自らを偽らない、自己表現を隠さない]が困難になります。

嫌なことを味わわない代わりに、嫌なこととの向き合いができなくなり、怒ると起きるであろう不都合や不利益や危惧の対処ができなくなるので、怒れなくなります。

無意識の内に青鬼と契約しているかもしれません。

※心を開けない原因は、【心の開き方がわからない時の重要理解】誰にも心を開けない原因と改善方法 をどうぞ。

 

怒れないと悲しくなる

怒りたい出来事が起きた時、心を閉じているといくつかの選択肢があります。

怒りたい時の選択肢
  1. 我慢
  2. 笑う
  3. 無視(誤魔化し)
  4. 妥協(自己否定、卑下)

全ての選択は出来事が済んで一人になった時、悲しみが顕著になります。

中でも、①我慢を選択すると、特に悲しくなります

理由は、①我慢だけは心の閉じを誤魔化さずに、現実が見える状態だからです。

不利益をなくすことが目的であるため、全く関係ない部外者であり他人であり、今後一切会うことがない、自分に不利益を及ぼす懸念が低い場合、怒れます。

また、「怒ってください」と言われて、怒らなければならないなどの条件を提示されると、ぞんぶんに怒れるのが悲しくなる人の特徴です。

 

悲しくなるのは嫌なことを自らに強いているから

我慢も、笑うのも、無視も、妥協も、怒りたい気持ちがありながら怒らないための抑圧方法です。

怒れないという表現は外枠でしかないので、実際に起きている心理内情の現実は、抑圧を強いて不利益をなくし、自分のために自らを抑え付ける自らの行為です。

笑いや無視や妥協は、内情を誤魔化して見ないようにする思考策ですので、自らのしている行為と向き合わずに済みますが、我慢する人は自分のしていることを直視しやすくなります。

怒っていい、怒らなければならないなど、正当な怒りをぶつけるべき出来事でも怒れない時、抑圧の自覚は顕著になり、嫌なことを自らに強いていると認識せざるを得ません

自己愛があればあるほど、悲しくなります。

自覚すればするほど、自らの抑圧行為に悲しくなります。

このままではよくないと改善意欲(心の認知)があればあるほど、悲しくなります。

※怒れないではなく怒らない人の心理は、怒らない人の心理は冷たくて怖い?│自立者は冷たいと思われた方がいい をどうぞ。

 

怒れないと泣いてしまうのは合図

悲しみが増えていくと、涙が流れ始めます。

憤りがありながらも抑え続ける時、精神は窒息します。

耐えたくないのに耐え続ける時、精神は傷つきます。

欲求がありながらも誤魔化し続ける時、精神は疲弊します。

精神が限界に近づくと、泣きます。

涙を流すことで本能的な自己防衛が発動していると考えられ、泣かないと精神を保てなくなります。

泣いてしまうことは、とんでもなく重要な合図です。

精神が限界間際になると、泣くことで自己治癒を図る。

自己抑圧の過剰状態の合図、という考え方です。

もし思い当たる場合には、改善へ向かいましょう。

※怒ると無視する心理は、怒ると無視する人の心理と対処法│感情表現の孤独さを知ってあげて をどうぞ。

 

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怒れない人の改善策

私がそうだったのですが、怒れない抑圧が過剰状態になると、精神が穢されて神経症やうつを発症する可能性がありますので、診療やカウンセリングを受けられてください。

ここでは、あくまで改善する余力がある方への、一つの考え方の共有が目的ですので、この先は思い当たるか否かも見極めてご覧ください。

怒れない改善①:泣いてしまう時はたくさん泣く

抑圧が過剰になると涙が出ますが、心を開こうとすることでも涙が出ます

怒りたいのに怒れないだけでなく、大事な人に大事な話をする時、心を開けない人に本音を伝える時など、心を閉じている人が心を開こうとする時は自然と泣きます。

怒れないことで悲しくて涙が出て来る場合、止めずにたくさん泣いた方がいいです。

涙は治癒であり、心や精神の自然安定剤になりますので、泣くことには大きな意味があります。

これをさらに抑え付けると、自己治癒に対する無意識の拒否を意味してしまうので、うつなどの神経症を自ら促進させるか、自己愛を否定して闇に向かう危険性があります。

泣くのを抑えるのは完全に厳禁です。

悲しい時は泣くだけ泣きましょう。

※泣いてしまう詳細は、泣きたくないのに泣いてしまう大切な意味│涙ヒーリングのアイテム化はご法度 をどうぞ。

 

怒れない改善②:怒りのエネルギーを発散する

怒れない人は外部表現の色が少ないので、周囲からは怒っていないように思われますが、内部には怒りのエネルギーがたくさん蓄積しています

怒りとはエネルギーであるために、心身内部に未浄化物として溜まり、淀みます。

怒りを発散している人よりも遥かに溜め込んでいると考えられるので、少しずつでも発散する必要があります。

そこでおすすめしたいのは、一人での発散です。

方法はいくつかありますので、ご自分に合ったものを選びます。

怒りのエネルギー発散法
  1. 独り言でイライラを吐き出す
  2. 大声で怒鳴ってぶちまける
  3. 紙に殴り書き
  4. 絵や音楽にして表現

怒りを誰かに当てるのではなく、車の中で叫んだりと一人で発散します。

紙に書く場合は燃やして処理します。

絵や音楽の場合には作品に念がこもるので、身近に置いておく場合には怒りの念が含まれていると自覚しておきましょう。

発散方法にはなりますが、人によっては絵や音楽はネガティブですので、おすすめは①、②、③です。

発散する時に罪悪感や羞恥を感じる必要は一切ありません。自分のためだと思って肯定し、少しずつ発散すると良い塩梅です。

必ず設けたいのは、発散する時間設定です。

「今日は10分間」と時間を決めて、ピピピとなればパッと終了。

発散した後は、普段の生活に戻る切り替えが重要です。

 

怒れない改善③:毒舌

発散行為の応用となる方法が、毒舌による毒吐きです。

と言っても、ただ毒を出すのは有害な迷惑になり、周囲の機嫌を下げるカルマを積み、仕舞には悪口や愚痴ばかり言う人々とつるんでハマってしまいます。

怒りのエネルギーを吐き出しても、その行為に甘んじて怒りを作りやすい人間になっては本末転倒ですので、改善のためには頭を使います

毒舌を吐く時、笑いにします。

笑ってもらうための毒舌は本音や真意になり、怒りのエネルギーを喜び作りに変換できます。

笑いにするため、毒づいた時に周囲の反応をメインに観察し、日々経験しながら毒をキュッキュと磨いて、光沢のある黒紫色にする努力を要します。

仕事中の小休憩に軽い毒舌。飲み会の時だけちょっと毒舌。という具合に、改善のための毒舌は常に毒を吐くスタイルではなく、要所要所を見極めて伝える人、場所、状況を鑑みます。

このスタンスによって俯瞰して物事を認識でき、怒れないという抑圧、すなわち自分にだけ集中している(そうは自覚しにくい自己世界のこもり)状態の緩和になりながら、怒りのエネルギーを喜びに変えられます。

※毒舌の吐き方は、【好かれる悪口の使い方】悪口を言うのに友達が多い人の秘密。をどうぞ。

 

注意点&ポイント:吐き出し過ぎは欲に飲まれる

怒れない心理状態では、本当に怒りが内部にたくさん蓄積していますので、一度吐き出すと中々止まらなくなります

ここに注意点があります。

発散でも毒吐きでも、抑圧した内部エネルギーを出すとあることが起きます。

「スッキリして気持ちいい~」

快感を伴うために、感情や欲求に飲み込まれやすくなります。

スッキリ清爽感は未浄化エネルギーの発散感受ですので大切です。しかし、快感にハマると発散を抑制できなくなり、誰か他者に発散攻撃する懸念があります

一度攻撃した時の感触を味わうと、溜まりに溜まった怒りをぶちまけようと、一気に解放して自制がなくなります。

感情や欲求に負けると、依存症の如く認識力がなくなり、脳機能が低下し、頭がバグり、我欲に支配されます。

これまで我慢していた抑圧が踊りながら目をギラギラさせ、気づけばタコ踊りが止まらない。

怒りの発散によって周囲の在り方を変えられると知った暁には、イライラ表現や怒鳴ることで人を支配・コントロールする人間になる堕落性もあります

ストレス発散など一時凌ぎの自己満足であれば、何も考えずにエネルギー放出すればいいのですが、そこに改善はありません。

自制や我慢は非常に重要な人間力の礎であり欠かせないものです。

これまで抑圧によって育んできた力や恩恵を、気づかずともたくさん持っているのが怒れない人ですので、自制や我慢を活用しながら少しずつ抑圧を解放する、そんな理解が改善ポイントです。

欲に飲み込まれないで来たからこそ、憤りがあってもそのまま発散しないことができていますので、今の利点を活かしながら、不要なものを手放していきましょう。

※よく怒る人の詳細は、【頭のバグを知ってあげる】怒鳴る人が嫌いで怖い時の対処法 をどうぞ。

 

怒れないと悲しくなる、泣く まとめ

抑圧の解放の先に、怒りのコントロールが待っています。

怒りとは本能的な感情発散であり、抑圧の解放を促す大きなエネルギー。

怒ること自体は非常に大切な人間味であり、自然な行為です。

しかし、解放行為であるために他者を巻き込んで怒る場合には、自制や知性の使用が欠かせず、やみくもに怒りを発散することは感情と欲求に飲まれたナルシシストの表れです。

かといって、怒らないことは抑圧の過剰による心の閉じを意味しますので、バランスが存在します。

悲しくなる、泣く場合、心を閉じていながらもそれを誤魔化さずにしっかり見ています。

誤魔化さないことは自分と向き合える強さであり、抑圧を少しずつ手放すことでバランスは容易に取れます。

困難ながらも不利益を対処し、辛いながらも壁から半身で現実を捉えていた証拠であり、それらの向き合いは全て強さと知性になるのが、私達人間の生きてるだけで丸儲けの仕組みです。

自分を嫌いにならないように、悲しむ時は悲しみ、泣く時は泣きましょう。

そして、それらにはどんな意味があるか知り、学び、改善しましょう。

自己抑圧による心の閉じは、自己理解を深めることで徐々に開いていくものであり、まずは青鬼のステータスから深掘り、というお話ですので、怒れない改善の後に一歩一歩進められます。

怒れない内情を把握し、改善することで心の理解にも繋がっていきますので、ここでの内容がお役立ちとなれば幸いです。

それでは、怒れない改善のお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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