対処・解消法

【謎の解明】いい人だけどイライラするのはなぜ?【特徴&心理&対処法】

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優しく、明るく、気配りもでき、コミュニケーション能力も高い。

率先して働き、間違えればちゃんと謝り、感謝も忘れない。

そんないい人なのに、関わるとなんだかイライラしてしまう。

仕舞いには、見ているだけでイライラしてくる。

理由がわからない、なんせ当人はいい人なのである。

この謎、解明できるかもしれません。

ここでは、いい人だけどイライラする原因を紐解き、自己と他者両方の理解を深めていきます。

  • どうしていい人にイライラするか知りたい
  • イライラの原因を解消したい

「どうして合わないと憤るのか?」というメンタルに着目した内容となっております。

それではイライラの解明に入りましょう。

いい人だけどイライラする原因

答え:どうしていい人だけどイライラするの?

※この内容は、「イライラ、憤り、合わない」にフォーカスします。

「疲れる、怖い」と感じる場合、答えが変わるので線引きします。

優しくて気配りもできる“いい人”は、他者からも好かれて人間関係に欠かせない。

にもかかわらずイライラする時、考えられることが2つあります。

  1. いい人から潜在的に干渉されている
  2. いい人に見たくない自分を投影している

干渉されている場合、着目はいい人そのもの

見たくない部分がある場合、着目はこちら側

初めに、いい人に着目してイライラの原因を見ていきましょう。

 

いい人だけどイライラする人の特徴13選

北斗
北斗
イライラの原因がいい人側にある場合、いくつかの特徴がありますので該当するかどうか確認してみてください。

1,明るくてポジティブ

元気な人。

挨拶を率先し、自発的に人に話しかけ、人と会話するシーンをよく見かけます。

よく笑っており、声も通るので目立ち、「あ、またやってる」と遠くからでもわかります。

 

2,実は暗い

表と裏の顔を持ちます。

表向きは明るく、家など一人になると暗い性格

基本的に他者がいる環境では暗い一面を表すことはなく、表裏の二面性があると表明しません。

 

3,周囲に合わせる

気を使っていると気づかれないように気を使う特徴(八方美人に思いにくい八方美人)。

例えば、職場やコミュニティでは集団に属し、一人でいることは少ない。

実際には一人でいることも好む性格ですが、集団環境では徹底して集団として振る舞い、合わせるプロ。

誰とでも関われる人であり、誰に対しても優しくでき、全く分野が違う人々とも関われるため、いくつもの派閥に属すことも。

 

4,無自覚にエネルギーを奪う

表の明るい顔の時には一切ありませんが、ふと裏の顔が出た時に一瞬でエネルギーを奪います

一対一になっても裏の顔は出しませんが、いい人の心の中や暗部に侵入しようとしたり、とても深い仲になると悪意なくエネルギーを搾取される日がやってきます。

大きな特徴は本人は奪っている自覚がなく、笑顔で目の前の人の生気を吸い取っているため、とんでもないことをしていると誰も気づきません。

そのアラームとしてイライラします。

 

5,エネルギーが強い

人一倍エネルギーを持っており、他者への影響力があります。

特徴となるのはエネルギーを自制できないことでして、無意識に周囲を巻き込み、人に影響を及ぼします。

人を集める力や、周囲を引き寄せる力があり、友達が多く、人気者にもなります

※さらに詳細は、「エネルギーが強い人とは何者?」関わると癒されも疲れもする仕組み をどうぞ。

 

6,友達は多く見えるが実際は少ない

いい人であるため初対面の印象は抜群。

その後もいい人として接していきますが、初めが最高潮であるために下がっていく傾向があり、徐々に友達が減っていくタイプ。

実際に心を開いて関われる人は少なく、心を開くと人が離れていく(エネルギーを奪う)経験をするため、心は開かずに開いているように振る舞う癖ができます

 

7,信用を欲するビッグワードを使う

「あなたを信用しているから本音で言うよ」
「これは誰にも話してないことだけど」
「絶対に秘密だよ、実はね」

心を開いていると思ってもらうために、「私はあなたに信用して欲しい」という表現を回りくどく伝えます。

重要なことは直接伝えるのではなく相手側にくみ取ってもらうスタンスが多く、自発的に関わりを持ちながらも、「重要なところはあなたから入ってきたんだよ」というポイントを確保します。

いわゆる、人間関係の責任を持たない特徴でして、仲が悪くなったり関わるのが嫌になった時に罪悪を感じずに切り捨てる、そんな自己都合の対処を普段の関わりでしていたりします。

 

8,勘違いによるミスや間違いが多い

仕事でも談笑でも日常的に勘違いが多い特徴。

思い込みと決めつけが強く、自己都合の解釈をしながらも自覚がなく、むしろ「みんなのため」と思っている人もいます。

結果、ミスや間違いが多くなりながら反省しません(みんなのためだと思っていたことが間違いだと反省したくてもできない)

が、反省している素振りが上手く、周囲はこう言います。

「仕方ないよ、誰だって間違えるものだから、次は気をつけてね」

イライラする人は気づいているかもしれません、事実に。

 

9,誤魔化し癖が根強い

自分にとって不都合な事実はなかったことに

まるで何も起こらなかった、「なんかあったけ?マジ!それはヤバいね!」と平然と言えます。

平気で嘘をつける人ではなく、自分は嘘をついていないと平気で誤魔化せる人であり、都合の悪いことで罪悪を感じないのではなく、何も起こらなかったんです。

 

10,自分が悪く思われていないか気にする

とてつもなく気にします。

特に自分の陰口に敏感であり、周囲に耳を傾け、詮索していると思われないように情報収集し、自然と他者との関わりが増えます。

目の前の人と仲良くしたい訳ではなく、自分がどう思われているか確認したいコミュニケーションでもあるため、誤魔化して関わっていると無意識に気づいている人はイライラします。

 

11,認めどころを見極める

失敗や間違いは基本的に認めたくありませんが、周囲に感づかれてバレた場合には大いに認めます。

アリアリと謝罪し、反省し、感謝し、心からの気持ちの表現をします

が、演技でして、そもそも謝る意味や気持ちを知らない可能性があり、知らないからこそ本気で謝っていると本人も思い込めます。

取り繕いの謝りは天下一品であるため、「この人は誠心誠意しっかり謝っているんだな、うむうむ素晴らしい」と思う人すらいます。

認めどころを間違えると本性が露わになるので、誤魔化せるかどうかは周囲の認識や反応を確認して見極めます。

 

12,世渡り上手

不安や恐怖を感じること(例えば嫌で、認めたくないこと)に関してはとても知的ですが、基本的には感覚主体で衝動的に生きています

一人を好みますが人と関わるのも好きであるため、一緒にいる人は元気にポジティブな共有ができて嬉しいもの。

周囲を気にしていないように気にできるため、配慮や気使い有無の選択ができ、自分に利益があるかないかを見極めて関わり方も変えられます。

とても世渡り上手な人です。

一方、一人は好きですが孤独は完全NG。孤独にならないために恋愛依存や過食症になるなど刺激に依存する人もおり、人を欲するが故にいい人であることに利点があり、大いに優しくする動機を持ちます。

 

13,無意識の押し付けが多い

最も顕著な特徴が押し付けの多さ

しかし、本人は押し付けている自覚がありません。

さまざまな形で押し付けていますが、典型的なのは無意識の干渉です。

自分がどう思われているかを気にするため、常に詮索意識を持って人の心の内側を知りたい欲求が強くあり、優しく配慮しながら近づきます。

嫌な思いをさせない気使いと共に、自分の不安を解消したい欲求を満たそうと行動するため、「この人何を考えているんだろう、知りたい、知らなければ」といった干渉が起こります。

不安を解消するためにいい人になりながら本人は無自覚、または自覚しないように誤魔化すため、「優しい振りして周囲を利用してるだけじゃんか」とイライラします。

以上が、イライラするいい人の特徴でした。

 

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いい人だけどイライラする心理&対処法

イライラする原因としてもう一つ考えられるのが、着目が相手ではなく自分の場合です。

いい人に自分を投影してイライラするケース

心理学には投影という言葉があります。

投影とは、

自己のとある衝動や資質を認めたくないとき(否認)、自分自身を守るため(防衛機制)それを認める代わりに、他の人間にその悪い面を押し付けてしまう(帰属させる)ような心の働きをいう。

※Wikipedia投影 引用

ユング心理学ではシャドーとも言います。

投影は鏡の反射でもあり、まるで自分を見ている無意識な状態。

自己内部にある受け入れられない側面を投影すると、いい人を見ることで受け入れられない何かを感じ、それを認めたくないことでイライラします

いい人だと思うあの人に見たくない自分を感じて憤り、イライラする、という理解です。

それでは一体何がイライラと、投影の基なのか?

北斗
北斗
私の経験からお伝えしたいのは、自分に対する不明確さです。

不明確になる要因をいい人が持っており、そのさまを見ると自分が揺さぶられてイライラします。

不明確の要因とは、「違和感」「疑い」「不納得」

 

「違和感」「疑い」「不納得」にイライラする

優しく、気使いができ、配慮もでき、周囲をよく見ながら、社会的に社交的に振る舞うあの人。

プラスの印象がある以上、いい人を自分の中で認めています。

しかし、「イライラ」という反発は認めていないから出てきます。

肯定しながらも肯定できない何かがあり、人それぞれに違和感、疑い、不納得を抱きます。
※不納得は人によって嫉妬になる

「本当にいい人なのか?」
「私にできないことをしている、くっ」
「私もあの優しい素振りするけど、実際は相手のことなんか考えてないよ」

周囲を気にして不安を解消するための誤魔化しが優しさになっていると思えるさま

他者のためではなく自分のためにいい人であろうとするさま

そうしたいけどできないことをやってのけるさまはどうしても見ていて引っ掛かります。

周囲の反応を見ても明らかにいい人であるため、自分の性格が悪く、ひねくれているとすら思えます。

実際はいい人に対する以上に、自分に対するイライラだと考えられます。

 

「努力不足」だと思う場合もイライラする

我慢でき、嫌なことも飲み込み、人と関わりたくなくても笑顔を絶やさず、周囲に嫌な思いをさせないように努力してきた場合。

誤魔化していい人を演じるさまに共鳴する(自分の過去と同じ部分がある)ほど、イライラします。

「私は頑張ってきた、しかしこの人は誤魔化して現実から逃げ続けているんだ」という具合に捉えると、いい人に対する同族嫌悪を抱き、イライラします。

いい人、または自らに努力不足や怠惰を感じている可能性があります。

 

体験談:ヒッピーもどき?にイライラ

北斗
北斗
私を例にすると、海外旅を始めた当初、パーティーと欲求解放好きのヒッピーと関わった際に明確な感情がありました。

「この人たちは確かにいい人だ、優しくてこちらの考えを尊重する、ただイライラする」

ヒッピーは自然を愛し、自給自足に基づいて食を自生し、自然を尊重しながら生活し、創造性の中で暮らす人が多いです。

しかし、当初出会ったのは主義(という他からの受け売り)を持ち、社会や常識への反発を糧に生きる動機を持つ人々でした。

自分がなく、ないから作ったり気づいたりと成長するのではなく、孤独を避けて集まりに依存し、理想ばかりを見て現実を見ず、現状の社会を否定するばかり。

「まず関わりたくない人々だ」という感想がありました。

その後の旅の継続、さまざまな経験によってそのようなヒッピーに無関心になりました。

イライラも反発もなく、「この人達にはこの人達のスタイルがあるんだ」と尊重するようになりました。

このことでわかったのは、イライラは対象に興味があるからこそのもの。

相手に歩み寄れる余白があり、自分や相手のために何かできることがある示唆だと考えます。

これによってイライラした際の対処法が見出されます。

 

いい人にイライラする時の対処法

同じだからイライラする場合

私たち人間には類似性と相補性があると知られています。

同じだから好きにも嫌いにもなり、違うけれども補える点があるから好きにも嫌いにもなります。

投影にて同じ点があるからイライラする場合、どこに類似性があるか確認すると成長のために役立ちます。

受け入れていない側面を自己内部に捉え、向き合いを育めます。

例えば、「あ、この人達は挨拶を必ずする、私と同じだ」と類似点を見つけます。

共通点が多いと好ましい側面が認識されて嫌悪感が減り、イライラは減ります。

類似性を見つけられるほど、無意識な投影における自己の不明確さが緩和され、相手を認めずとも自分を認めることが自然とできてイライラしなくなりますので、ぜひ試してみてください。

 

全く合わないがためにイライラする場合

合わないけれども関わりがある、職場が同じで見かけるのであれば、共鳴があり、波動の同調があります。

性格や人としては合わないかもしれませんが、潜在意識やエネルギーなど見えない意識では合うからこそ関わりができます。

対処法は、自分といい人の違う点を明確にすること

「私とあのいい人はここが明確に違う」

「良悪」を付けないように注意が要ります。

「これが良い、あの人のあれは悪い」は差を作り、エゴを強める行為、イライラに支配されて敵視し、感情に飲み込まれて自分を見失いかねません。

イライラしたらサイン、違いを見つけて終わり。

「あ、イライラする、よし違い探し始め!」

「あの人は挨拶が元気、私は元気ではなく、相手に合わせて声のトーンを変えている」

違いが明確になっていくと、それぞれは同じ人間でありながら全く別の民族であり、異なる環境や過去があるとわかります。

「私は私、あの人はあの人」と線引きが深まるため、相手からの無意識の干渉に影響されなくなり、イライラしなくなっていきます。

「いい人としての在り方も素敵、きっとこの人にとって大切なんだ」と尊重にも繋がり、イライラしたお陰さまで自己と他者理解が深まり、一段別のステージへ進んでいきます。

 

最後に:いい人だけどイライラする

イライラという感情には、反発と合致があります。

「いい人」が加わることで肯定があり、そこに「だけど」が加わることで矛盾と交錯が生まれます。

あらゆる気持ちには答えがあり、そこには自己理解と感情の使い道が存在し、数学のような化学のような紐解きがあります。

「いい人だけどイライラする」と私がヒッピーっぽい人々に思っていた当初、あの違和感の正体がわかりませんでした。

今ならはっきりわかります。

自分が不明確だったことです。

イライラがサインになり、不明確を明確に変えるチャンスになります。

常識通りにいかないからこその、「~だけど~」という疑問の提唱、大いに活かしていきましょう。

理解を深めるための一つの考え方となれば幸いです。

最後までありがとうございました。

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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

POSTED COMMENT

  1. ⭐︎ より:

    北斗さん、
    気持ちさの深掘りの記事が読みたいよ^^
    いつか、機会があれば♪

    • 北斗 より:

      あ、それいいな♪
      幅が広くて難しいけど、カテゴライズすればいいかも。
      うん、機会があればやってみる!

      • ⭐︎ より:

        ありがと^^*・*:.。。⭐︎
        身体、気をつけてね
        待ってまーす♪

COMMENT

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