心理と特徴

愛想よくできないなら無愛想でいい│無は有の意味を教える

愛想よくできないために努力し、苦しくなってしまう。

愛想は自他の行為ですので、自分のため、相手のためと偏れば形を逸脱します。

愛想よくできない時に見つめたいのは、愛想よくする意味と無愛想の意味です。

愛想〇
無愛想×
ルール設定している場合、愛想よくすることは困難です。

愛想〇×
無愛想〇×
ルールのない場合、無愛想はとても大事になります。

愛想よくできないなら、無愛想でいいじゃない。

無愛想を知ることで物事の本質理解へと繋がりますので、愛想よくできないからこその掘り下げと詳細があります。

無愛想になってしまう自然な仕組みと共に、無愛想でいい考え方がお役立ちできれば幸いです。

愛想よくできない

愛想よくできない理由

愛想とは、人当たりのいい態度、人への好意、信頼感です。

愛想よくできない理由はとてもシンプルに、人を信頼していないからかもしれません。

信頼していないのは、自己防衛意識が強く、人と自分の間を区分けるように壁を作り、不安や恐怖を抱えている可能性がありますが、より大切な理由があります。

「信頼する意味がない、わからない、なんのために」と自己理解がないためでして、一人一人との関わりを真剣に捉える人間性があると、初対面や知らない人、仲良くない人をいきなり信頼できないのは自然です。

真剣であればあるほど、軽薄で外面のみを重要視した人に違和感を感じます。

外面を偽り、信頼していないのに愛想よく振舞うことは、相手にも自分にも失礼であるため、愛想よくしようとする動機が見出されません。

愛想よくできない理由は、本当に愛想よくしようとする真面目さがあり、偽って自他を誤魔化す行為を欲しないためです。

 

愛想よくできる人

愛想のいい人は日本に多くいると思います。

人を信頼できることには人間関係に壁を作らない自尊があり、人に恐怖心を抱かない観念があり、相手を思いやる敬いと愛があります。

しかし、そうでなくても愛想よくできる人もいます。

愛想よくできる人には大きく三つのタイプがあります。

愛想よくできる人のタイプ
  1. 相手を思いやり自他共のために愛想を使用する
  2. 自分のために愛想のいい演技をする
  3. 誰のためでもなく常識やルールに従う

実際に愛想がいいのは①の相手を思いやるタイプです。

思いやりは相手の喜びが自分の喜びであることから自他のためになり、「愛想よくしよう」とポジティブな動機を持って行為します。

②と③は愛想よくする演技。実際には愛想がよくないので愛想よくしようと練習し、努力し、頑張ります。

「常識、ルールだから」と従う場合は愛想よくすることが当たり前になるので、「愛想がいいのか、愛想とは演技なのか、愛想の意味や目的とはなんなのか?」を考えなくなり、他の意見や情報に従う状態。自分自身の愛想が心からのものか、思考的な取り繕いかがわからない人もいます。

 

愛想よくできないのは自然

愛想よくすることには自分にとっての意味があります。

意味があれば喜んでしたり、努力や練習をする動機があるため、愛想よくできます。

常識やルールだからしよう
無愛想だと嫌われるからしよう
他者から高評価を得るためにしよう

など、他者の情報や反応を主体にすることに喜びがない人は、自分にとっての意味がなく、無理矢理に我慢してすると苦しみ、自分と他者を偽る自他共の否定、自傷行為になりかねません。

愛想よくできる人とできない人は綺麗に分かれます。

  • 愛想よくできる人は、愛想よくする意味がある
  • 愛想よくできない人は、愛想よくする意味がない

意味がなければできないのは自然です。

 

愛想は自分のためでも他者のためでもなく、自他両方のため

愛想よくする際に必ずあるのは他者との関わりです。

相互交流にて価値や影響が生み出されるのが愛想です。

相互交流の場で、「自分のため」や「他者のため」と一方に利益を生み出すように愛想を使用すると、「人間利用による利益取得」が起きます。

  • 他者のために愛想よくする場合、自分を利用して目的を果たす
  • 自分のために愛想よくする場合、他者を利用して目的を果たす

他者のための愛想は完全なる矛盾行為。自己犠牲や自己の見失いというものです。

自分のための場合には、相手のコントロール、高評価を作る印象操作、不安や恐怖の解消、自己満足、価値や意義の見出しなど、利益を求めるために相手の存在を利用します。

他者との関わりで利用し合いをすれば、お互いにWinWinの関わりができるので何も悪いことはありませんが、自他共のためになる愛想とは大きな違いがあります。

自他どちらかに偏る愛想の場合、利用行為を求めない人は愛想よくできないのが自然です。

 

自他どちらのためでもない場合、愛想よくできなくなる

接客や常識従順など、自他どちらのためでもない場合があります。

ボスのため、会社のため、社会のため、またはお客さんと自分自身のお互いのためなど、目的を明確にすることで愛想よくする意味を見出せますが、そう認識しない場合は誰のためにもならないので愛想よくする動機がなくなってしまいます。

他者利用を求めていなければいないほどに、誰のためにもならない行為の意味を見出すことは難しく、できなくなります。

 

無愛想でいい

愛想よくできない人の特徴9選

愛想よくできない人には、特徴的な様があります。

1,自意識が高い(または強い)

自分と他を区分けする意識であり能力があります。

自らを偽り、誤魔化すと、嫌でもかというぐらい明確に自覚してしまい、自分を苦しめたり我慢させる行為が人一倍辛くなります。

 

2,自律がある

自らがルールや価値観や観念を作り、自らに従う特徴です。

意味は自ら見出すために、意味がわからなければ行為できず、「みんながやっているから」「常識だから」という他律理解にはなりません。

 

3,他者の反応や評価が主体ではない

他の反応によって自らの価値や意義を見出さない特徴です。

自分のことは自分でまかなうので他者利用せず、自らが自らを評価します。

 

4,人間関係は浅く深く

誰彼構わず関わらず、心から関われる人と深く親密になる特徴です。

人への線引きがあり、人によって全く興味がなかったりあったりが変わります。

 

5,我が強くない

我とは他者によってあえて自分を見出そうとする意識。我がないと自分を主張しようとせず、我欲がないので他者を利用して自らを満たそうとはしません。

自分のことは自分で満たす人です。

 

6,個の尊重

集団以上に個を尊重する特徴です。

自律が強過ぎるとうぬぼれになり、個人を主張するような個人主義になる人もいます。

 

7,外面ではない内面重視

外部情報にて喜ぶ以上に、内面の本質や事実に目を向けます。

人間関係も内面であるため、心を開き合った関わりをします。

 

8,ぶっきらぼうで優しい

不器用ですが、一度心を開くと優しさが隠せないほど溢れます。

心を開く前はぶっきらぼうで嫌われやすい特徴があります。

 

9,笑う時と笑わない時の差が激しい

愛想笑いもしないため、笑わない時は鉄人のよう。

笑う時は本当に楽しい時や嬉しい時なので、本気の笑顔を表します。

以上が特徴でした。

 

愛想よくできない人は無愛想でいい

特徴を見ていただくとわかるのは、自分にも他者にも真面目な人間性です。

真面目が故に人との関わりには壁を作りやすく傷付きやすくもあり、誰彼構わず懐を広げることはしません。

愛想よくできないと、「一般常識ができない、他者から嫌われやすい、集団での協調不足」と、集団帰属の環境ではネガティブな印象を持たれるため、自己否定や自己嫌悪に陥る可能性もあり、自律向きの人間であることに気づいていない人もいます。

物事には必ず意味があり、どれほど頑張っても愛想よくできない場合にはあることがわかります。

答えが自分の中に既にある or できないことが答え

答えの詳細になるのは、愛想よくできない人は自律向きです。

自律者は自らを主体にし、自ら認識してルールを作り、自らの意志で従います。

 

できないのに無理すると人間不信になる

愛想は相互交流の場ではたくさんの利益や効果を生み、価値や影響がある大切な行為。コミュニケーションツールとして欠かせない重要なものです。

しかし、誰彼構わず愛想よくすることは話が変わります。

他者利用や偽りによる自他否定は、自律がある人にとっては自傷行為となるため、無理に頑張ると人間不信になりかねません。

思いやりを持った自他のための愛想でも、誰しもにする場合には目の前の一人一人を認知していない可能性があり、叱るべき人も、関わるべきではない人も世の中には人それぞれにたくさんいます。

愛想よくすることに意味があるかを自らで見極め、ないのであれば無愛想であることが自分の尊重、敬いになります。

 

無愛想でいいと思った経験

無愛想の必要性に気づいた経験がありますので、少し小話にお付き合いください。

私はとにかく愛想を振りまいていた時があります。

当時を思い出すと明確なのは、他律で自分がない。
「愛想はよくするものだ、常識だ、義務だ、嫌われたくない、どう思われるか気になる」と他の情報や反応が全ての主体でした。

「自分のために演技して利益を得る」なんて自覚は到底なく、「常識だからしなきゃダメ、無愛想な人って何なんだよ」と正当化に勤しむ頭の内部構造でした。

そんな私が会社員だった時、フロアの各部署にとんでもなく無愛想な人々がおり、「関わんの嫌だな」と業務上の連携に抵抗感。

無愛想なおじさん社員に仕事をお願いしに行くと、「はい早く渡して、ふん」と終了。早くどこか行けという雰囲気がヒシヒシと痛い。

「この人嫌いだ」と思っていましたが、無愛想な人は特定の人と話す時はまるで別人のように愛想よく、笑顔で楽しそうでした。

そんな光景を目の当たりにした私、何度関わっても私には無愛想なのである日聞いてみました。

「あの、どうして人によってわざわざ無愛想にするんですか?あえてしてますよね?」

ムッとした顔でこちらをキッと見られ、「なんでお前にそんなことを言わなきゃならないんだ」と言われたので、「無愛想にされるとイラつくんです」と無愛想返しをしたところ、あることが起きました。

無愛想だった人の態度が急変して愛想よくなり、「はは、話がわかる人だね」と言われました。

話を聞くと、あえて無愛想にして人との関わりを気楽にしていると言う。相手にどう思われようと気にしておらず、本当に関わりたいと思える人としか関わりたくないという自律。この件で私達は急激に仲良くなりました。

この人の愛想よくする演技は、一切笑わず真顔でへこへこすること。上司の前ではそうなります。

心を開く他者との関わりでは相手を思いやるために自然と愛想よくなり、それ以外には何の気も使わない、ストレスも作らない、時間の無駄にもならない無愛想を使います。

自律があるので自分にとっての意味を理解して行為します。

無愛想とは自分を護る対人関係の対処となり、本当の意味で愛想を知る行為なのではないかと思うようになりました。

 

無愛想の人と関わるようにすると仕事が楽しくなった

無愛想な人の真意を知る経験によって、私は別部署の無愛想な人々とも関わるようにしてみました。

初めは心を開いてもらえませんでしたが、どの人も一度心を開いてくれると、本当に優しくて気の合う人ばかりでした。

仕事で褒められても何にも嬉しいと思ったことがなかったのですが、無愛想な人が褒めてくれると心から嬉しく感じ、「この人は本当に褒めてくれている」とはっきりわかります。

無愛想にすることで自分の良さや人間性を穢さず、関わる人に心からの愛想を振り撒いてくれる。

そんな無愛想な人々を知り、「無愛想は素敵な使い様がある」と気づきました。

 

無愛想によって起きること

無愛想は一見するともう最悪です。

しかし、内面の心と心で関わろうとする人にとっては、無愛想はとても大切な行為になります。

自他のための相互交流の行為、お互いの価値と利益を生み出す愛想。よくするには[自分のため]になる理解が必須です。

その上で、[他のため]になることを忘れないようにします。

この方法として無愛想が使えます。

愛想よくする意味と、自他のための行為を知れるのが、無愛想です。

 

自然な愛想のよさ+愛想よくする演技の使い分け

無愛想によって関わる人は綺麗にフィルターされ、明確に[自分のため]の行為になります。

フィルターされると関わる人は大切な人だと際立つため、自然と思いやりを持って愛想よくなり、愛想とは自然と相手を想ってする行為だとわかります。

無愛想と愛想がわかると、愛想よくする演技にも意味を持てます。

愛想とは笑顔でニッコリすることではありません。如何に相手を想い、自分を忘れず、尊重による相互交流の価値を両者に見出すコミュニケーションツールです。

演技はとても大切ですが、意味を理解しない義務や常識としての行為は、自分のためにも他者のためにもならない空虚が起きます。

真顔でも笑わなくてもいいんです。誠心誠意相手と自分を想うための演技だと理解すると、心から想えなくても思考的に思うことで姿勢や態度として愛想がよくなり、他者利用を起こさず自己犠牲にもならず、お互いのための場を作れます。

無愛想を使うと愛想を知り、愛想を演技できる。

無を知り、有を知ります。

無愛想でいいんです。

無愛想を使うと、「この人には無愛想」「この人には愛想の演技」「関わりたい人には自然な愛想」と使い分けができるようになります。

その際には自律がより際立ち、自他のための愛想よくする行為が加速することと思います。

※愛想笑いできない際の話は、愛想笑いができないことに意味がある│人間性が恩恵になる笑いの使い方 をご覧ください。

愛想笑いができないことに意味がある│人間性が恩恵になる笑いの使い方愛想笑いできないことには人間性が大きく関わり、自然なことです。 愛想笑いできないことを良い悪いと判断する以上に、大切なことがあるか...

 

無愛想でいい まとめ

無愛想は愛想を教える。そんな一つの考え方です。

私達には一人一人に価値観と観念があり、根底に人間性の基盤となる意識があり、意識に関わる場合、どれほど頑張って努力しても変えられないものがあります。

愛想には〇も×もあり、愛想の意味があります。

無愛想には〇も×もあり、無愛想の意味があります。

どちらも大切で効果のある行為。

愛想よくすると自他のためになる相互交流の営みがあります。

無愛想にすると自分のためになり、愛想と愛想よくする演技の本質を知り、より自他のために愛想の使い分けができます。

愛想よくできない時はぜひ無愛想を効果的に使用しましょう。

自律向きの人は、自分にとっての意味を無愛想にて発掘し、愛想の使い分けがおすすめです。

常識やルールにただ従う以上に、他の意見と自分の意見を理解した上で自らに合わせることは何においても大切です。

自律は行き過ぎると個人主義に向かい、自分のやり方以外が耳に入らなくなります。良いも悪いも両方を知り、自ら調整すると良き塩梅です。

愛想よくできないことの意味を把握し、無愛想を使用し、物事の認識を幅広く、より可能性を広げる考え方としてご参考になれば幸いです。

それでは、愛想よくできない場合には無愛想でいい話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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