育ち

【希少誕生過程】天然な人の育ちはオープン&ワイルド

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「すいませーん、塩お好み焼きをください」

誰に言っているのかと思えば、トイレから戻ってくるあの人は隣のテーブル席にいたお客さん、店員さんではない。

しかも、この店にそのメニューはない。

世にも奇妙な天然な人。

天然魚と言わんばかりの天然人の生態、気になる方は多いと思います。

私は人間理解を深めるために常に洞察をしていますが、天然人の洞察ほど面白いものはないかもしれません。

ここでは、天然な人が構造されるに至る過程、育ちに迫ります。

  • 天然な人の育ちを知りたい
  • どういう家庭環境で天然性が高まるか考えたい

「天然」たらしめるさま、それはどうして“自”然ではなく“天”なのかも含めながら、育ちを深掘りする内容となっております。

実は私たち誰しもが持っている性質かもしれませんので、誕生過程の考え方が一つのご参考になれば幸いです。

それでは、天然人の不思議と面白さの探求に入りましょう。

天然な人の育ちポイント

[天然⇔人為]

一体何者なのでしょう。

天然とは、

人の作為が加わっていないこと。自然のままであること。また、そのさま。また、人の力ではおよばないことやそのさま。
※コトバンク引用

人為や作為がないことから、とてもわかりやすく紹介ができると思います。

天然な人とは、人手の介入していない、人為的ではない生態を意味します。

シンプルにすると、作られていない人

自ら作る人であり、生きる人であり、自由意志の申し子と言えるかもしれません。

反対に、作られ、生かされる人は人為的であり、天然から遠くなります

天然な人はあるままに生まれ、あるままに育ち、あるままに生き、あるままに死ぬ。

この“あるまま”は全て自由であり、天からの言伝や直感や繋がりと共に創作していき、時に不思議なことも起こり、人の力では及ばない物事を引き起こします。

自分にとって自然な物事の捉え方をして、自分らしくあるがままにする人。

自由でありながら、反社会性というまさに人為がなく、社会の中で生活するならば自分にとっての社会との共存を図り、ジャングルに住むならばジャングルのルールとの平等を図ります。

 

人為のない人は、天然記念物並みにレア

私たちは両親によって作られる、という考え方が当たり前かもしれません。

どのように考えてもいいと思いますが、「作られる」場合には教育や躾によって縛り、強制、支配、私物化、干渉を用いた“人間作成”が発生します。

将来の仕事まで決められ、死ぬまでのレールすら敷かれる人もいるかもしれません。

さらに社会性によって常識やルール従順が課され、どんどんと自分たるものは希薄化していき、「作られた感」が強くなります。

このことから、作られた感じのしない天然になるには、育つ環境(特に家庭、親、場所)が大きく関与してきます。

 

着目点:「天然性」を育む環境

天然な人の洞察でキーワードにしたいのは、「天然性」です。

ここでは、天然性とは人為がなく、作られた感がないさま、とします。

いわゆる、自分に基づいて生きているさま

天然性とは自らのことを自らで認め、自らの目と頭と心で物事を認識するさまです。

「天然性を如何に高める環境だったか」が、育ちの着目点。

育ちに大きく関与しているのが、こちらです。

天然な人の育ちポイント
  1. 自尊の絶対性
  2. 周りを気にしない精神
  3. オープン環境
  4. 感性を磨きやすい生育

一つずつ見ていきましょう。

 

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天然な人の育ち4選+α

天然な人の育ち①:自尊の絶対性

一つ目は、『自尊』が穢されずに尊重、または守られる環境です。

自らを尊び、愛する源となる自尊心は、親との関りで直ぐに穢され、壊されてしまいがちですが、天然な人は穢されも壊されもしなかったと考えられます。

反対に自尊を育み、養う環境であるほどに、自分そのものが絶対的になります。

ブレなくなり、自分軸にも信念にもなり、自信があるもないもあるのが当たり前なので、自信有無を考えることすらなくなり、思い立ったら行動する力が高まります。

自尊が穢されない環境とはどんなものか

その人をその人として尊重してくれる親など周囲の人々と共に生活する環境です。

親など周りの人々に個を敬う気持ちがあり、みんなと同じではなく「あなたはあなた、あなただからこそ」と受け入れ、関わってくれた理解の深さ、温かさ。

周囲と違うのは当然であり、この子にはこの子にしかない個性や特性があると許容できる人と関わる時間の長さ。

「あなたの意見は?あなたはどう感じる?」と一つ一つ、一瞬一瞬を大切に共有しながら、個を排他せずに敬ってくれる人々。

愛のある環境での育ちです。

「今日は何して遊ぶの?」と母親に聞かれ。

「ゴムボールが四角くなるまで待ってみる」とジーっと見つめ、2分後には冷凍庫の奥に向かって、「おーい」と何かを呼びかけ続けた子供時代。

お母さんはそんな光景を微笑ましく眺めていた、そんな育ち方です。

 

天然な人の育ち②:周りを気にしない精神

二つ目は、『今ここ、自分』に集中する精神を育んだ環境です。

天然な人は周りを気にせず、我が道を行きます。

自分勝手やわがままとは違い、自分が絶対的であるために自らの見方で物事を捉える素直さと純粋さがあります。

周りと比較しないので本人にとっては“普通”であり、天然だと自覚することもありません。

例えば、電車内でうるさくしないように配慮した結果、「もにょもにょもにょ」と何言っているか全くわからないだけでなく、こっちを向いてすらいないのに話しかけていると思っています。

マスクしていることを忘れてラーメンの一口目、食べ終わるとスープが染みたマスクを装着して退店、「あぁ、このマスク良い匂いがする~」

周りを気にしないからこそ、抜けている天然ボケが勝手に発生します

今の時代、一般的には生育と共に社会性を優先し、自我を強めながらエゴ(我)意識をどんどん強め、周りを気にしながら多種多様な人為を作っていきます。

天然な人は、エゴがない(または少ない)精神があり、社会性を重んじながらも自分なりの見方・感じ方・考え方が優先です。

育ちには、自分にとっての認識を重んじる精神の育みがあると考えられます。

自ら物事を認識するために、今ここで何が起こっているかを感じ、考え、選ぶ環境が必要です。

これができる環境は、周囲が邪魔をしないこと

少し離れて見守る周囲の人々がおり、個々の認識を大切にする生育環境。

何かに熱中している時、ジーっと見つめる時、ぼーっと考え事をしている時、

あらゆる本人の意図や行動を邪魔しないと、天然な人は集中力を養いながら、自己認識を高め、さらにエゴを増やしません。

裏庭で育てたネギの収穫、取り方を教えて一緒に働く時、なんだかあの子はネギの根っこの毛を一本一本抜いている。

「何してんの!早くやって!」なんて誰も言わない。

「毛を取ってまたコレクションを増やすのね、ふふふ」と微笑ましく見守ってもらう環境では、我が道を行く人為のない天然性が高まります。

 

天然な人の育ち③:オープン環境

三つ目は、『信頼があり、不信がない』育ちです。

例えば、「今日は何を食べたい?」と聞かれて、「ピーマンとコオロギの炒め物」と言う天然人に対して。

しっかりと自分の感覚と意見で選択した料理を作ってあげる両親がいると、不信は生まれず、自尊も穢されません。

「そんなの嫌だよ、食べたくない」なんてなると天然性とは真逆でして、「ピーマンの肉詰めでいい?」と聞けば人為度が上がり、「もうハンバーグを黙って食べなさい!」となれば人為しかありません。

信頼できる生育環境があると、自らを信じることも、他者を信じることもデフォルト

思ったことも感じたこともそのまま表し、時に迷惑をかけ、時に赤裸々で剥き出し、信じやすく騙されやすい人になるので痛い目を見ることも。

物事に差を見出す見方をしないため、平和的で攻撃性のない関わりやすさも生み出す育ちです。

信頼しているので人を騙さず、自らを誤魔化さず、現実を偽る必要がない環境によって、誠実で真っ直ぐな人になっていきます。

この生育環境として考えられるのは、オープン(開放)な育ち方です。

何も隠し事がない家族は、常に窓やドアが開いているように閉鎖がなく、近所や周辺との関係性もオープン。

人によっては商店や神社など、誰もが常に出入りする家で育ち、何も隠す事がなければないほどに嘘をつかず、自然と信頼感が高まり、不信感を覚えず、天然性を高めていきます。

オープンな家で育つと性格も明るく、隠し事がないので不安や恐怖に苛まれにくく、笑顔が増えて楽観的にもなっていきます。

 

天然な人の育ち④:感性を磨きやすい環境

最後は最も重要な育ち。

着目は、『感性を磨く』環境です。

天然な人は理論以上に感覚を圧倒的に重視します。

感じたものをないがしろにせず、五感、第六感、直感、ひらめきの認知能力が高め。

これを育む環境は、これらが考えられます。

天然性を高める生育環境
  1. 自然の中
  2. 芸術家気質の家
  3. 伝統的な習わし
  4. ワイルドな家族

感覚的で精神的な家で育つ人ほど、天然になると考えられます。

「今回のヘアースタイルはフワッグイッなの」と言う親。

「そこに絵画を置くと廊下がギュッとして別次元に繋がりそうね、あなたはどう思う?」という日常。

ワイルドな一家で育ち、「よし、今日は山のキノコを採って鍋にしよう、みんな行くぞー!」「ひゃっほー!」なんて日々。

幼い頃から芸者として国内を周る一家で育ったり、伝統舞踊を引き継ぎ家系で育つ、神事を重んじて毎日お祈りする家など、目には見えない領域を重んじる感覚主体の環境では、天然性がグングン高まります。

 

+α:天然たらしめる家庭環境の核

天然人を生み出す家庭環境には、「あなたはこうしなさい、ああしなさい」は皆無。

「こうすると上手くいくけど、あなたはどうしたい?まぁ好きにやって」があります。

幼少期から個を重んじる接し方があり、鹿が生まれて直ぐに立って歩こうとするのを応援する、母鹿のような自然な風景と愛が見られます。

人為を作らない育ちには、オープンな心とワイルドネスがあります。

それは強さという優しさと、心の寛大さという精神性

そこにあるのは、自分の絶対性(ブレない信念)。

私たちは誰しも未熟な人間ですので、自分が絶対的だと本当に認められる人などおそらくいません。

しかし、自分が絶対的である人ほど、『信じる力』によって絶対性をサポートしています
※この信じる力を、意志や信念と言います

対象は科学でも宗教でも、自然でもスピリチュアルでもなんでもいいと思いますが、信じる力が強い人ほど自分を信じます。

そこに自分を含めない場合、信じるのではなく執着になり、依存にもなっていきます。

家庭環境の核には、自分を信じている人々がおり、そんな人々との共存によって信じる力が育まれ、人為のない自分の絶対性が構築され、天然たらしめます。

本当に重要なのは、信じる力を育める環境であり、信じる力を貫く本人の意識。

天然のまま生き、死んでいくさまには、信頼が欠かせないのだと考えます。

この結果、人知を超えた不思議、願望実現、自由意志といった人間パワーを司る天然もいます。

 

まとめ:天然な人の育ち

奇妙で理解の難しい天然な人には、面白さと同時にめんどくささもありそうです。

捉え方によっては空気を読めない人にもなるのが自分の絶対性ですので、ネガティブなイメージを持たれもします。

しかし着目したいのは、天然魚が美味しいのは、幸せな人生を海で過ごしていたからではないかということ。

天然な人は幸せそうです。

自然なままに生きるのは楽しく幸せですが、それができるまでの道中、特に子供時代の社会には険しい道が多々あります。

それでもエゴのない意識と、周りを気にしない精神で己を貫けるのは、家族やご近所など周囲あってのものだと思います。

人間は生まれながらにして他者と繋がっている。

作られるのではなく、繋がって生きている。

自ら作っていくことに人生があると教えてくれるのが、人為ではなく自然。

さらに天との繋がりによって直感やひらめきがあり、宇宙とも繋がっていると教えてくれるのかもしれません。

ありのままに生きている人の理解にて、人間の深みを考える機会になればなによりです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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