この世には天才と言われる人がたくさんいます。
ルールを前提に、その枠から抜け出る才能を持つことで”天才”になります。
それは、ルールありきでの”理解できない様”に才能となる評価と判断があります。
ここでは、そのようなルールの概念とは別に、天賦の才である天才とは何者かをお伝えします。
それは、本物の天才とでも言えるものです。
私自身が出会ったある一人の天才と、スピリチュアルな理解にて体感した天才の認識を基に、特徴と正体をわかる範囲でお伝えします。
本物の天才とは一体何者か?
正体を見ていきましょう。
Contents
本物の天才とは

本物の天才とは
天才に本物も何もないと思いますが、世の中には世間的に功績を残すことで”才能”は他者の評価と判断によって意味付けされるので、天才に種類が作られます。
これは思考を持っている以上はやむを得ない仕組みだと思いますが、天才とは他者によって評価や判断されずとも、人々に強い影響を与える人間性に天才たる所以があり、功績を残さずとも天才はいます。
ここでお伝えする本物の天才とは、ルールを基準にして他者と比べることで見出す才能を持つ人ではありません。
そのため、記憶力が良い(記憶のインとアウトの脳の使い方を知っている)、身体の機能を理解して身体能力が高いことでの天才ではありません。
才能が優れている意味として、英才や秀才などの言葉がありますが、天才とは才能に関してのみをうたう言葉ではない見方に、本物としての正体があります。
天才、偉才、鬼才、奇才、秀才
天才に関連する言葉はたくさんあります。
それぞれの意味を知ると、天才とは何者かがわかりやすくなります。
- 天才とは・・・天賦の才、生まれつき備わる優れた才能の持ち主
- 偉才・・・人並外れた優れた才能の持ち主
- 鬼才・・・人間離れした才能の持ち主
- 奇才・・・世にまれな才能の持ち主
- 秀才・・・努力や周囲の環境、本人の素質によって優れた才能を手に入れた持ち主
天才を基本ベースにして、他者との比較や、人間との比較、世の中全体を見た時にどうなの?という目線からの特出した才能の持ち主達です。
さまざまな字と定義がありますが、定義は明確には定められておらず、天才というニュアンスはとても曖昧なものです。
ですが、天才とは天賦の才であることから、他者と比較して見出す”才能”と同時に、その才能がどこから来たのかを理解することで、天才とは何なのかがわかります。
そのため、解き明かしは”天”、”天賦”にあります。
天才とはスピリチュアルな解釈
天の才能、天賦の才、天性の才と、生まれつきに備わる優れた才能を持つ人を”天才”と言います。
“天”の”才能”
“天”というのが気になります。
「空?天国?天の川?宇宙?」
スピリチュアルです。
天賦の才というほどですので、”天賦”=天が与えるものという意味です。
それは人智を超えた才能として人間の領域を超えた何か、私達人間には理解できないものであり、実は本人も理解できない才能です。
運動や何かに熱中している時、ランナーズハイのように何か自分の能力を超越した感覚があり、「何でもできる」と本気で思えるような状態があります。
これはスポーツしている時や、火事場の馬鹿力を発揮する際、また、時間が止まった瞬間に味わうことが多いのですが、この状態では普段自覚している顕在意識という意識状態とは別の潜在意識を自覚できます。
- 顕在意識・・・自分で自覚できる思考と行動
- 潜在意識・・・自覚できない思考と行動
すると、普段は自覚できない無自覚の思考や行動の範囲が見えるようになるので、認識幅が大きく広がり、何倍何十倍の力、知識量、創造力にて思考や行動することができます。
天才はこれをさらに超えます。
それが、ワンネスという超意識への繋がりです。
さらにスピリチュアルです。
天才は自分でも理解できない意識状態にいる
天才は秀才や英才など、他者より優れる人とは全くの別物です。
なんとも、天才は普段の生活ではとても平凡です。
と言うよりは、虫みたいな状態です。
しかし、何か自分の得意なことや好きなことに携わるとスイッチオン。完全なる集中モードに入り、周囲が一切見えなくなります。
この状態で気付くと一週間同じことをしていたりするので、言い方を変えると頭おかしい人です。
天才には必ず理解者が必要でして、さもなくば速攻死にます。
食事や生理現象も忘れるほどに”完全に集中”して、その領域から抜け出る大きなきっかけがないと出てこれないほどです。
この意識状態を超意識と繋がっているワンネス一体化とも言います。
スピリチュアルな認識では、全ては一つに繋がり、一つの意識体から一人一人が派生して個々に自我意識を持って存在します。
ワンネス状態では、普段自覚している顕在意識から潜在意識となり、その後に全体の意識と統合することで超意識に繋がります。
超意識は顕在意識から最も離れた状態で、自我がありません。
顕在意識の状態では、「私は私」という”我”が最も強く認識される自我意識が明確にわかります。
そこから、ランナーズハイのような潜在意識になることで自我が薄れますが、まだ自分のことは自分だと認識できます。
さらに時間が止まるような意識状態になるとよりワンネスに近付き、時間も空間の概念もなくなり、そのままワンネス超意識に入りドーン。そこは宇宙。
自我意識がないので自分のことを自分だと認識する意識もありません。
この状態、自分が何しているか物質概念では本人もわかっていません。意識状態としての認識はありますが、空間も時間の概念もない領域、言い方を変えると別次元にいるので”理解”の意味が変わり、「私はこれをしている」という思考的な理解ではなく、パシャと写真で撮ってそれをそのまま飲み込むような理解になります。
頭で自分のしていることを理解するのではなく、意識として認識するという感じです。
意識はこの次元になくとも、肉体は地球にあるので我に戻る必要があります。
天才のゾーンはワンネス超意識
我に戻らないと携わる業務や作業に夢中で、本当に夢の中のようになります。
夢と現実の境目がなくなる人がいると思いますが、天才が集中すると同じような感じで、目の前のことと現実の境目がなくなるという、同じ現実の中で訳わからないことになっていて、それを楽しみだします。
ワンネスの超意識状態になると、自我がない上にこの世の物質概念がなくなります。
それは三次元認識ではなくなり、時間や空間がありません。
その状態をここでは”ゾーン”と呼びます。
ゾーンに入ると自分の肉体や思考の認識から分離し、「今何時?」はもちろん、「お腹空いた」「疲れた」「眠い」「おしっこ」などの認識になりません。
凄まじい集中力を見せるため、この世で生きていることすら認識できず、理解者がいないと生存維持ができなくなるのが天才です。
私は全く天才なんかではありませんが、絵描きとして絵を描くとキャンパスの世界に入ります。
するとこの世に存在している認識がなくなり、この世にいたことも忘れています。夢中で絵の世界に居て、気付くと8時間経っていることもあり、我に戻ると大変です。
首は固まり動かず、動かすと折れそう。辺りは真っ暗でキャンパスすら見えない、お腹は空いているし、トイレに行きたい、わんやわんやで大忙し。
この意識状態をさらにさらに深めた所に天才はおり、そこで無我夢中で喜びに溢れたゾーンを堪能しています。
※ワンネスの詳細は、ワンネスとは宇宙の法則|スピリチュアルと哲学でわかる視点を変える話 をご覧ください。

本当の天才の特徴と性格

ここでは、実際に私が出会った天才から見える特徴と性格をお伝えします。
より本当の天才とは何者かがわかりやすくなると思いますので、見ていきましょう。
本当の天才の特徴
1、頭が良いけど馬鹿っぽい
天才は頭の回転が速く、記憶の引き出し方が上手なのですが、見方を少し変えるだけで馬鹿な人にも見えます。
「なんやこいつ?!」と思えるような人でして、忘れ物が多かったり、字がメチャクチャ汚い、物を直ぐに壊し、パソコンにお茶かけてぶっ壊したりします。
言われたことは直ぐにどこか遠くに飛んでしまい、「今言ったばっかじゃんか」と何度も同じことを言われる羽目に。
2、記憶力が良いのか悪いのかわからない
天才の記憶の保持方法は脳を使用していません。
字を字として認識せずに、覚え方に人それぞれの方法が無意識にあります。
絶対音感のようなイメージで、五感を使用して音が文字になったり、文字が絵具だったり、音ににおいがあったりと、自分の得意で好きな方法で記憶します。
記憶したものはどこかに必ずあることを認識していますが、直ぐに取り出せないことも。
全く関係ない状況で突然さっき伺った答えが出てきたりするので、「はっ?今答えんの?」となります。
3、感覚と感性にて生きている
思考をあまり使用しません。
感覚と感性を主体に物事の認識や記憶をするので、脳以上に心を使用します。
そのため、男性であれば女性っぽい所があり、またはその反対と、中性的で男女性が両方あるような人で、話も飛び飛びになったり、理論も好きだけどその場の雰囲気も好きだったり、楽しいことを求めます。
4、集中力が異常にある
天才の大きな特徴になるのが集中力の凄まじさです。
我を忘れるほどに集中して、ゾーンに入ってこの世の現実から離れます。
それはまるで虫のようで、畳と畳の間で一日中じーっとしているダンゴ虫みたいになります。
ダンゴゾーン。
5、とにかく自分の喜びを主体に生きる
天才は我慢や忍耐を絶対にしません。
自分を苦しめることは何があってもせず、とにかく自分の喜びが第一優先です。
純粋に喜びを求めて行動を続ける子供のようで、楽しいことや嬉しいことを求めて真っ直ぐに生きます。
6、周囲が見えない
天才に社会性はありません。
自分にとって必要ない常識やルールは優先度が低いので記憶の奥の方に。
自分を主体に、自分の認識を物事の中心にするので周囲が見えなくなります。
それは、自分勝手やわがままとは違い、自分の世界に入って物事を見るので生きることに執着することもなく、他者とは常識やルールがまるっきり違います。
自分の思考と行動を理解して自分に対して責任を持ち、物事の区分けや差別は喜びがあるか否かです。
そのため、生死に優先度をつけるような差別化もなく、他者には理解されないことが多くなります。
7、独り言が多い
自分の世界を自分で認識し、如何に喜びを見出すかを考えています。
そのため、自分の世界から見えるものや、理解していることを明確にするために独り言を言います。
それは独り言と言うレベルではなく、「はい、なんか言った?」「納豆の世界をミクロで見るとブツブツブツブツ」
「…独り言かいっ!」とこちらが独りツッコミを入れてしまいます。
8、見ている世界は遊びの創造
天才を天才たらしめる骨頂が”創造性”です。
常に肉体と脳と心を使用して、感覚と感情と思考と気持ちを組み合わせてさまざまな創造世界を繰り広げます。
天才が認識する世界は色鮮やかだったり、音に溢れた階調があり、においに満ちて、感触に研ぎ澄まされたものなど、人それぞれにさまざまです。
それらは共通して”楽しい世界”でして、あらゆる認識を広げて新しい世界を常に見ているために、天才の目から見えるこの世も一つ一つの捉え方や見方、感じ方や想い方は全く違います。
それは、道端のたんぽぽを登る蟻達を見て、遊園地で遊んでいるように見える楽しい世界です。
9、ひらめきを楽しむ
最後の天才の特徴は、天才の最も重要な特徴である”ひらめき”です。
天才はとにかくひらめきが多いです。
ひらめきに慣れてくるため、ひらめきを体感することを楽しみ、ひらめきが創造性の動力となり、爆弾を作るように創造をバンバン繰り広げます。
思考はアクセントとして使用する程度で、心を主体にした平行世界の羅列認識であり、過去も未来もなく今この瞬間のみにフォーカスする、天才ならではの”今、生み出す認識”があります。
天才のタイプ
天才にはタイプがあります。
思考タイプは、思考とひらめきを組み合わせて理論をゲームのように作るのが好きです。
感性タイプは、認識とひらめきを組み合わせて感覚や感情の新しい世界を作るのが好きです。
無我タイプは、解放とひらめきを組み合わせて無意識の認識と理解を深めるのが好きです。
五感や感情や気持ち、記憶に思考に意識など、私達人間にはさまざまな認識材料があり、どれを使用するのが好きかどうかにて、数学が好きな人と国語が好きな人の違いのようにタイプがたくさん分かれます。
共通して”ひらめきの創造性”があるので、自分の好きな認識+ひらめきにて、科学者にも哲学者にも芸術家にも、さまざまな業種で独自性と創造性を発揮します。
天才の性格
天才にはいくつかの特徴的な性格もありますので、ご覧ください。
1、なんかヤバい
危険性というか、見ていると「大丈夫かな?」となるヤバさがあります。
実際には何の問題もないのですが、勉強が好きであれば都内の交差点を渡る時も、歩道を歩く時も常に参考書とか読んでいます。
プップー!と車のクラクションにて我に還り、「はっ、すいません!」という具合で、なんかヤバいです。
2、恐怖が全くない
天才は恐怖ゼロです。
「氷触るの怖いんだよ」みたいな、いつもの理解できない「はっ?!」はありますが、他者の目や反応や評価を気にしたり、攻撃や排他されることなど、自分の人格や人間性を否定されることへの恐怖がありません。
自分が確立されているために、存在価値は自らが十分過ぎるほど見出しており、承認欲求を求めることはありません。
3、他人に興味がない
驚くほどに人に興味ありません。
興味は自分の好きなこと、愛のあるものです。
そのため、愛のあるものとして動物や子供や自然が好きだったりします。それも自分の好きなことを邪魔しない虫や鳥の方が好きな傾向があり、はまると亀の動きを亀のように見続けていたりします。
4、好き嫌いがはっきり
好きなものがあればそれだけで生きていきます。
食べるものも、卵焼きの巻寿司が好きであれば、他の食べ物は一生視界に入らないほどで、極端にそれだけ食べます。
変人と言われる人も同じように極端ですが、天才は食べ物にも興味がなく、食べても食べなくてもいいのですが、食べなくて苦しみがあれば食べ、食べることに喜びがあれば一つだけずっと食べたりする具合で、依存や執着は自分の喜び以外にありません。
嫌いなものはとにかく嫌いです。それは人であっても同様で、嫌いになれば、「あなたが嫌いです」と公然と人前でも街中でも場所を構わず宣言します。
言われる方は大変ですが、言っている方は、「よし、言ってやったぞ」と思うこともなく、カブトムシを玄関で捕まえて、「おいおいこんな所で何しているんだよ」と外の木に置いてくることと同じように日常として流れていきます。
5、理解できない
天才の特徴にもありますが、天才は理解できない性格です。
「もうわかんない」と誰しもがなるので、理解しようとする意識があれば直ぐにでも放り投げてボッと燃やした方がいいです。
花瓶の汚れた水を口に含んでブーッ、毎回します。
10年前のガスボンベを楽しそうだからと使用する直前で、「注:絶対に使用しないでください」という情報を運良くゲットしてゲラゲラ笑う。
夜中に徘徊して、木を人のようにしてずっと話している。
森の中でビックリするほど踊り狂っている。
無限に出てくる理解できない性格があります。
※天才の特徴盛りだくさんですので、変人と天才の違いは度合いで生まれる|バロメーターは地球との順応度 をご覧ください。

本当の天才は天からあるものを与えられる
これまでの内容から本当の天才とは何か、正体についてを最後に見ていきましょう。
天から与えられた才能。
才能は他者やこれまでの人間の知恵や情報、功績や認識を基に、優れているか否かが見出されます。
そのため、人間が理解できる範囲となる記憶と思考があり、頭の良さがあり、能力の高さがあり、努力の賜物があります。
そんな才能を天から与えられる場合、それは人間の領域ではないので誰も理解できません。
それが天才であり、人間の領域ではない天から与えられるものとは、努力や記憶や思考にて見出せるものではない“ひらめきの創造性”です。
本物の天才とは : 天からひらめきの創造性を常に与えられている人
※ひらめきはワンネスの超意識に繋がることでもらう
ひらめきはワンネス一体化である超意識に繋がることでもらえます。
ひらめきを貰うことは良くあることだと思いますが、本物の天才が違うのは、”常に与えられている人”ということです。
才能以上に天から与えられるための人間性が大きく関係し、天才とは才能以上に人としての在り方に天才たらしめる正体があります。
ひらめきはチャクラの繋がりにて起きる全体意識のアイデア
ひらめきとは記憶や思考には存在しない神秘です。
※似たもので”直感”がありますが、直感は潜在意識とのアクセスにて貰うもので、誰しもが実は常に感じていたりします。
ひらめきは計算や理論のないゾーンでの繋がりであり、ワンネスである宇宙全体の超意識からのアイデアです。
そこに自我があるとひらめきはもらえません。
自分のことを自分だと認識しない意識状態となる集中があり、恐怖も邪念もない、喜びを追求することでもたらされるひらめきは頭の中の創造を広げると同時に、心の創造を広げます。
そのため、完全に独自性のある自分の世界に入る状態が必要で、そこで自我から離れることでひらめきを貰い、それが頻繁にあるのが天才です。
天才は常に天と繋がり、ワンネス意識としてひらめきを楽しみます。
それをスピリチュアル的に言うと、チャクラの第一から第七の会陰部から頭頂部までが開いた状態です。
チャクラが全て繋がることでひらめきを貰う意識状態となり、解放状態にて一切抵抗のないありのままの姿が天才です。
本当の天才にある秘密
天から与えられるひらめきの創造性、そこに思考は一切ありません。
そしてワンネスと繋がる自我のない状態とは、喜びを追求した完全なる集中の基で成り立ちます。
そのために、何か夢中になれることや、独自性と独創性が発揮できる創造として、数学や哲学、研究や芸術、または楽しいことなど、新しいことを生み出す仕事や作業環境が必要です。
それを喜んで楽しみ、完全に集中することで自我を離れワンネスと繋がる。
実はこの状態、誰しもが一度は味わっています。
赤ちゃんの時です。
※天才に似た存在にサイコパスがいますので、サイコパスの特徴とスピリチュアルな見方|赤ん坊のまま大人になった をご覧ください。

赤ちゃんはみんな天才
本当は誰しもが天才なのかもしれません。
人智を超えた天からの才能となるひらめき。それは、赤ちゃんの時に常に感じています。
私は赤ちゃんの頃を今の認識を持って思い出せるので迷いなくここでお伝えしますが、赤ちゃんの時は自我がありません。
自分のことを自分だと認識しておらず、全体であるワンネスとの繋がりを感じながら過去世や以前の記憶を全て統括的に持っています。
そして、生育と共に自我が芽生え、情報を植え込んでエゴを作り、自分を見失っていきます。すると、自分の中に複数の人がいるようになり、自分を一つではなくいくつも認識します。
しかし、赤ちゃんであり天才は、自分を明確に一つだと認識しています。
天才は生育と共に自分を見失いませんでした。または、見失っても取り戻しました。
自分に嘘偽りをせず、思考と行動のギャップを作らず、我慢や忍耐を嫌々させることはなく、確たる意志を持って自分は一つ、”私がすることはこれ”、”私がしたいことはこれ”、”私が好きなことはこれ”と信念を絶対に曲げません。
思考の自分がいて、実際に別の行動をする自分がいて、したくないことをする自分がいて、本当は嫌だと思っている自分がいて、自分が何なのかわからない自分がいて、それを目の当たりにしないように嘘をつく自分がいて…。
自分は一つだったのに、いくつもいくつも、何人も何人も出てきます。ですが真実は常に一つ、自分は一つです。
私の知る天才は絶対に、何があっても信念は曲げず、どんなに辛い状況が周囲にあろうが、環境にあろうが、本当に何があっても自分を隠さず潰さず貫きました。
私にはそれができませんでした。
それは紛れもない強さであり、恐怖に負けない意志であり、どんなことがあっても消さない真意の火でした。
「スゴイ…。」と心から思いました。そんな天才は私の唯一尊敬する人であり、私の兄です。
若い時に死にましたが、天才は死んでもなおたくさんの影響を与え続けてくれます。
そのため、私なんかの微力ですが、何かわかることが人のためになることを願い、書いています。
天才はカッコイイです、素敵です、憧れます。
ずっとずっと大きな影響を与え続ける大きな力、そんな光のような存在が天才です。
本当の天才とは まとめ

天才とは何者か。何か少しでもわかる内容であれば幸いです。
スピリチュアルな認識を含めるとややこしくなりますが、言葉が存在するために表現が明確になります。
日本人には言霊があるように言葉には神々が宿ると古代から言われています。
そのため、言葉には一つ一つに意味があり、天が与える才能である”天”に、天才を教える理解が含まれると考えます。
記憶や思考では作ることのできない”ひらめき”は、心や魂の繋がりにてもたらされる天である宇宙のワンネス、全ては一つである全体の意識からのアイデアです。
それは全ての意識体の記憶を含むため、人間の知識や知恵以上の人智を超えた認識があり、考えられず理解できない創造性をもたらします。
そんなひらめきを受け取る天才には、意識状態に秘められた仕組みがあり、赤ちゃんのように意志と純粋さを持ち、強さと信念を持ちます。
赤ちゃんのようなので訳わからず、意味不明なことばかりして、頭良いのか馬鹿なのかよくわからない人間性を持ちますが、そこに天才の秘密があり、正体があります。
天才とは赤ちゃんです。
そして、私達は全員元天才です。
元天才は、天才になれるかもしれません。そのためには自分を取り戻し、恐怖を理解し、赤ちゃんを見習い、強い精神と意志が必要です。
「オギャーオギャー、今日は絶対卵焼きー!」
この信念は絶対に曲げないのだ。
さぁ、天才に戻りましょう!
「いや、けっこう遠慮しちゃうー」
賛否両論、そんな具合が本当の天才です。
それでは、本当の天才についての紐解きとなる、特徴と正体の話でした。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。