性欲旺盛、蛇に亀に人参を食べてモリモリモリ。
性欲には肉体的、思考的、スピリチュアル的の三つがあります。
人間には体と脳と心があることで、性欲の正体が不明確になっているかもしれません。
私は変態絵描きですが、変態の意味はスピリチュアル的な性欲しかなく、「あ、あの女性は美しいな」と思っても性欲に繋がらず、曲線とか立体像としての物質に捉えるので、人間も虫も同じに見えることです。
世の中には性欲がどこかに行き、ない人はたくさんいます。
性欲がおかしいほどある人もいます。
何が性欲なのか、性欲の正体を知ることで、性や欲や人としての心配や悩みの根底を明確にできます。
性欲の正体とスピリチュアルな性欲理解にて、性への理解と思い込みを解消する一助となれば幸いです。
性欲を知る
性欲とは何か
辞書にある性欲の定義です。
性欲とは
- 性的な満足を得るための肉体的な欲望、肉欲
- 男女または雌雄両性の間で身体的接触を得ようとする欲望のことをいう
- 性欲は食欲と同じように生物学的にもっとも基本的な「本能」である
- 性欲は幼児のころから生涯を通じて続く神経系の興奮と活動であり,またそれに伴う心理的体験
- 人間同士の関係によって後天的に形成される面の大きい身体的な,精神的活動の全体を指すと考えられる
性欲は本能だと考えられていましたが、幼少期の指しゃぶりの行動が性欲を表しており、生育と共に人との関わりで作られる活動規範の基だとも考えらえています(哲学者フロイト)。
欲であるために人それぞれに度合いや尺度が変わり、大まかに捉えられている性欲です。
私の体験ですが森の中に住んでいたことがあり、食料がなくて植物や虫を食べて生きていたのですが、性欲なんて言葉の存在も忘れるほどでした。
体験からは、性欲は食欲と同じ本能ではないと考えられます。
『人間同士の関係によって後天的に形成される面の大きい身体的な,精神的活動の全体を指すと考えられる』と辞書にあるように、性欲とはとても大きな枠組みの話。
人生の生き方を左右するものが性欲であり、性に関連付けて特定することが難しいものです。
性欲とは欲望のこと
性欲と名を付けて、性に対する思考を持つことで性欲へのイメージを広げます。
しかし特定することは難しく、身体的で精神的な活動全体を指す欲望と捉えることがわかりやすくなります。
欲望とは自分を満足させるための行動動機となる気持ちや考えの認識。人それぞれに欲の大小、強弱が変わり、性欲の大小、有る無しが変わります。
性欲が少ない人とは欲望が少ない人。性欲が強い人は欲望が強い人と言い換えることができます。
性欲の種類
肉体と脳と心があることで感覚や記憶や想いからそれぞれの認識が生まれ、性欲の種類が分かれます。
- 肉体的な性欲
- 思考的な性欲
- スピリチュアルな性欲
肉体的な性欲とは感覚による欲望
肉体が司る感覚から満足を欲します。
五感にて感じる、「心地良い感覚」で満足を求める欲。体が気持ち良くなることで満足する欲です。
女性は肉体的な性欲を持つことが多い
「マッサージしてほしいなぁ、肩もんでほしいなぁ」という気持ちと同じです。
性へのイメージを付けるならば、服を脱ぐかどうか、マッサージする場所をどこにするかの違いで、脳の思考でルール設定をしなければ同じ行為となり、肉体感覚から満足感を得るために欲することに正体があります。
思考的な性欲とは考えて作り出す欲望
思考的な性欲は、脳で考えることで満足を求めます。
思考にてあらゆる情報をインプットし、喜びや快楽や幸福はルール付けるように幅を広げることができます。
綺麗な人を見たり、セクシーな体を見ることで欲する動機を作り、脳にインプットした情報にて満足を求める欲望です。
人や場所の環境や、外的な体の部位や特徴にルール設定することで、人それぞれに満足感を作り、シチュエーションや雰囲気にて強弱を付け、抑揚と心理作用から思考的に考えて作り出す欲望です。
男性の場合は思考的な性欲を持つことが多い
「綺麗な人が良い」「セクシーが良い」などと、事前にルール設定して思い込み、「あの人だから」「あの場所だから」「これだけ我慢したから」などの思考によって満足しようと欲します。
「誰からも疎まれる美しい女性を手に入れた」「あの人と付き合えた」「みんなが褒める人と結婚できた」などの思考的な満足感を求める欲望が、思考的な性欲の正体です。
肉体的、思考的な性欲の有無は人それぞれに全く異なる
性欲は快楽を求める姿があり、心地良さや喜びや満足など、自分にとって利益となる状態を求める欲望に基づきます。
肉体も脳もそれぞれに繋がりあっている自分自身であり、満足を組み合わせて性欲を駆り立てるような認識も作られます。
如何に感覚や思考に従って脳のシグナルを出し、自らの行動を定めるかであるため、人によって肉体的と思考的な性欲があるかどうかは千差万別です。
全員にあるものではなく、全員にないものでもありません。
欲望を性的なイメージに繋げるかどうかは趣味です。
私を例にすると、思考的な性欲は「ほっぺを触る」「歩き方を観察する」などになり、性とはかけ離れた欲望に喜びが強くあります。
性欲の正体は満たされない自分
欲望が性欲であることから、性欲とは何かを欲する自分自身となります。
欲する気持ちが強ければ強いほどに、肉体と脳を多用して欲望を作り、喜びや満足を求めて行動します。
性欲の正体とは満足したいと欲する気持ちであり、自分のことです。
満たされているかどうかや、自分の在り方が性欲によって表れることとなり、少し哲学的な話になるのが性欲の正体です。
性欲の大小の度合いにて自分の在り方がわかる
欲望は自分の好き嫌いに左右され、性的な行動による満足が好きであれば、性的なイメージを思考して欲望を駆り立てます。
お酒を飲んだ時の酩酊感や自分を露わにできる解放感、物を購入することや食べる満足よりも、獲物をゲットした高揚感や他者から必要とされることでの承認欲求や肉体的な快楽を求める際には、人との関わりや接触での満足を求めます。
性欲が強い人は、趣味嗜好が人との関わりを求めている理由もあり、満たされない気持ちが強い表れにもなります。
性欲が強い人は性に興味関心が強い様でもあり、肉体や思考に準ずる様でもあり、満たされない気持ちが強い様でもあり、自分自身の状態を表すバロメーターとなります。
※欲がない人のスピリチュアルな話は、欲がない人は地球には存在しない|欲が絞られるスピリチュアルな意味 をご覧ください。
性欲のスピリチュアル
スピリチュアルな性欲とは?
スピリチュアルとは、心の認知による愛との接触反応による人間の在り方を意味しており、哲学です。
超能力的な性の習性や行動がある、神秘の妖精とか、小さいおじさんの性生活ではなく、愛に基づく性欲を意味します。
愛を基に自他を満足させたいと欲する欲望
スピリチュアルな性欲は愛がなければ生まれず、愛があることで生まれます。
心の認識にあるのは想いです。
「心地良い」「心地悪い」と感じる感覚があり、肉体の快楽とは少しも同じにできない心の想いによる感覚があります。
心臓当たりがホワッと温かくなるような、ポジティブな波動を受信して感じる繋がりの気持ちがあります。
愛とは特定の気持ちではなく、自分も含めた人を敬い想う気持ち。喜び、楽しさ、感謝、許し、謝り、優しさ、調和など、たくさんの気持ちに含まれる気持ちがあります。
性欲とは愛によって生まれる欲望、「自分を喜ばせたい」「目の前の人を喜ばせたい」と欲する願いです。
性に関連付けた行為は必須ではなく、愛する人を想って優しくしたり、喜んでもらいたいという気持ちが性欲です。
性欲は性エネルギーの解放とコントロールの兼ね合い
性欲を例えると、性エネルギーと欲を組み合わせて作った“波動拳”のようなものです。
人から愛をもらい、自らの愛を見出し、温かさと心地良さを感じ、第一チャクラと第四チャクラが開きエネルギーが循環されます。
- 男性は第一チャクラが本能的に開かれることで急所が温かくなり、性行動へ自然と意識が向かう
- 女性は第四チャクラが本能的に開かれることで心臓辺りが温かくなり、抱きしめたくなり、包まれたくなるような意識を持つ
温かさは心地良い感覚を生み、熱を持つようにポジティブな力を生み出します。
人それぞれのチャクラの開きとエネルギー量が違い、精神性や思考や感性優位の度合、性別にある男性性と女性性の度合、グラウンディングや自立度合によって変わります。
愛の反動にてチャクラが開くのは無意識であるため、チャクラが開き過ぎれば性衝動にて動物的になることもあり、性エネルギーにて自らが巻き込まれることが起きます。
性エネルギーをコントロールする自制によって、愛を与える敬いの気持ちにも、エネルギーを共有する意識にもなり、エネルギーの解放とコントロールの兼ね合いにて性欲に人それぞれの特色が表れます。
※スピリチュアルとは何かについて、【スピリチュアルとは一体なに?】簡単に言うと意識。深掘りすると宇宙。をどうぞ。
性欲で自分を成長させる
性欲のスピリチュアルな気持ちが肉体的で思考的な性欲と違うのは、“自分のためだけではない”ことです。
心からの気持ちにて自らを喜ばし、性欲を抱く相手を喜ばしたい気持ちがあります。
自分を喜ばすことは体も脳も心も全てを満たし、相手に喜んでもらうことで特に心が満たされ、自他の喜びが増長されます。
愛や優しさとして奉仕や慈悲の気持ちになり、考え方や生き方が形成される人間性ともなるスピリチュアルな性欲です。
性欲によって成長し、向上する
性欲は人との関わりによって育成される人格や性格に影響を与え、愛を育み、癒しや優しさを向上させて成長をもたらします。
相手を喜ばせることで愛を学び、認知度を高めて愛を多く持つ人になります。
付き合う関係は遊び、結婚は本気と聞くことがあるかもしれませんが、肉体的で思考的な性欲を求めるために人と関わるのか、愛を育むために人と関わるのかの違いがあり、愛を持つ性欲では人間同士の本気の関わりになります。
※スピリチュアルな性欲の基となる愛については、愛とは何か。哲学とスピリチュアルからわかるシンプルな本物の想い をご覧ください。
ツインソウルの存在
性欲のスピリチュアルな認識が他の何よりもわかりやすく理解されるのが、ツインソウルと出会うことです。
ツインソウルとは:
- 死後の世界も含めた魂を分けるもう一人の自分
- 魂の記憶を共有する双子の片割れ
魂を共有しながら、双子の魂として意識を分けることで成長を促します。
それぞれに別の意識体、魂が同じであることから共鳴し合う関係性があり、他の誰よりも近い存在です。
この世での経験がお互いの成長のためとなり、出会い別れ、協力し合いながらさまざまなことを経験して学んでいきます。
何を経験して学ぶために今世を生きるかの目的によって、お互いが出会う関係性が変わりますが、ツインソウルと出会うと直ぐに仲良くなり、愛を理解します。
ツインソウルの存在によって性欲を生み出す
ツインソウルと出会うことで性欲を強く認識して、愛を育みます。
男女の関係性であるかどうかは重要ではなく、男女でも同性でも完全なる愛を感じ、「この人と一緒にいたい」と心から想います。
魂の共鳴と、ワンネスとの繋がりがあり、愛の共有が強く、お互いに惹かれ合います。
ツインソウルと一緒にいることで、肉体や思考的な性欲が少ないとしても、スピリチュアルな性欲を多く強く生み出し、愛を理解するように育み、自他のため、成長のための時間となります。
何を目的にツインソウルとして今世を生きているかによって、愛を裂くことがあったり、裂いてから関係を戻したり、何かしら関わり合う体験を生きている間に伴い、ずっと一緒にいたいという想いからさまざまな出来事が起きていきます。
この関係性は他の何よりもわかりやすく、性欲の意味や正体を体感にて知ることができます。
※性エネルギーを持つ人の話は、モテる変人の特徴は内面から溢れる|無意識な性エネルギーの秘密 をご覧ください。
性欲のスピリチュアル まとめ
どんな性欲でも、自分が満足したいことには変わりありません。
スピリチュアルも肉体的で思考的な性欲も、性欲の正体は欲望であり、満足したいと欲する自分の在り方です。
スピリチュアルは心の認知を基にするために、性欲がなくなることはありません。
魂を向上させるための欲望が性欲でもあり、満たされたとしても人と関わる自分には完成がなく、人の数ほど成長を求め、人を喜ばして愛を共有し育む欲求を持ち続けます。
愛によるスピリチュアルな性欲がない人は存在しません。
どんな性欲を持つかによって、自分の在り方や性欲との関わり方が変わります。
自分を形成して、生き方を教えて、認識を決めて、物事の捉え方や幸せの感じ方を変えるものです。
心豊かに性欲を抱き、成長か脳の毒抜きか毒入れか、肉体の筋力増量行為か腰への負担か、快楽主義か快感主義か、自分の喜びか人の喜びか。
ぜひ性欲を持ち、より自分と相手を喜ばす意識の育みに繫げ、愛の力を体感されてください。
性欲を知ると自分を知ることができますので、性欲のスピリチュアルな理解から、自らの在り方や認識を向上させる一助となれば幸いです。
それでは、性欲のスピリチュアルについてのお話を終了します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
性欲があるのは、私がおかしいからだと思ってましたが、心が満たされていないことに気づきました。
スピリチュアル的にも成長の為でもあったのですね。
欲は奥深く、何かしらの意味が潜み、たくさんの気づきをもたらしてくれますね。
良き気づきとなればなによりです。
今回もとても興味深く、勉強になりました。
きっとこの知見は、世界中を旅をし得たものが土台になってるんですね。
私は自然体で生きてる中、頭に浮かんだ言葉を追うと
このサイトを参考にしてます。
先日は”リーダーシップ” 今回は ”性欲”でした。
性欲と一言で言えないんだなぁと感慨深い内容でした。
これからも素晴らしい話を継続して欲しいです。
応援してます!
いつもありがとうございます!
ちっちさん、いつもありがとうございます。
応援していただけるなんて、なんとも有り難い。感謝です。