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【怒り禁欲】怒らないのはなぜ?を知る│怒らない人になる方法と一歩目

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怒らない人と怒る人の違い。この答えはとてもはっきりしています。

怒りの欲を理解しているか否か。

そんな考え方がここにあります。

何かと怒ってしまう場合、ここで一休み。怒らない人になるための考え方を読んでいかれてください。

私は以前まで、とにかく何でもイライラして怒っていました。海外での旅を始め、途中から自分の中での怒りを捉えることができ、別人のように一切怒らなくなりました。

この違いから気づいたのは、怒る意味があるから怒っていたことです。

両方の経験と明確な違いを体感するとわかるのは、「怒らないのはなぜか?」への答え。この答えを知ることが、怒らない人になる方法にもなります。

少しばかしの理解ですが、私の経験からの学びが役立つことを願い、怒らない人になるために大切なお話を共有します。

怒るとは欲。怒り禁欲を始めましょう。

怒らないのはなぜか

怒らない人と怒る人の違い

怒りが感情であることから、一つ大切な理解があります。

怒りとは欲に基づく。

情動を生む動機があり、目的があることで感情が発生。根底には欲があり、心や意識の概念(脳ではない)に、「欲は自分のためのもの」というルール設定があります。

無感情の人は根底の概念が希薄になり、「自分を喜ばせたい、納得させたい、不満足を解消したい」などの想いがなくなり、欲を見出しません。

欲がなくなれば怒れなくなります。
欲をコントロールすれば怒らなくなります。

 

怒らないか怒るかは感情と欲の理解度

怒らない人にもさまざまな怒らない模様がありますので、一覧でご覧ください。

  • 欲がない人は怒らない(怒れない)
  • 感情がない人は怒らない(怒れない)
  • 自己表現しない人は怒りを表現しない
  • 怒る感情を知る人は怒りをコントロールする
  • 怒る欲を知り、欲をコントロールする人は怒らない

欲とは全て漏れなく、良いも悪いも善も悪も含めて、「自分のため」です。

感情とは自分の認識。感情を知る人は、怒りをコントロールできるようになります。

一方、欲を知るとは自分を知る意味。自分を知る人は他を知ります。すると、「自分のため」に「他のため」が追加されます。

他も含めて欲を使用すると怒らないことに喜びが見出され、より怒りや欲を理解でき、欲に基づく怒りであることがわかりやすく自分の内側で見えるようになります。

自分の感情と欲の認知度合にて、怒らないか怒るかが分かれます。

※怒りやイライラの原因は、心に余裕がない原因とイライラの関係性│改善は隙間を作る遊び心 をご覧ください。

 

怒らないのはなぜか?

段階があり、感情を知ることで怒りのコントロールが可能になり、その後に欲のコントロールに向かいます。

怒った後にコントロールできるのが、怒りのコントロール。
怒る前にコントロールできるのが、欲のコントロール。

欲をコントロールすると感情だけでなく欲に飲み込まれる状態がなくなり、翻弄されなくなります。

感情や欲に飲み込まれるか否かで、怒るか怒らないかが変わります。

怒りとは衝動的、自分の内側に火花が飛ぶようにバチッ。瞬間的に怒りが発生するため飲み込まれやすいものです。

欲を理解すればするほど、バチッとなる前に怒るか怒らないかの選択ができ、バチッとすらしないことも可能です。

感情か欲を理解することは、怒る際に怒る意味を知っているかどうかを分ける大切なものです。

 

怒る人は怒る意味がある

衝動的な怒り、自然と反射的に怒るイメージがあるかもしれません。

本気の怒りの場合にはそうなのですが、ほとんどの怒る行為には意図があり目的があります。

衝動的な怒りをそのまま自制なくすると激昂や憤激、暴れるような本気の怒りになります。

これは何するかわからないとても危険な状態、本気で怒る人はほとんどいません。自己防衛機能を基に思考を挟み、自制して目的を持って怒ることがほとんどです。

目的は、相手を恐れさせ自らの存在意義や価値を見出し、支配独占し、自己顕示や誇示し、相手をコントロールし、言いなりにさせ、自己表現し、機嫌をとらせ、かまってもらい、ストレス発散し、自己満足し、相手の心を開かせ、距離感を図り…と人それぞれにたくさんです。

目的のある欲に基づいた怒りは、「自分のため」になる行為ですので怒る意味ができます。

怒る人は怒る意味があるから怒ります。しかし、感情か欲を理解していないと、怒りに飲み込まれてしまい、怒る目的や意味を自覚しなくなってしまいます。

怒らない人は怒る目的を自覚し、その上で怒る目的を欲しなければ怒る意味がなくなり、怒らない選択をします。

※すぐ怒る人のエネルギーは、【怒りのエネルギーが強い利点&汚点】すぐ怒る人は頭が悪い訳ではないと知った体験 をどうぞ。

 

怒らない人は怒る意味がない

私が怒る欲の目的を知った時、「他者を利用して自分の利益を得るために怒っている」と気づきました。

他者への執着や依存、自己ルールの押し付けに強要、他者によって自分を認めてもらうために怒り、他者の反応によって納得や満足するために怒っている自分がいました。

気づいた時はショックでしたが、それが事実でした。

怒らない人は怒る目的を自覚します。その上で怒る意味があるかないかを決めます。

怒る意味がないことには、二つのパターンがあります。

  1. 怒る表現をする意味がない(怒る欲がある)
    ・・・怒る目的を理解し、「疲れるから怒らない」「この人に怒って利益を得られるとは思えない」と判断すれば、怒る意味がなくなる
  2. 自分のためだけに怒る意味がない(怒る欲がない)
    ・・・「自分のため」だけに怒るのではなく、「他のため」を含めることで、怒りは他のためにはならないので怒る意味がなくなる

怒る欲があっても、①は目的に利益がないので怒らない選択をします。

②は怒る欲を手放す状態。怒る欲を自分のためだけに使用しないので怒りすら湧かなくなります。

怒らないのは怒る意味がないからであり、怒る欲を使うか使わないかにて怒らない様が変わります。

 

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怒らない人になる

怒らない人になるためのポイント

これまでの内容から、怒らない人は怒る欲、または感情のどちらかを理解し、怒りに飲み込まれていないことがわかります。

飲み込まれないことで怒る目的を自覚し、意味がなければ怒らない選択ができる状態です。

それができる人をまとめると、怒らない人の種類があります。

怒らない人の種類
  1. 怒る欲を使用して怒らない人
  2. 怒る欲を使用しない怒らない人
  3. 感情をコントロールして怒らない人
  4. 欲をコントロールして怒らない人

①、②になる方法が、ここでお伝えしたい主旨です。

③、④は自己理解を深めることでのコントロール状態ですので、①と②の後に進む段階。経験や知恵の育みが必須となり、いかに自己理解を深めて、「自分」という存在を知るかの話になります。

 

怒る欲を使用するか、禁欲するか

ポイントになるのは①と②、怒る欲を使用したいか否かです。

激昂でない限り、怒るからには誰かに表現することに意味があるため、誰にも知られなければ目的も利益もなく、怒る意味がなくなります。

怒らない人になるには、「自分のために怒る行為を使用し、目的のために誰か他者が必要」という自覚が一番初めに必要です。

もう一つポイントがあります。

怒る意味となる目的(利益)があるから怒るため、「怒りたいから怒っている」と理解することが必要です。

私がそうでしたが、怒る時は自分のために怒っているとは考えませんし、おそらく考えたくもないと思います。

これが怒る行為のトラップです。

「怒るという感情表現は衝動的で他者からの影響を受けた仕方のないもの、自分で止められない、他者のせいだ」と容易に思えるのが怒りです。

これが、欲や感情に飲み込まれて翻弄された状態です。

怒らないようにすることは、認め難い行為を自覚することが一歩目になります。

「認めたくない、でも認めなければ」と自分と戦ってしまう可能性があります。

「怒るか怒らないかは自分のみの話」であるため、自らと戦うのではなく、事実をそのままに認め、怒る意味を自覚することが重要です。

 

怒らない人になる方法:自律

一つ目の方法は、怒る欲を使用する場合です。

自分のために怒るため、怒る状態を「怒りの使用」と認識します。

「使用している」と捉えることで、怒ってしまった時に怒る意味を自覚しやすくします。

大切なのが自律の見方です。

自らを律する状態は、自らルールを作り、自らの在り方や価値観を決め、自らに従います。

自らの行為は全て何かしら自らが作り、求め、自らの意思に沿って行動していると捉えます。

怒る行為は自分のためにしていると認めやすくなり、怒る意味を明確にして怒る欲を自分のために使用できます。

怒る対象によって怒る意味があるかないかを冷静に捉えられるようになり、怒る意味がなければ表現しないという選択が、自然と我慢することなくできます。

「冷たい人」と思われる可能性はありますが、自分を大切にした在り方であり、そんな自分を認めることで自責が養われ、より自分を知り、自立度が上がります。

※怒らない人の心理と自律については、怒らない人の心理は冷たくて怖い?│自立者は冷たいと思われた方がいい をどうぞ。

 

怒らない人になる方法:怒らない人と関わる

この方法は、怒る欲を使用せずに手放し。認識を変えるために、怒る自分を客観視できる環境を作ります。

方法は、怒る欲を使用しない怒らない人と関わることです。

 

怒らない人と関わると、「自分のため」に怒っているとわかる

怒らない人と過ごす時間を増やします。

怒る自分と怒らない人の違いが見える化され、「自分のために怒っている」とわかり、怒りの欲と意味を客観視できます。

見えるのは認め難い事実ですが、そのままに認識します。

大切なことは、怒らない人は「自分のために怒りを使用していない」という見方で関わることです。

 

怒らない人と関わる詳細

理解がわかりやすくなればと思うので、私が怒らない人と関わった時の話をご参考にお伝えします。

海外を旅している時、バヌアツ共和国の人々と関わる時がありました。

一緒に仕事をしてわかったのは、一切怒らない、笑うか喜ぶか楽しむかという人々。怒る欲と意味を、「自分のため」ではなく、「他者のため」も含めて認識していることでした。

敬いです。

人を敬い、大切にします。

コミュニケーションを図れるのは、自分が図ろうとするからではなく、「相手がいるから」と認識している人々です。

行為の時に、「自分だけ」という概念がないため、怒る意味を持たず、自分の欲は自分+他者のために使用します。

 

怒る欲を使用しない人の特徴

バヌアツの人々のように敬いを持つ怒らない人には特徴があります。

怒らない人の特徴
  • 多くを考えない
  • ポジティブ
  • 楽しいことだけ考える
  • 共存意識が強い
  • 他者を自分と同じように大切にする
  • 幸せ

これらは怒らない人になるためのアイテム。何と言っても、「幸せ」であることが大きな特徴です。

 

怒らない人になるためには怒りの禁欲

バヌアツの人々と関わった時の私は、怒る欲を使用して怒る意味を自覚している状態。怒る意味がないので表現しませんが、怒る欲はたくさん持っていました。

怒らない人と関わることで、怒る欲にフォーカスが向くようになり、怒っていても怒りを表現しなくても、「結局自分のことしか考えていない」と明確に気づきます。

ここで私は怒りの禁欲タイムへ入りました。

 

怒りの禁欲は幸せになるため

怒りを表現せずとも、内面で怒っては禁欲になりません。

怒りの禁欲は、欲を嫌々禁じたり抑制するのではなく、喜んで禁ずること。怒らない人になる意志が最も重要です。

心から怒らない人になると固く決めると、怒らないことが喜びになり、「禁じたい」と欲するのではなく、禁ずると意志を固める状態になります。

怒りの欲を喜んで禁ずる方法は、「他者のために怒るかどうか」を認識の念頭にすることで、他者を大事に想えるか否かです。

この状態になるには私の理解では方法は一つ、幸せになることです。

怒りの禁欲とは、幸せになること。

心に余裕を、懐に寛容性を、認識に俯瞰性を。幸せになると他者を大事に想えます。

まずは自分のことだけでいい。とにかく幸せになり、余裕ができた時、自然と他者を大事にして怒らなくなっている。

これは島国の生き様、怒らない自然な方法です。

怒りの禁欲には、「怒りを禁ずる」という意志が必要です。
「禁じたい」と欲に基づいて行うと、怒りを我慢して抑制し、未浄化エネルギーを心身に滞留させて肉体的にも精神的にも不調になります。自己満足で終わる可能性もあるのでご注意ください。

※怒らない人の幸せ話は、【検証結果】何も考えないと起きるのは幸せ│あることと引き換えに… をご覧ください。

 

怒らない人になる まとめ

怒りは欲であり、他者によって利益を得るための欲を我欲(エゴ)と言います。

我欲を手放すことが怒りの禁欲となり、幸せになることで怒らない人になります。

怒るとは愛の裏側にある自己表現であり、愛に反発する自らの憤りや反発や抵抗の表れ。自分の中にある違和感や不調和の表しであり、自らが自らに送る合図でもあります。

自らを大切に守りたいと思えば思うほど怒り、愛に触発する反発として、自分の心の不和を表します。

「自分をより知りたい」という表れでもあり、「自分のため」に怒りを使用したくない真意でもあります。

怒らない人になるには、この真意をそのまま汲み取り、先へ向かいます。

自己理解を深める行動をし、自覚を増やします。

「他のため」を含めて欲を見直します。「他」とは他者でもあり、動物や物や自然や地球などでもあります。

「自分のため」に怒りの欲を使用し、怒りの意味を自覚することも大切です。

自分が満たされていないにもかかわらず他を優先することは抑制や抑圧や自己支配ですので、欲を持って自らを律し、自分のために怒らない人になり、欲を手放すことで幸せへ続いていきます。

自分を満たすのも幸せにするのも欲に基づきます。欲は他によって自らを満たすためではなく、自らが自らを満たすための欲。

欲を知ると感情を知り、怒りを知ります。

怒りは欲に基づくと知ることで、怒りの禁欲に向かえます。

怒る欲が自分にとって大切なものか見極めながら、喜んで怒りの禁欲をされてみてください。

その先には、幸せが待っていることと思います。

怒らない人になるための方法。一つの考え方としてご参考になればなによりです。

最後までありがとうございました。

怒るものは怒りますので、一歩ずつ怒った際の自覚を増やし、怒らない選択へ進まれてください。

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