生き方

【潜在意識】変わりたいのに変われない体験にてわかった大前提

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「本当は変わりたくないのでは?」

私達は人それぞれに変化を拒み、怖れ、優先したいものを無意識に選択します。

顕在意識は潜在意識の選択にまず敵いません。

変わりたいのに変われない時、潜在意識は本当に変わりたいかの答えを知っています。

本当は変わりたくない人もいると思いますが、多くは変わることの意味が明確化されていないだけかもしれません。

私はその一人でした。

ここでは、変わりたいのに変われない原因と、見逃しがちな変わるための大前提を見ていかれてください。

  • どうして変われないのか、自己内部を詳しく知りたい
  • 変われなかった人が変われた体験を知りたい
  • 変わるために必要なことを知りたい

「変わりたいと思うからこそ変われないんだ」

そんな潜在意識知っていただく内容となっております。

私自身が変わった時に理解した内容が、ご参考になれば幸いです。

変わりたいのに変われない潜在意識

変わりたいのに変われない原因

変わらない人には、いくつかの傾向があると考えられます。

変わらない人の傾向
  1. 変わる目的が曖昧
  2. 変わる目的が不満足解消(満たされない欲求解消)
  3. 変わるのが怖い
  4. 顕在意識と潜在意識の大ギャップ
  5. 期待が強い

これら全ての傾向には共通点があります。

現状に対する否定(または現状を認めていない)

「変わりたい」と願望する場合、潜在意識にある本当の望みは現状を否定したい(または認めたくない)ことかもしれません。

現状を認めていない場合、自分の殻にこもり、うずくまり、嫌なことをなくす欲求が動力源になります。

まるで海底の冷たさを認めず、「嫌だ」と拒否しながら海面に急いで向かうような状態です。

 

変わる自分がいないと変われない

私の理解している結論です。

変わる対象の自分がいない時、いくら変わろうとしても変わりません。

自分に期待してフォーカスを強め、自らを中心に不満を嫌がる欲求に従う状態だと、なかなかこのことに気づきにくいです。

私は一切気づきませんでした。

生きている本人がおり、ご飯を食べたいと思ったからご飯を食べている私がいる。自分がいないなんて思いもしません。

必要なのは、変わるべきだと真に自覚している自分です。

この自分がいないと、いくら変わろうとしても起きるのは、「変わりたい」と欲に従い、現状の否定したいことをなくす願望、待ち、受動。

変わるべきだと真に自覚している自分がいるか否かによって、本当に変わりたいかどうか変わるための行動へ向かえるかどうか分かれます。

 

潜在意識:「変わりたいから変われない」

「本当は変わりたくない」と潜在的に思っているから変われない人もいると思います。

人は変化を怖れ、本能や自己防衛が働き、ホメオスタシス(生体恒常性)にて現状維持を図る機能があると言われています。

心理的バイアスがあり、顕在的な自分と潜在的な自分が全く真逆のことを言っていたりもします。

不安や恐怖への抵抗がなく、拒否感が強く、恐怖心と向き合わない決意があればあるほど、変わりたいと口では言っても頭では思っていない。

心では思っていても頭では思っておらず、頭を優先したりします。

しかし、ここでお伝えしたいのは本当は変わりたくない、ではありません

頭の欲求に従っているから変わらないという考え方です。

 

頭の欲求か、心の欲求か

少しわかりにくいことをお伝えしなければなりません。

欲求には頭と心の両方があります。

外側を認識して見出す欲求か、内側を認識して見出す欲求かの違いです。

欲求チョイス
  1. 頭の欲求(外側を認識して見出す)
    …自分を中点にして外側(他)を認識した時の「ああしたい、こうしたい」
  2. 心の欲求(内側を認識して見出す)
    …自らが自らを見つめた時に与えたいご褒美

頭の欲求は自と他の差・違い・区分けによって見出し、比較や優劣、勝負概念や上下区分けのルールに則って、「あの人はこうだから私はこうなりたい」「一般的にはこれが正解だから私は間違いを直したい」と欲します。

自意識を強めて自分のみにフォーカスしたり、自分と向き合わずに他(人・情報・社会・環境など)にフォーカスを強めると、頭の欲求が増えます。

「変わりたい」と欲する場合のほとんどは、これに該当している可能性があります。

一方、心の欲求はとてもシンプルです。

他の介入なく自らが自らを捉えて、「あぁ、私にはこうなって欲しいな」と抱いて与えたいご褒美です。

ご褒美が具現化すると、意志を持った行動継続という形になります。

敬いや尊重を持ち、真に必要だと認識し、本人のためになると心が感じた時に抱く欲求です。

例えば、熱中する趣味、周りが見えなくなるほど集中する事柄、成長するための学び、理解を深める経験に向かう欲求。

「知りたい」と欲する場合、他者に認めてもらうため、社会的に知っていなければならないためではなく、知ると楽しい、知れると心が喜ぶ、知ることで心が満ちるからです。

日常会話で、「この人の話をもっと聞きたい」と純粋にその人の話しや音や雰囲気を楽しむ、そんなのも該当します。

心の欲求は「変わりたい」とはならず、「変わる以外の選択肢はない」「変わらないなんておかしい」「変わる!」となります。

これが意志。

意志とは自らが自らのために喜びを作る気持ちであり、覚悟。

 

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変わりたいのに変われないトラップ

変わりたいのに変われない潜在的トラップ

変化を求める際、自らが認識できる範囲での変化を求めると思います。

しかし、今の時代は情報化にグローバル化。

自らが認識できる範囲を遥かに超越し、自己理解がなくても、経験していなくても、自らの知り得る範囲を超えても、物事を知り、理解し、把握できます。

例えば、ネットがあると自分が知り得ないことがわかり、経験していなくても脳内に情報をインプットして、「わかった」と自分の認識する範囲が広がったように思えます。

変わりたいと思う際には、「何を、どのように、何のために?の目的」がいります

目的は自分にしかわからないため、他の影響を受けたり、経験していないのに理解していると思う事柄が多いと、「自分の目的ではなく、他の影響によって見出された他に基づく目的」になる可能性があります。

実際には自分にとっての目的ではないため、「どうして変わりたい?」の答えを潜在意識が知りません。

頭では変わらなければと思っても、潜在的に行動動機がないために行動できなくなります。

何をどれくらい、どんな具合に変えるかがわからない。そんなトリックが潜みます。

 

自分を変えるとは一体どういうこと?

自分を変えるために行動する時、「その自分を知っていますか?」

知らないのに変えようとする場合、その対象は一体…?

人間とは不可思議な生物であり意識体です。

猿の進化でも、神のご加護でも、隕石に張り付いた酢だこさん太郎でもなんでもいいですが、自分を変える際には変える対象の明確化が必要と考えます。

この対象が、変わるべきだと真に自覚している自分です。

 

変わるための大前提:自分

変わるための大前提は、変わるべき自分が最も必要であることです。

この自分がいないと頭の欲求が先行して空回り、一時凌ぎの不満足解消はできても、同じ状況に陥りやすくなります。

外側をいくら変えても、他からの情報インプットを変えても、社会的ルールや制約によってインプットした価値観を変えても、頭の欲求は一旦落ち着きますが、自分は以前のまま。

自分を知っていると思い込むことはできても、変える対象だったか、本当に自分を知っていたか、その自分を変えたか、何の時間だったか、実際の結果が全て表します。

大前提を忘れてしまうと、変わりたくても変われなくなります。

私が実際に自らを変えて気づいた最も大切なことは、この大前提です。

 

自分を変える際に最も大切なこと

大前提とは、元の自分に戻ることです。

自分を変える際、初めにするのは自分への戻り

ここから突然おかしな内容になりますので、私の体験例と共に見ていきましょう。

 

変わりたいのに変われない体験談

変わりたい自分&変わるべきと真に自覚している自分

私が変わったのは、アラスカの森に一人で住んでいた時です。
※詳細は、人生を変えた経験を本に|ふざけた人生哲学 幸せはムニュムニュムニュ をどうぞ。

変わった大きな要因は恐怖の受け入れ、いわゆる自分と向き合った経験です。

逃げ続けて、誤魔化し続けていた自分との向き合い。一体どれが自分なのかわからないほど内側に増えていた私達ミニオンズ。真に向き合うことで元々いたオリジナルミニオンを思い出しました。

哲学や心理では自己一致と言い、たくさんいても全員自分なのですが、目を瞑り心を見つめると根底の自分が一人います。

これを私は意識と言っています。

変わりたいと欲するのはたくさんのミニオンズ。

変わりたいと真に自覚しているのは、根底の自分(意識)を見つけた自分

根底には、自分と向き合っている自分がいます。

この自分、子供の頃にいた存在です。

私は森の中で変わったと思いました。しかし、変わった自分は既にどこかにいた感覚があり、森の中に入ってからの私は既にその変わった自分だったと気づきました。

変わったと思った自分は既に子供の頃におり、しばらく社会性に揉まれ、他の情報やルールや意見など、外側の影響の強さによって殻に入れて守り、奥深くへ隠し、そのまま忘れていた自分でした。

変わるべきだと真に自覚している自分とは、子供の頃の自分。他に揉まれて心の欲求を忘れる前の自分です。

 

変わる際、まずは自分に戻る

実際に森で変わって気づいたのは、子供の頃とほとんど何も変わっていないことでした。

変わった点は唯一、恐怖心と仲良くなった経験、いわゆる経験の量だけ。

もちろん知識量や技術面など、外側との比較による肉体の動かし方、外面を認識した頭の使い方は変わっていますが、今すぐにでもできるので重要ではありませんでした。

私が実際に大きく変わっていくのは、この森での経験後です。

行動量も幅も瞬く間に変わり、新しいことに挑戦して、学びを増やして自己理解を深める道を進みました。

経験を増やし、抵抗のあることも挑戦し、何もしないという苦手なことや、頑張らないというこれまでの自分にはない分野に入り、今でもずっと、これからもずっと変わり続けます。

あくまで私の経験からの理解ですが、まずは自分に戻らないと何も変わりません。

森に行く前は、仕事を辞めて突然海外に行ったり、新しいことに挑んで経験を増やしていたため、「うん、変わっているぞ、いいぞいいぞ!」と思っていましたが、森で自分に戻って気づいたのは全て思い込みという現実。

変わりたいのに変われない場合、まずは自分に戻す必要があると考えます。

 

変われない時は変わる以上に大切なことがある

変われない時の改善ポイント

変わりたいのに変われない場合、変わる対象の不明確さにより、いくつかの空回りが起きます。

変われない時の着目
  1. 目的の曖昧性
  2. 頭の欲求に対する強い忠誠
  3. 自意識を強める自己フォーカス
  4. 自分の殻にこもる無意識の自転認識
  5. 自分への期待の強さ

これらを改善するために、

  1. 目的を明確にする
  2. 頭の欲求を心の欲求にする
  3. 自己フォーカスの強さを緩和する
  4. 無意識にしている自分中心でありながら俯瞰しにくい認識の自覚
  5. 期待(執着と依存)を手放す

上記の行動によってどんどん変わっていきます。

実際にこれらの効果を出すためにも、まずは自分に戻る必要があります。

お伝えしたい自分に戻る方法は過去の思い出しではありません。

ポイントは、今の自分を作った材料を認めます

 

今の自分を作った材料を認める

今生きている自分は過去と他の産物です。

肉体の細胞、血、骨、器官、あらゆるものは他の食べ物、エネルギー、地球、空気、水、土、火、石で作られて今に至ります。

思考、価値観、観念、信念体系、あらゆるものは他者との人間関係、教育、躾、社会性、ルール、情報、意見にて作られて今に至ります。

そこに経験や記憶をポポッと追加して、自分が構成されています。

「あ、近づく隕石があるぞ!」と今思えば、隕石や自然現象によって危機感、高揚感なんてものも新たに追加されたかもしれません。

変わるための対象の明確化、元々いた自分はどこかに消えてしまった訳ではありません。

忘れているだけで今も内側のどこかで自分として生きています

その自分に認識をフィットさせる必要があり、自分を認めると解決します。

しかし、認めるのは変わりたいと思っている自分ではありません。変わりたいと思うに至るこれまで、周囲、自分を作った軌跡、認識。

ここに自分を変える最重要点があります。

 

否定によって作られていると認めること

変わりたいと思う自分の大元となる材料が否定です。

「嫌だ、認めたくない、許さない、納得できない、これじゃあダメ、あなたのせいだ、親のせいだ、自分のせいだ‥‥」

変わりたいのに変われない人の材料の多くは、否定だと考えられます。

否定している自分を認め、否定していない自分も認め、過去の記憶も認め、現実としての出来事を認め、あらゆる今の自分を作る材料を認める。

認める範囲が増えていくと、元々いた自分がどんどん見えてきます。

※行動力がある人の秘訣は、【行動力がすごい人のある力】特徴と共通点に行動力の秘訣 をご覧ください。

 

重要点:思い込みではなく現実を認める冷静さ

自分を認めるのではなく、変わりたいと思っている自分を構成した材料を認めるのがポイントです。

起きることや自らの在り方を否定する場合、否定している自分を認めるのではなく、「この否定によって今の自分が作られているんだな」と現実を認める意味です。

フォーカスが強い場合に自分を認めようとすると、現状の不満足や否定的な自分を認めようとするので、嫌なことを無理矢理許容させる拷問になる危険性があります。

重要なのは自分の殻から出て、外の世界を見ること。

思い込みの空想世界からの見方ではなく、現実を現実として捉える目線。

現実を認める冷静さが大切ですので、一人でなんとかしようとすればするほど自分の世界から抜け出しにくくなります。

殻にこもって自分にフォーカスしてしまうと、自分を作っている材料が他であると思いづらいので、俯瞰して捉えにくくなります。

嫌なことをなくす欲求以上に、どうして今の自分が完成されたかを捉える目線が大切です。

 

変わりたいのに変われない まとめ

外部を変えるのではなく内部を変える、自分を変えるとはなんとも難しいものです。

見方を変えると意味深く、奥深く、謎解きはいつまでも続く不可思議、この世の難問。尽きない遊びかもしれません。

変わりたいのに変われない時、自分を知るために行動してみてください。

自己理解の深まりは、何が悩みを作り、何を真に求め、何をどうしたいのかがわかるようになります。

何が自分を喜ばし、何が幸せを作るか知り、笑いたい時に笑い、楽しみたい時に楽しみ、自らへのご褒美チョイスが上手になっていきます。

自己理解は光か闇かの選択を容易にし、「幸せになりたいならなる、なりたくないならならない」とシンプルになり、全ては自分次第で作れるとわかります。

変わりたいのに変われないのが続く場合、これまでのやり方ではなく、別の方法に変える時です。

本気で理解して学び知り、本気で変わりたい方。

自己理解は必須であり、目的を明確にして進む道が大切です。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

POSTED COMMENT

  1. LOV より:

    北斗さん
    本当にありがとうございます!
    なぜか上記の問題が解決しました‼︎
    こちらに書いて見直すことができたみたいです。

    私がフォーカスする部分がネガティブに傾きすぎていたんだと思いました!!
    物事の側面を悪い方に取りすぎていたんだと思います。

    よく考えたらパワ権に給料下げられて副業をはじめて収入がかなり増えたし、逆にいいことがたくさんあるしこれからも、ブログと書籍お世話になります☺️✨

    • 北斗 より:

      そうですか、解決が早い。何よりです。
      いいことだらけですね。

      こちらこそ、よろしくお願いします。
      バンバン解決しちゃいましょう。

  2. LOV より:

    北斗さん
    いつも素晴らしい内容をありがとうございます。
    先日は挨拶のアドバイスありがとうございました。
    長年の思考癖のようなものがほどけてきております。
    すぐに感情に流されそうになるのでいただいたアドバイス 保存しております。

    周りに変な人が多いなって思うのですが
    これも自分が引き寄せてしまったものなんだろうなって思いながらも
    職場の向かいの男性に言葉でからかわれたり、盗撮をされるのですがちょっと癖のある人です。
    前は仲が良かったこともあるのですが、面と向かって何か言うわけではなく、小さい声でぼそぼそからかってくる感じです(その間、彼は独り言です)
    隙間からじっと見られたり、ちょっと横の席で作業していると盗撮をしてきたりと、、、どのようにすれば気にならなくなるのか何回も考えるのですが ぜんぜん糸口がみつかりません。
    ちょっと癖がある人が多いのですが、ほかのからかわれている人は哀れんでいるというかどのように言われても反論せず、忍耐力がすごいなって関心します。
    わたしは人間性がそこまでできていないので、腹が立ったり胃が痛くなったりとなかなか反応してしまいます。

    直属の上司は優しいのですが、揉め事はことごとくスルーする人なので頼れず その上の上司が最近、盗撮していることを知ったようで直接注意はしていないようですが、周知の事実となってきています。

    嫌いなら嫌いでいいので無視していただけると嬉しいのですが、なんとしてでも執着してくる場合はどのように回避すればいいでしょうか。。

    もっとブログも本も読み込んだら答えがあるのかもしれないのですが、まだ気づいておりません。
    お忙しいところすみませんがアドバイスいただけましたら嬉しいです。
    どうぞよろしくお願い申し上げます。

    • 北斗 より:

      そうですか、良かったですね。何よりです。

      おそらくお役立ちできる記事が一つ二つではなく、いくつかあります。
      ご自身で読まれながら見つけた方が、LOVさんのためになりますので、
      見つけながら問題となるキーワードを自覚されるといいと思います。
      楽しんで読まれてくださいね。

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