『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
・専門的に人を癒し、サポートしたい方

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※本気で人生を変える方専用。
親、子、妻、夫、あの部下、あの先輩…。
特定の人にイライラする時、自分とその人の触発に化学反応があります。
そこには常に、過敏な自分。
人間の憤りであるイライラの分解は感受の理解を意味し、重要な自己理解が深まります。
着眼したいのは“自分&感受”。
ここでは、そんな内面にある識(精神)を主体に、イライラの原因を紐解いていきます。
- 特定の人にイライラする原因を精神的に知りたい
- そんな自分を見つめて改善したい
私がアフリカを旅していた時の気づきと共に、脳と心の言語化を進めます。
感受にフォーカスすることで着目を自分自身に集約できるため、自らを見つめるための一つのご参考になれば幸いです。
それでは、始めていきましょう。
Contents
特定の人にイライラする理由と原因

解説:イライラする時の内情
友達で集まる時にいる静かなあの子。
テキトーで不真面目なのに困らないあの人。
父親と関わるとなぜかイライラする、娘である次女だけ無性に腹立たしいなど、人それぞれに特定の対象がいます。
そこには共通して、不納得と不満足。
同時に、「理解できない、したくない、わからない、わかりたいのにわからない」という気持ちがあります。
イライラには好き・嫌いの感情があり、そこには相手に対する興味(=自己愛)があると考えられます。
無関心であれば興味を持つことはなく、感情が生まれないので怒るも悲しむも意見を伝えることもなし、いないと同じ。
イライラには常に自己愛があるために感情があり、相手への良い悪いは抜きにした“興味”があります。
この“興味”は、自分への興味と同義であるのが精神的な捉え方。
相手によって自分の中の興味(自己愛)が引き出されながら、「わからない」状態にされる影響、翻弄にてコントロールできないさまです。
ちょっと要約します。
特定の人にイライラするのは、自分が翻弄される状態になりながら、その訳がわからないから。
または、わからない状態に陥り自己コントロールできない作用を与えられたと思えるから。
無知があり、相手によって不安感を味わう状態、という捉え方ができます。
不安を抱いた時、自分を護りたい、可愛がりたいと思うほどに自己愛を抱き、イライラしやすくなります。

イライラ時の『認識』に主に関わるのが、
[不安、無知、わかりたい欲、理解不足による安息欠如]
[自己愛、感受過敏、尊重欠如、認識の狭さ]
これらをここから深掘りしていきます。
特定の人にイライラする理由➀:過敏

イライラしている時やストレスが溜まっている時は過敏になっているため、普段は過敏でなくても過敏な人です。
※自己防衛で鈍感になる場合も有
この『過敏』
私の幼い頃がそうだったのですが、電車に乗るだけで頭が壊れそうになるなど、感受性をうまく吸収できないと起きやすいかもしれません。
理由は、自分をコントロールできない状態です。
例えば自分の子が言うことを聞かない時、思うようにならない、しなければならないことができない、当たり前のことができない。
ムムム。
人によって相手をコントロールしたい人もいると思いますが、自分をコントロールできない状況、不納得の対処ができないことがイライラを発動させやすくします。
特定の人にイライラする理由②:感受性が強い

対人関係で疲れやすく、ストレスも溜まりやすいダブルパンチ。
感受性は自分の内界と外界の区分けが強いほど、認識する幅が広い(よく気が付く状態)ほどに強くなります。
「自分は普通と違う」と思うほどに他との区分けが増え、感受過敏にもなります。
自意識が強く、「私は私、あなたはあなた」と認知する気質や意識状態であるほどに感じやすく、鋭くなります。
起きる出来事に一喜一憂しやすく、プラスの感情とマイナスの感情を共に抱く起伏が激しくなります。
自分をコントロールするのが難しくなります。
そこで、興味(自己愛)を抱く対象と関わると、
好きだったり、相手と調和や共有できてわかり合えれば心地良くなる。
一方、嫌いだったり、相手のことがわからない理解できないと、無知に苛まれて不安を抱き、不納得が増え、イライラします。
メールを送っても返ってこないから不安になるなど、距離感を遠くするとより区分けが強くなり過敏になり、不安が増え、不納得が増え、イライラも増えます。
過敏と感受性の強さは、外界との区分け意識の強い在り方が原因となり、イライラする時とウキウキする時が極端に両方増えます。
特定の人にイライラする理由③:正当化

「私は正しい、相手が間違っている」のルールが強固だとイライラはできやすいです。
価値観の相違によっても、「わからない」が増えて不納得、不安、恐怖が溜まります。
正当化は特別感でもあり、「私は特別なの」と頭のどこかで思っている場合、自他の区分け、差別化、上下左右の格差を作る認識があります。
段差の違うヒエラルキーの中で物事を見ることになるため、自分が上だと思えば相手が間違っているのが当然になり、不納得な言動をされるとイライラします。
ポイントになるのが、「自分は社会的に認められる在り方だ」と思える事前準備をしっかりしていること。
誰彼構わずイライラするのではなく、ルールに従わない人、不真面目に生きている人、テキトーにやっている人など、社会的な常識や価値観で[ダメ、間違い、不適切]だと思える人ほどイライラしやすい対象になります。
これはイライラする自分を肯定する方法になり、自分は間違っていないと思えるだけでなく、自己愛を撫でて大切している刻印の代わりになっている可能性もあります。
特定の人にイライラする理由④:支配的

典型例はモラハラする人。
自分より下だと思える人が、自分にとって「わからない」と思える言動、在り方をするとイライラします。
前提として、自分を上だと決め込み、それを認めてもらえる様相を得るために下だと思える人と関わり、そのさまを物理的に表そうと生きる目的にすがります。
感受と感情のコントロールができない人であり、執着ないし依存しなければ生存が危ぶまれながら、それを認めることは自己価値が下がるのでなんとしてもできない。
自分に嘘をつき誤魔化しながら、他にも嘘をついて接します。
すると無意識に作り出すのが、相手を理解する気のなさ(=自分を理解する気のなさと同義)。
理解する気がないので相手が自分に合わせる、または相手が自分にわかるように在り方を変える他に不納得の解消がなくなり、従わせる、支配がスタート。
さもなくば相手がわからない、不納得がなくならない、不安がなくならない、恐くてしかたない、一人で何もできない。
精神未熟の典型例であり、子供の頃から育みを止めて自己世界へのこもりと誤魔化しに邁進した場合、他者を自分のもののようにしなければ人との関わりが難しくなります。
イライラは自己愛を感じられるチャンスにもなり、ハマる人もいます。
特定の人にイライラする理由⑤:対抗、嫉妬

嫉妬していると自覚できていればイライラは緩和か解消されますが、自覚できていない場合は不納得が拭えず感情をコントロールできません。
対抗や嫉妬でお伝えしたいのは、自己認識の強さと他者認識のなさ。
自分側のみの見方に偏ることで自己愛に執着し、相手側の目線で物事が見えにくくなること。
「なんで寝ぐせで会社に来れるわけ?意味わかんない」とイライラ。
「なんでお昼にみんなの前で納豆食べられるの?意味わからない」とイライラ。
「私にはできない」が語尾に入っており、それで相手を下に見れればイライラはなくなります。
しかし、下に見たいけれども見れないと憤り、全ては対抗したい表れ、あらがいたい表れ、認めたくない事実から目を背けているために恐怖心があります。
相手ではなく自分にイライラしており、相手によって嫌な気持ちにさせられたと思うことでよりムカムカに。
自分にイライラしていることを認めると自虐になるので認めたくない、相手からの影響と翻弄の強さにあらがうことが怒りになる人もいます。
相手を理解する気がなければイライラは止まらなくなる。
理解する気はあるのにわからない、または相手に寄り添う気がなかったり、他者認識力がないと自分にイライラして自虐的になります。
※イライラのエネルギー視点は、怒りのスピリチュアルはエネルギー|愛と表裏の関係を持つすぐキレる訳 をご覧ください。
重要:イライラの原因➀:自分への固執

イライラする時は共通して、「わからない」ということを受け入れていないと考えられます。
「相手がわからない」
「自分がわからなくなる」
「何がわからないのかわからない」
「わからないことをわかった」としない場合、先に進むことができないので不納得や不満足が生まれやすく、自己コントロールが難しくなります。
このさまに考えられるのは、自分の非力さを認めたくない固執。
自己愛への執着、過去への執着、愛着といったメンタルの可能性も出てきます。
ここでは精神的にお伝えしたいものが別であります。
相手への尊重欠如。
※または自分のことしか見ていない状態
尊重や敬いがないと、相手を理解する気、寄り添う気を見出すのが難しくなります。
関わる場は殺伐とした戦場やアウェイになっていき、尊重がないと安心を感じられず不安が増長されます。
自分への固執が増え、「わからない」の呪縛から逃れられず、相手側の立場や思考や気持ちに近付けないと「わかる」に向かうことができなくなります。
※母へのイライラ原因は、【シンプルな精神理解】母親にイライラする理由と原因をご覧ください。
最重要:イライラの原因②:自己愛の不尊重

相手への尊重がないためにイライラしている考え方では、本質的に自分そのものに尊重がないことを意味します。
そのため、イライラする特定の人とは自分を尊重できなくなる相手です。
不安になる相手であり、不納得になる相手、自己コントロールしにくくなる相手。
ホームや安息、安心を感じにくくなる(そういった影響を持つ、または与えてくる)相手。
しかし、関わりたい、関わらなければならないと心のどこかで認識している相手です。
例えば、旦那さんにイライラする場合。
興味(自己愛)はある、けれども関わると不納得になる。
関わりたいけど関わりたくない、わかりたいけどわからないといった憤りが生まれます。
関わるほどに、「自己愛が満たされない」という答えを感じてしまう状態です。
言い方を変えると、自分と距離感が近い、または近いと想いたいのに、そうならないことへの憤りがあり、思うようにならず、自他の区分けや違いが明確になっていき、過敏になり、イライラする。
特定の人にイライラする原因は、その人に尊重がない、またはその人と関わると自分の認識に固執しやすくなり、自己愛に尊重がなくなる。
内訳には人それぞれ、感受性過敏、相手への嫉妬や正当化、許せない念、愛着、無知があると考えられます。
※イライラさせてくる相手の特定は、一緒にいるとイライラする人の特徴と対処│いつの間にか自分を変えられている をご覧ください。
【体験談】特定の人にイライラする改善策

体験談:アフリカでイライラ
私はマリ共和国やセネガルなど西アフリカを旅していた時があり、悶々沸々としていました。
“普通”という言葉の虚しさを痛感する日々、何もかもがスムーズにいかないことの“自然さ”を知りました。
インドでは電車が8時間遅れてくるなど、多少のイベントには慣れたと思っていたのですが、アフリカではバスに乗れば大型トラックと正面衝突するわ、日常的に目の前で亡くなる人の多さ、突然バスを追い出されるわ、警察の賄賂要求が鳥のさえずりにすら聞こえてくる頻度。
砂漠地で寝ていれば突然の豪雨で洪水になり、全ての荷物が流されて私も流される。
流されたので靴を履かずに地べたをペタペタ歩いていれば、色白の私はこんなに人から馬鹿にされたことはないというほど笑われ続ける。
イライラすることは多かったですが、私は気づきました。
現地の彼ら彼女らと別物に自分のことを捉えていたと。
「私という日本人がこの土地に来ているんだ」と思っていたため、私にはあることが大きく欠落していました。
現地の人々への尊重です。
他国では常に意識していたことを、私は災難とトラブルと問題が多すぎたために忘れていました。
現地の人々のように立ち、話し、過ごし、在ることの大切さ。
そこから私はイライラしなくなっていきました。
バスに乗れば座席は取り合い。
参加して勝ち取ることがこの土地での尊重であり自然な在り方、敗者は通路でとんでもないガタ揺れを味わい続けるのだ。
これまでであれば、「なんだこのおばちゃん、私が座っているというのに膝の上に平気で全体重をかけて座ってきやがる」とイライラしていました。
が、
本気の押し合いを顔を見合いながら30分以上続け、汗ダラダラで勝ち取った私は、おばちゃんの豊かなお腹が半分以上押し込められていようが知ったことではない。
あなたは通路行きなのだ。
食事は有害なポリ袋に直接入れられ、食後の汚れた手はバスのシートで拭くのがその土地での当たり前であり、順じてシートをベチャベチャに汚すのだ、なんて爽快な気分か。
尊重には色々な形があり、相手によって、場所によって形は変わると思います。
その場をその人を理解して織り成す先に、自分ルールを押し付けず、固執から離れた自然な状態がありました。
なにより部外者ではなく同じ環境に従属している仲間同士、ホームを感じられました。
その場にいることに安息を覚えられるようになり、私はその後快適に現地の人々と過ごせました。
このことからお伝えしたいのは、『自分への固執から如何に離れられるか』『如何に自己愛を尊重できるか』が改善策になることです。
精神的に捉える場合、問題も改善も着眼は全て“己”です。
相手と関わることで自分に固執してしまう(させられる)対象がイライラする特定の人であり、自己理解が飛躍する大きなカギとなります。
※余裕がなくなってしまう場合は、心に余裕がない時の原因とイライラの関係性【改善は遊び心】をご覧ください。
改善策:コミュニティに対する認識「ホーム感」

イライラする状況を考えてみると、私の場合に思いつくのは、「わかりたいのにわからない」状態です。
「わかりたい」と思う場合は固執から離れる気があり、思わない場合には離れる気がないと考えられます。
固執から離れる気がなければ問題は相手にあるかもしれません。その場合、相手を変えることはできないので関わらないようにする対処が得策だと思います。
ここでお伝えするのは、「わかりたい」または、「自分の固執から離れよう」と思える対象がイライラする相手の場合です。
わからないと自己愛が不納得になり、自他共に尊重がシュッと消えます。
そこで着目したいのが、参加しているコミュニティや社会の見方を変えること。
自分のいるコミュニティが仲間だと思えれば、イライラする特定の人が自分と同じ方を向いていると思えれば。
改善するためには自他両方のいる環境に目を向け、「ホーム感」を認識します。

例えば、職場に仕事ができない、かつ、努力もしない人がいてムムム。
固執すると相手を評価したり、自分なりの見方を主張したくなり、その場は敵対や戦いの場になりかねません。
アウェイです。
しかし、両方のいる場、部署やチームなど従属している環境に目を向けると、「この人にはできないこととできることがあるんだ」と気づけて、優れている点を見つけるのも可能です。
自分が上だとか、敵だとか、正しい間違っているといった見方ではなく、同じ環境にいるチームメイトであり、同じ会社の目的に向かっている(または従っている)仲間。
「この人は仲間なんだ!」と思う必要は皆無です。
あくまで自己愛を尊重し、固執から離れるために、自分のためにホーム感を認識するのが狙い。
不安をなくして安心を作るために、認識を自分側ではなく自他両方を含めたその場、そのコミュニティ、その社会(例えば職場や家族や友達グループなど)にして敵視をなくす。
安心を作るためには私がバス内でおばちゃんと激しく戦ったように、相手を排他するためではなく同じ土台で挑まれた勝負に乗ることも時には必要だと思います。
例えば、嫉妬してくる人がイライラする対象ならば、相手が要望する場合に思いっきり戦って明確な勝敗を突き付けてあげると、相手の出方はコロッと変わり敵視などがなくなってホーム感や安心を作りやすくなったりします。
自己愛がイライラの主軸にあるので、自己愛を尊重するためにどうすればいいか、如何に固執から離れられるか、その場その人によってやり方は変わるので、一つのご参考にしてみてください。
※イライラをサインとして活用する場合は、【謎の解明】いい人だけどイライラするのはなぜ?【特徴&心理&対処法】をご覧ください。
最後に:特定の人にイライラする原因
過敏、感受性の強さ、正当化、支配、嫉妬。
全ては自己愛です。
自と他を区分けして別物と捉えれば捉えるほどに、不安やコントロール不可など負の影響を与えてくる対象にイライラします。
しかし、誰しもにイライラする、支配できないから思い通りにならないからイライラするといった我欲でなければ、その“特定の人”には純粋な自己愛の興味があると思います。
我欲による自己愛の満たしと、純粋なる興味を抱く心の自己愛は別物です。
我欲による自己愛には欲求不満への憤りはあり、自分や他者を尊重する意志はありません。
関わりたくないけど関わりたい、わかりたいのにわからない場合、そこには自己愛を尊重したい意志があるため、自他共に尊重する気持ちがあります。
それはわからない自分を知りたい綺麗な心かもしれません。
そんな心がある場合、関係性を見つめて改善できた時の飛躍と自己理解は膨大です。
一気に認識が広がり、余裕が生まれ、対人関係は気楽なものに変化していきます。
イライラや怒りの感情は本当に重要な核となるため、隠れた本質や本性を知る大きな機会になると思いますので、お役立ちとなれば幸いです。
それでは、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。
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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。
今回はリアル体験談が良かったです♪
朱に交われば赤くなる
という言葉にもあるように、環境に馴染むのは至極当然の自然の法則
馴染めないと自然淘汰されるのがこの世の絶対的な物理法則
なので、”イライラしないようにする”のが目的ならホーム感は大切です
が、本来の自分がその場にそぐわない、そぐうべきではないと判断するなら、アウェイ感をなくさず
適材適所
という言葉の通り自分が化学反応により弾かれるのが自然な流れだと思います
環境を変えたくない、でもイライラをどうにかしたい人にはとても参考になる、というか真理をついた素晴らしい考察記事だと感じました
いつもありがとうございます🥰
ありがとうございます♪
自らの考えだけでなく、補足までしてもらえて助かります。
感謝。