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【カオスの与え】優しすぎる人が嫌われる理由4つ&大切なこと

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基本的にはいいことである優しさ。

度合いの逸脱にてまやかし、お節介、依存の増幅、マインドコントロール法にもなる。

どこまで与えればいいのか、難しいラインの見極めを要する、『優しさ』

与えるには大きな責任がいり、精神的にはカルマを作る重大行為。ですが、あまりそのように知られていないかもしれません。

その証として、優しすぎると嫌われることがあります。

ここでは、嫌う側の目線に立つと明らかになる、優しすぎると嫌われる理由に迫ります。

  • 優しいのに嫌われる理由を知りたい
  • 優しすぎることの何がいけないのか考えたい

社会的に大切な優しさですが、過剰になったらどうなるのか?

お互いの認識を明確にするためにも、人間の内情と自己理解を深める一つの考え方となれば幸いです。

優しすぎる人が嫌われる理由

優しすぎると起こること

北斗
北斗
初めに明確にしたいのは、「優しすぎるってどういうこと?」の答え。

過剰な優しさには共通して、「本人の我慢と心配」で成り立つ特性があります。

優しいかどうかは本人が決めることはできず、周囲が「ふむ、この人は優しいな」と判断して決めます。

周囲が評価することで決定。

優しすぎる人になるには、周囲を気にしまくる必要があります。

「今疲れてそうだから、癒す言葉にしなきゃ」
「きっと辛いんだ、私にきつく当たるのもしょうがない」
「あの言い方だと伝わってないかも、一緒に行ってあげよう」

初めてのおつかい、5歳児の女の子は親元から離れて一人で焼きそばの買い物にチャレンジ。

見守る側は心配で居ても立っても居られない。

隠れて付いていき、子供が困っていたら助け、結局アイスクリームを一緒に食べながらニコニコと帰ってきてる。

優しすぎることはケアが行き届きすぎた老人ホームの様相、あることが起こります

楽を与える

とにかく楽、安息できる、不安も恐怖もない、言いにくいことも言いやすい、甘えやすい、気が緩む、もうこのまま眠っちゃおう、膝枕ムニャムニャ…。

楽を与えることは悩みや苦しみの多い時代であるほど大切なものですが、与えすぎると起こるのは「精神の弱体化」です。

 

一人でなにもできなくなる

我慢して、心配して周りを気にかけ、自らを犠牲にして他者に利益を与える働き。

常に笑顔、人とぶつかれば直ぐに謝り、コップにお酒が入っていないと気づけば、「どうぞどうぞ、クンクンクン」

気にかけて優しさを与える活動は、「与えるだけのボランティア活動」と似ているかもしれません。

とても大切ですが、過剰になると話が変わります

インドの貧しい人々への支援として食料を与え続けた際、食料が届かない日がありました。

すると起こったのは、「おい、ご飯まだかよ!」と怒り、使えない人間を見るような子供達の姿。

人々の内面の育み、自ら考える力、感じる力、立つ力、作り出す力を抹消させる可能性があります。

優しすぎる人によってもたらされる『楽さ』は、一人でなにもできなくなる懸念を持ちます。

あの人がいる、いつでも誘える、一緒に来てもらえばいい、もしかしたらお金まで払ってくれるかもしれない。

「勇気出して起業するぞ、〇〇(優しい人)と一緒に」と、そこに勇気などないことに本人は気づいてすらいない。

元々あった意識は、精神は、成長する意志は、力は?

眠ります。

人間のデフォルトである変化・成長する力が眠ると、人によって反応が二分けされます。

「楽なの嬉しい!」と甘え怠ける人と、拒否反応としてイライラや嫌悪を感じる人。

ここに嫌われる理由があります。

 

優しすぎる人が嫌われる理由①:自立の衰退にイライラ

北斗
北斗
変化、成長を求める人々は、他人によって自らの内面から怠惰を引き出されることに嫌悪を感じます。

優しくされると利益(喜びや納得、または悲しみや不納得のなさ)を貰えるので、嬉しいものです。

しかし、一方的な利益授与は「当たり前」を作ります

優しすぎる人といる“楽さ”が当たり前になり、気づけば甘んじている。

こうなったら自立はありません。

これは一人旅と二人旅の違いに似ています

一人旅では何もかもを一人でしなければならないため嫌でも自力が強化され、自立を育みやすくなります。

二人旅は自然に不安と恐怖心が緩まるため、奮い立たせないと自力や自立の育みは難しいです(代わりに調和や協力、共有による別の育みや経験がある)。

自立を抹消する懸念、返報性をなくして当たり前を作る作用となる、優しさの一方的な与え。

自立を重んじて成長を求める人ほど、優しすぎることへの違和感や嫌悪を感じ、イライラします。

 

優しすぎる人が嫌われる理由②:返報性の戦いに疲れる

北斗
北斗
優しさを一方的に与えると、戦いを生み出す可能性があります。

『返報性キープの乱』

利益を相手に与えると、私たち人間には返報性の法則が働き、何かを返そうと思います。

「お土産のフォーチュンクッキー、あげる」
「ありがとう!それじゃあお返しにフォーチュンキムチをどうぞ」

優しすぎると常に気を使い、配慮、先回り、みんなの旅行では事前にホテル予約して、なにかと先に利益を与え不利益をなくす働きをしてくれます。

「窓際の座席を譲ってもらっちゃった、どうやってお返ししよう?」
「あ、お返しする前にみんなのためにタクシー拾ってくれてる、あぁどうしよ」
「え、まただ、あ、ちょっと待って、もうお返しが追い付かない、くー」

利益を貰っていると気づける人ほどお返しをしたくなるので、与えまくるほどに返しまくる必要があり返せなければ罪悪や羞恥や差を感じる人もいます。

与えまくることは返報性を壊す(返報が追い付かなくなる)行為。

見えない戦いが起こります。

オラオラオラー(気使い・配慮・ケア・心配・我慢・我慢)!

コノコノコノー(お返し・常識・調和・平等・義務・見栄)!

ハァ、ハァ、まだ、優しくしてくるのか、もう、疲れた、バタン。

優しすぎる人は貰って終わりではなく、「与えて終わり」にする傾向があり、返報性の戦いに勝てる人はそうそういません。

平等や調和を重んじてしっかりお返ししたい人ほど優しすぎる人との関わりは気を使い、お返ししなければならない義務感や罪悪回避活動が増え、とにかく疲れて関わりがめんどうになります。

 

優しすぎる人が嫌われる理由③:エゴの増長

北斗
北斗
「あれって本当に優しさなのかな?」

エゴへの違和感や拒否感を持つ人から嫌われる理由がこれです。

甘い蜜を与え、厳しさを一切排他する類の優しさに偏ると、人間のエゴを爆発的に増やしてしまいます。

エゴとは執着や依存心の基。
※他によって自分という存在をあえて見出そうとする意識

※エゴのわかりやすい例は、かわいそうと言う人の心理にエゴ臭プンプン【極端に違う二つのタイプ】をご参照ください。

怠惰、誤魔化し、逃避、他責、他者承認はエゴの典型的な在り方。

優しすぎると他人から執着され、利用され、なめられ、変な人に寄り付かれます。

なんでもかんでも相手を肯定し褒め、一切指摘も叱りもしないと、褒められる側は自己承認できなくなります

他人に自分を認めてもらえるものだと思い込み、「私は正しい、だって褒めてくれたんだから」と人のせいにしかできなくなる人もいます。

他者承認欲求だけ満たされ、自己承認の自の字すら忘れた時、「この私が私なんだ!」と自己主張し、間違いを認めず、自制できなくなり、機嫌すら自分で取れなくなります。

怒りの対処ができず、自立していないので感情と欲求に飲み込まれ、思い通りにいかなければ怒鳴り、人を馬鹿にしてマウントを取り、モラハラやパワハラに走り出す人も。

優しさは与えすぎることで人を怠惰に漬け染め上げ、エゴを増長させます

優しすぎるとDVやモラハラ被害に遭う可能性が高まります。

エゴを増やしたくない精神の持ち主ほど、このようにはなりたくないために優しすぎる人に拒否感を抱き嫌います。

自分で自分を認める人ほど、「これって優しさではないよね?」と懐疑的な気持ちになります。

潜在的にエゴを察知する人は、線引きしてエゴに飲まれないために違和感や嫌悪(拒否)を抱きます。

 

優しすぎる人が嫌われる理由④:カオス(無秩序)

最後の嫌われる理由は、優しさがカオス(無秩序)を作ることです。

北斗
北斗
思いやりや尊重とは違い、自分のため(傷つかないため、不安や恐怖と向き合わないため)の優しさである場合、大きな特徴として緊張とルールがありません。

楽な状態には緊張がありません。

自制がなくなりやすく、精神が発達している人でなければ解放的になり、隠している内面や嫌な自分を躊躇なく吐き出し始めます(これがDVなどに繋がる)。

さらに、相手に必要有無を確認したり寄り添わず、一方的に優しくする状態にはルールがありません。

緊張とルールのなさは、私たち未熟な人間にとってたちまち下等な動物になる危険性があります。

例えば、仏教徒の僧侶と周辺の関わりがこのシチュエーションに似ているかもしれません。

東南アジア諸国やインドにはにこやかで朗らかな人々がたくさんおり、特に仏教徒の多い町は雰囲気が一変します。

「あ~、なんて気楽で、心地いいんだろうか」と思えます。

もしルールがなければ、たちまち人間はこの心地よさを自分のために利用したくなります。
※ルールを自分でしか決めたくない権力者が典型例

彼ら彼女らは献身的な修行をする、尊敬できる在り方で、衆生のために慈悲の心を持って生きる素晴らしい人々。

など、なんでもいいのですが相手を特定する気持ちや条件、括りやルールがあることで立ち居が変わり、線引きができ、宗教に携わる人としての実相を捉えやすくなります。

括るルールがなければ人々は群がり、利用し、執着し、依存し、搾取し、ノー対価でお金を貰うためにずっと付いてくるアフリカ人のような人々は離れません。

たちまち利用価値の高さは無秩序を作ります

これを客観的に見ている人にとって、優しすぎる人はカオスを作っているように思えます。

関わることで自分の内面や人間関係が複雑さを帯びてカオスになる懸念を感じ、関わり続けると本能的な拒絶が起こり、嫌って離れるようになります。

以上、優しすぎる人が嫌われる理由でした。

 

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優しすぎる人が嫌われないために

嫌われる優しすぎる人の特性:陰系毒親

北斗
北斗
嫌われることをなくすために、「どうして優しさが嫌われる原因になるの?」について考える必要があります。

「どうして優しくするのでしょうか?」

この答えが、「傷つかないため、拒否されたくないから、嫌な気持ちにならないため、自分を守るため」であれば、自分のために他人を利用しているかもしれません。

利用してさらに相手の自立をなくし、エゴを増やし、カオスを作るのであれば、毒親に似ています

しかし、毒親と違うのは優しくする相手が自分の子(所有前提)ではないため、私物化の概念がないこと。

果敢に干渉して優しくするのではなく、受け身で相手を断らない在り方に徹底。

過干渉な毒親を陽(凸)とするならば、受動的な毒親陰(凹)が優しすぎる人。

これに該当する場合、毒親(未熟な親)と関わる環境、または自分を一切出さずに我慢を強いられる環境で育った可能性が高いです。

毒親気質が刷り込まれていると周囲から嫌われやすく、初めは仲良くなるけれども徐々に人が離れていきます。

 

嫌われないために:カルマを積んでいる理解

北斗
北斗
優しくする行為の人に与える影響は凄まじく大きいです。

嫌われないためには自分がどういう気持ちで、誰に対してどれだけのことをしているかしっかり理解することが大切です。

人を堕落に陥れ、地獄に落とすこともできます。

マインドをコントロールして、思うままに操るエサにもなります。

人の笑顔を引き出し、温かい愛の雰囲気に溢れた人間関係を作ることもできます。

おぞましいゾゾゾにも、ポワポワのシュパパーンにもなる。

この結果の違いにあるのが、カルマです。

優しくすることのカルマは本当に大きいもの。

悪いカルマを積んでいる場合、優しすぎる人の周りは変な人が寄り付き、迷惑を被り、不幸になることが返報の結果です。

『優しさはカルマになっている』

この理解が優しくする働きの一つ一つをしっかり自覚する気を起こし、考えて行為に及ぶプロセスを作りやすくします。

不徳のカルマを減らすために役立つので、ぜひ考え方として参考にしてみてください。

 

最後に:優しすぎる人は嫌われる

北斗
北斗
海外を周る際、私は僧侶の方々と一緒に過ごす機会が多く、同じ生活で関わる回数が多いとはっきりわかることがあります。

優しくない僧侶の多いこと。

僧侶は修行中の身なので、優しさを与えるほど余裕があるかどうかが人によって一変し、その態度や気持ちは本当にはっきりわかります。

そこに人間性、精神性、人徳の大きさが伺えます。

あれだけ人々のことを考え、学問にふけ、この世の仕組みを体感し、慈悲と利他の心を重んじ、悟るために覚悟する人々でも、優しくできない人々がたくさんいます。

※自己理解があるからこそ優しくする余裕がない自覚があり、一切干渉せず冷たい印象の人も多いのが僧侶

それだけ大変な行為が優しさです。

自分が困らないために優しくしているならば、嫌われる理由は明確です。

しかし、そうでないならば優しくできる状態なのかどうかをまず見つめる大切さがあると思います。

余裕がないのに優しくしたら、自分の首を絞めてしまいます。

自己理解がないのに優しくしたら、知らぬ間に悪行カルマを積んでしまいます。

不幸になるのは悲しいことです。

優しさを与えるだけの度量、器量、余裕があるかどうかを見つめ、ないなら優しくする以上に大切なことがたくさんあります。

社会的な優しさにシフトする。

不安と恐怖との向き合い。

嘘や誤魔化しをやめる。

損害回避に依存しない。

他者を理解する努力をする。

自分を理解する努力をする。

できることからやるためにも、嫌われる現象の内情を図るご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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POSTED COMMENT

  1. すず より:

    私、優しすぎる人でした😨
    ものすごく勉強になりました!!
    ありがとうございます!!

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