心理と特徴

「周りのレベルが低い?!」と感じた時にわかる心理と対処法

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何かとレベル分けして物事を上下左右に見たがるのは、私達人間のさがでしょうか。

自分のことをレベルが高いと思う人もいれば、考えもしなかったけど周りのレベルが低すぎて思わざるをえないこともあります。

私自身会社員の時に、「どうなってんだこの部署は?!」とレベルを疑うほど驚いたことがあります。

周りのレベルが低いと感じた時、実はとても大事な気づきが潜んでいることをご存じでしょうか?

ここでは、周りのレベルが低いと感じる大切さと、その際に知っておくと役立つお話を見ていかれてください。

  • 周りのレベルが低いと感じるのはなぜ?
  • レベルが低いと感じる心理状態とは?
  • レベルが低いと感じる時はどうすればいい?

これらを紐解き、「周りのレベルが低い」という表現に含まれる意味と真意を知っていただく内容となっております。

レベル認識に潜む心理。一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

周りのレベルが低いと感じる

どうして周りのレベルが低いと感じるの?

「レベルが低い」と思った時、一つ明確にわかることがあります。

自分と他者を上下で区分けすることです。

「上下」に対して、良悪、正否を組み込める人もいれば、合う・合わない判断の人もおり、レベルによって自分とは違うことを認識しようとします。

「レベルが低い=自分とは違う人だ」

私達人間は自分を正しい、認めたいと思う生き物ですので、違うという区分けは無意識に自分を上にして、相手を下にしている可能性があります。

「自分とは違う」という認識には人それぞれに区分けする目的があり、心理がばらけます。

レベルが低いと感じる目的
  1. 自分を上だと思うための区分け
  2. 自分を上にするための区分け
  3. 環境に合わない合図となる区分け

それぞれの心理を見ていきましょう。

※レベルが高い人はレベルが低く見える詳細は、精神レベルが高い人はふざけている│特徴はレベル低い人間性? をどうぞ。

 

①自分を上だと思うためにレベルが低いと思う

一つ目は、自分を上げて周囲を下げる目的です。

レベルによって上下、良悪、正否、勝負、優劣を分けるルールを持ち、周りのレベルを低く認識することで自分が自然と上になる比較思考システム。

自分が上になることで自己評価を高め、自己肯定感を上げ、価値を高められるため、他との比較による優越感を使用して悦に浸かる状態です。

この心理の特徴は、「レベルが低い、ダメだこりゃ」と思いたいことです。

認識する度に蜜になり、甘味を味わうためにあえて、「周囲はレベルが低い」と言います。

他者の存在によって自らの利益を得る状態であり、エゴと言います。

例えば、向上心がない人を見た時に、そのさまはあえて悪にして蔑み、嘲笑い、愚痴をこぼし、他者を下にして自らを上、良、善、そして正しいと思い、満足します。

レベルが低いと思う対象をあえて認識している場合、エゴが強くなっている状態を表していると考えられます。

 

②自分を上にするためにレベルが低いと感じる

二つ目は、自らを高める目的です。

上だ下だという他者や他の情報を基準にしたシーソーマインドではなく、フォーカスを自分にする心理。

「レベルが低い」と相手に伝えることはまずありません。

相手を下にすることで自分が上がる状態に蜜の味はせず、相手は相手として捉えることで、「自分はどうなんだ、同じじゃないよな?」と自問するように自らを認識します。

向上心がある人の特徴です。

能力や才能など自分自身が持つポテンシャルや精神を向上させるために奮い立たせ、周囲によって自分を高める行動動機やきっかけや機会にします。

「私はこの人達と同じではない、もっともっとできるんだ」と区分けすることでの成長に繫げる自分主観な人です。

主観が自分なので、他者を下にしても相手を蔑み馬鹿にして否定する概念がなく、シンプルに自分を向上させる目的があります。

※レベルが違う人に潜む意味は、【レベルが違う人って一体何者?】高いも低いも合わない意味がある をどうぞ。

 

③環境が合わない合図としてレベルが低いと感じる

三つ目は、「ここにいては自分を苦しめてしまうよ」という合図となる、自己防衛目的です。

「この人達、この職場、この環境に私は合わない」という合図を潜在的に認識している心理。

良いも悪いも、正解も間違いもなく、とにかく合わないというミスマッチ。

レベルが低いと感じる人のレベルが高く、レベルが低い環境そのものに問題があると考えられるシチュエーションです。

仕事場で感じたならば転職という選択になる感受であり、大切な合図です。

頑張って我慢して環境に身を投じると、自らのレベルを下げるための調整が必須となり、能力や才能をギュウギュウと抑圧するので精神的に疲弊してしまい、ストレス過多になってしまいます。

レベルが低いから相手が下、ダメ、悪などの認識がなくても、この場合にはあまりにもレベルの差がありすぎるために、[調整して合わせる=自己撲滅]になってしまい、もっと世の中は広いと知る大切さがあり、離れるのが吉です。

多少というレベルの差異ではなく、周囲の人々との関わりには危険性が潜む傾向があります。

 

環境が合わない合図のレベルが低い人は危険

危険と言っても、関わると自らを犠牲にしてしまう意味です。

「環境が合わない、この職場はヤバい、この人達のマインドは怖い」と、相手を理解できない圧倒的な不調和を感じる特徴があります。

「どうにか努力して頑張ればなんとかみんなに合わせられる」というものではなく、人の時間を取る、人を利用する、エネルギーを奪う、迷惑をかけるなどの干渉・執着行為に自覚がなく、関われば関わるほどに神経をすり減らしてしまうため、潜在的または本能的な危険信号としても、「レベルが低い=合わない、自分とは違う」と感じます。

※利用してくる人については、人を利用する人の特徴と心理に闇の末路│カルマが関わる利用されない大切さ をどうぞ。

 

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周りのレベルが低いと感じる時の対処法

レベルが低いと感じる時は自分がよくわかる

私自身、会社員の時に周囲のレベルが低いと感じていた時があります。

この時にわかったのは、自分を全く知らないことでした。うぬぼれているわけではなく無知です。

健常者の盲目は自らの視点を押し付けて、自分の土台で人を評価・判断する身勝手な無知を露呈します。

典型例が上述の心理①自分を上だと思うために、他者のレベルを低いとあえて認識しようとします。

着眼が自分ではない前提があり、他者によって自分を成り立たせ、価値を見出そうとする意識があり、人それぞれの自分との違いを見つけて価値を作る創造性が欠けた状態です。

一人一人をしっかり見ておらず、「自分が正しい、肯定されるべき存在だ、他者とは一線を引いているんだ、特別なんだ」と思いたい願望を掲げてとにかく欲します。

意識高い系とも言うようです。

「ちょっとレベル低いなぁ」と思った時、キョロキョロっと周囲を見回す。のではなく、自分自身を見る時間になり、自己理解を深めるチャンスになります。

あえてレベル低い人を探していないかな?
レベル低い人を蔑んで愚痴を言っていないかな?
自分の評価を高めるためにレベル低いって言っていないかな?

レベル低いと言っても何も悪いことはないと思いますが、他と比較することで上下区分けの価値を見出そうとすると、「つくる」という自発や主体性がなくなってしまう可能性があります。

もし該当する場合には、「レベル低いなぁ」という言葉をトリガーに設定し、言ったり思った時に自分を見つめるようにすると、自分のためになります。

「この人電車の中で大声で電話して、レベルひく、あ、意識高い系になってる、よし自分を見つめよう」というイメージです。

思おうが意識高い系だろうが何も悪いことではないので、自覚して自分を見つめ、自らが自らを律することを目的にされてみてください。

※レベルが低い訳ではない向上心がない人の詳細は、【悪いことではなく幸せ】向上心がない人は仕事を辞めてフィジーに行けばいい をどうぞ。

 

レベルが低いと感じた時は自分にフォーカスする

レベルが低くても高くても、「自分とは違う」という認識には大切な意味があります。

向上心、自己防衛です。

自分とは違うと思いたいのが、レベルが低いと感じる状態です。

周囲を見て自分を向上させる機会が来た。または、周囲に飲み込まれて自分がいなくなる危険アラームの合図になっているという考え方です。

「レベルが低い」と何かしら感じた際には、その意味を活用するためにも、目の前の人以上に自分にフォーカスすることが大切です。

フォーカスが薄いとイライラしてストレスになり、我慢して周囲に合わせたり、大根のように精神を削ってしまい、気づけば周囲に飲み込まれて自分がいなくなる、なんて可能性もあります。

言葉では簡単に聞こえるかもしれませんが、私の理解ではとんでもなく重要で、一歩間違えれば自己喪失する可能性があります。

問題は周囲に飲み込まれて自己喪失すると、自分が消えていなくなっていると気づかないこと。自己フォーカスの意識は欠かせません。

「レベル低いなぁ」と感じた時は周囲ではなく自分に着眼。これによって自己理解になり、他者を蔑んで自己価値を思い込むこともなくなり、他者のレベルに飲み込まれて自分が消えてなくなる可能性も減ります。

 

向上チャンスにするとレベルの違いは気にならなくなる

レベルの低さを感じた時は、自らを向上させるチャンスになります。

「あの人はあれがダメ、この会社はここがダメ、上司は何もわかっていない」なんてことを考えて時間を消費する必要はありません。

向上心がない人もいればある人もおり、どちらも大切な在り方であり、人それぞれに意味があります。

向上心がある人はその機会を使わない手はありません。

レベルが低いと感じるのであれば、圧倒的にその中で一番になることができると思います。

圧倒的に違いが作られると他者から干渉されることはなくなっていき、レベル区分けする見方がなくなっていき、認識が変わります。

これを変化や成長と言います。

私達人間には同調や波長があるため、合わなければ一緒にいることはないと考えられます。

中途半端に同調していると離れずに違和感だけ感じる状態になるので、レベルが低いと感じた時は自らを高めて同調を変えることができます。

同調が変わると他者に仕事を教えたり、手伝ったりと、役割も自然と変わっていきます。

例えば、これまでは17時までかかっていた仕事があれば13時くらいには終えるなど、目標設定するとより向上するための機会として加速されます。

自分へのフォーカスを忘れずにされてみてください。

 

環境を変える合図

環境が全く合わず、自らを撲滅させてしまうほどにレベル合わせが困難なケースもあると思います。

自らを我慢させ、頑張って抑圧する必要は一切ありません。

自らを抑え込む形で周囲に合わせると、自分のためにならないのはもちろん、関わる他者のためにもなりません。

人にはそれぞれの生き方があり、お互いに必要があるから関わっていると思います。お互いの必要性がなければ関わりは終わりを告げているかもしれません。

一方通行の必要性は人間関係を上下左右に区分け、猿のように利用するしないのピラミッド式の仕組みを作り、強弱や利益有無にて関係性をウキウキーと成り立たせようとします。

合わない人との関わりでは対等な関係を作りにくく、どこかで憤りや不満、犠牲や我慢、支配や利用、「嫌々やらなければ」という縛りを自然とクルクルさせていきます。気づけば自分にも相手にもクルクルです。

合わない人とレベルを合わせながら関わると自らを苦しめてしまい、周囲の人々は、「このままでいいんだ」と大切なことに気づく機会がなくなります。

自らを護るためにも、合わないほどのレベルの違いは環境を変える時だと思います。

仕事であれば転職。
人間関係であれば距離を取る。

「レベルが低い」と感じる合図を、ぜひ大切にされてください。

 

周囲のレベルが低いと感じる まとめ

レベルが低いと感じるのか思うのか。この内容では表現を変えてお伝えしました。

感じるのは体感感受。
思うのは思考概念。

両者は全く別物であり、自分が主観か、他が主観になりえる違いがあります。

  • 感じる=自分のみに理解できる認知(自分主観)
  • 思う=自分以外にも他との共通概念(他の人や情報やルールが主観)

思う場合には概念としての認識ですので、[レベルが低い=悪、ダメ、否、負]などのルール設定が介入します。

感じる場合には良いも悪いもなく、自分の不調和や不整合、「もう、すんごい合わない」という明確な自分との違いの認知です。

自分と違うからなんなのか?というお話ですので、もちろんなんでもありません。なんでもいいことです。

重要なのは自分と違うと思いたいから、レベルが低いと感じたり思ったりする真意だと思います。

自分と違うと思いたいのは、レベルが低いことでの不合致にて自らを向上させられる、または自らを我慢させずに防衛する内なる声かもしれません。

レベルの低さを感じるのも思うのもとても大切です。

ご自身が一体何を表し、何を求めているのかを知り、自己理解にある真意を探る一助となれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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