心理と特徴

【よく笑う人は頭がいい苦労人】特徴と心理に笑いを作る人間味

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人の世界観に浸かって笑うのか、自らの世界観から笑うのか。

頭がいい人は自己内部から他者を称賛するようにして、自分自身を笑います。

心がエゴを笑う一人漫談、自己内部の遊びがあり、よく笑います。

そこには頭のよさと笑う関係性、そして苦労のキーポイントが存在します。

ここでは、よく笑う人の頭の中を巡り、笑う時に起きている自己内部の劇場模様を見ていかれてください。

  • よく笑う頭がいい人の特徴とは?
  • どうしてよく笑う人は頭がいいの?
  • 苦労しているからこそ笑いを作れる人間味とは?

これらを紐解き、「よく笑う人こそが人間の目指す姿なのかもしれない」と知っていただく内容となっております。

笑いはなんにでも効く万能薬。よく笑う人の内部を分解し、笑う人生を加速させる一助となれば幸いです。

一つの考え方として、[笑い+賢さ+苦労]を混ぜた言語化をお楽しみください。

よく笑う人は頭がいい

よく笑う頭がいい人の特徴11選

初めに、イメージを共有するために特徴をご覧ください。

1,笑う時と笑わない時の差が天と地

「今日でこの世が終わるのかな?」という顔をしていると思った次の瞬間、赤ん坊のようにギャラギャラ笑います。

ニコニコや微笑みが顔に染みついている訳ではなく、怒りや冷たさや無表情もよくしており、陰陽偏らない無地顔の人が多いです。

 

2,大笑いする

「スゴイ笑ってる」と誰が見てもわかるくらいの笑い方をします。

人それぞれに笑い声はヒー、アハハ、ゲラゲラ、ギャハハ、プププーとさまざまですが、堂々と大笑いするのが特徴的です。

 

3,自分の世界から笑う

人の世界観に入って笑う、または笑わせてもらうのではなく、自らの理解によって笑う特徴です。

しんみりしている人がいても同情せずに自己理解し、一人だけ笑っているイメージです。
※頭がいいので空気を読んで自分の中だけで笑ったりと工夫します

 

4,過去に囚われず今を生きる

「今」を大切にしており、今何を感じ、何を考えるかに重きを置きます。

過去への執着や依存がなく、不幸経験は貴重な記憶として自分のものにしており、過酷な出来事は笑うネタにします。

 

5,苦労人

苦労を喜びに変換済みの人。不幸話はシュールな笑いくらいに思っています。

労をしっかりねぎらっており、苦労をネタや思考遊び、創造性や表現力を高める材料とします。

苦労させられた、許せないと他責にならず、「苦労できた」と思う人ほどよく笑います。

 

6,恐怖心が仲間

よく笑う人の大きな特徴が、「嫌だ、怖い、拒否したい」と思う気持ち(恐怖心)と仲良しです。

ブラックジョークを純粋な笑いとしてわかる人で、恐怖心を乗り越えた経験の持ち主であるのが、苦労人たらしめます。

 

7,感性と知性豊か

感性だけでゲラゲラ笑う、知性だけでフンと笑うのではなく、両方を合わせます。

笑う材料を自己内部でこねくり回すために知性を使い、喜びを大いに発散するために感性を使います。

自己抑圧しておらず、感覚が鋭く、頭の回転の早さを物語る特徴です。

 

8,メタ認知が高い

自分の客観能力が高い人です。

まるで別人のように自分を捉え、「この人はね、」と自分のことを他人のように話す人もいます。

もう一人の自分を俯瞰して見ており、全体の捉え方ができ、リーダー特性、先見性があります。

 

9,固定観念がない認識フリー

認識力がとにかく高い特徴です。

物事を捉えた時の認識の幅・質・量が優れており、現実を現実そのままに捉えられる人です。

固定観念や先入観、自己都合で見たいように現実を捉える支配、恐怖心の誤魔化しや逃避がなく、認識に偏りがない自然なさまがあります。

 

10,受け入れ許容が広い

認識に固執や固定がないため、常識やルールなどの既存と違っても柔軟に物事を受け入れます。

自らを他に押し付けたり決め付けたりの主張をせず、あるものをあるままに、その人をその人として、他者の意見をその他者の意見として捉え、拒否や否定をしません。

コミュニケーションが円滑になり、好まれ、慕われます。

 

11,自分で自分を笑える

最も大きな特徴です。

自分の失敗や醜態をゲラゲラ笑います。

これが頭がいい人かどうかを明確にさせるポイントとなります。

以上が、よく笑う頭がいい人の特徴でした。

 

よく笑う人のタイプ

「よく笑う」と言っても幅広く、タイプがあります。

よく笑う人のタイプ
  1. 笑って喜びたいから笑う人
  2. お酒を飲む時によく笑う人
  3. 作り笑顔の効果を得たい人
  4. 面白いことが多過ぎるから笑う人
    (よく笑う頭がいい人)

④面白いことが多過ぎるから笑うタイプが、ここでの主旨です。

①笑って喜びたいから笑うタイプは、ゲラとも言われます。

②お酒を飲む時によく笑うタイプは、笑い上戸とも言われます。

③作り笑顔の効果を得たいタイプは、誤魔化しです。

よく笑う頭がいい人は、笑いたい訳ではないにもかかわらず、世の中に面白いことが多いので笑ってしまいます。

ここに頭のよさが潜みますので、内部事情を掘り下げていきましょう。

 

頭がいい苦労人だからこそよく笑う心理

頭がいいと笑うことが多い仕組み

物事を多角的に捉え、一つの事柄を見た時に認識の執着を手放せる人は、認識力がとても高いです。

頭がいい人は一つのシーンをとっても得る情報の量が多く、質が高く、幅が広く、大前提として認識に固執や固着を作らない自由で自然なさまもあります。

常識やルールに囚われる固定観念が少ないことで、認識情報の整理・整頓がしやすくなり、頭の回転が早く、想像するための材料認知が容易になります。

すると何をどう見ても何でもいい、「正義もいい、悪もいい、両方あってもなくてもいい」と一切縛りのない中で、創造力を発揮する自由作りに繋がります。

これを私の教科書では、認識フリーと言います。

認識フリーは現実を現実として捉える前提基盤であり、物事の良悪・正否を事前に定めず、その時その時に自分で付け加えたり加えなかったりします。

この頭のよさ、才能による多少の違いはあれど、あることで育めると考えられます。

苦労です。

※頭がいい人の面白さは、【頭がいい人は変わっている】奇妙で面白い理由と仕組みと妖精性 をどうぞ。

 

苦労人の頭のよさは笑いを作る

労をねぎらえるかどうかの苦労。

苦労人はしっかりと辛さや過酷さをねぎらい、自らの経験として吸収し、力とします。

苦労する時にはっきりと存在するのが恐怖心

恐怖心と向き合い克服した人は、認識にある執着を手放すことができ、頑固や固執、自己正当化や承認欲求の呪縛を解き、認識フリーによって経験すればするほどに知識を習得し、理解を深め、能力を高めて、頭がよくなります。

克服すると世の中の見方は180°一変します。

嫌で関わりたくないと思っていたこと、常識では正解と言われていたもの、あらゆる認識の固執が手放されたフリー世界では、苦労は遊び道具の一つになります。

不幸話を如何に変換するか、苦労事を如何にこねくり回すか。

楽しみたければ陽に、哀しみたければ陰に。全て自分次第です。

苦労人は陰の過酷さを味わい済みですので、できれば陽にしようと遊び楽しむことを選び、笑いを作り始めます。

「不幸で悲しんでいるのは辛いから、笑えるようにしよう」ではなく、「不幸だからこそ笑いにできる」という具合です。

苦労でも何でも笑う材料に変換できてしまう苦労人

苦労によって頭をよくした人は、認識力によって自分理解が深いからこそ、自らを客観的に捉えて笑いを作ります。

 

自分で自分を笑う人は世の中が面白い

認識力の高さは自然と自らが保持する情報(記憶)を、綺麗に整理整頓させます。

過去のことでも鮮明に思い出せるようになり、自分の失敗や醜態は笑う材料としてフォルダにポン。

笑うネタになります。

内部事情を分解していくと、頭がいい人はもう一人の自分を客観視して笑います

ツッコミとボケが綺麗に区分けされます。

[心がツッコミ:エゴがボケ]

エゴとは、自らのことを他によって認識するために執着や固執を持ち、比較や区分けにて自分を存在させるボケ担当。

心は恐怖心を克服した自分であり、自らを客観視している立場でツッコミ担当。

ボケに対してツッコミがいるので、自己内部で漫談が始まるように笑い作りが起きます。

 

ツッコミによってもう一人の自分を笑う

頭がいい人の笑い作りは基本的にツッコミです。

既にあるボケネタに対して、どうツッコむかは今の自分の認識力にかかっていますので、どれだけ多角的に、または細部まで詳しく捉えるかがポイント。

苦労でも不幸でも、恐怖を克服している以上は面白ネタとなり、自らの記憶や認識をツッコンで遊びます

自分だけでなく、他の出来事に対しても認識力は本領発揮。

物事を多角的に俯瞰し、「それってどういうこと?」みたいな出来事が世の中には無限にあるため、たくさん笑えます。

上司に仕事の相談をしたかっただけなのに、つまづいて頭を叩いてしまった失敗を思い出し、「あの角度からよく叩くモーションに入ったよね、ププー」

今起きている現実の出来事によって、過去の記憶のトリガーが引かれて思い出すなど、頭のよさは生きているだけで笑い所満載になり、よく笑うようになります。

 

予測を裏切る笑い作り

頭がいい人が大笑いするシーンを洞察すると、笑いの作り方が見えてきます。

無意識に過去の記憶を照合して、目の前でこれから起きることに予測を立て、それが裏切られる時に笑います

予測できなかった事柄に笑うため、頭がいい人は笑う前にたくさんの予測をしていると考えられます。

お笑い芸人さんなど笑い作りのプロが言う言葉に、「笑いは緊張と緩和」があり、まさにこれが示されるシーンです。

事前に予測を立て、「思いもしなかったこと」が起きると予測通りにならないので、「わからない」などの抵抗が自己内部に作られます。

これが緊張状態です。

次の瞬間には目の前で起きた現実を認識して、「わかる、そういうことか」となるために抵抗がなくなります。

これが緩和状態となり、笑います。

「わからない」のまま抵抗がなくならないと、「なにそれ?」と笑えないですが、認識力によってわかる範囲が広いので、笑いやすくなります

笑い作りの際に自らの予測立てによって緊張を作り、予測が外れた時に緩和によって笑う仕組みです。

自分を客観的に捉えているからこそ、緊張と緩和が認識しやすく、より大笑いに繋がります。

このさまを見ていると、まるでお笑い芸人さんに思えてくるほどで、芸人さんがどれほど地頭がよく、叩き上げのリアルな頭のよさを持っているかがわかるようです。

 

よく笑う人は頭がいい苦労人 まとめ

苦労したからこそ、あらゆるものを楽しむ材料にしてしまう、認識力が高い頭のいい人。

不安と恐怖に苛まれていないからこそ、人を脅さず、怖がらせて利用せず、自己主張や知性に偏りません。

受け入れスタンスによって出来事を遊び、認識フリーによって笑いを作ります。

自己内部を客観視して、笑いを作るための認識を使い、緊張と緩和を作りながらカッカッカッ。

常識やルールに縛られないからこそ、ふとしたことが予測の裏切りとなり、自販機の釣銭チェックをパカパカっと巧みにこなす人を捉えるだけでも、細部を深掘りして心が笑います。

純粋な自己愛の解放による大笑いがあり、笑わせてもらうのではなく笑う気でいるからこそ、大いに笑いの心理を楽しむ内部劇場を繰り広げます。

おそらくお笑い芸人さんや、お笑い好きの方は、頭がいい人と同じような内情が度合は違えどあると思います。

叩き上げの認識力は人間味を表す賢さ。笑い作りをするからこそ、そういった目線を持つからこそ、予測できない時に自らを笑います。

他者の面白い言動は予測を上回っているため、無意識に称賛を送りながら、予測した自分を笑います。

頭がいい人は他者を笑うのではなく、自分を笑います。心がエゴを笑うので蔑む笑いを持たず、他者の不幸は笑いに変換するために自己世界に持ち込み、自分の記憶と認識に投影して笑います。

そんな人との空間は楽しく温かい、縛りのない解放空間で好まれます。

認識力や知識量は人を上下左右に区分けして、自らを優越させて他者を劣等させるものではなく、自らを蔑み落とすものでもなく、純粋に笑いを作る材料とします。

日本人にとってお相撲さんは神聖で男らしい。アイドルは可愛くてカッコイイ。

海外の人にはどう見えているのでしょうか?

認識フリーは物事の幅広さを教え、よく笑う人は人生の楽しみ方を表し、頭がいい苦労人は世の中の面白さを知る。

世の中は面白いことに溢れていると教えてくれる存在が、よく笑う人なのだと思います。

そんな考え方が人生を笑う一助となれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

POSTED COMMENT

  1. ちっち より:

    自己抑圧しておらず、感覚が鋭く、頭の回転の早さを物語る特徴です。

    →これは自分に近いですね。
     ”笑い”をこんな風に記事を作れるって
     凄い事です!!
     きっと北斗さんもよく笑う人なんでしょうね!(^^

    • 北斗 より:

      ありがとうございます。
      私は笑うツボが奇怪なので、引かれるタイプです笑

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