心理と特徴

【優しさの種類がある】優しい人が怖いのは不干渉か闇の配慮か。

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優しさの形は人それぞれにあり、優しいかどうかを受け取る側の形もそれぞれにあります。

優しいとは一体何なのか。

「優しいからこそ怖い」と思うこともあります。

「怖い」と思う場合、優しさに特徴があります。

ここでは、優しさの種類を知っていただき、怖いと思う理由をお伝えします。

  • 優しさの種類とは?
  • 優しい人が怖い理由とは?

優しさが行動なのか気持ちなのかによって見え方も感じ方も違い、仮面一つで優しい人になれたりもします。

怖いと思うことで優しさを理解する一助となれば幸いですので、一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

優しい人が怖い

優しい人が怖いとは?

優しくされているからこそ、相手への疑心、不安、心を許せない、壁の存在認知が起きます。

  • これは本当に優しさなのかな?
  • 何か企んでいるのかな?
  • どうしてそんなに優しくできるのか理解できない
  • 本性には裏の顔があるに違いない
  • 急に冷たくなって見切られた
  • 真意が知りたいけどわからない

「怖い」と思う場合には、自らが相手に拒否や拒絶を作ります。

「怖い」と感じる場合には、相手から何かを感じ取り、自己防衛が働き自然と拒否や拒絶します。

優しい人や優しすぎる人に怖さを覚える場合、「相手が見えない(確かではない)」という把握できない空虚が存在していると考えられます。

「目の前で関わっているんだから把握できるはずだ、把握したい」と思えば思うほどにジレンマとストレスになり、「認めたくない」と思えば思うほどに、優しい人に対する拒否や拒絶感が発生。

「この人には違和感を感じる」と危険や苦痛や拒否を察知すると、自己防衛にて優しい人に対する拒否や拒絶感が発生。

このように受け取り側が抱く抵抗と、優しい人自身が怖さを与えている場合があり、優しさの種類によって詳細が変わります。

 

優しさの種類

優しさを大きく四つの姿・形に分けます。

優しさの種類
  1. 愛による優しさ
  2. 人に期待しない優しさ
  3. 他者を理解することでの優しさ
  4. 不安や恐怖に対処するための優しさ

 

①愛による優しさ

敬いを持った優しさです。

自らを敬い、他者を敬うさまがあり、「自分のためを忘れずに相手のため」に優しく思いやり、配慮し、心を配り、関わります。

自己犠牲にはならない前提があることで優しさが成立し、自らを愛するからこそ他者を愛し敬い接します。

 

②人に期待しない優しさ

他者に期待しないからこそ相手を想える優しさです。

他者の支配、コントロール、承認欲求を満たすための利用概念がなく、自らの価値観や欲を人に押し付けず、決め付けず、思い込むことがありません。

相手を責めたり否定する理由がなくなり、何があっても怒らないさまがあります。

期待度合が高まると指摘や注意にて厳しくするさまが加わりますが、期待していないために厳しさはなく、相手のそのままを尊重する不干渉という優しさにもなり、周囲に与える印象は良い悪いの両方、受け取り側次第になります。

※期待しない優しさの詳細は、【他人に期待しない人の優しさは本物】他人に興味がない人と違う優しさ をどうぞ。

 

③他者を理解することでの優しさ

他者の立場や目線や思考で物事を認識する能力が高い人の優しさです。

相手の認識を理解することは誰もできませんが、近づけて理解度を少しでも高めることができる私達人間です。

他者を認識する力によって相手が何を考え、何を求め、何に困り、何を解決したいのかの認識に近づき、配慮する優しさになります。

本当に優しくされた経験によって育める優しさでもあります。

  • 計算や思考を多用して相手の心理や状態を読み取る
  • 心を鷲掴みにして手のひらで躍らせる
  • 利用するための効率化を考えて言葉や行動を優しめにする

このように自らの不利益をなくし、利益性を高めるための優しそうなさまになり、優しい人次第で与える印象の良い悪いを作ります。

※他者を知る本物の優しさについては、本物は『知る』│本当に優しい人は傷つけ方を知っている をどうぞ。

 

④不安や恐怖に対処するための優しさ

最後は、優しさの仮面を使用するもの、八方美人とも言われます。

誰に対しても相手が困らないように関わり、気を使い、機嫌を取り、振舞うことで、自らに与えられる不安と恐怖をなくします。

人との関わりでは否定や拒否される可能性を限りなく低くし、怒りたくても我慢し、嫌なことがあっても笑顔で流し、否定したくても肯定します。

相手に指摘や注意や厳しくすることはなく、計算して取り繕い、仮面を使用することで身を護り、嫌なことや認めたくないことが起きないようにする自己対処の形です。

※対処的な優しさの詳細は、【いい人の生存戦略】誰にでも優しい人は誰にも優しくない をご覧ください。

 

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優しい人が怖い理由

「怖い」と思い感じる場合、優しさの種類の②、③が該当します。

人に期待しない人の不干渉は怖い印象を与える

②人に期待しない優しさは、相手に押し付けや決め付けをしない不干渉があり、無関心に思えることがあります。

自意識が高く、自分軸が明確であり、「私は人に優しくしている」とは思いません。

周囲の人が、「この人は優しい人だ」と評価・判断します。

自らを主観にした思考や行動から突然優しくないさまになることがあり、ギャップを作りやすいです。

「無関心で優しさではなかったんだ」と思うと、「何を考えているのかわからない」「冷たい人だ」「演技して優しくしていたんだ」「本当は人に興味がないんだ」など怖いと思える。

実際に怖い人ではありませんが、自意識の高さによる自分と他の区分け意識は、冷たさや無関心の印象を与える可能性があります。

 

他者を理解する優しさは闇の配慮になる

③の他者認識が高い人は、相手を理解する認識が幅広く、人を思いやることも利用して使い捨てることもでき、実際に怖い人がいます。

ここでお伝えしたい「怖くて優しい人」の主旨はこれです。

他者認識の高さによって相手の心を鷲づかめるため、愛か恐怖かの二元性によって極端に優しさの意味が変わります。

  • 愛を持って接する人は、敬いの配慮と思いやり
  • 恐怖を持って接する人は、思うままに人を利用する偽りの配慮と思いやり

今笑顔で会話していたのに、「じゃあね」と後ろを振り返ると既に暗黒の顔に変わっていたりする人が恐怖による優しさ。

配慮は常に闇色です。

どのように接すれば自分のためになるか、不利益がなくなるか、利用価値を引き出せるか、効率的か、とさまざまに思考して他者との関わりでは優しさを使用します。

「凄く良い人」という印象を与え、本当に心から優しくすることで自らの支配下に置き、心理を読み取って利用できる環境を作り、いつでも自分の利益を得るための関わりができるように関係性を構築します。

「自分のために人を利用する」という概念が当たり前にあり、悪意なく人に優しくするため、優しくされる人は怖ろしい人だと気づきにくいです。

気づく人は違和感や何となくの疑問を抱ける人で、感覚が鋭く直感に冴えている人です。

ほとんどは気づくこともなく利用され、捨てられる時に気づき、冷酷で残忍で無感情な印象を思い知る。そんな怖い人ですのでお気をつけください。

※怖い優しい人の詳細は、いい人だけど…。疲れたり嫌いになる心身アラーム│実は怖い人の対処法 をご覧ください。

 

他者認識の高さは「相手を考えるさま」が生きる術になる人もいる

上述の相手の心を鷲づかんで利用する人の中には、「相手を利用しよう」という概念すらなく、同時に相手への愛の敬いもない人がいます。

苦労が多く我慢ばかりを強いられている人でして、自己優先せずに他者優先。他者認識を高めて日々を生きる環境となり、何があっても優しさを貫くさまが定着します。

生き方として相手を考慮して配慮して、気にかけて考える人。

何も考えずとも生きる術として優しくするため、「この人は何を考えているのかわからない」という印象を周囲に与えるので、優しさを紐解くのは困難です(自分のことを多く語らない特徴がある)。

他者に利用されても排他されても、相手の立場を考慮したら相手のために行動し、相手の思考を理解したら相手に行動を合わせ、相手の目線を理解したら相手が動きやすいように行動します。

チームプレーをさせたら天下一品の人でして、他者に合わせて自らを作ることが生きる術となるほどの生活環境がある苦労人です。

素性や本性が見えず、優しくする目的や行為の真意がわからず、「この人は怖い」と思うことで距離を取る対象になります。

自然と「相手のために」が生き方となり、愛も恐怖もなく自然に行動する優しい印象を与える人でもあるので、悪人でも善人でもない中立的な優しい人です。

※頭がいい人の怖い原因は、頭がいい人を怖いと感じる人は頭が切れる【自己開花を待つ詳細】をどうぞ。

 

優しさとは一体何なのか?

「怖い」という認識には拒否や拒絶があり、「この人と距離を取りたい」と意思を抱きます。

距離を取りたい理由が人それぞれにあり、自らが劣等感を感じるからか、身の危険を察知したからか、利用されていると知ったからか、違和感を感じた自己防衛か、人によって怖いの意味があり、「思う」か「感じる」か違います。

「怖い」と思い感じることはその優しさが自分にとってどんな影響を与えているかがわかり、優しさとは一体何なのかを考える機会になると思います。

相手への配慮や気配りや思いやりの優しさ。

仮面を被れば優しさなのか、使用概念が優しさなのか、行動なのか、気持ちなのか、わかりにくいものです。

一体優しさとは何なのでしょう?

 

優しさとは如何に「相手のため」を主観にしているか

一つの考え方としてご覧いただきたいのが、優しさとは「相手のため」という認識をどれほど主観にしているかです。

「相手のため」と思って優しさを振り撒いても、「相手のためにする自分」という主観がない場合には、優しさを利用されたり付け込まれたり騙されてしまうため、自己犠牲になってしまいます。

優しさのためには「自分」を明確にし、「相手のため」と考える他者認識力が大切です。

「他者はこう思っているだろう」と決め付ける場合には相手のためではなく自分のための優しさになるので、どれほど自分という存在を相手側に寄せるかがポイントです。

寄せすぎると自己犠牲や利用されてしまうので、「相手のため」を主観にする場合には、自らの意思と意志(覚悟)がある上で自分を主張せずに他者に寄せます。

この形が完成した時、相手のためが主観であり目的なので、見返りや対価を求める認識は一切なくなります。

「相手のためが自分のためになる」という状態です。

「相手のため」を主観にするためには「自分のため」が必要となり、自らの意思と意志(覚悟)を尊重して恐怖に負けない強さが関わります。

愛となる敬いを意識して入れるかどうかは人それぞれですが、恐怖に打ち勝つ強さではなく“負けない強さ”を持つ場合には既に愛は含まれています。

※本当に優しい人の詳細は、本当に優しい人に強い秘密がある|好かれも嫌われもするサポート役 をご覧ください。

本当に優しい人に強い秘密がある|好かれも嫌われもするサポート役優しい人には愛がある、モテる、人が寄ってくる、動物に好かれる、素直。 さまざまに特徴がありますが、世の中には本当に優しい人がいます...

 

優しい人が怖い理由 まとめ

誰も困らず、誰しもが喜ぶのが優しさです。

優しさの形は人それぞれですので、「自分のため」を強めたり、「期待を高く」したり、「仮面を被る」ことでの優しさもあります。

基盤には誰しもが喜ぶ優しさがあるため、何かしら不具合や不調和があれば、思ったり感じたりにて「怖い」という認識になります。

するとわかるのは、「怖い」と認識する人は本当の優しさとは何かを知っているのではないかと思います。

自覚せずとも心のどこかでは理解しており、そこに抵抗や反発があると、「あれ、なんか変だな、怖いな」という拒否や拒絶が作られるのかもしれません。

優しいのに怖い人は、「相手のため」が主観ではないと思います。

それも優しさの形になりますので、外枠はれっきとした優しさです。しかし、中身がどうなのかは別で認識したいものです。

外はふっくら、中もふっくらなのか。
外はふっくら、中はガッチガチなのか。
外も中もガッチガチだけど、ふっくらに見せかけるのか。見させるように強要するのか。

厳しさは優しさか、指摘は優しさか、配慮の中身は光か闇か。どれも大切なものですが、優しさかどうかは中も外も併せて確認していきましょう。

怖さは相手も自分も両方を教えてくれます。

「自らにとっての優しさとは何か?」を知る機会となりますので、怖い優しい人との関わりがある場合には、ぜひご自身のための経験とされてください。

その際のご参考となれば幸いです。

それでは、優しい人が怖いことの紐解きを終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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