スピリチュアル

感じが悪い人の特徴とスピリチュアル『気にしない方法は欲求理解』

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チャリンチャッリーン。

えっ、今、お釣り投げられた?

私が初めてインドに行った際、衝撃的過ぎて現実を直視するのに数秒かかりました。

どこにでもいる、「感じの悪い人」

あの人に一体何があったのか、朝からうんこでも踏んだのか、日課が夫婦喧嘩なのか。

意味の分からない言動にはあれこれと考えてしまい、「なんて感じが悪いんだ、チェッ」とこちらの感じまで悪くなってしまいます。

そこで、感じが悪い人の内情を詳しく紐解き、気楽に対処していきましょう。

  • どうして感じが悪いのか知りたい
  • 気にしないための対処法を知りたい

インドという国は善悪、過去と未来が共存しているので、感じが悪い人といい人は隣合わせで存在しており、両者の違いが明確にわかります。

私自身の体験理解と共に、気にしないための考え方となれば幸いですので、心理とスピリチュアルに基づいた内容をお楽しみください。

感じが悪い人の特徴とスピリチュアルな捉え方

感じが悪い人とは?

「感じが悪い」という表現は対象が曖昧ですので、ターゲットを明確にしましょう。

ここでお伝えしたいのは、「感じ」という感受が悪いと認識する対象。

相手の感じではなく、相手によって感じを悪くされた状態であり、悪く感じさせてくる相手です。

この対象と明確に線引きしたいのが、外観だけ態度が悪い、印象が悪い人です。

例えば、レストランに行った際にガムを噛みながら接客。

いらっしゃー、クチャクチャ。
で、なに?決まった?

「なんて失礼なの?!」
「客を敬う気持ちがないの?!」
「こっちは感じよくしているのに、なんなの!」

これらは感じを悪くさせられたのではなく、感じを悪くさせられたと「思う」状態ですので、感受から思考ジャッジになり、他が決めたルールという概念が組み込まれ、全く別物になります。

実際に感じを悪くさせてくる人は、外面以上に内面の悪態や印象悪。

はっ?まだ決まんないの、チェッ。
めんどくせぇな、早く決めろよ。

こちら側が良い悪いを決めるのではなく、相手側から嫌な影響を受けることでこちら側が嫌な感覚を感じます。

本丸は、「感覚的に嫌な気分にさせてくる人」

では本題に入りましょう。

※外面だけ感じが悪い人の真意は、第一印象が悪い人はイイ人が多いという謎│悪態自覚に謎解きが をご覧ください。

 

感じが悪い人のスピリチュアルな理解

これは対処するために最も重要な理解になります。

「受ける感じ」の良悪は、相手から発されるエネルギー(気)に左右されます。

相手から発されるエネルギーが、感じの良悪を決める全ての材料です。

こちら側は何も決められません。無、空であり、ただの受、凹。

感じが悪い人とは、嫌な気分になるエネルギーを発してくる人。

これをスピリチュアルに表現するとこうなります。

『心の繋がりを拒否、排他したいがために負のエネルギーを投げつけてくる人』

いわゆる、関わりたくない心を開きたくないと思うだけでなく、エネルギーで伝えようと干渉してくる人。

あえて伝えてこようとするのが特徴ですが、関わりたくないのでガツガツ来る訳ではなく、間接的に「あんたを拒否してるんだよ」と気を発します。

そんな人にはいくつかの特徴があります。

 

感じが悪い人の心理的特徴7選

順番にいきます。

1,自分を優位な立場に保ちたい

感じが悪い人は、不満を留めずに発する欲があります。

不満を解消するために、態度や言動が相手に伝わるよう『発散』します。

自己内部に留めるのではなく発散するため、「チェッ、関わりたくない奴が来たよ」と思えば、それが伝わるように言動を作るのが特徴。

この心理には自らの優位性を保つ欲求が見られ、優位を保つために人を嫌な気分にさせようとします

 

2,不安過多

不安を内包したまま放っておき続けている特徴です。

不安をどう誤魔化し、どう現実から目を背けるかに重きを置いており、他者の嫌なところに着目しやすくなります

同時に、自らの嫌なところを見ないようにする特徴でもあります。

 

3,仲間意識が強すぎる

ヤンキー心理です。

仲間だと認めるか否かの線引きが前提にあります。

人によって大切なことですが、[仲間orそれ以外]と大きく二分した見方しかできなくなってしまうと、認めない相手に対して拒否や排他意識が強まります。

 

4,拒否、排他意識が強すぎる

不安過多によって、物事や人に対する拒否や排他が強まります。

あえて他者を拒否や排他することが、「私には別の仲間がいる、だから大丈夫だ」と潜在的に安心する誤魔化し策になるため、嫌な気分にさせたい欲求が強まります。

しかし、不安過多なので心を開きたくない恐怖心があり、なるべく間接的で遠回しに感じを悪くさせるか、一回で済ませるためにドンッと大きな排他行動(脅して怖がらせるなど)をするかになります。

 

5,差別意識が強すぎる

拒否・排他によって安心を得る誤魔化し策とは別に、比較して他者を蔑むことでも安心を得ようとします。

このような人間は、自信がなければ自分を対象に比較できないので、身分や土地柄、肩書や見た目、国の発展具合や親の地位など、社会的な他の情報に基づいて比較します。

結果的に、自らを誤魔化すための偽安心を得るために、差別ばかりするようになります

 

6,見下しを多用する

嫌な顔、舌打ち、馬鹿にする態度、見下す言動によって、他者の存在を拒否・排他する傾向があります。

エネルギーは内情や質の表れ、内面が腐ると外面も腐っていきます。

見下す人である場合は内面と同時に外面も同色化、外面だけでも感じが悪い人だと見分けられます。

 

7,自制できない

感じが悪い人に、「どうして人を嫌な気分にさせたいの?」と聞いても答えを持っていません。

一度「認めない、関わりたくない、心を開きたくない、拒否したい」と思えばそれっきり、自制なく無意識に悪態をつきます。

自分でもわからない自動悪態システムが脳内に構築されており、無意識に嫌な気分にさせたい負のエネルギーを発します。

以上が、感じが悪い人の特徴でした。

 

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感じが悪い人を気にしない方法

ポイント:感じが悪い人を気にするのはなぜ?

対処は二つの側面から捉える必要があります。

  1. 負のエネルギーを発している相手
  2. 感じが悪い人を気にする自分

特に重要なのは、②感じが悪い人を気にする自分の理解です。

感じ悪くされても、「ふんふふーん」と枝でもブンブンやって眼中になし、であれば問題になりません。

嫌な気分になって流せない、イライラする、どうしても受け入れられないなど、影響が多いと気になって仕方ありません。

私自身、インドで商品を投げられ、お釣りまで投げられた初体験時、「こ、ここ、コイツー」とプリプリしました。

すると、知らぬ間に感じが悪い人にこちらから干渉しながら、それに気づかなくなっていました。

どうして気になるのか洞察して理解したのは、相手側の負のエネルギーと同時に、私側が不納得になることをされていたためです。

不納得になることとは、心と心を繋げる行為の拒否。

『繋がりの断絶行為』です。

感じが悪い人は相手との繋がりを一方的に遮断するために、嫌な気分にさせる負のエネルギーを投げつけてきます。

これによって生じるのが、私側が心と心を繋げたいと欲していた状態が否定されること。

欲求不満の発生です。

 

「心の繋がり」を軸にすると、問題の核がわかる

どうして「心の繋がり」を基に解釈するかといいますと、心を開いて他者と関わろうとする人ほど、「感じが悪い」と認識する頻度が多いからです。

繋がりを求め、時に期待し、心を開いて関わろうとするも、されるのは断絶。

一方で、同じ感じが悪い人でも、全くそのように感じていない人はたくさんいます。

試しにインタビューでもしてみましょう。

「すいません、今あの店で買い物しましたよね?」

「はい、しましたよ」

「あの店員さんは感じが悪いように見えたのですが、あなたはどう感じましたか?」

「いえ、何も感じてません。そもそもあの店員さんって、あぁあの人か、今初めて認識しました、はは」

他人に興味がない、心を開いて関わろうとしない、する気がない人の場合、感じが悪いも何も相手のエネルギーに興味すらありません。

家庭的なホテルとビジネス的なホテルのように、店側と客側の互いをどう考えているのか、価値観や目的の違いがあり、心を開いて関わる場合もあれば、ない場合もあります。

このことからわかるのがこちら。

『感じが悪いことを気にするかどうかは、心を開いて繋がりを求めたい欲求に比例する』

 

感じが悪い人と関わるスピリチュアルな意味

心の開閉意識は、善と悪を意味します。

  • 心を開く状態であるほど、善
  • 心を閉じる状態であるほど、悪

心を開いていれば善の心との関わりは自然と増え、悪であれば悪の心との関わりは自然と増えます。

スピリチュアルな波動や波長の法則では、同じ波動域や波長が同調して引き寄せられると知られています。

心の繋がりを求めて人と関わることは素敵な在り方ですので、その際には波動が高まり、同じ波動域の人々、心を開く善の人々との関りが増え、楽しくて幸福な関係性が作られます。

しかし、自ら心を開いて関わろうとしているにもかかわらず、目の前には感じの悪い人がいる場合

心を開いているのではなく、心を開きたいのかもしれません。

『心を開いた状態の喜びを味わいたい』

心を開き合って関わることはなんとも心地よく喜ばしい体感ですので、「もっとそうやってみんなと関わりたい」と欲したくなります。

相手にも開いてもらいたい欲求や期待が無意識に生まれ、相手の反応や言動が気になってきます。

ただ心を開いているならば、心を開いている人が自然と寄ってきますが、「心を開き合った関りがしたい」と欲する場合、それに見合った出来事が寄ってきます

感じの悪い人がまさにその結果

同じように心を開きたいと欲している人との関りも増え、両方との関りが増えます。

「感じが悪い人」との関りが気になる場合、心を開いているのではなく開きたい欲求になっている可能性があります。

何も悪いことではありませんが、関わるからには理由があり、自ら引き寄せ、近づいている可能性を示唆します。

スピリチュアルな解釈を基にすると、感じが悪い人と関わることで自らに着目でき、改善や向上にて成長する機会になります。

 

感じが悪い人を気にしない方法

これまでの内容から対処法としてお伝えしたいのは、「気にしない」

手っ取り早く、心を閉じれば全く気にならなくなりますが、これは本末転倒。

心を開きながらも他者に何も求めないのが、気にしない方法です。

心を開くかどうかは本人のみが動かせる問題ですので、開きたい場合には「自分のみが開いている、何かを欲しているのではなくただ開いている」という自覚が大切です。

「私は心を開いている」とシンプルな状態。

「他者と繋がりたい、相手にも開いて欲しい」のないシンプルな状態。

この状態では、感じが悪くても気にならなくなります。

善の心は他者との繋がりによってより体感され、調和や協調、共感や同情などの共有意識を強化し、拒否や排他のない共同意識が芽生えます。

そのため、「自分のみ」という考えはちょっと悲しく思えるかもしれませんが、そんなことはないので安心してください。

自らの心を開くことにフォーカスすると、他者に対する干渉が手放され、同じように心を開いている人との関りが引き寄せられます。

 

相手の問題は自分のものにできない

最後に、気にしないための考え方があります。

これまで、「感じが悪い」という感受には二つの状態があると知っていただきました。

  1. 自分:心を開きたい欲求によって、相手が心を開いてくれるかどうか干渉する
  2. 相手:負のエネルギーを発して嫌な気分にさせることで、不安を疑似的に誤魔化す

ここで活かしたいのが、アドラー心理学で説かれる一つ、『課題の分離』

課題の分離とは、

自分の課題と他者の課題を分けること。

その課題によって起こる末路の責任を負うのは誰かを考え、仕分けること。

シンプルにお伝えすると、隣人の弁当を食べても、お腹が膨れるのは隣人ではないというものです。

自分の課題は、心を開く意味や目的の把握、欲求の理解です

感じが悪い人の課題は、負のエネルギーの発散(カルマ)、不安を誤魔化し続ける疑似化です

自他の課題が分離され、それぞれの責任がはっきりしました。

己の責任に対して他者は介入できないので、感じが悪いことを気にする場合、他者の責任に干渉している可能性があります。

気にしないためには自他の課題を分離させ、どこに誰の責任があるかを考え、仕分けることが大切です。

相手の問題は相手に経験と責任があり、末路があります。

自分の問題は自分に経験と責任があり、末路があります。

例えば、他者が怒りを投げつけてくる場合、怒りを与える人と、怒りを貰うかどうか選択する人に課題が分離されます。

「うわ、なにこれ、要らない」となれば貰う必要などなく、目の前に牛のうんちのようにベチャッと落ちて終わり。

または、「要らない、持って帰りな、その怒りはあなたの所有物でしょ」と受け流して終わり。

どこに課題があるか見つめながら、他者の課題も知ると仕分けはより容易になっていきます。

 

まとめ:感じが悪い人を気にしない

  • 感じが悪い人は内面の態度と印象が悪く、相手を嫌な気分にさせる
  • 心の繋がりを断絶し、拒否と排他したい負のエネルギーを投げつける人種
  • 不安過多の特徴があり、差別意識が強く、見下しを多用する
  • 心を開きたい欲求があるほど、感じの悪い人から嫌な気分にさせられやすい
  • 無意識に感じの悪い人に期待や欲求による干渉が起こると、気になってしまう
  • 心を開きながらも他者には何も求めないのが、気にしない方法
  • 自他の課題の分離が活用的、自分の課題と他者の課題を仕分けると気にしなくなる

私は何をして、何が起こっているのか。

感じが悪いあの人は何をして、何が起こっているのか。

両者を理解することで他者のエネルギー影響、自らへの副作用、在り方、課題が見えます。

基本的には与え貰い合っているのが人間ですので、要らないものは要りません。

「そのエネルギーまずっ」「私のエネルギーはもっと美味しくしよう」なんて見分けられればよき塩梅かと思います。

そのための考え方としてご参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

POSTED COMMENT

  1. 小さな巨人 より:

    北斗さんはじめまして。
    いつもブログ読ませて頂いております。
    ありがとうございます。

    感じが悪い人はなぜなの?
    とても興味が湧きました。

    心を開きたい欲求という言葉が分かりやすかったです。
    感じの悪い人に心を開きたいと思ってイライラしてた自分がアホらしく肩の力が抜けました。

    心を閉じたら本末転倒。
    欲求ではなく自然と心を開いていられる自分になりたいです。

    心を開く意味と目的…まだまだそこに辿り着きそうもありません。

    このブログがいつも辛い時を乗り越える力になっています。
    ありがとうございます。

    • 北斗 より:

      はじめまして。
      お役立ちできて、本当に何より。
      こちらこそ、お言葉ありがとうございます!

      ブログの記事ですら、10000記事でも足りないほど、私たちの理解は冒険物です。
      一つ一つ一緒に進んで行きましょう。

  2. ともちゃん より:

    初めまして。

    少し前に北斗さんのブログに辿り着きました。
    初めて読ませていただいた時はこれまでにない衝撃を受けました。
    自分に一番しっくりくる考え方を見つけたと思いました。

    「結局はすべて自分のため」

    北斗さんのご著書も拝読しました。
    ブログを全て読ませていただいたわけではなく、
    悩んだりモヤモヤしてしまった時に読ませていただいています。
    要は、本当に助けていただいています。

    北斗さんの自己理解、
    感情、意識を明確化して言語化する技術とエネルギーには敬意を表します。
    困っている人の一助になればという思いが伝わるからです。
    私は北斗さんに洗脳されているのかもしれません(笑)
    自分のなりたい理想像を北斗さんに重ねているのかもしれません。

    自分はまだまだ未熟者ですが、せっかくこの世に生を享けたので、楽しく人のため自分のために生きたいです。

    自己満足でコメントしていますが、

    更にこの場を借りて、お礼を言わせていただきます。
    助けていただき、ありがとうございます。

    • 北斗 より:

      初めまして。
      お礼の気持ち、頂戴いたしました。

      そのように受け取ってもらえて嬉しい限り、ありがとうございます。

      お役立ちできているとのこと、本望であり、いい塩梅でブログを活用していただけて、なお本望です。
      これまたよい塩梅での洗脳なら、all goodです笑

      そうですね、ぜひ自他共のために楽しく進みましょう♪
      私もその横を気楽に進んでいることと思います。

      また必要な時にご覧になられてください。
      きっと、奇妙な記事が増えていますので。

  3. あか より:

    ワードプレスだったんですね、いいなあ
    私も旅とかあこがれるのですが行動力がないもんで
    ただのニートです

    • 北斗 より:

      初めの一歩を出すまではいろいろ考えますよね。
      動き出してしまえば意外に突き進んだりするので、陰ながら応援しています。

  4. あか より:

    こんにちは、なんかどこかでこのブログを知って
    数年経ったかな?私もこういう生き方しみたいなと思いました
    ブログはwordでしょうか、良ければ参考にしたいので教えていただけると助かります

    • 北斗 より:

      ありがとうございます。
      ブログはwordpressを使用していますよ。

  5. 森の小人 より:

    座布団100枚!!
    北斗さんありがとうございます✨

  6. niko より:

    自分に当てはめて考えるきっかけを作って頂きありがとうございます。なかなか、難しいですね…不安を取り除くなにかが、まだまだまだまだ必要なようです。ありがとうございました^^

    • 北斗 より:

      きっかけにしていただけたこと、光栄です。
      一歩ずつ、進みましょう。

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