心理と特徴

『真のリーダーは気が弱そうに見えて強い人』後咲き人生の善きこと

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「休日は一人で遊園地に行きます」
「え、実は強い人?!」

本当にすごい人は目立たないように、真に能力が高い人は謙虚であるように。

外面以上に重要な本質は常に内面。

精神力とは披露して評価してもらうものではなく、しっかり向き合って自ら磨くもの。

そんなことを教えてくれる存在に、気が弱そうに見えて強い人がいます。

気が強いさまを披露する人と、披露せずに内包する人は、強さに比べられないほどの差があります。

しかし、世間的に捉えられているものは、事実とは真逆かもしれません。

ここでは、「気が弱そうに見えて強い人こそがリーダーになれる」という理解を見ていかれてください。

  • どんな人が気が弱そうに見えて強い人?
  • 気が弱そうに見える人と、強そうに見える人の違いとは?
  • 真のリーダーである所以とは?

これらを紐解き、「気が弱そうに見えるプロセス経験者は、後咲き人生を楽しめるんだ」と知っていただく内容となっております。

外面以上に、本質や事実を重要視する時代かと思いますので、内面を把握する一つの考え方としてご参考になれば幸いです。

気が弱そうに見えて強い人の特徴

初めに、イメージを共有するためにも、特徴を順番にご覧ください。

気が弱そうに見えて強い人の特徴13選

1、自己表現が少ない

気が弱そうに見える理由となる特徴です。

控えめ、照れ屋、大人しく、声が小さく、目立とうとせず、自分を抑える人。

自己主張が少なく、意見を表立って言わない人です。

 

2、自分の意見がある

言わずとも自分の意見はあります。

内側には明確な答えを用意しており、困らないために必要以上に考えていたりもします。

 

3、目立つのが苦手

周囲の注目を集めるのが苦手で、恥ずかしい気持ちや不安を抱きやすい特徴です。

心を閉ざしている人もおり、不安と恐怖を感じた時に強く抵抗や拒否を感じ、緊張すると動けなくなってしまう人もいます。

単独行動を好み、一人で動けるのでどこでも行ってしまいます。意外に海外のいろんな国で一人旅していたり。

 

4、無邪気

自己表現すると子供のようになる特徴です。

可愛らしく意外な一面であるため、急速に目立つポイントとなってしまい、なんとか表現しないように抑圧を強めることも。

 

5、抑圧が強い

自らを抑える心理、または抑えつけられる経験が多い特徴です。

感情と欲求を解放できず、心を抑圧する経験が多いことで自らを抑える癖ができ、外側に出さずに内面で事を片付ける自己処理が増えます。

我慢や妥協、諦めや誤魔化しが多くなりますが、対処能力を高める経験にもなります。

 

6、自意識が高い

気が強い所以です。

自意識の高さは、自らが自らを捉える自己認知や自我の強さとなります。

自分のことは他ではなく自ら捉え、知り、理解する意識があるために、気の強さが絶対的になる特徴です。

 

7、自尊防衛力が高すぎる

抑圧が多い環境でも、自尊を穢されないように護り抜く意志の強さを意味します。

徹底的に防衛集中し、自らの根源である心や精神を護る力があり、我慢をいとわないところがあります。

防衛力が高すぎるために過剰に我慢できてしまい、知らぬ間に自らが自らを抑圧することが増え、気が弱そうに見えるさまが作られながら、内面は何が何でも穢させない気の強さを保持します。

 

8、比較しない

自分と他の区分けがはっきりしており、優劣によって自己価値や評価や存在意義を見出しません。

他によって自分という存在を認識しないことは、エゴが少ない特徴であり、自らのことは自らが最も尊重しています。

他人に興味がなくなる特徴でもありますが、実際に興味がないのは人ではなくエゴだったりします。

 

9、社会の流れに乗らなくても気にしない

「一般的、普通」と言われるレールに乗らずとも、気にせずかまわない特徴です。

大変で苦しいことも増えますが、「好きなことやってるな」という印象を周囲に与えます。

大衆思考の波に飲み込まれることがなく、自らの価値観を基に人生を生きるさまがあり、一般的な「良い悪い」の概念に翻弄されない人です。

 

10、癒しや安心を好む

自然が好きな特徴で、癒しと安心の気持ちを特に好みます。

日々を植物のように自然で気楽に過ごすことに満足感があり、多くを求めず、あるものを大切に捉えて関わります。

新しい画期的なもの以上に、既に存在する価値あるものを好み、独特な見方や価値観を持ち、創作するのを楽しみます。

 

11、悪口は少ない、見下しはある

攻撃性がなく、悪意がないために排他しない特徴です。

悪口を言わず、相手を傷つける意識がありません。
※よっぽどのことをされると、トラのように極端に怖ろしくなる場合も

一方で、人を小馬鹿にしたり見下すところがあり、悪意がないので自分を防衛するため、不安解消のためにします。

比較はしないが、自分基準で人を評価・判断して楽しむ、なんて具合です。

 

12、ユーモアセンスが高い

嫌なこと(不安や恐怖)の経験の多さと、癒しを好み自己内部で創作を楽しむことから、ユーモアに溢れます。

ブラックジョークがわかる人であり、陰と陽を両方使うセンスがあります。

面白ポイントを見つけたり、ミクロに細部まで捉えるのが得意です。

 

13、頭がいい

本人はこのように自覚していないのを含めた特徴です。

記憶力やIQの高さではなく、地頭のよさを意味します。

抑圧の多さによる人生の経験測による頭のよさ。物事の本質を捉える認識力が高く、洞察・考察・分析が得意で、内向性質を重んじます。

意見は言わずとも、その場で最も的確に核を突く意見を持っている人だったりします。

以上が、気が弱そうに見えて強い人の特徴でした。

 

気が弱そうに見える人、気が強そうに見える人の違い

気が弱そうに見えて強い人とは、自我が強い人

特徴を見ていただくとわかるのは、抑圧によって気が表立たないことで、気が弱そうな風貌が表れることです。

[気が弱そうなさま=抑圧の多さ]と捉えられ、自らを抑える心理があればあるほど、内面の事実を露呈しなくなります。

しかし、内面にある本質的なさま、自意識、人間性、精神性、意志力を、内部で密かにキュッキュ磨いているのが、実際に強い人たらしめます。

この強さの源が、自我の強さです。

自我が強いと起きるはっきりしたさまは、自分のことを自分で認める欲の強さです。

多くを求めない特徴がありながら、自分という存在認知に関しては、意識が抱く強い欲求があります。

「私は私自身を把握し、使い、生きる!」というイメージでして、他を介入させて自分を捉えません。

少しわかりにくいかもしれませんが、自分のみで見出す根源的自分らしさである、自意識、アイデンティティ、心、精神、遺伝子、自己世界、自己文化を、とにかく敬う意味です。

根源的自分らしさは意識できるものではありませんが、無意識に自らの在り方を貫くことに自我の強さがあり、ここでさらに明確な在り方が表れます

マイペースです。

 

自我が強い人はマイペースを貫く強さを持つ

マイペースとは、他からの見られ方、評価・判断、常識・ルールを基準に見出すものではありません。

他がいようがいまいが貫くペース、自分のことを自分で認める在り方そのもの

しかし、実際にマイペースを貫くことは、私達の住む共存社会、暗黙の了解ルール縛り、ジャパニーズジャングルでは困難です。

社会的に生きているので、常識やルールなど“他”によって自分を制約し、縛り、型取り、「正否」の天秤にかけ、「良い悪い」を決め、「優劣」にて価値を見出し、シーソーに乗せられて笑い方まで決めて行為します。

本当はテーブルの下で隠れながら忍者食いしたい今日の梅干しおにぎり。しようものならパンッとお尻を叩かれて終息。

マイペースはボロボロ、ファミリーペースに成り変わり、ジャパニーズペースに塗り変わり、今日に至ります。

もう、マイペースなんてない。

あるのは他によって見出す自分、我(エゴ)。ですが、こうならないのが気が弱そうに見えて強い人です。

抑圧の多い環境でも、我慢や忍耐、思考的な対処、誤魔化しも多用しながら精神を護り、自らを自らが認められるように、マイペースを保持、維持、継続します。

強い人だからこそできます。

 

気が強そうに見える人との違い:自我と我

「自我が強い」と聞くと、「自分勝手でわがままなことかな?」と思うかもしれません。

自我の強さは自己主張として表れることもありますが、着目が自分であるため、他者に押し付けはしません

もし押し付ける場合、それは我。

自我と我(エゴ)は全く別物です。

  • 自我とは、自分のことを自分で認めて見出す意識
  • 我とは、自分のことを他に認めてもらおうとする意識

我とは、自分自身で自分を認められない時に派生する執着や他責意識のことでして、自分との向き合いができない時に大切な一時的逃避策です。

社会的に生きていれば、縛りや比較が自然とあるので、我は大切な処世術。

自我やマイペースを貫けないからこそ、または自分がいないからこそ我に派生して、自分の外側を得ようとします。

大切なものですが、もし我が強くなると、他に自らの正当性や意思を押し付け、決め付け、承認を得て欲求を満たし、不満をなくすための人間関係に忙しなくなります。

他者の反応なくして自分を見出せないと、主張や押し付けは激化し、自分を否定されるようなものなら怒鳴り、攻撃的になり、頑固になります。

時にこのさまは気が強く思われます。

なんといっても外面表現が過激で、「この私が私だ!」と主張していれば、気が強そうに思えます

事実は明白です。

我の強さに気の強さはありません。芯の強さも信念も自分軸も中身もありません

実際に気が強い人は自我が強く、自らのことを自らで認めるための欲や意識によって、自律や自責が表れ、孤独に強くなります。

主張によって自らを抑圧させないことも気の強さですので、他に執着して自分を認めようとしているかどうかが区分けポイントになります。

 

真のリーダーになれる、気が弱そうに見えて強い人

自我の強さは抑圧を強める原因になり、強さがなければ我に派生していくと知っていただきました。

強いからこそ、自らのことは自らが保持・管理・継続する意志を持ち、我に向かわずにマイペースを貫けます。

貫きは強さを育む自己磨きになりながら、抑圧は増えていきます。それが社会です。

抑圧増しは不安と恐怖を増大させ、「嫌で、拒否したくて、怖いこと」が増えます。

この経験が増えると自信がなくなり、控えめ、大人しい、意見を言わない、小声、猫背、思い込み、挙動不審、不安過多、対人恐怖など、人それぞれに気が弱そうなさまが表れます。

自我の強さと社会性の融合はありません。

大衆思考で中身がない社会であればあるほど、抑圧による恐怖経験が増し、陰側に寄ります

この状態は辛くもありますが、重要作用として陰の恩恵を受けていたりします

陰の恩恵は、これからの時代の必須アイテムです。

 

陰の恩恵が多い人はリーダー特性を取得しやすい

社会性に飲み込まれない、我に派生しない自我の貫きは、縛りや制約に対する反発が増えるため、「嫌なこと(恐怖経験)」が増えます。

大衆に沿わないために、「ああしなさい、こうしなさい」と強制や強要、叱咤や攻撃受けが増えます。

辛い経験で自信はなくなり、自己肯定感も自己受容も困難になりますが、とんでもない恩恵が、陰の力です。

陰とは陰陽思想の概念であり、知性を司ります

精神基盤であり、認識力を高め、思考と自制を育み、我慢や忍耐力を高め、物事をミクロ(細部)に捉えられるようになります。

単純に物事の本質を深く捉えるだけでなく、人の痛みや心との向き合いがわかるなど、多方面に細部を把握する能力を得ます。

人の傷つけ方もわかってしまうほど認識の高まりがあり、一人一人何を考え、どういう気持ちなのかを洞察・考察する能力になります。

見えずらいところまで把握する力は、抑圧が多くても自我を貫いた経験の賜物であり、陰の力が基盤に付き、あとは陽を理解することでリーダー特性が身に付きます。
※全体を把握する特性、カウンセラーやコーチングなどの適応でもあります

辛いことを先にクリアするか、後に残すか。

先に辛さを味わうことで、陽の理解は容易になります(辛さを治癒すればもう理解しています)。

後に辛さを残すと、陰の理解は困難になります。

先に辛さを味わい、自制する力を持ちながら細部を把握し、痛みを知り、人の痛みまで考えられる人は、信頼の厚い人になれます。

自信がないとリーダーという響きに尻込みすることもありますが、リーダー特性の基盤が既に構築されている、気が弱そうに見えて強い人です。

※陰の力の詳細は、【ネガティブな感情を受け入れる方法】とてつもなく大切な陰との対話 をどうぞ。

 

自信はなくても、根拠のない自信がある

抑圧による作用は大きいです。

自信がなくなる経験は、何より自分の能力や才能の自覚を抑えます。

ところが、自我の貫きは内部の本質保持、さらに恐怖経験によって精神基盤を無意識に築いている結果、自己認知に対する絶対性が知らぬ間に育まれています

言い方を変えると、絶対的な自尊の高まりが、これまでの気が弱そうに見えるまでの日々にて培われている、という考え方です。

これは人生を謳歌する上で最高アイテムの一つだと考えられます。

自尊は生まれた時には誰しも持っていますが、日々の成育過程にて自然と穢されていきます。

穢されていると思わないためにエゴがありますが、自我を貫くことは自らとの向き合いを逃げずに、自尊を徹底して護り抜くさま

戦士と言えるかもしれません。

強い戦士は、立ち向かう以上に、受け続けられる人。

自信を外部影響にてなくしたとしても、内面には絶対的な自信になる自尊が保持されており、根拠のない自信として認識されます

「なんかできる気がする」的な時、急速に能力や才能が稼働し始めます。

抑圧の解放によって自己発揮されていくと、リーダー特性は目覚めます。

戦士の自信は内側から響く、真理の礎です。

 

気が弱そうに見えて強い人 まとめ

社会という大きなエゴの巣窟に立ち向かう姿は、雄姿もありながら、耐え忍ぶ姿もあります。

耐える人は強い。

意志を持って耐える人は芯が強い。

恐怖を味わいながら自尊を護れる人は気が強い。

この強さは人間性と経験測に基づく育み。無意識に高め続けているのが、気が弱そうに見えて強い人です。

外部への表現がないので強そうには見えにくいですが、抑圧を解放するシチュエーションでは、逆境に立ち向かう驚く力を出します。

それは、これまでずっと磨き続けた自分の解放です。

自己理解が深まり、事実に対する自覚が増えると、気を強くしたり、芯を強くする必要性がなくなる変化が起きていきます。

ただ気を持ち、芯を持つ、自尊による在り方。自我を貫く必要がなくなります。

わざわざ主張せずとも、あえて強さを誇示せずとも、強さを持とうとせずともよくなる心の余裕、精神性の高まり。

気を解放して、自分ではなく他者や全体に向ける意識が芽生え、おっとりした穏やかな人になっていきます。

これが本当に気が強く、芯が強い人です。

気が弱そうに見えて強い人は、穏やかになれる基盤があります。恐怖経験、抑圧の多さを味わい続ける経験測です。

この経験は若い頃に辛さや苦しみを味わいますが、自己理解と共に抑圧を解放していくと、人生は本当に気が晴れる素晴らしいものになることと思います。

後咲きの人生は、これまでの苦労を解放することでご褒美を受け取るターンの始まり。

人生の創作を堪能する時間、それはまるで小学校の大好きだった授業と同じ。

今後の授業は、図工、図工、図工、体育、体育、算数の6限。

みなさんのこれからの時間割りはどんな感じでしょうか。

人生を謳歌するためにも、気が弱そうに見える在り方の恩恵を知っていただき、解放を始める一助となれば幸いです。

それでは、気が弱そうに見えて強い人のお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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