対処・解消法

【執着される時の対処法】怖い、気持ち悪い関わりの一番重要なこと

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

叩き切ってやろうか、餃子の具のようにな、ケッ!

「こんなことが言えたら、みんな苦労しないよなぁ」と空を見つめながらのお昼休み。

玄米おにぎりを食べながら、執着されていた過去を思い出していました。

強く言えば逆恨みされる可能性もあり、友達や同僚や恋人からの執着は時に怖く、時に気持ち悪く、どう関わればいいかわからなくなります。

私自身、執着されやすいタイプの人間ですが、執着され始めると毎回他者が出て来て、執着されなくなる出来事が起きます。

そんなさまを洞察すると、執着されないためのポイントが見出されました。

ここでは、執着される際の対処法をご覧に入れます。

  • どうして執着されるか知りたい
  • 執着されているので対処法を知りたい

囚われ者から囚われる対処は、如何に相手側を理解するかにポイントが潜みます。

人間関係を好転させるための一つの考え方となれば幸いです。

怖い、気持ち悪いと思うほど執着される理由

執着されるのはなぜ?

執着(しゅうちゃく、しゅうじゃく)
:仏教において、事物に固執し、とらわれること。主に悪い意味で用いられ、修行の障害になる心の働き。
※Wikipedia 引用

あの人は私に固執し、囚われている。

はい、これで執着されました。

仏教では修行の妨げ、いわゆる煩悩を手放さず、心の静寂を育む気がなく、固執する働きを意味します。

辞書の意味では、「一つのことに心を囚われ、そこから離れられないこと」を意味します。

これらから、自分を知るつもりがなく、煩悩を煽り、心をパーティ状態に騒ぎ立て、そこから離れられない状態、「は?涅槃?眼中なし、oh ye,drink up man!!」であればあるほど執着します。

すると、執着される理由はとても明確です。

煩悩を煽り、心を騒ぎ立てる刺激や満足があるから。

欲求を満たし、刺激と満足を得る利用価値があればあるほど、執着心の強い人から執着されます。

キーワードは利用価値がありすぎる。

 

執着される理由:利用価値の高さ

刺激と満足を得られれば得られるほど、執着したい人は黙っていません。

たぬきが残飯を狙うように、そこに価値や利益があれば貪るのは必然。

サバンナでは獲物を捕らえるのが上手な動物ほど、周囲には奪い取ろうとするものや、残った獲物をいただくものなど、さまざまな動物が隠れ群がり時を狙います。

利用できると思われれば思われるほど執着されます

といっても、執着者は餌を狙い続けてきた経験値がありますので、誰でも彼でも執着する訳ではありません。

関わって利益を得るために、確実に利用できると踏んだ時。利益を得られる確証があり、不利益を得ない確実性が高まった時にターゲットを狙います。

[利益あり&不利益なし]狙い。

どれだけ煩悩で埋め尽くされていることか。

ターゲットに当てはまる人には共通点があります。

[利益を与える行為(優しさ)+攻撃性のなさ]

優しくて、利益を与え、我慢して、拒否せず、傷つけない。

優しさによって利益を与え、我慢や許容の広さによって攻撃しない在り方は、利用価値がグングン高まります。

  • 優しくて気を使う人
  • 受け身で我慢強い人
  • 拒否せず攻撃性がない人
  • 不安と恐怖を与えない人

これらが出揃うと利用価値はMaxに達し、執着者はヨダレを垂らし始め、夜な夜なワオーンと叫びます。

 

利用価値が高すぎると怖くて気持ち悪くなる

執着者のことを今一度思い出しましょう。

煩悩を煽り、心の刺激を求め漁り、そこに囚われて離れられない人。

執着される人の利用価値が高すぎると、相手は際限なく執着し、得られる利益をとにかく得ようとします。

相手が何をするかわからないほど熱狂的に執着し、やめてほしくてもやめなくなり、異常な逆恨みやストーカー行為にもなり得ます。

怖い、気持ち悪いと思えます。

が、利用価値の高さに起因している以上、怖いほど熱狂的になるのも、気持ち悪いほど固執してくるのも、実は執着される側のさじ加減だったりします。

驚くほど簡単に相手の行動、メンタル、認識、フォーカスを左右でき、執着する人を手のひらでコロコロと弄ぶこともできます。

それほどに心が囚われて離れられない執着はコントロールしやすく、魔術的に危険な使用方法や洗脳などがあります。

このことからわかるのは、執着される人が執着する人を自在に操れること。もちろん求めればですが。

 

利用価値を利用されるか、利用価値を与えるかの違い

執着されて困る場合、執着する人をコントロールしたり、「利用価値を与えている」と思う人は少ないかもしれません。

どちらかというと、「利用価値(私)を利用されている

付きまとわれて疲れる。

愚痴を聞かされ続けてストレスを溜める。

友達に嫉妬されて喧嘩腰でマウント、承認欲求を求められてやまない。

私物化を狙ってくる家族、支配して思うように管理して不満解消材料にされる。

職場の上下関係を糧にハラスメント、自己価値を見出す妄想に付き合わされる。

物のように扱ってくる彼氏(彼女)、拒否すると攻撃的に怒り出し、手が付けられない病気と自己愛性。

利用されている場合、共依存している可能性があります

相手を怖れ、可哀想だと同情し、強く拒否できず、悲しまれることを嫌がり、自分を諦めさせ、相手を傷つけずに済ませる。

いざ決意して拒否しても時すでに遅く、相手の目は煩悩という深緑一色、沼の中。

自己防衛の遅れ、怠り、一方的に疲れと負担を担ぐボランティアは、自己否定に囚われる自己内部の執着を増長

自らの執着心が煽られ、関われば関わるほどに相手だけでなく自分自身のがドンドン増えていきます。

そこで、「利用価値を与えている」と思うだけで物事は一変します。

物事には必ずネガティブ面とポジティブ面が両方ありますので、捉え方を変えるだけで事実が反転します。

「利用価値を利用されている」のも事実。

「利用価値を与えている」のも事実。

どちらに着目するかによって、意図せずに執着されているか、意図して執着させているか選べます。

物事は作る人が常にファースト、セカンドにその価値を流したり利用してビジネスも成り立ちます。

執着される人が利用価値である優しさや我慢力を含んだ攻撃性のなさを持っているので、選択権は必ず執着される人です。

執着されて苦しい時、「利用価値を与えている」と認識すると対処が始まります。

詳細へ入りましょう。

※依存される時の対処法は、【依存されやすい訳と注意点】被依存に疲れてしんどい時の解消法 をご覧ください。

 

『自分を知りたい方へ』

自己理解は知識の習得だけでは本質になりません。
経験と実践を含めて理解がより深まるため、機会をここに提示します。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※自分を本当に変えたい方のみご活用ください。

執着される時の対処法

対処するために一番重要なこと

最重要点、相手を知ることが対処に欠かせません

必ず相手に注目します。

相手を知ることが最も重要な訳は、無関心になれるからです。

「怖い、気持ち悪い」など、相手の執着によって苦しめられている思いがあると、潜在意識下では相手に集中し続けます。

嫌い嫌いと言いながら、ずっと見てしまう状態です。

興味を持ちたくないのに、身を防ぐためにも意識してしまうと、潜在的に相手との繋がりが合致し、関わりは消したくても消えません。

この原因は相手を知らないからです。

相手が何者で、どういう人間で、何を考えて、どんなメンタルで、いかなる心理状態で、精神を持っているか。

わかればわかるほど自己防衛は容易になるため、自然と意識が薄れていき、興味関心を持つ必要がなくなります。

この瞬間、意識やエネルギー同士の合わさりがなくなり、関わりは自然となくなります。

対処するために、相手の理解を深めていきましょう。

 

執着する人の理解:妄想と期待の自己世界

ハイエナは利益ありと不利益なしの両狙いですが、不利益がないことに重きを置いています。

[不利益なし(第一優先)>利益あり(二の次)]

不利益なしとは不安や恐怖を味わわないこと、いわゆる自分という存在認知を危ぶむ可能性をなくすこと。

「自分がない、存在がない、価値がない、生きている意義がない」と思う懸念をなくすことが第一優先。

執着する人にとって、関わりやすいかどうかが一番初めの着眼点です。

関わりやすさの条件が、攻撃性のなさ

攻撃されず、否定されず、傷つく可能性がなく、心を開けると思えれば思えるほど、ターゲット確定。

「どうしてこのような関わり方をするの?」と疑問が浮かぶかもしれません。

中身がないからだと考えられます。

執着する人は自分で自分の利益を作れないから、他に向かいます

自らではなく他によって自らを認めてもらおうと決めた経緯があり、他責で責任を持たない在り方です。

行動力の高さが特徴的でして、自己愛による欲求が強いために、中身は欲と願望で埋め尽くされ、「他者を利用して自分の欲を満たそう」という自分を愛する形が構築されます。
※行動しない場合は執着ではなく依存する

自己愛に基づいているため悪気はなく、とにかく自分を喜ばす欲に忠実で、他者のことは見ていません。

見ているのは欲を満たすための自己愛(妄想と期待の自己世界)です。

ここで一旦止めます。

相手を理解する上で重要なのが、執着する人はターゲットが誰であろうが、見ているのは妄想と期待の自己世界と、不利益なく関わって利益を得られるかです。

欲に基づいて作られる自分の妄想世界は、「こうあったらいいな、きっとこうなるだろう、いやこうかもしれない」と自らが全ての決定権を持ちます。

街を作るシムシティというゲームみたいなものでして、一旦自己世界に入ってしまえば予測と違う出来事が起きても、「あれあれ、修正しないとな」という具合に、相手ではなく常に自分の世界を見続けます。

このことから、執着する目的がわかります。

妄想と期待に沿った自己世界を構築するためです。

自分の存在や価値や意義を見出すために、自分として生きるためになくてはならない存在と認定して執着します。

重いです、かなり。

これだけの重さがあると、「もう関わらないでくれ!」と軽く拒否した程度では、「ふむふむ、これはちょっと想定外だけど、まぁ大丈夫、修正修正ルンルン」となります。

相手を知ると、とにもかくにも一方的な自己陶酔があり、勝手に決めた妄想と期待に照合し、都合よく自己世界を構築するために利用しているとわかります。

このことがわかると、「利用されているのではなく、利用価値を与えている」にシフトする大切さが明確になると思います。

※変な人に執着される件は、変な人が寄ってくるスピリチュアルと心理「気を使うと変に好かれる」をご覧ください。

 

執着される時の対処法①:主導権を与えない

相手を知ると人間関係に一切敬いがないとわかります。

そんな人に利用されることは、自分をないがしろにして、自己価値を下げる肯定になってしまいます。

利用させればさせるほど、無意識に自らの価値がないと自らで認める状態です。

今直ぐにストップする必要があります。

そのために、「利用価値を与えている」と捉え方をシフトします。

利用されるのも与えるのもどちらも事実であり、決定権は利用価値がある人に付帯されていますので、考え方はポンッとシフトできます。

「私は価値があるんだ」と思うのではなく、「執着者に価値を与えている」とあくまで現実をそのまま認めるシンプルな行為です。

この瞬間、相手側に寄っていた主導権が戻ります。

主導権を取られると利用されて苦しくなり、相手に翻弄されてしまいますが、自発的な利益与えであるという認識で主導権が戻り、まず翻弄がなくなります。

さらに自分次第で相手を餃子の具のようにしてやることもできますが、これは魔性性質を引出して闇に染まる状態ですので、見極めと選択をお忘れなく。

とりあえずは翻弄されない状態が先決ですので、「与えているんだ」という認識でいきましょう。

 

執着される時の対処法②:相手を認める

執着するされるの関係性は、どちらかの執着をなくせば手放されます。

この場合、執着する側の度が過ぎて一方的に利用してくる問題があるので、執着する側に問題点を見出したくなりますが、対処に関してはお互いの執着の合致がポイントです。

執着される時、執着されることに執着している可能性があります。

ちょっとややこしいですが、受動的な執着を意味します。

相手に翻弄されると、受ける被害や不利益にフォーカスが強まり、「この人に何もされたくない」という自己防衛欲求への執着が知らぬ間に起きます。

この執着をなくすとお互いの合致がなくなり、関わらなくなったり、関係性が薄くなります。

関わらなくなる理由は、執着がなくなると相手への関心が消え、お互いの意識同士の繋がりが途絶えるためです。

対処法の本質は、一切の関心をなくすこと

このために相手を理解する必要があり、自ら利益を与えていると主導権を持ち、相手を認める必要があります。

認めることは拒絶しないこと。

拒絶は特に強い意識を向けてしまうので、より関わりが増えます。

相手を知り、「こうしなければならないメンタルであり、背景にはそうならざるを得ない過去があり、精神状態から執着しなければならないんだ」

思い込みや決め付けではなく、ちゃんと相手を捉えて理解した上で、「この人はこういう人なんだ」と認めます。

相手の存在を認めた時、興味を持つかどうかは本人次第になります。

興味を持つ必要がなければそれまで、本当の意味で無関心になれます。

 

執着される時の対処法③:第三者が仲介する

私の経験上、これまで100%の確立で対処してきた方法です。

※条件があるので、該当する方のみご参考にされてください。

方法は第三者を含めてみんなで話し合います

「執着されている、困っている、執着してほしくない、関われない理由」を全て話し、みんなで決め合うと執着されなくなります。

話し合いは第三者が主導して進めます。

決め合うのは今後関わらないこと、一切妥協なしです。

ただし条件があります。第三者は共通の知り合いであること

どちらかが知らない第三者が入ると問題が大きくなる可能性もあり、お互いを知っている仲介人に限定され、さらに第三者が話し合いをまとめる必要があるので、請け負う人は負担大です。

私自身、第三者として執着をやめてもらったことがありますが、問題を荒立てないために両者を尊重する大切さがあると理解しています。

  • お互いがお互いを見ていたかどうか
  • 一方的なやり取りになっていなかったか
  • お互いの意思疎通がとれていないとどうなるか
  • お互いの本心はどうなのか
  • 関われないのはなぜか

「あなたがいけない」と傷つける否定はなし。

相手を責めるような関わりたくない理由ではなく、関われない理由、実際にどんな不利益が起きているかをはっきりさせます。

同時に、執着される人が断れなかった、相手を見ていなかった、理解できていなかった、利益を得ていた(人によって共依存など)、自覚がなかったことも全て表面化させます。

執着する人の心理や精神状態によっては事を荒立てる可能性がありますので、配慮、注意、見極めをした上で行うか判断されてください。

 

執着される時の対処法 まとめ

執着とは私達人間にとって大切なもの、執着しない人はこの地球にはいません(ブッダみたいな人がいれば別)。

しかし、執着の度が過ぎて、相手を見なくなると問題になります。

実際に執着されて困る時、対処は常に早めが鉄則です。

執着心が強い人は素直に欲と向き合い、忠実に自己愛を糧に行動します。

不安と恐怖を味わう可能性がないと判断した暁にターゲットを狙うので、ズバッときっぱり断り、相手の否を認めて指摘する人にはまず近づきません。

しかし、初めに門を開くと、相手は自己世界を見ているので「迎え入れられている」と思い、ズカズカ入ってきます。

それは侵入しているのではなく、門が開いているから。

困りながらも関わりが進むと、お互いに自己世界に基づく利益を得ているため、後戻りが難しくなります。

気づいた時が全てです。

見えないながらも私達はさまざまな思惑と目的を持って人と関わりますので、自分を知り、相手を知ることで現実が判明します。

ご自身の在り方を見つめて、自らを護るためにも、対処法の考え方がお役立ちできることを願います。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

『心理とスピリチュアルの学び場』

誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。

著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
PR:株式会社Central&Mission

※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。

POSTED COMMENT

  1. 千鶴 より:

    北斗さん、いつも貴重な学びになる記事をありがとうございます。

    執着についてはとても興味深く助けられました。
    私の人生の大きな課題のひとつです。

    「利用価値を与えている」と思うだけで物事は一変するというお言葉、目からウロコでした。

    本当にそうですね。
    自分の人生をコントロールする力が戻ってきたようで、すごく嬉しいです。

    OFUSE、素敵な方法ですね。
    早速ご返信をいただきありがとうございました。
    こちらこそ喜んでいただけて嬉しいです。

    体に気をつけながら、頑張ってくださいね。
    いつも応援しています。

    千鶴

    • 北斗 より:

      それは良かったです!
      書いたかいがありました。

      OFUSEもありがとうございます。
      励みにしながら、ゆったり張り切りますね♪

千鶴 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です