人生哲学

【社長の必須アイテム】遊び心がある人の特徴と身につける方法

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いつの間にかどこかへ行ってしまった。筆箱を使わなくなったように自然と消えた遊び心。

生真面目にルールで固め、正否の枠に収まり、既にある答えという何かへ向かう道中。

常識を疑わなくなった時、私達は遊び心を見失います。

万が一見失ってもご安心ください。

遊び心はあることをすると身につきます。大人だからこその遊び心があり、生きることを絶大的に楽しませてくれます。

ここでは、遊び心を身につける方法を見ていかれてください。

  • 遊び心がある人の特徴とは?
  • 遊び心って一体何?
  • 遊び心を身につけるにはどうすれば?

これらを紐解き、「遊び心とは解放+自由の先にあるもの、社長の必須アイテムなんだ」と知っていただく内容となっております。

遊ぶための真面目な内容となっておりますので、一つの考え方としてお楽しみいただければ幸いです。

遊び心がある人とは

初めに、遊び心とはどんな人が持っているものなのか、人物像からイメージを共有していきましょう。

遊び心がある人の特徴10選

1,自律

自らの意見やルールを大切にし、自らに従う特徴です。

生きている基盤の社会性にある他のルールや法律に従いながらも、飲み込まれずに自分の意思を持ち、自分ならではの見方・捉え方をします。

 

2,個性がある

唯一無二の独自性をもたらす個性が際立ちます。

癖が強い、我が強い、主張があるとは違い、自分という存在を自らが捉えて知っているために、振舞いに個性が自然と表れる特徴です。

 

3,創造力がある

新しい物を作るアイデア、ひらめき、行動、実行力がある特徴です。

自己理解がはっきりした上での感性と知性が共にあり、イマジネーションが奥深い意味でもあり、ユニークでユーモアに繋がります。

 

4,信念がある

なにかしら自らの在り方を定め、何があっても信じる軸がある特徴です。

「ふざけて生きる」
「一生働かない」
「善意は要らない」
「悪徳撤廃」
「笑いはこらえない」

なんでもいいのですが、自分を絶対的に信じる意志があるために、曲げない核となる自信の原液です。

 

5,縛られるのが嫌い

ルールや制約や常識など、制限や抑圧になることをとにかく嫌う特徴です。

「嫌なものは嫌」
自らを誤魔化さず、素直で誠実に向き合います。

 

6,嘘をつくとすぐバレる

嘘だと明言するか、わかるように伝え、悪意のある嘘をつきません。

騙したり事実を誤魔化す嘘をつく場合、自らと真っ直ぐ向き合う性格があるために、モジモジしたり顔に出たりとわかりやすい人です。

 

7,常識を疑う(固定観念が少ない)

自分の意思があると同時に、他のルールに飲み込まれずに自らを維持・管理する特徴です。

あらゆる物事は自ら認識した上で理解するため、思い込みや決め付けがなく、思考停止していない特徴でもあります。

お金持ちなのに、家賃三万円のアパートに住んでいたりします。
好きなチョコレートは、十万円以上のだけ買ったりします。

 

8,飽きっぽい自由人

「これだ!」と思って行動しても、ある程度やれば飽きて別のことをする人です。

飽き性を利点にする自己管理能力があり、いろいろなことに手を出したり、さまざまな場所へ出かけたり、自由にします。

旅好きが多い傾向です。

 

9,切り替えが上手

働きがシングルタスクである特徴です。

一つの作業を集中して終わらせ、直ぐに別の作業に切り替えて集中してを繰り返すので、周囲からはマルチタスクが巧みに思われがちですが、実際には同時並行をなるべくなくしています。

ご飯を食べることに集中して、5秒後に仕事をして、10秒後にはまた食べ始めるように、思考と感覚の切り替え、他動と自動の切り替え、脳と心の切り替えが上手です。

 

10,行為の目的が明確

常に目的を持っている特徴です。

目的の曖昧さがなく、一つ一つ目の前のことをしっかり捉えて関わるために、瞬間的な集中力の発揮や切り替えができる人です。

以上が、遊び心がある人の特徴でした。

 

遊び心がある人は自由人

上述の特徴にて目立つのは、他に従う以上に自分軸を主体に思考・行動するさまです。

他のルールを知らず、嫌だから排他するのではなく、他と自を把握した上で大切な方を選択する在り方。

[縛りをなくす+自分を出す]意味です。

これら二つを組み合わせた言葉が、常識を疑い、自分で作るです。

これをここでは、自由人と呼びたいと思います。

遊び心がある人は自由人。

そんなお話を紐解いていきましょう。

※自由人の特徴は、【自由人の特徴と性格】自由な人は嫌われやすい訳がある をどうぞ。

 

遊び心を身につけるために

遊び心とは?

そもそも遊び心とは何なのでしょうか。

遊び心がある人は既存の縛りを取り外し自分を主体に創作します

このさまは二段階で構成されています。

  1. 縛りからの解放があり
  2. 自ら現実を作っていく自由がある

[解放+自由]の合体、ガシャーン。

  • 既存ルールからの解放として、常識を疑う目と頭がある
  • 新しく開拓する自由として、自らを主体に現実を作る創造性がある

両者が組み合わさると遊び心になり、鬼ごっこは色鬼になり、不動産の家は動産の家になり、仕事は遊びになり、ニートは時代の先駆けになります。

これらを一言で表すと、こうなります。

自分なりの見方で、新しいものを創るのが遊び心です。

しかし、遊び心を養うための大大大前提として、絶対に欠かせないものがあります。

余裕です。

 

遊び心とは解放と自由を手にしたいと思える余裕

解放と自由は言葉が似ているように思えるかもしれませんが、意味は全く異なります。

解放とは縛りを解く手放し。牢屋から何もない野原に放たれたイメージです。

自由はここから先のことで、もはや地獄です。

何もない野原で起きるのは、全て自分でしなければ生きられない現実との向き合い。

野原でポツーン。
「ここはどこ?砂漠に囲まれた野原の一部?リアル動物園?」

他を受け入れて野草を食べたり川を見つけたりと、自らを喜ばしたり生きたりの自分のしたいことをする基盤を設けます。さもなくば本当に地獄です。

あとは何をしても自由。死にたければ死に、生きたければ生き、喜びたければ喜べるようにして、怒りたければ怒るようにします。

自由の上では何もかもが自分次第。地獄にも天国にもなり、全ては自分が決めます

解放と自由の組み合わせは、自らが牢屋から抜け出し、新しく何かを作っていくさまとなり、ここに遊び心が存在します。

しかしこれだけでは、「過酷な苦労で辛そう」と思えるかもしれません。

遊び心とは解放と自由を掴み取れる勇者ではなく、解放と自由を得たいと思える状態を示します。

余裕です。

[解放して縛りを手放したいと思う余裕+自ら新しいものを創作したいと思う余裕=遊び心]

遊び心を身につけるには、遊び心とは何かを知り、余裕を持てるかどうかが重要、という考え方です。

※解放と自由の違いは、自由に生きた末路は絶望と希望│本当の自由を知ったアフリカのあの日 をどうぞ。

 

遊び心がなくなるトラップ社会

私達は社会の中で生きていますので、ルール・制約・法律・憲法・常識・躾・暗黙の了解など、あらゆる他に従う環境があります。

極端に言うと、教育や社会に従って何も考えなければ洗脳になり、呪縛に気づけなくなり、縛りをなくそうとすら思わなくなる可能性もあります。

自分として生きておきながら、いつの間にか自分の中身がなくなり、他の情報や意見をフォローして外側がガチッと固まり、内外のギャップ、バイアス、違和感、不調和が起き、ストレスや疲れが溜まりやすくなります

そんな時に遊び心がある人は、「ん、これ邪魔だな」と縛りをブチブチっと外し、自分をドーンと出してユーモアで楽しみます。

「ヒーロー見参。今日も遊ぶのである!」と朝起きてからの一言、手はピーンと空を向いてピロピロ。

会社の入口から両手を胸の前で合わせて、「サワディーカップ」をおはようございますの代わりにします。

帰りは、「ナマステー」

「こんなことしたくない!」と思うのが健全であり、社会性への従順なさまのバロメーターが表れます。

従順であることはとても大切な処世術。自己防衛、レール認知、生真面目の花道です。

何かを得れば何かを失うのが利用概念での法則ですので、他に従えば社会の中での生きやすさ(不安や恐怖の対処)を手に入れ、縛りから解放して自分そのものとして生きたい遊び心を失います

他に従って自分の意思と意志がなくなればなくなるほど、遊び心は自然となくなるのが私達のいる社会だと考えられます。

 

子供の頃から遊び心がなくなる可能性がある

小さな頃は遊び心があった方は多いと思います。

しかし、実際には遊び心ではなく、遊んでいられた(または遊ばなければならなかった)環境であったり、「遊ぶための余裕を邪魔するものがなかった」というリアリティ。子供でも遊び心があるかどうかは人それぞれかもしれません。

子供で遊び心がある人の典型例は、クレ〇〇しんちゃんのしんのすけだと思います

あの方は、おままごとになると飲んだくれで働かない旦那役をやったり、奥さんに手をあげるべらぼう亭主をして遊び、暇な時は死体ごっこをします。

ぼーちゃんも遊び心があるので、一緒にナマケモノの真似をして木にぶら下がり続けたり、鬼のいないかくれんぼをします。

もし遊び心がなければ、普通のおままごとして、みさえとひろしの実際の関わりを真似して終わりです。

遊び心があるかどうかは、遊びの幅の広がりでわかります。
※心から楽しい時間であることは変わりありません

遊び心があったかどうかは人それぞれ違い、もし遊び心がなくても他からの縛りがなければ、そこには自由があります

しかし、解放がなくなる人は多く、「普通のことをしなさい」「それはしちゃダメ」「こうしなさい」などの縛りがあると遊び心は子供の頃からなくなります。

邪魔な抵抗となる他からのネガティブな影響は、制限・制約・制圧になり、遊び心を抱くための余裕がなくなります。

※余裕がない時の遊び心改善は、心に余裕がない時の原因とイライラの関係性【改善は遊び心】 をどうぞ。

 

遊び心を身につけるポイント

遊び心を身につけるには、余裕を持つことが絶対条件になります。

余裕とは、遊び心(解放と自由を手にしようとする状態)を持てる許容、ゆとり、余白です。

さもなくば、どれだけ頑張って遊ぼうとしても、一生懸命にユーモアを作っても、ふざけてみても、遊び心とは違う脳の誤魔化しになってしまい、時間の消費と精神の浪費と自分の見失いが起きかねないのでお気を付けください。

「余裕がある」と認識できる状態になることが、遊び心を身につけるポイントであり、目的です。

それでは、具体的に何が遊び心の余裕となるか、詳細を見ていきましょう。

 

遊び心を身につける方法①:ふざけた人達を知る

常識を覆すことが目的です。

真面目にふざけている人達を知ると、既成概念はとんでもなく脆いとわかり、既存の固定観念は簡単に指でプニプニするだけで壊れます。

自覚的にあえてふざけている人ではなく、本気で真面目に生きている結果がとんでもなくふざけている、いわば常識が全く違う人達の理解です。

私の場合は西アフリカのマリ共和国の人々のことですが、極端な例でなくても国内で全く相容れない常識を持った人々と関わると、瞬く間に脳内にゆとりができ、心の余裕もできます。

関わらずとも、「こういう人達がいるんだな」と否定せず、実在を肯定する目線によって、自分に群がる見えにくい縛りは一気に緩みます。

※ご参考にふざけた人々の詳細は、【ふざけた人生を知る体験談】アフリカ人が教えてくれる教訓 をどうぞ。

 

遊び心を身につける方法②:常識を疑う

自らの既成概念を緩めた所で、常識の解体工事へ入ります。

「常識、普通、ルール、当たり前、ノーマル、そういうもんだ」をなくします。

例えば、空き缶にお米と水を入れて焚火にぶち込み、真っ黒な缶を自然冷却させてから食べている人、「え、これが毎日だけど」を知り、「炊飯器って当たり前じゃないんだ」と理解するイメージです。

他に従うと思考停止して常識を疑わなくなってしまいますので、自らを主体的にして創作性を高めるためにも、あらゆる常識を自覚して、真っ新な認識で理解しようとすることが重要です。

 

遊び心を身につける方法③:心の底から楽しめるようになる

遊び心に繋がる余裕は、心の底から笑ったり楽しむ基盤です。

一切周囲の目を気にせず、評価や体裁を気にせず、大笑いする基盤。

他に従い飲み込まれて自分がいなくなる以上に、自らのことは自らが維持・管理すると、心の底から楽しめるようになります。

これを知ると、解放と自由を本当に欲するか否かは、人によって完全に分かれるとわかります

突然野原に解放されてもどうすればいいかわからず、怖くなり、不安で、心配で、何もできなくなる人もおり、社会と言う他のルールや常識で守ってもらう大切さがあります。

遊び心とは誰しもに必要なものではなく、如何に自由の手前にある縛りを心から解き放ちたいと思えるかです。

他からの縛り、従いに飲み込まれず、楽しければ人前でも大笑いしたいかどうか。

働きたくなければ周囲に何を言われようとニートになれるか、肩身が狭くなる他の目線があっても、自らの意見と考えを持って常識や定説をぶち壊し、自分の認識を構築できるか。

自らのことを自らがどれほど知ろうとして、理解して、認識できるかが、心の底から楽しむための解放をもたらし、遊び心の余裕を作ります。

 

遊び心を身につける方法④:社長になる

最後の方法は、社長になっちゃう。

事業を始めたり、代表になったり、独立する方は、遊び心を身につけやすくなります。

理由はシンプルに、遊び心がなければ事業は成功しにくいためです。

極端になってしまいますが、事業とは言うなれば、認識力拡大による全体の把握をして、常識に囚われず自ら作り出す[解放+自由]の創作提供だと思います。

社会のルールを理解した上で、自らの認識を活かし、既存のものからさらに一段も二段も創作し、画期的なものを見出す創造力を駆使します。

遊び心は社長の必須アイテム。

社長など自らの思想や認識が反映されやすい立場になることで、必然的に遊び心の大切さがわかるため、アリとキリギリスのキリギリスがどれほど重要か、解放して縛られない目線が養われます。

社長にならずとも、独自の認識が重要な人と関わったり理解することも、遊び心を身につける余裕に繋がります。

※遊び心の分析結果は、【幼少期の遊び心を分析】昔のように心の底から楽しめない原因と改善法 をご覧ください。

 

遊び心を身につける まとめ

余裕を持つための方法をご覧いただきました。

余裕によって自然と遊び心が付帯され、自由人としてのさまが顕著になり始めます。

遊び心の発揮には過去の経験が物を言います。

経験がなければ遊び心があっても発揮はできません。と言っても余裕があるので、わざわざ遊ばなくてもいいと思うかもしれません。

遊び心とは余裕のある状態ですので、その後に発揮有無が分かれ、発揮する方は自由人として縛られず、自分を主体的に創作する人生が始まります。

まるで旅のような人生。

常に移り行き、作り行き、時に留まり、時に流れる。

新しい出会いがあり、別れがあり、新しい場所を知り、古い場所を訪れる。

人と関わり、孤独を楽しみ、感性を楽しみ、知性を育む。

解放には覚悟と勇気が要り、人それぞれに過酷な経験を乗り越え、恐怖を克服していたりします。

自由には許容と創造が要り、人それぞれに知恵と経験を塗り重ねた歴史を持ち、自分という存在の理解があったりします。

解放と自由を手に入れる余裕までの道中が、まさに大事な経験そのものとなり、余裕の先には遊ぶかどうかの人生が開きます。

それは遊んでも遊ばなくてもどっちでもよく、なんでもいい心。

こんな遊び心は空に風が吹くようなものかもしれません。

心の在り方として遊びを組み込める大切さ、そこにある人間味を知っていただく内容となれば幸いです。

それでは、遊び心がある人の特徴と身につけるお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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