『DNAシフトセラピスト養成講座』
・セラピストになりたい方・自己理解を本格的に始めたい方
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著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※本気で人生を変える方専用。
逃げたい人、成長したい人。
逃げたい時は逃げるもの、嫌なことから走り去りたい、今直ぐに遮断したい。
しかし、そんなことをすれば社会的にはバッテンブーブー、甘えと叱られます。
賛否の否が多いかもしれませんが、実際には逃げられるなら逃げた方がいい、甘えられるなら甘えた方がいい。そんな考え方があります。
ここでは、嫌なことから逃げる、もとい、逃げられることのメリットとデメリットを見ていかれてください。
- 嫌なことから逃げるのは甘えなの?
- 逃げるメリットとデメリットとは?
- 逃げる時に気をつけたい注意点とは?
これらを紐解き、「甘えるのはダメではなく、甘えられることに人生がある」と知っていただく内容となっております。
逃げるとは使い方を間違えると人生を詰むほどの危険行為ですので、理解を明確にしてメリットを増やすご参考になれば幸いです。
Contents
嫌なことから逃げるのは甘え?
嫌なことから逃げるのは甘えではない
人間関係が苦手、初めから関わらない。
仕事が嫌い、飽きた、つまらないから辞める。
子育てできない状況で子供を産んだので、施設に預ける。
牢屋は辛いから、脱走。
スパイ生活はダルイから、社会性とさようなら。
大食いチャレンジの空虚に気づき、三日分の食料として持ち帰る。
何もかもを与えられる生活にしびれを切らし、執事の制止を払って一人庶民生活をスタート。
「甘ったれだ」と思うものもあれば、「逆に自立」と思うものもあり、嫌なことから逃げる意味を明確にする必要がありそうです。
嫌なことから逃げるとは、仕事や人間関係や生活環境など身の回りの他ではなく、他と関わる自分から逃げることだと考えられます。
「私達人間は、自分の精神を満たし納得するために生きている」。そんな心理的精神的云われを基準にすると、嫌なこととは自分にとって拒否したいことですので、このように解釈できます。
『嫌なことから逃げる=自分が抱く拒否感(自分自身の恐怖心)から逃げる』
拒否感とは恐怖心を意味し、自己内部に抱く嫌な気持ちとの向き合いを拒むことで、逃げる選択が出てきます。
「嫌なものは嫌だ」「怖いものは嫌だ」「危ないものは嫌だ」「やりたくないことはやらない」と思い、恐怖心と向き合わない選択によって逃げます。
これまでの時代であれば物事の選択肢は少なく、在るものを大切にする価値観が重要視されていましたので、逃げることは自分勝手や周りが見えていない無知、わがままで他力の甘えになり、あまり良い印象はなかったと思います。
しかし、今の日本は情報、環境、機会、物、金、嗜好、娯楽、快楽‥‥‥あらゆる物事に溢れ、選択肢はたくさんあります。
一つの道を切り開くために恐怖心と向き合ってまで努力しなくても、隣に無数の道があります。
情報が入って来るので、他の道を無視する方が難しいかもしれません。
嫌なことに突き進むかどうかは選択であり、嫌なら道を変えるシフト行動が“逃げ”となります。
甘えではありません。
甘えに思われる人は逃げられない
甘えではない考え方をお伝えしましたが、逃げる人の中には甘えに思える人もいます。
そんな人、実は逃げていなかったりします。
辛さや苦しさなど拒否感を抱いた時、自分の恐怖心と向き合わない選択によって逃げられますが、向き合えないことを認めない場合、逃げる選択ができません。
逃げではなく、現実を誤魔化す偽りになります。
逃げなのか偽りなのかは明確に線引きしたい点です。
自分から逃げるのではなく現実から逃げる行為は偽りであり、自らの弱さに甘んじた結果。
他に寄りかかり、一過性の不利益を嫌がるあらがいとして、現実を直視しない偽りを使い、自らを欺きます。
反省や改善ができず、起きた嫌な出来事をなかったことにして終焉。
バックレる無責任な甘えですが、大前提の逃げることができていません。
典型例が、楽な方に逃げることで結局楽ではなくなる状態。初めから逃げていないので、つけが回ります。
このことによって、逃げる行為は簡単にピューと走り去るだけではないとわかります。
嫌なことから逃げるのは甘えにした方がいい
「逃げられるなら逃げた方がいい」「甘えられるなら甘えた方がいい」という考えをお伝えしたいので、ここでは明確に甘えだと断定します。
※甘えにした方がメリットが増える
嫌なことから逃げられるのは、逃げる自分を認め、選択する責任(自責)ある行為。
偽りや誤魔化しではなく、嫌なことを変換するための行動(ネガティブをポジティブにするシフトチェンジ)であり、変化作りです。
嫌だから仕事を辞める、そしたら明日からどうする?
嫌だからあの人と関わらない、それならばこれからどうする?
現状向き合えない恐怖心と向き合わず、向き合える別事にシフトチェンジするための逃げ。
これを甘えだと捉えることに大切な意味があります。
甘えるとネガティブをポジティブに変えられる
無数の選択肢の中で自分に見合った道を探す行動、別名逃げ。
選択肢が多い世の中、行動しないと何も始まらない前提がありながら、関わる関わらない、合う合わないの見極めもしなければなりませんので、逃げられるなら逃げることが柔軟性です。
実際には逃げられる人もいれば、逃げられない人もいます。
固定観念や精神美徳、習わしに土下座、周囲の目を気にし、社会や常識に従い、中には強迫観念や洗脳によって、「逃げてはならない、こういうものだ、逃げたらなんか言われる、否定されるのが怖い、苦行こその人生!」と縛られて逃げられません。
自らを傷つけ、精神を穢すまでストレスを作ることもあるかもしれません。
逃げて甘えられるのは、逃げてもいいと自らに許しを与え、他の常識に縛られず、社会という多様な共存環境を柔軟に生き抜く知恵。
社会を放棄せず、道を一つに狭めず、自分のできることを見出し、今の自分を認めた上で最大限できることを探し出す、そんなポジティブ作りによって甘えられます。
「この人と本当に結婚していいのかしら?」
「な、なんか違う気がするー」と逃げることが甘え。
嫌だからやらない。
「やらない」で人生は終わらず明日も続いていくので、「これはやらない、だから他に嫌じゃない、できることを選ぶ」
恐怖心と向き合わない自分を認めることは、背伸びも誤魔化しも嘘もつかず、現状を理解して自分を大切にする行為。
逃げとはネガティブをポジティブに変えるための、自分を偽らず辛さを与えず、喜びを与える自己愛の肯定であり、これができると本当の意味で甘えられます。
「ピーマンは嫌いだから食べない。でもナマコは好きだから栄養素を補うよ、パクパク」と同じです。
※甘えにした方がいい生きづらさは、【生きづらいのは甘えにした方がいい】甘えている自覚のお役立ち をどうぞ。
嫌なことから逃げるメリットとデメリット
嫌なことから逃げるメリット7選
甘えて逃げることにはいくつかのメリットがありますので、順番にご覧ください。
1、経験値が増える
変化を繰り返す頻度が高いために、自ずと経験が増えます。
知識は浅くなりますが、幅広くなります。
人間関係も同様に浅く広くなり、深入りされる煩わしさがなくなり、円滑で距離感の保てる関係性を多く持てます。
2、適職や天職がわかる
環境を変え続けることで、自分に適したものを見つける可能性が高まります。
仕事や物事だけでなく、合う友達やパートナーを見つける可能性も高まります。
3、好きなことを追求する力
何か好きで楽しめる事柄があると、一気に能力発揮と向上できます。
適職を見つけた瞬間に自己開花するように、「好きなこと」に集中して追求する力があります。
嫌なことから逃げると向上や成長機会がなくなりますが、好きなことをするための逃げは、一つに特化した急成長をもたらします。
4、行動力
最も顕著なメリットが行動力の躍進です。
嫌なことがあれば現状打破、行動動機がとても多く、嫌であれば動き、苦手なら変え、常に行動し続けます。
何度も仕事探しや面接を繰り返すなど、ネガティブをポジティブにシフトチェンジするための行動にて活力や気力を見出し、エネルギーが循環されます。
5、気にしない
あっけらかんとして、物事をいちいち気にしなくなります。
行動と経験の多さによる場数は慣れを作り、高級レストランに何度も行くと緊張しなくなるように、少々図々しいほどの鈍感力がもたらされます。
メンタルを護る術となり、多少のことであればまるでなかったかのように現実を湾曲させ、罪悪感を抱かなくなります。
6、自己肯定感が高まる
鈍感力は自分の喜びに対する集中力を高め、満足納得するための意志を抱きやすくなります。
自分を否定するのはもってのほか、自らの行動を大いに認めて何度も転職するように、肯定意識が強まり、実際に自己肯定感が高まります。
根拠のない自信を持つようになり、どっしりした強さを得ます。
7、自他の境界線が強まる
嫌なことから逃げる自分を肯定すると、「自分のことは自分で喜ばすぞ」という意識が明確になり、自他の境界線ができます。
※否定すると自他の境界線がなくなる
「私のことは私が、他人のことは他人が」と課題が分離され、自らの思考と行動に対する責任が強まります。
他は他になるので誰かの責任を負うことに抵抗を抱きますが、自らの人生に対する責任はしっかり持ち、「私の人生は私の思うように生きる」と芯が定まります。
以上が、嫌なことから逃げるメリットでした。
※努力できない甘えの真意は、【甘えではない楽天的努力家】努力できない自分が嫌いな人に大切なこと をどうぞ。
嫌なことから逃げるデメリット7選
1、成長しない
現状の自分を肯定することで、今できることの範囲を超えなくなります。
仕事に慣れる、一つの動作を覚えるなど、記憶による知識や言語習得、体の動かし方のマスターはできるのですが、許容を超える負荷がないので人間性が成長しなくなります。
「腕立て五回以上は辛いからやらない」と制限を設けるため、現状維持はできても新しい筋肉が付かないイメージです。
2、勇気がなくなる
恐怖心と向き合わないために意志、覚悟、勇気がどんどんなくなっていきます。
※欲求を満たす自己愛による行動力、好きなことを追求する力は除く
恐怖心を克服するのはもってのほかとなり、精神基盤の構築が困難になるため、成育しても子供のような受け答え、在り方をします。
3、ポジティブ過多、またはネガティブ依存が起きる
嫌なことを見ず、良いことだけを見る人生は、自己都合による認知の歪みが起きます。
妄想や空想による思い込みと決め付け(こうあって欲しい願望)を主体に他者と関わり、社会を捉え、世の中を生きる傾向があり、自己愛を貫く場合はポジティブ思考の空想的生き方が激化します。
または思い通りにならないことが多くなるので、不満が募りネガティブに偏り、物事を否定的、悲観的に捉えることに依存します。
4、自己憐憫と自己欺瞞(ぎまん)
悲劇のヒロインになりたくなり、自らを憐れみ可哀想な存在にすることで、自己価値や承認欲求を満たそうとします。
現実を自覚していながらも自らを欺き、嘘や誤魔化しを正当化して納得を見出す自己陶酔が起きます。
5、逃避癖と虚言癖
癖になります。
逃避に目的がなくなり、本来の逃避と別物になります。
嘘と誤魔化しが癖になり、他者に対しても嘘をつき、現実がなんなのかわからなくなります。
6、怠惰による甘えが起きる
自分勝手でわがまま、周りを一切鑑みない自己中心性、他に執着するエゴが出てきます。
何も考えずに本能に従い、恐怖心と向き合えないメンタルに従い、エゴに支配される楽な道(変化を作らないための怠惰)に浸かります。
何もしない、知らない、作らない、変わらない、けれども願望と欲求は満たしたい。
自分の弱さに甘えた怠惰によって、他に執着します。
7、逃げ方がわからなくなる
「嫌だ、助けて」と目を瞑って走る、現実からの逃避になります。
恐怖心と向き合えない弱さを何か他に押し付け、主張しながら受動的に待つ他力となり、逃げる意味が一変します。
不利益を得たくないから拒否する、いわゆる自分の利益だけに着目したさまを本能的に振り撒く所作となり、酒や薬など他律系脳内刺激物に依存しやすくなります。
以上が、嫌なことから逃げるデメリットでした。
逃げる時の注意点
メリットとデメリットには逃げ方の違いがあります。
本来、嫌なことから逃げるのは恐怖心との向き合いを拒否する行為、いわゆる自己愛に反発する自分自身と向き合わない意味です。
恐怖心とは誰しも嫌がる拒否の源ですので、抗体や免疫を育む経験(例えば孤独や失敗体験)がなければ直視するのは危険で、精神を穢して心をズタボロにする、感情を喪失する、闇に染まることが起きかねません。
恐怖心との向き合いは社会性や経済力ではなく、精神性が重要になり、無理矢理向き合うものではありません。
これをよく知っているのが嫌なことから逃げる人であり、現状の自分の許容や範囲を認めて、できることできないことを区分けします。
その結果、逃げは変化作りとなり、ネガティブをポジティブに変える行動が増え、メリットが多くなります。
しかし、自らを認めず、知らず、見つめられる範囲でも自らを見つめないと、「逃げるのは良くないのかも」と曖昧な他律による挟み込みが起き、逃げる目的がカラになります。
目的のない行為は何か他に従う意思のないもの、自らを喜ばす意志がなくなってしまいます。
「仕事が嫌だ、だから逃げる」
「で、次は?明日からなにする?」がなくなります。
怠惰に浸かり、行動しなくなり、自他の境界線がなくなり、ネガティブに依存し、他の人や物への執着が加速します。
現実逃避は危険行為
逃げ方を間違えると、恐怖心(自分の拒否)に対してではなく現実逃避になります。
実際に起きた現実から逃げることは、何人たりともできない禁忌です。
現実逃避は記憶の改ざんを意味し、実行すれば自覚してしまうので、逃避すればするほどに自らを騙し欺く公式な自己否定が起きます。
騙しながら自己否定することは、恐怖心の種を巻きながら自らを認めたくない拒否を増大させ続け、現実を認知できない虚言となり、逃避が癖になってやめられなくなります。
逃げれば逃げるほど現実を生きる状態からかけ離れていくため、いざ現実と向き合わなければならない時(例えば孤独)、一切直視できない絶望の淵まで来ている可能性もあります。
※癖になった逃げの詳細は、【逃げ癖の末路はタブー】本当は逃げていない理解が直すポイント をどうぞ。
逃げ方ポイント
危険行為にしないために、甘えるのが重要だとお伝えしたいのがこの内容の主旨です。
甘える対象は自分の弱さではなく、自らを喜ばせる自己愛にすると、逃げ方を上手に使えます。
ポイントは、逃げる目的を持つことです。
なんのために逃げるの?
逃げてどうなるの?
逃げる意味は?
全ての答えは、「自分のため」です。
自らを喜ばし、嫌なことをさせず、満足させ、納得させるため。
開き直るくらいの気持ちがあって初めて逃げられます。
ただとんずらピューンではなく、逃げることに意志を持ち、自らに許しを出して自己愛に甘えられるかどうか。
「甘えだ」と言われるからこそ意味があり、それを大いに肯定する時、逃げ方が上手になっていることと思います。
※上手な逃げ方は、逃げるのが上手い人は逃げ方を知る│ピューっととんずらはご法度 をどうぞ。
嫌なことから逃げる甘え まとめ
逃げずに生き抜くことは、おそらく誰にもできません。
私は逃げてばかりでしたし、今でも逃げてばかりです。
時に厳しく、時に甘く。厳しくするからこそ、ご褒美をあげるように甘えられる。
甘えとは人間の思考力、巧みさであり、ずる賢さ。
どんな自分でも大いに肯定すると、大いに甘えられます。
私達人間は成長したい人もいれば、楽しく今を生きたい人もおり、怠けて他によりかかりたい人もおり、さまざまです。
人によっては楽しく笑い続ける人生に重きがあり、意識的に逃げる行為が活用的アイテムになります。
かといって全てに逃げていたら何も始まりません。
逃げる行為は上手に使う必要があり、使い所の見極めが欠かせません。
能力を抑圧するブラック企業、逃げましょう。
無意味な仕事とゴシップ話にお付き合い、逃げましょう。
辛い仕事と経験値、少しやってもいいですが、やっぱ逃げましょう。
重要なのは何から逃げるか以上に、「何のために逃げるか?」
必ず逃げた後の行動があり、ネガティブをポジティブに変化させるシフトチェンジに意味があります。
逃げるのは自分、逃げてはならないのが現実。
現実を認めて開き直り、自分と向き合います。向き合えなければ今じゃない。
向き合わないからにはしっかり逃げて次に繫げる行動をする。嫌なことを逃げるのはそのためにあるのだと思います。
それでは、嫌なことから逃げる甘えの大切さについて、終了します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※これは長期的に本気で変わりたい方専用です。