心理

【自称変人を名乗る理由がある】特徴と心理は普通過ぎる変わり様

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変人であることを個性や性格と思うか否か。

実際には個性でも性格でもないため、変人とは自称できるものではなかったりします。

変人を自称するからには自称したい意味があり、理由があります。

ここでは真意を紐解くために、自称変人の特徴と心理をお伝えします。

  • 自称変人とはどんな人?
  • どうして変人だと認識したいの?
  • 自称する真意は?

これらの心理にて、変人になりたい理解を知っていただく内容となっております。

自称変人はしばしば嫌われる対象にもなりますので、自称者を周囲から見守る際の一助、または自称者本人に役立つ気づきがあることを願います。

かく言う私も自称変人ですので、そんな人間の戯言として気楽にどうぞ。

自称変人の特徴

変人とは他が決める名前

変人とは、一般的と言われる大衆(大多数)目線を基準にした上で、“普通”という枠組みから逸脱している、普通ではない人を示します。

ここに明確な定義はありませんので、人それぞれに変人に対する見方があると思います。

一つ確実に言えることは、変人かどうかは他者が判断して決める、社会的な常識前提の分類です。

変人かどうかは一般的という枠組みから外れたと、本人以外の他が評価・判断することで作られる名前。

社会性にある統一意識や大衆目線の常識やルールによって見出される、線引きや区分けや差別化の分類です。

誰にも変人、普通人、地球人、宇宙人などの区分けなく、一人一人の名前すらない前提があり、そこに名前や分類分けにて線引きをする。

何もない空間に壁や線を引いて、家や国という所有概念を作ることと同じです。

変人とは支配・所有・占有意識によるルールからの名前、固有名詞です。

自分に名前を付けることでルール下の固有ができ、「ももちゃんという名、これが私」と自分たらしめる確証を得られます。

変人という人そのものを指すのか、変人という分類分けとして言葉を使用するのかは全く意味が曲がりくねります。

変人は自分のことを変人とは思いません。既に自分の名前を持っているために、「変人」を分類分けの言葉として使用しないからです。

自称変人は、「変人」を分類分けの言葉として使用するため、既にある名前の上に被せるように名札をクリップ留めです。

  • 変人は分類分けをしない。名前が既にある。
  • 自称変人は分類分けをする。名前を欲する。

両者は全くの別物です。

※変人とは何者かの詳細は、変人と言われる場合の明確な捉え方|変わっている人には基準がある をどうぞ。

 

自称変人とはどんな人?

自らを変人と名付ける。

ここにどんな意味があるのか?

自称変人は変人の意味や詳細が少し特別だと考えられます。

「変人」=「他とは違う(または個性が強い)」

他との違いを認識する材料になるのが、自称変人にとっての「変人」です。

この認識は他者からの反応を欲する心理が表れ、胸ポケットに名札をもらったように、名前を呼んでもらえることに意味があります。

変人とは名前であり、ルールを前提にした固有による存在確証であるために、変人という言葉を使用する自称は、名前を自らに付けることを意味します。

既にある名前を忘れた、ないがしろにする、または名前の意味を知らないことを表し、自分を自分たらしめる確証がない可能性があります。

自称変人として名前を付けて自分たらしめると、他者から名前を呼んでもらえます。

自称変人とは名前を見失った人と考えられます。

 

自称変人の特徴14選

たくさん特徴がある中で特に目立ったものを厳選してみました。

1、自分を他の反応にて見出す

「変人」という言葉を名前として使用する所以です。

自称変人は他者や常識との比較にて自分を見出して認識します。

他の反応・評価・判断を得るために他者と関わります。

人との関わりに相互交流はなく、一方的に話しを聞いたり、話したり、コミュニケーションではなく価値や存在意義を得るために関わります。

 

2、変わっていると言われるための表現者

変人たらしめる名札の強さを作る特徴です。

自称だけでは他者に変人たらしめることができないため、他者から変わっていると言われて、他とは違う証拠を得ようとします。

「あなた変わっているね」という言葉は自称変人にとって貴重なエビデンス。名札の力を強めます。

 

3、孤独が苦手

変人との大きな違いとなる特徴です。

独りでいることが困難で、人との関わりや人がいる環境所属を求めます。

関わりを求めますが人が好きというわけではないので、関係性を作るかどうかは人それぞれです。

集団になることが普通という考えがある際には、普段は独りでおり、独りが苦しくなった時に二人や三人の少数に属そうとします。

 

4、寂しがり屋

独りが嫌なのは寂しがり屋による特徴です。

寂しがる自分を抑制して認めない人もいますが、真意には常に独りではないことを求めます。

特に必要とされ、認められ、褒められ、愛されることを求める欲が強いです。

 

5、否定されることをとにかく嫌がる

存在価値や意義を求めて他と関わろうとするために、自らの利益を得られず、不利益を得るダブルパンチとなる否定を嫌がります。

否定には恐怖を与える意味があるために、恐怖心や苦痛をとにかく嫌がる特徴があります。

 

6、思い込みと決め付けが激しい

先入観、固定観念が強く、思い込みや決め付けが人一倍激しい特徴があります。

常識やルールに反発する傾向がありながら、自らは固定観念にて常識化するところがあり、周囲からは何を求めているのかわかりにくい人間性が垣間見えます。

 

7、専門用語や難しい言葉を多用し、見栄が強い

他者より優れていると思われる材料を求め、専門的なことや難しい言葉を多用します。

他者との会話や関わりでも見栄を主張することが自然な在り方として恒常化し、相手に理解できるように話すのではなく、自負を主張するように他者の反応を使用し、「わからない」と言わせることを喜ぶ人もいます。

これは変わっている点だと思います。

 

8、個性を強くして自負する

変人を個性や性格の特殊性だと特別視する固定観念があり、個性を強くするための行動をあえてします。

一般常識や世間の大衆意見にとても詳しく、普通の人よりも普通であるそのままの姿がふとした時に表れます。

 

9、普通である人の否定や、変わってるでしょトークが大好き

自称変人同士や、自分の変わっていると思える点を話し出すと止まらなくなります。

解放的になるような高揚感があり、特に普通である人への否定や、変人ではないと思える言動への批判精神を披露し、賛同されればとても喜びます。

「うんうん、そうだよね」とうなずいて話を聞く人を好み、自分の変人ぶり、他の普通ぶりに対する溜まり溜まったものを発散するようにぶちまけて、ストレス解消します。

 

10、変人と言われるための知識が豊富

普通、変人の区分け意識が強く、差別化を図るために知識を多くインプットします。

変人系情報や、普通系情報たるものを探り、自らの在り方や態度、見栄えとなる外観の服装や容姿を気にし、あえて奇怪な、あえて真っ新な、あえてボロボロなさまを演じます。

演じているために、本当に奇怪な、本当に真っ新な、本当にボロボロな人に会うと対応を知りません。

 

11、矛盾が多く、理論的な傾向

困難回避能力が高く、事前準備の用意周到タイプです。

あえて何も考えていない振りをすることもありますが、頭のどこかでは何も考えていない自分も、考えている自分も準備しています。

自分の在りたい姿・形がないために、常に他の存在が主観となり、自らの真意と行為が合わない矛盾が多くなります。

その際の理由や言い訳も準備しているため、思考的で理論的な傾向があります。

 

12、人によって態度を変える

人の区分けと差別化が強いため、上下、強弱、勝負にて物事を見ます。

自らの思考や理論では追いつけないと思った人に対しては、態度も性格も傾向も波動も変わり、下手に出ます。

それがわからないように演ずる人もいますが、どこかに大きな変化として見栄を抑えたり、自負や自信過剰を減らし、論破や否定される可能性をなくそうとします。

 

13、変人と全く噛み合わない

自称変人の最も大きな特徴が、実際に変人と関わると驚くほどに噛み合いません。

変人は関わりに楽しみや意味が見出されなければサーと何も言わずに去っていくので、関わることもほとんどありません。

変人がどういった類の人間かを情報でしか知らない人もいます。

 

14、変化を求めない

最後の特徴となるのが、無変化の意識です。

変化を拒み、恒常化した現状維持を図り、肯定される在り方を求め続けます。

自称変人として毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝るような生活を拒みながら、毎日同じように変人を求めて、同じように変人たる所以を探し続けるイメージです。

以上が自称変人の特徴でした。

 

自称変人の特徴 一覧

特徴の一覧です。

自称変人の特徴
  1. 自分を他の反応にて見出す
  2. 変わっていると言われるための表現者
  3. 孤独が苦手
  4. 寂しがり屋
  5. 否定されることをとにかく嫌がる
  6. 思い込みと決め付けが激しい
  7. 専門用語や難しい言葉を多用し、見栄が強い
  8. 個性を強くして自負する
  9. 普通である人の否定や、変わってるでしょトークが大好き
  10. 変人と言われるための知識が豊富
  11. 矛盾が多く、理論的な傾向
  12. 人によって態度を変える
  13. 変人と全く噛み合わない
  14. 変化を求めない

全ての特徴に共通していることが一つあります。

心理に潜む真相となりますので、詳細を見ていきましょう。

※変人の特徴については、【意外に普通な特徴19選】変わっていると言われる人は自覚がない をご覧ください。

 

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自称変人の心理

自称変人の心理

自称変人であることに良いも悪いもありませんが、嫌われがちかもしれません。

自称して名前をでかでかと書き替える姿に、違和感や苛立ちを覚える人がいるためです。

「私の名前は変人です!」

言われたところで、周囲はどう反応・対応するべきかがわかりません。

変人とあえて言うことには心理的な意味が考えられます。

「私は私だから」と認識する願望です。

自己紹介で名前を伝える時、パンプンも、喜太郎も、変人も同じです。

「私は変人です」と公言する心理には自己主張があり、「私のことを価値ある人間として認識して(または価値のない人間だと思わないで)」という無言の願望が含まれます。

押し付けはありません。嫌悪を抱かせる理由になりません。

しかし、願望を一方的に無言で他者にするさまに、違和感や嫌悪を感じる人には嫌われます。

何かお願いをする際には対価が必要です。それがなければ“利用”という自分のみを考える関係性を作るため、無意識に自己紹介で喧嘩を売ってしまいます。

自称変人はこのことを認識しない人が多いかもしれません。

「私は変人です」と自称することには自己主張があり、価値容認を一方的に求める願望があり、人を利用して肯定を無対価にて得ようとする心理があります。

 

自称変人は独自性を求める人

名前としての変人は自分たらしめる材料になり、存在の認識情報となります。

生きている以上は認識情報はいくらでもあります。しかし、自称して名前を付ける行為には、認識情報を見失った経緯があります。

自らが自らを認識できなくなったことです。

自分と他者を区分けして差を見出し、自らを探し出すように認識していきます。

これをエゴと言います。

エゴとは、自らを他者と区分けして見出そうとする意識のことで、変化を拒む思考によって生み出されます。

エゴが増えていき、他との違いや差を探すことに勤しみます。

ある日見つけます。

「私は私、大多数の大衆とは違う私」と思えるアイテム、「変人」という言葉です。

自称変人は名前を失ったわけではありません。自分を自分で認識する意識がなくなり、変人という言葉や在り方を他と区分けすることで、独自性を見出そうとします。

独自性欲求とも言います。

自称変人はエゴ意識により、アイテムとして自分たらしめる独自性を求める心理があります。

 

解放を求める心理

自称変人の独自性欲求には、「私は私なんだ」と自分が一番よく知っている真意が潜みます。

その確証を自ら与える意識がなくなると、他の反応や存在が必要不可欠となり、他者に執着や依存をしやすくなります。

本当は独自の存在であることを心のどこかで認知しています。

しかし、邪魔するものが支配であり、縛り、抑制です。

人それぞれに過去の記憶や経験、幼少期の生育環境や心の傷やトラウマ、さまざまに自らを縛り付ける記憶の呪縛から離れられないと、自らの存在を認めることが困難になります。

縛られている状態をもがき続ける心理には、自制をなくして解放を求める欲が生まれ、自称自由人のような振舞いや言動をする人もいます。

縛りから解かれる呪縛の崩壊を目指し、とにかく自分のしたいこと、好きなことをするために思考を排除したり、抑制を感じればあえて反発するように行動します。

解放のために自称変人の在り方を使用する自己防衛意識があり、自らを護り、支配の中でもがくように、変人と言われる行動や普通とは違う言動を求める欲求を持ちます。

 

自称変人の真意

自称変人の真意は特徴全てに共通する、ある一つのことです。

『認められなかった記憶を払拭したい願望』

願望です。

「私は変わっているんだ」と言うことには、自分を認めて欲しい願望があり、一方的に求める無対価の願望があり、自らを縛り付ける記憶を払拭したい願望が真意としてあります。

過去、周囲の人や親から認められなかったことを受け入れない記憶があり、自らを縛りつける支配を解消するために縛られていないと思えるさまをあえて作り、記憶を払拭する願望が「変人」という言葉をアイテム化させて自称変人となります。

願望が、解放的で縛りのない他者との違いや、自分の認識に制限を掛けない独自性を求める姿へとなり、自称変人という在り方になります。

※変人になる方法は、【改善は変人策】人生がつまらない理由は明確に一つ、普通だから をご覧ください。

 

自称変人の特徴と心理 まとめ

自称の真意を知ると自らが語る言葉の意味がわかり、変人と関わる可能性が出てきます。

変人と関われる人は変人ですので、実際に変人と出会うと自称かどうかを全てぶっ飛びます。

自称変人であることに良いも悪いもありません。本人が自由に表現することですので、何も他者が言うことはありません。

しかし、自称や変人の意味を知らずに変人を語る場合には、無意識に恒常化されたエゴ意識から、対価を与えない願望のみを発しているかもしれません。

自称変人が嫌われることには心理からの理由があり、自称者から起因しているとわかります。

変人や普通であることの良いも悪いも本人次第ですので、普通だから変人をおもしろくないと思うことも、変人になりたいから普通をおもしろくないと思うことも同じエゴです。

そこに普通も変人もありません。

実は誰しもが変人かもしれません。

変人が当たり前であるために、変人も変人じゃないもないという。それじゃあ普通はどうなるのか、普通になりたい人は変人から普通になるのかなんなのか。

何がどうなっているのか?
なんでもいいという具合かと思います。

そんな戯言が何かを開くきっかけであることを願い、終了します。

それでは、自称変人のお話を終了します。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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POSTED COMMENT

  1. 森の小人 より:

    自称変人?の北斗さん。
    自分に関わるようなことも、おっぴろげに解説するあたりに笑いながら読みました( ´∀`)
    北斗さんのそういうところが好きです。

  2. くれるん より:

    なんかあるかも

    突如 普通になりたくなるのも、変人になりたくなるのも、

    どっか遠い遠いところにいって、数千年眠っていたくなるのも

    心を散々かき回された経験も

    愛情を注いで、ありのままを認めること

    それが奇想天外なところに芽をだすことを促す。

    ありったけの愛。それは昔 褒めてくれた人かもしれないし、自らが

    愛をあたえるばんなのかもなあとも 思わんでもない。

    まあわかんないけそ。

    もうわかんない。

    ああそうそう、心で感じるってのめっちゃ参考になった。ありがとう

    思いだしたきがする。夢の内容

    まあ どんなでも大好きだよ。みんな

    じゃあ

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