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著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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※本気で人生を変える方専用。
愚痴が止まらない、やめられない、いつも言っている。
愚痴ばかり言う人がいます。
愚痴とは自然に発生するもので、言わずとも思っているかもしれません。
しかし、愚痴ばかり言う場合、囚われている可能性があります。
ここでは愚痴の意味と、愚痴ばかり言う人の詳細をお伝えします。
- 愚痴とはそもそも何?
- どうして愚痴ばかり言うの?
- どうして愚痴を止められないの?
愚痴の意味にはスピリチュアルと心理の理解があり、意味を知ると関わり方や対処がわかりやすくなります。
愚痴の大切さと危険性が共にありますので、ご自身や他者の愚痴と関わる際の一助となれば幸いです。
愚痴ばかり言う人を紐解く一つの考え方としてご覧ください。
Contents
愚痴ばかり言う人のスピリチュアル
愚痴とは
愚痴には精神と心理の理解が共にあります。
愚痴とは、
言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。「くどくど―を並べる」
[名・形動]《〈梵〉mohaの訳。痴・無明とも訳す》仏語。三毒の一。心性が愚かで、一切の道理にくらいこと。心の迷い。また、そのさま。
コトバンク引用
愚痴は馬鹿の語源。仏教の言葉と言われています。
真理に暗く、無知なこと。道理に暗くて適確な判断を下せず、迷い悩む心の働きをいいます。
愚痴の精神的な意味は無知
真理や本質、物事の真実を知らないと真理に暗くなります。
「自分を知らない、物事を知らないさま」があり、知ろうともしないことで愚痴は増えます。
愚痴の心理的な意味は嫉妬と劣等
言ってもしかたないことを言い、不平や不満を垂らすさまは、自らに内包された抵抗や違和感を吐き出す状態です。
自分らしくない、自分の状態や状況に抵抗や反発があり、愚痴に大きく関わるのは嫉妬心と劣等感です。
心理を知らないことの表れであり、心身に蓄積した「負」を吐き出さなければやってられない状態があります。
愚痴ばかり言う人のスピリチュアルな理解
スピリチュアルな理解は精神的な意味が主体になります。
愚痴ばかり言う人は、「知らない」がキーワード。
自分を、物事を、本質を、人間を、仕組みを、摂理を、真理を知らないと他の情報に飲み込まれてしまいます。
情報が少なければ知らないとも思わないのですが、情報の多い社会での無知は、「自らを受け入れたくなくなる拒否」に繋がります。
自分に起きる出来事、影響、作用、効果を受け入れられず、物事を拒否します。
拒否すると自らに抵抗や反発を作り、認めない状態が生まれます。
認めない感情や思念や想念は、ネガティブなエネルギーとして心身に滞留し蓄積し、愚痴の材料になります。
愚痴ばかり言う人とは、愚痴の材料となる「認めない行為」の蓄積による、認めないエネルギーをたくさん持つ人です。
ネガティブなエネルギーの捌け口を探す人
愚痴の材料を持っていても、愚痴を言わない人もいます。思うだけの人もおり、思っても自覚しないように誤魔化す人もいます。
それぞれに我慢や発散や浄化や循環にて対処します。自分を知っていればいるほどに対処できます。
しかし、知らない場合は対処できません。
対処できないと、愚痴を吐き出す捌け口を探します。
誰もいない夜中の浜辺で感情爆発させて叫ぶ?
これは自己対処する人の姿です。
自分を知らない人は必ず「他者」を捌け口にします。
これを我欲と言います。
愚痴ばかり言う人は我欲が強い
[愚痴ばかり言う=自分を知らない]を表します。
自分を知らないと我欲が強くなります。
我欲とはエゴが持つ欲。他者によって自分を満たし、不満足や不納得をなくそうとする執着です。
誰かに愚痴を吐き出し、垂らし、自らに蓄積したネガティブなエネルギーを排出しようとします。
この行為が、愚痴ばかり言う人の愚痴の使い方です。
愚痴ばかり言う人は中身を知らない
「知らない」とは誰しもに当たり前のことです。
何も知らなかった状態から日々の経験を増やし、学び、勉強し、練習し、鍛錬し、行動し、継続し、努力して知っていきます。
崇高で孔明でも自分を知っている人などいません。少しずつ理解を深め、認知度を上げ、終わることのない成長を続けます。
知らないのは当たり前ですが、知ろうと努力する人、成長を求めて生きる人は愚痴がなくなっていきます。
しかしあります、少なくてもあります。言わないだけで思います。愚痴は潜在的に、「知らない」という状態がなくならない以上あります。
おそらく一生あります。私は愚痴が自分の一部、嫌いじゃないです。
「愚痴ばかり言う」
問題はこのばかりです。知らないだけでなく知ろうとしない、成長する気がない、努力しない、行動しない。
行動しなければ知らない状態を知れません。愚痴の材料が増えていき、止まらなくなります。
自分で対処できず、対処できる許容を越えるエネルギー量にもなり、他者にすがり、利用して吐き出します。
知るとは仕組みや摂理、人間としての基盤や本質。数学の公式を知っているかどうかではなく、公式に含まれる意味や目的の中身です。
外枠を脳内に記憶するインプットも大切ですが、物事の中身が抜けてしまうのが、「知らない」状態。
「知らない」「知ろうとしない」「中身がないので知る基盤がない」
愚痴ばかり言う人とは中身がない人を意味します。
※人の不幸を喜ぶ心理とスピリチュアルは、人の不幸を喜ぶ心理にてわかる精神性「本当は誰しも喜んでる?」をご覧ください。
愚痴ばかり言う人の心理的特徴
「拒否、認めない、受け入れない」が多い
「知らない精神状態」になるには人それぞれに必ず理由や原因があり、心理が潜みます。
誰しも自分を知りませんので、愚痴の材料は自然と溜まるものです。
受け入れられない抵抗や拒否が増えれば増えるほど、愚痴を言いたくなります。
自己肯定や自己受容がなければないほど、愚痴ばかり言うようになります。
「拒否、認めない、受け入れない」という認識があればあるほどです。
自らを拒否する要因が愚痴を言わせる
自分に対する拒否が多いと、生きているだけで愚痴の材料とエネルギーは溜まります。
日々増えていくので対処しなければならず、自ら対処する許容を越えれば誰かにすがるのは当然です。
行動しなければしないほど、対処しなければしないほど、愚痴を言わないとやってられなくなり、聞いてくれる人や同情してくれる人、肯定してくれる人への執着が強まります。
愚痴の吐き出しが生きる術となり、その日溜まったものはその日に何とか吐き出し、また明日、明後日と毎日続きます。
愚痴を言わなければ自らを苦しめ、彷徨わせ、迷わせ、焦らせるため、愚痴を言うように心身が働き、制御不能になります。
「知る」基盤がなくなり、自分で知ることが困難になりやすいです。
嫉妬心が強い心理的特徴
悪意のある悪口や悪態、誹謗中傷や実際に危害を加える攻撃性を持つ人もいる世の中。
愚痴として吐き出す人は、攻撃性を持たない性格や人間性が関わり、特徴的な心理がいくつかあります。
- 自信がない
- エゴが強い
- 自分を認めず拒否が多い
- 覚悟がない
- 執着が強い
- 思い込みが強い
- 比較する
- 誤魔化し癖
- 上下区分けし、下だと思う人のみと関わる
相手を上か下に見て、自分も同じようにして比較します。
これらの特徴で顕著な心理が、嫉妬心が強いことです。
嫉妬心は上下区分け、勝負、優劣、良悪、正否判断が強ければ強いほどに抱きます。
嫉妬心が強いと愚痴ばかり言うようになります。
※愚痴を言わない人になる方法は、【愚痴は悪ではない】愚痴を言わない人になりたい時の方法と気づき をご覧ください。
劣等感が強い心理的特徴
自分を認めない心理がありながら自己否定を拒むと、劣等感が強くなります。
劣等を抱くのは自己愛の裏返し。
自らを抑制して無理矢理に我慢させていると、ネガティブなエネルギーが溜まりやすくなり、いくつかの特徴が表れます。
- 保身意識が強く演技を多用する
- 我慢、隠ぺい癖
- 嘘や誤魔化しが多い
- 見栄やプライドが強い
- 思い込みと決め付けが強い
- 被害者意識が強い
- 思考過多で他の情報インプットが多い
- 上下区分けし、下だと思う人のみと関わる
劣等感を抱けば抱くほどに愚痴ばかり言うようになります。
人を小馬鹿にしたり、被害者意識や自己憐憫の発言が多くなり、自覚がないために歯止めが利かなくなります。
自らに対する嘘や誤魔化しが多く、心理を隠すように事実を見ない傾向があり、「知らない」とは思わないように自らを構成する思考や妄想世界に入りやすくなります。
他者の意見や他の情報による外枠が主体で知識を増やし、一般常識や教科書知識を知ろうとします。
自己否定の可能性をなくすために、「知っている」と思えるように外枠の装飾が多くなる人もいます。
「知らない」事実に気づくことが遠のき、愚痴ばかり言う状態が拭いにくくなる心理です。
嫉妬心と劣等感は愚痴を激化させる
[嫉妬心+劣等感]が組み合わさると愚痴を止めるのが難しくなります。
比較対象は身近な人であればあるほど嫉妬しやすく、友人や家族や同僚に愚痴を言うようになります。
攻撃性と自信がないため、直接目の前の人の愚痴は言いませんが、目の前の友人が嫉妬と劣等感を感じる相手であれば、聞いてくれている友人が本当の愚痴対象だったりします。
※お互いに愚痴を言い合う際は違います
愚痴ばかり言う人は自分のことを知りませんので、行為や思考の自覚ができなくなり、言動や動作に心理が顕著に表れます。
- 自分より下だと思う相手に愚痴を言うと満足そうにする
- 自分より下だと思っていた人が上だと思うと、怒りや反発を露わにする
愚痴ばかり言っていた人が怒りだした時、下だと思っていた立場を越されたことでの反発が露になります。
上だと思う人には愚痴を言わず、上下区分けで下に見ている相手を狙って愚痴を吐き出そうとします。
※愚痴や口だけの人の心理は、【行動しない口達者】口だけの人の心理と見分け方│職場での対処法 をご覧ください。
愚痴ばかり言う人との関わり方
スピリチュアルと心理の理解から共通するのは、「自分を認めない」「自分を認めていないことを認めない拒否」です。
誤魔化しを意味します。
自らの認識を誤魔化し、事実を目の当たりにしないように自己都合で世の中を見て、自分を見ます。
これが、知らない、知ろうとしないさまとなります。
知るために必要な全てが「自分」ですので、知らないとは自分を知らない意味。
愚痴とは自分を知らないさまをバロメーター化したものと考えられます。
愚痴を言うから悪い人、嫌な人ではありません。自分を知らない人です。
修行したい人は関わる、そうでなければ距離感を保つ
愚痴ばかり言う人と関わることは、自分を知らない、自己対処できない人と関わる意味です。
関わることに意味があり、関わらないことにも意味があります。
修行したい人は自分を知らない人と関わることで、苦しみも辛さも増長され、エゴを知り、成長するためのきっかけ作りになります。
修行や苦行を求めていなければ、距離感を保つことが大切です。
一つ注意したいのは、愚痴の標的にされる場合です。
好き勝手利用されると苦しみと憤りが増えてしまい、自己犠牲になる可能性があります。
相手の心理を知り、ご自身のための選択を明確にされてください。
※愚痴を聞かされる詳細は、愚痴を聞かされる人の傾向│標的にならないための心理とスピリチュアル をご覧ください。
愚痴ばかり言う人のスピリチュアルと心理 まとめ
認めないことで蓄積したエネルギーの対処は、人それぞれにさまざまにあります。
愚痴を選ぶ人は攻撃性がなく、本来は他者に執着しない自立意識の表れです。
自立なく執着を求める人であれば、愚痴は攻撃性を含めた危害を加えるツールとなり、全く別物に変貌します。
愚痴には愚痴の意味があります。
知らない、知ろうとしなければ愚痴の材料は増えていきます。
材料が増えれば愚痴ばかり言うようになり、他者を利用して捌け口を探します。
世の中が悪いのか、環境がいけないのか。ただ知らないことが事実です。
知らなければ愚痴を止める理由もきっかけもありません。物事を認めなければ、自らを認めなければ中身を知ることができず愚痴は止まりません。
愚痴を止めると自らが崩壊してしまいます。生きる術として必須になります。
愚痴は自然なさまです。知らないから知ろうとします。エネルギーの蓄積が増えれば対処を要します。
愚痴を言い合うと発散できます。利用し合いは相互利益があるのでお互いの合致。大切です。
自己理解を深めると何が原因で愚痴が溜まり、どのようにエネルギーを発散し、流し、浄化し、循環させるかがわかります。
誰しも愚痴の材料を内包します。愚痴ばかり言う人がいれば、自らの愚痴との関わり方を知るきっかけにされてみてください。
自己理解が深まると、愚痴ばかり言う人に手を差し伸べることもできます。
「知る」ことの大切さ、理解の一助として、スピリチュアルと心理がお役立ちできれば幸いです。
それでは、愚痴ばかり言う人のお話を終了します。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
『心理とスピリチュアルの学び場』
誰しもに人生を変える機会と選択があると信じています。著名な心理セラピストとして知られる、西澤裕倖(にしざわひろゆき)先生プロデュース。
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