心理

怒ると無視する人の心理と対処法│感情表現の孤独さと独りよがり

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突然の無視。

無視される側は対処に困るものです。

「どうして無視するのか?」
怒っても無視しない人にはわかりにくいもの。

無視する側には無視する意味があり、心理からの人間性があり、感情表現方法があります。

ここでは怒ると無視する人の心理と、無視された時の対処法をお伝えします。

  • 怒ると無視する人はどんな人?
  • どんな心理なの?
  • どうやって対処すれば?

無視する側目線に基づく内容となっております。

私自身、“無感情で人の存在を自分の中から消す”という冷酷キッズだった経験から、無視される側が相手を理解する一助となり、無視してしまう側がご自身を知る一助となれば幸いです。

怒ると無視する人の心理

怒ると無視する理由:怒りをなかったことにしたい

怒るとは実にアウトオブコントロール。とんでもない顔をしていることに気づかないほどに、何をしでかすかわかったものではありません。

それを知った幼い私は恐れおののき、怒りを表現したくないと思いました。

自分を押し殺した人間は、怒りをなかったことにします。

まるで目の前の人が、その時間が、その空間が、自分自身がなかったかのようにパぁっと消える。

全否定、完全抹消して自らに嘘をつく方法です。

※怒りの詳細は、怒りのスピリチュアルはエネルギー|愛と表裏の関係を持つキレる訳 をご覧ください。

 

怒ると無視する人の特徴8選

怒りの感情表現方法が無視の人。

共通した特徴がありますので、順番にご覧ください。

1、理論派

感情を発散して、ストレスをなくして怒りに翻弄されないようにするのではなく、どうして怒り、どうして相手を怒らせてしまったのか、どうしてこうなったのかを理論的に考え、根本の理由や原因、今後のための予防線、対処にて解決・解消しようとします。

 

2、なるべく怒りたくない

怒ることは不毛で動物的、とまで思う人はいないかもしれませんが、怒ることをなくしたいと思っている特徴です。

怒りを表し合って共有解決したり、お互いに納得できる腹を割った時間にはなりません。

「喧嘩するほど仲がいい? いやいや、喧嘩したら仲は悪いだけでしょ」と思う人です。

 

3、本音を言わない

怒ると無視する人は心の開きが受動的です。

相手に心を開かない訳ではなく、長年の付き合いによって心を開いても大丈夫だと判断した暁に開く、受け身のスタンスです。

そのため、ほとんど本音は言いません。

本音を言われた場合、本当に親身に想われています

 

4、自己解決意識が強い

怒りは自らが生み出している理解があり、どれだけ他から影響を与えられたところで、解決するのは自分の中にしかないと認識します。

他者が謝ろうが何しようが影響は少なく、最終的には自らが解消や解決する責任を持って、怒りと関わります。

他からの影響をなくす無視を活用して、自らと向き合うための邪魔を排除するという人もいます。

 

5、自己責任の念が強い

自らの行為には責任を持ちます。

怒りは自ら生み出しているので、自らの言動、相手の行為に自分の非があるか否かを気にします。

非があれば在り方や関わり方を変えようと努力する人もいます。

しかし、心を開く頻度が少ないために表すことがなく、気づかれません、言いもしません。

 

6、個を尊重、または主張する

怒ると無視する人は、自己解決、自己責任と、個への意識が強いです。

「私は怒った、だから私が解決する」
「あなたが怒っていることはあなたが解決する」と個を尊重、または主張してこじつける人もいます。

自分の行為に対して責任をしっかり持つ人もいれば、在り方に頑固一徹、変化を拒んで無視し続ける人もいます。

 

7、めんどくさいことが嫌い

テキトーで、何も考えていないとは別です。

理論的で、非を見極めて解決や改善を図ろうとする真面目さがありますが、人との関わりや、見えにくい感情や気持ちの触れ合いに若干の煩わしさを感じる人もおり、人と距離を取りがちです。

対処や理解できないことがめんどくさくなり、周囲の影響があると自分を見失うように訳がわからない気分を味わいます。

自己防衛や対処不能なめんどくささに、シャットアウトの無視を使用します。

 

8、平和思考

攻撃したりされたりが苦手であり、攻撃する意味が理解困難。

言い合いや罵り合い、物理的暴力に精神的暴力など、相手を攻撃して追い詰めたり痛めつけることをしません。

以上が特に目立った特徴でした。

 

怒ると無視する人の心理

怒った時に無視することは感情表現の一つです。

無視が自分のためになる意味があり、心理が潜みます。

無視する意味は、怒りの共有空間をシャットアウトできることです。

めんどくさくて嫌なことをそれ以上感じずに済む防衛となります。

しかし、なかったことにするわけではなく、自己解決の道に進みます。

この心理には、[怒り=嫌なもの]という価値観があります。

 

怒りは生み出すべきものではない価値観

怒りの捉え方は人によって違います。

私の子供時代は、怒ることは人間としてクズくらいに思っていたので、自分が怒ることをとにかく拒んでいた時があります。

そんな人間は自分を正当化するため、人が怒ると笑って馬鹿にしたりと、人それぞれに誤魔化し方が表れます。

過去の心の傷、トラウマ、コンプレックスにて怒りに嫌悪があると、怒る状態と距離を取りたくなります。

怒りの表現は“見たくない自分を自ら作る行為”になるのでストップが入ります。

「ダメだよ、したくないことをして自分を傷つけちゃ」と声がする。

表現はやめて、自己解決するために無視という方法をとります。

強制シャットアウト、ツーン。

無視は、したくないことを自らに無理強いさせない心理であり、自己防衛です。

※怒れない人の心理は、【改善策は毒吐き】怒れない時に悲しくて泣いてしまうのは合図 をどうぞ。

 

怒ると無視する人は怒りの矛先を曖昧にする

少し特徴的な心理があります。

喧嘩をした時は相手にムカつきますが、無視にてシャットアウトして間もなく、怒りの矛先は相手から自分の中に向かい、ウネウネします。

人との共有概念が少なく、同じ空間で出来事を味わい、同調して調和して笑い合ってとはなりにくい在り方があります。

例えば、二人で喧嘩した時には二人の共有空間にて反発が起きます。

無視して共有空間自体を瞬く間になくし、共有空間を拒否することで怒りの矛先をなくします。

怒りの感情のみが己の内に残り、矛先をわからなくさせることができます。

無視を感情表現にする人は怒りが自分の内に残り、矛先をなくす術を持ちます。

誤魔化していないと思えるように誤魔化し、自分に対する嘘をつく心理です。

無視する人に無視する理由を尋ねると、自分も相手も納得できそうなことを考えて言います。

あなたのことをより考えられるように自分の世界に入りたいの。
これ以上相手を攻撃したくないから、無視にて何とか対処する。

嘘、でも本人は本当だと思っています。

怒りの矛先を曖昧にできる人は、その場しのぎや危機的状況の回避能力、逃避能力、逆境に強い人です。 

※怒ると怖い人の話は、普段は静か。怒らない人が怒る時は走って逃げた方がいいという話 をどうぞ。

 

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怒ると無視する人の対処法

怒ると無視する人が注意したいこと

誤魔化すために嘘をつこうが、誤魔化していないと嘘をつこうが、ポイントは怒りを抑制せずに、脳内で怒りの感情と一人で向き合っていることです。

怒りを表現せずに無視することは、感情表現に孤独さがあります。

※怒りを内に戻して独りで解決するために孤独化。

感情がある以上は発散するか、浄化するか、飲み込むかしなければ心身に残ります。

多くの人は内に残すと心地悪く、負のエネルギーが蓄積してしまうので発散します。

残ると滞留し淀み、水が腐るように心身が腐る可能性があり、変化を拒むようになり、活力がなくなる、肌荒れや血流に影響し、病気が発症する人もいます。

怒った時に無視することは表現方法の一つとして大切ですが、孤独に感情と向き合って自己解決(無視によって怒りを鎮め、納得)できないと、自己内部で感情を滞留させて自らを苦しめる可能性があり、さらに相手を無視することで傷つけてしまう、誰もが不利益になる方法でもあります。

自己解決できないと、感情が滞留して腐り始め、怒りの表現を抑制できなくなり、事あるごとに怒りをまき散らすモンスターになりえます。

無視は行き場をなくした感情の自己解決方法の一つ。

しかし、自己解決には孤独と向き合う精神力、自己解決能力となる知性や認識力や俯瞰性を要します。

さもなくば、自らを苦しめる方法にもなってしまうので、注意が必要です。

 

怒ると無視する人の対処法

無視される側の対処法についてです。

対処と言っても人に対することではなく、怒りの出来事やお互いの関係性に対してですので、方法は相手を思いやることとなります。

具体的な対処法をご覧ください。

 

対処法①:放っておく、無視はダメ

無視ではなく放っておきます。

無視すると大変です。なぜならば、無視を感情表現に使用する人は、ただ単に無視するとは全く別物です。

挨拶しても無視、急に無視されるようになった、村八分なんて具合のいじめとして無視する人ではないので、万が一怒って無視されたからといって無視すると、一方的にいじめたいという意志表示になり、喧嘩を売っています。

ただ放っておきましょう。

影響を与えず、これまで通りに生活します。

時間が経てば自己解決が終わって平常化し、相手がなんだか優しくなったりします。

怒ると無視する人は、自分に非があるか否かをしっかり理解して納得に持っていくので、非があれば優しくなったり、なんか買ってくれたりします。

それを表現したりはしませんが、さりげなくしてきます。根は良い人です。

 

対処法②:謝らない

謝る必要はありません。

ある程度時間が経ち、謝りたければ謝ることも大切です。

謝らなきゃと思っている場合には謝ることが望ましいですが、自己解決時間を相手に与えるために放っておく不干渉が大切で、その後に謝ることで相手の納得に助力を与える効果となります。

一方的に謝ることは自分が納得したいために他者を利用する行為となり、自己解決を図る人は他者利用をしないので、利用されているか否かに非常に敏感です。

自分のために謝りたいのか、相手のために謝りたいのかを明確にしないと、無視する人に見透かされて怒りを与えますのでご注意ください。

 

対処法③:自分が何に対して怒っているかを自己解決する

無視されている時間を使って相手の気持ちを理解する考え方です。

無視する人と同じように自己解決を図ってみるというもの。

相手の気持ちを理解することに繋がり、どれだけ時間を置けばいいか、放っておけばいいか、謝るタイミングがわかるようになります。

無視する人の気持ちがわからない人は、無視という行為に対して、「一方的に心閉ざされた…シュン」と思うかもしれませんが、心を閉ざす山籠もりは人によって大切以上に必須です。

心を閉ざすのは相手を否定するものではなく、怒りと向き合い、これ以上相手に迷惑をかけないための対処方法ですので、見える所だけでなく、見えない人間性や在り方を知ることが関わりの思いやりに繋がります。

以上が対処法でした。

 

怒ると無視する人の心理と対処法 まとめ

怒りとの向き合い方、関わり方は人それぞれに千差万別です。

怒りとは愛の裏返しの感情、とても幅広い自分との不調和を表すシグナルです。

怒りは自分の心理や内側を表す情報の塊。あらゆる人間味が醸し出され、人との関わりを知り、育む機会となります。

人によっては怒りによってお互いを知ることができます。無視という行為にはその人の生きてきた軌跡があり、過去の記憶と思いの結晶として怒りとの向き合い方があります。

怒りの対処が発散して忘れる人もいれば、一つ一つの出来事をしっかり認識して怒りと向き合って対処する人もいます。

対処ができなくなると腐る原因となり、感情が腐ると心が腐り、体が腐っていきます。

すると、関わりの対処どころではなくなっていきます。

大切な意味をもたらし、他にも自にも大きな影響力となるのが怒り。人が怒りとどのように向き合っているかを尊重することは人間関係の敬いとなります。

無視は、お互いのためになる思いやりを学ぶ時間になります。

そんな心理理解が、お役立ちできれば幸いです。

ありがとうございました。

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POSTED COMMENT

  1. 違和感 より:

    読みましたが、やはり無視を選択する大人は人生経験の浅い未熟な人物だと思います。優しい人のように書かれてますが我儘なだけです。指摘せず尊重やらそのままでいさせる事は無視という行為を助長させるだけです。その結果その人は人間関係を壊していくので更に孤独は深まるんじゃないでしょうか。家族かあまり親しくない知人しか残らないでしょう。
    一旦尊重するのもいいですが、そうする事の出来るような距離感の人物だったら指摘することも重要なはずです。良くないことだと誰かが教えてあげないといけません。

  2. いけ より:

    こんばんは。
    初めまして。記事拝見致しました。
    以前付き合っていた方(当方女性)と喧嘩別れでそのまま音信不通普通となってしまい、相手の気持ちが理解出来ずずっと苦しかったのですが、答えが見つけられたような気がします。
    とても参考になりました。
    もしアドバイス頂けたら幸いなのですが、何度もしつこく誤ってしまった場合、今から沈黙しても相手がまた心を開いてくれる可能性は低いでしょうか。自分の気持ちを押しつけてしまってとても後悔しています。

    • 北斗 より:

      はじめまして。ご参考になって良かったです。
      鑑定や占いの内容かな、という感じですので、必要な行動を取られるといいと思いますよ。

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